ナンバーの感想
ナンバーごとの感想を書いていきます!
ロボット・イン・ザ・ガーデン
達郎さんが歌うRIGはストーリーがあってとても素敵でした。まるで本編のベンとタングを観ているようで、達郎さんと東さんの絆がどんどん大きくなっていって2人で一緒に前進していこうとしていく様子が感じられました。また、達郎さんの東さんを見守る表情がとても優しくて、まるでお父さんのような温かさがあって良かったです。
東さんと向き合った達郎さんが、東さんの頭をポンポンとしていたのも尊すぎました。「よくやったね」とでも言わんばかりに東さんの目を見て優しく問いかけて、心に囁きかけているようで、声色も優しくて凄く包まれる感じがありました。また、達郎さんの歌い方も凄く感情がこもっていて、語り掛けるような温かい歌声で東さんへの愛情だったり思いやりだったりを伝えているようで素敵でした。
東さんのパフォーマンスも凄くしなやかで幼さと愛しさがあって、子供のような無邪気さもあって良かったです。こんなにも心温まるRIGを観られて幸せでした。ぜひ達郎さんには本編でもベンを演じてほしいです。
アンダー・ザ・シー&パート・オブ・ユア・ワールド
オシャレなUTSとPOYW。笠松くんの高音と達郎さん、佐久間さんの低音のコーラスがとても爽やかで素敵でした。途中マイクを上げ過ぎちゃう笠松くんと達郎さんを横目に佐久間さんが得意げな表情をしていたのは面白かったです(笑)高身長でマウント取ってくる佐久間さんはさすがに笑いました。
そこからの女性陣が加わってのPOYWは一気にオシャレさが増して最高でした。早水さん×志音ちゃん×三代川さんのハモリが本当に綺麗で美しくて、高低差も絶妙だし声色の重なりも凄く相性良くて本当に耳が幸せ…。
そしてマイク争奪戦もそれぞれ可愛すぎてキュンとなったんですけど、特に達郎さんと志音ちゃんのペアの攻防戦が可愛すぎてずっとそっち見ちゃいました。志音ちゃんにマイク奪われた達郎さんがマイクに近寄ろうとすると、志音ちゃんがピシッと指差して咎めて、そしたら達郎さんも真似するように志音ちゃんにピシッと指差ししたのですが、最後に反撃とばかりに志音ちゃんが達郎さんの口元に指立ててしーってやったんです。可愛すぎませんか…。
もうそのやりとりがあまりにも可愛すぎて周辺の記憶全部吹っ飛びました。いやぁ、こんな可愛いやりとりしてたのかーって思って、これは毎日観たくなる気持ちが分かりました。とても眼福のPOYWでございました。
アプローズ
ようやく聴けた志音ちゃんのアプローズ、めっちゃくちゃかっこよすぎました。もちろん高音もかっこいいんですけど、このナンバーに関しては志音ちゃんの低めの声が抜群にかっこよすぎてたまらなかったです。黒い服も相まって色っぽさ全開で、ジャズチックな雰囲気も抜群に似合っていて素敵でした。
また、全員が揃ったときのセット上での一列に並んでのダンスも凄くオシャレで本当に素敵…。もうただただ素敵の一言に尽きるんですけど、キャストの皆さんが顔を見合わせながら楽しそうに歌っている姿が何より素敵でした。もう素敵っていう感想しか出てこない。
スワンダフル
オシャレな女性版スワンダフル~!早水さん×志音ちゃん×三代川さんのスワンダフルが本当に美しくて、3人の声の相性の良さを改めて感じられたナンバーでした。やっぱりこのナンバーに関しては青山さんよりも早水さんのほうが声質的にも合っている気がしましたし、早水さんの厚みのある声と志音ちゃんの低めの声と三代川さんの柔らかさのある高めの声とが綺麗に重なって、1つの綺麗な音色を作り出していて本当に耳が幸せ…。
また、スワンダフルでの志音ちゃんがとても色っぽくてドキドキしました。こんなにもスワンダフルに対してセクシーさを感じたことなかったので、今回の組み合わせのスワンダフルは凄く新鮮でずっと聴いていたかったです。
二つの祖国
志音ちゃんで絶対にこの曲を聴きたいと思っていたので念願叶って嬉しかったです。志音ちゃんが日本で活躍する韓国の方ということもあって、よりこのナンバーを歌うことに説得力があるというか…とても香蘭に似たところがあって、一層歌詞に深みを感じながら観ることができました。
この曲って高低差もあるし凄く歌うの難しいと思うんですけど、さすがは志音ちゃん。低音部分もしっかり音を発しつつ、そこから裏声を使って高音を綺麗に紡ぎ出すのもナチュラルでした。歌声を自由自在に操りながら変わらぬ声量で歌い切れるのはさすがでしたし、志音ちゃんならではの想いを込めながら歌っているんだろうなーっていうのが伝わってきて凄く心に響きました。
いつか『李香蘭』が再演されるなら志音ちゃんに香蘭演じてほしいなーって思いました。絶対に似合うし、本物の山口淑子さんばりに綺麗だと思うんですよ…。想像以上に良かったので、何はともあれ劇場で実際に志音ちゃんの「二つの祖国」を聴くことができて嬉しかったです。
いつか
達郎さんのSomedayはずるいですよね…。すっかり記憶が頭から抜けてしまっていたので、達郎さんが最初アカペラで歌い出した瞬間に思わずグッと来てしまいました。ここでも達郎さんは歌詞をしっかり1つ1つ咀嚼して自分の中に飲み込んで、自分の想いと共に歌として届けているのが伝わってきました。それくらい達郎さんの歌声には感情が乗っていて、真っ直ぐ見据えた表情と時々目を閉じるように歌う姿がそれを物語っていて心を揺さぶられました。
本編でこのナンバーを歌っている佐久間さんが歌ってもいいんだけど、逆にカジモドを演じていた達郎さんが歌うってところがめちゃくちゃ好きで、カジモドサイドでのSomedayを聴けているようでかなり好きな演出です。祈りを込めた歌声でしっとりと魅了してくれる達郎さんが素敵でしたし、改めて聴けて幸せでした。
Somedayを聴くとやっぱり思い出すのは贔屓のことなんですけど、これ毎回書いてるかもしれないけど贔屓に「いつか」会えるのかなぁ…って考えてしまって涙がグッと込み上げました。贔屓が歌ってきた大切な曲だからこそ、達郎さんが大切に歌ってくださっていてとても嬉しかったです。
ブエノスアイレス
本家・志音ちゃんのブエノスアイレスを再び聴くことができてマジで嬉しすぎました!イントロと共に登場してきた志音ちゃんの姿にも胸が高鳴りましたし、第一声の「こんちはッッッ!」の勢いの良さと歌声の力強さに「これこれ!これが聴きたかったんだよ!」と興奮しまくりでした。2年前に『エビータ』で初めて聴いたときに凄く衝撃を受けましたが、改めて聴いてみても志音ちゃんのパンチのある歌声は最高ですね…。
しかもちょうど本編でなぞらえていくと、このナンバーって野心剥き出しの頃のエバが歌うので志音ちゃんのギラギラした目つきも最高でした。ソンダン演目とはいえ、攻め攻めと強気な志音ちゃんを観られて嬉しかったです。やっぱりこういう役がすげえ似合いますね。野心に燃えている感じがすっげえ伝わってきて痺れました。
雰囲気はもちろんですけど、それに伴って迫力のあるパワフルな歌声もマジで最高すぎ…。悪さを感じるような低めの声も素敵ですし、ちょっと色っぽさを強調した歌声もドキドキしたし、スコーンと突き抜けるようなハイトーンボイスは圧巻すぎて終始谷原志音ちゃんの独壇場!ひたすらにかっこよすぎましたし、これで志音ちゃんに落ちない人はまずいないでしょう…。本当に圧巻すぎるブエノスアイレスが聴けてめちゃくちゃ幸せでした!
自由を求めて
宇都宮公演で達郎さんと笠松くんのDGを聴いて衝撃を受けてから約4ヶ月半…。再びこの組み合わせでDGを聴くことができて嬉しかったです。前回観た立崇さん×山下さんも凄く良かったんですけど、やっぱり個人的には達郎さんと笠松くんのDGの衝撃が忘れられず…というのもあったので、また聴けて幸せでした。
力強い達郎さんの厚みのある声。そして軽やかに伸びる笠松くんの高めの声。この2つが揃ったときの美しさったらないです。とにかく綺麗だしハモリも美しくて、声質は全然違うのに揃ったときの一体感と疾走感が凄すぎてヤバすぎました。
達郎さんは攻め攻めの姿勢でガツンと相手に衝撃を与えるように歌っていて、強靭な敵と向き合う決意をしたエルファバの頑なな想いが歌声から伝わってきました。一方の笠松くんは軽々と高音を出し来てしまうので、大空を軽々と舞い上がってしまうエルファバの魔法の無限の可能性を感じさせる歌声で、両者の歌声がエルファバの大空高く舞い上がるあの光景を思い起こさせて興奮が止まらなかったです。めちゃくちゃにストーリー性を感じるDGでした。
そしてやっぱりサビのハイトーンは惚れ惚れしますね…。笠松くんの真っ直ぐで澄み切った歌声で歌われるDGは至高すぎる。男性ボイスのDGもありだなと感じさせてくれるくらいの疾走感と爽やかさがあって、これを聴くためにここまで来たんだよ!と思わせてくれるくらい素敵でした。とにかく興奮が凄かったです。最後の締めとして大好きな2人のDGが聴けて本当に本当に幸せでした!!
まとめ
とにかく終始大満足のBridgeでした。大好きなキャストが勢揃いして大好きなナンバーをこれでもかっていうくらい聴けたのは本当に感無量・珠城りょうです。前回はソンダン演目を観ることの意味みたいなのを感じながら観劇していましたけど、今回は完全にキャスト目当てでの観劇で、それでもやっぱりめちゃくちゃに楽しかったので、やっぱり楽しみ方は人それぞれだなと思いました(笑)
贔屓以外のために遠征なんてなかなかしないし、富士は遠征っていうほどの距離でもないですけど、まず関東から出るっていうのが珍しいのでそこまでしてでも観たいと思えるキャストが揃ったので、期待以上のものが得られた気がするし満足度が桁違いでした。いやもう…凄かった。
ある意味ソンダン演目って深く考えすぎずに観られるから、その分歌を堪能したりダンスを堪能したりできて歌唱力にぶん殴られたらその余韻をたっぷり味わったまま劇場をあとにできるのでより一層興奮度がヤバいんだと思います。私は歌が上手い人の歌唱力にぶん殴られるのが好きということをここ数ヶ月で強く痛感しているので、志音ちゃんや笠松くんをはじめ歌が上手い人たちにボコボコにぶん殴られて幸せでした。チケット代以上の価値があったぁ…。
ということで、今回の私の心を掴んだ志音ちゃん!マジで観られて嬉しかった!
それからやっぱり凄かった笠松くん!今後もっと注目していきたい俳優さんです!
もう終始「凄い」「素敵」しか言ってないくらい語彙力消えましたけど、マジでめちゃくちゃ最高な公演を観られて幸せでした。最高のMy楽を迎えられて大満足です!
どうかこのままBridgeが千穐楽を迎えられますように。最後までお付き合いいただき、ありがとうございました!
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