2021年9月12日マチネ 劇団四季『オペラ座の怪人』

オペラ座の怪人
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ゆうき
ゆうき

兄ファントムが帰ってきました!

日時:2021年9月12日マチネ公演
場所:四季劇場[秋]
座席:C席2階11列1番

はじめに

大好きなお兄ちゃんファントムが戻ってきたので3週間ぶりの『オペラ座の怪人』です!前回はちょうど1幕ラストでシャンデリアが落下してこないというハプニングに見舞われた回だったので、リベンジ観劇でもあります。一応、シャンデリアトラブルのレポはこちらで見れますので気になる方はぜひ~。

さて、オペラ座は今月からスタンプラリーが開催されたので頑張って5回観劇して出演者のサインをもらいたいと思います。以前は5回も観ることなんてないだろうな~って感じだったんですけど、今はオペラ座熱が高いので2ヶ月で達成できそうな予感すらしています(笑)

来週の誕生日にはオペラ座を選んだので、大好きな洋輔さんが戻ってきてくれて嬉しかったです。そしてかなり連投になっていますけど迪さんラウルとの対決がまた観られるのも嬉しいし、紗衣さんクリスとの熱い関係性を観られるのも楽しみでした!

久しぶりに観ることできっと見え方も違うだろうし、自分なりに感じたことを咀嚼して解釈として落とし込んでいきたいな~と思います。ということで今回もレポ頑張りますので、ぜひ最後までご覧いただければ幸いです!

総評

全体の感想です!

キャスト:★★★★★
座席:★★★★★
全体:★★★★★

久しぶりの観劇かつ初めての2階席からの観劇だったので、かなり新鮮な気持ちで観ることができました。特に2階席から観てみると全然印象が違って、まるで別の舞台を観ているような感覚でした。でもそのおかげでいつもとは違った楽しみ方もできたし、一度は2階から観てみたかったので大満足です!

まずは約1ヶ月ぶりに帰ってきた飯田洋輔さんファントム。やっぱりお兄ちゃんファントムは私の心の琴線に触れるキャスティングだなというのを強く実感しました。本当に好きが溢れるくらい愛しさの塊で、洋輔さんファントムを観るとファントム側に感情移入してしまうんですよね…。それくらい、ファントムが弱者で切なくて思わず手を差し伸べたくなってしまう存在なので、超絶切なすぎるオペラ座を堪能できて嬉しかったです。

そして洋輔さんファントム×紗衣さんクリスティーヌ×迪さんラウルという激熱な組み合わせも久々に観られて幸せでした。実力者の集まりで、ファントムとクリスティーヌがぶつかっても熱いしファントムとラウルがぶつかっても熱いし、どこを観ても見応え抜群!

紗衣さんクリスは前回観た久保佳那子さんクリスティーヌとは全然タイプが違うので、そうそう紗衣さんはこんな感じだったーと再認識できるポイントも多く、クリスティーヌに対する解釈も大きく変わって楽しかったです。前回のラブラブすぎるAIAOYが恋しい部分もありますが、やはり誰のものにもならない紗衣さんクリスも素敵ですし、逆にラブラブすぎるラウクリを目の当たりにしてしまったら洋輔さんファントムが余計に切なすぎて泣いてしまうので、これはこれで良かったのかも…(笑)

紗衣さんクリスが掴みどころのない不思議な魅力を放っているだけに、洋輔さんファントムも迪さんラウルも彼女の心は実際手に入れられていないんじゃないかなー…と個人的には思っています。紗衣さんクリスは怒りの感情を向けるときの表情がマジで好きで、その表情を観ているとパーソナルスペース(?)が相当広いんだろうなと感じます。パーソナルスペースというか独自の世界観?紗衣さんクリスの心の中にはマジで誰も踏み込めない。それを改めて感じた今回の観劇でした。

ただ、そんな紗衣さんクリスが尊敬してやまないのが音楽の天使ことファントム。ファントムの歌声を聴くたびにうっとりとしていたのが印象的でした。この2人は芸術的な部分での信頼関係が本当に強くて、MOTNは特にお互いがお互いを高め合おうと身を委ね、相手の思うがままに感情を歌に乗せて歌っている姿がとても美しかったです。

その一方で、MOTNでクリスティーヌがファントムに身を委ねながら思わずファントムの仮面に手をかけてしまったときに、洋輔さんファントムが驚いたようにグッと紗衣さんクリスの腕を掴んで強引に下手側へ引っ張っていく様子が2幕のPONRを彷彿とさせてちょっと興奮しました。ここではファントムはクリスティーヌを連れて、クリスティーヌをかたどった花嫁姿の人形を見せに行きます。でも洋輔さんファントムは「私の仮面に触るな」と威嚇でもするように力強くクリスティーヌの腕を掴むので、紗衣さんクリスも驚いて恐怖心を抱いて、若干腰が引けてしまっていたのがまさにPONRと似た構図だなーって思いました。

前回観た佐野さんファントムは、クリスティーヌの腕を掴むとき強引に引っ張りはしないので洋輔さんファントムならではの演出なのかもしれませんね。洋輔さんファントムはこうやって強引なところもあれば幼稚なところもあって、今まで誰からも愛を注がれることなく愛を知らずに育ってしまった子供のようでしんどいです…。

でも紗衣さんクリスも最初こそファントムの歌声の美しさや芸術性の高さに惚れ惚れした表情を見せるも、物語終盤は容赦なく睨みつけて対抗する気満々の姿勢を見せるので強いです。思わず洋輔さんファントムが後ずさりしてしまうのも分かるくらい、ここでの紗衣さんクリスの強気な表情は真っ直ぐで逞しかったです。だから、そうやって誰もが全身全霊をかけて大切なものを守ろうと(奪おうと)ぶつかるラストはマジで激熱で、オペラグラス越しではありましたが思わず涙が込み上げました。

もう本当にお兄ちゃんファントムの切なさが凄すぎて、強気で攻めるときと弱々しく体を縮め込んでしまうときとの落差が半端なかったです。同時に、今回不意打ちをくらったのが2幕ラスト。指輪をクリスティーヌに渡されて、去っていくクリスティーヌをしばらく見つめる洋輔さんファントム。それから指輪を愛しそうに見つめて自身の左手の薬指に嵌めてキスをして、クリスティーヌが脱ぎ捨てたヴェールを手繰り寄せて自身の右頬に頬擦りしながら「クリスティーヌ…」と彼女への想いを吐露していました。

その様子が、墓場で赤いスカーフを左頬に頬擦りしながらパパへの想いを吐露させていた紗衣さんクリスの姿と重なってグッと来てしまいました。これが意図的な演出なのかは分からないですが、ファンクリ…こんなところで繋がっていたなんて…と胸がキュゥゥゥ…となりましたよね。切なすぎてたまらなかったです。だからもう兄紗衣のファンクリは尊いんですよ。最高すぎる熱演を観られて幸せでした。

そして初めての2階席オペラ座。いつもとは見え方が違ったのでかなり全体的に印象も変わったのですが、俯瞰で観ることで物語を冷静に追うことができました。前方席で観ると視界いっぱいにステージが広がっているので自分も物語の一員になった気分で没頭できるのですが、C席から観るオペラ座は小さな箱の中で繰り広げられるお芝居を上から覗いている感覚です。でも四季劇場そのものはキャパも小さいし最後列でもステージとの距離は意外と近いので、オペラグラス越しであれば表情もバッチリ見えました。

ただ冒頭のオークションシーンのオークショナーだったり、墓場シーンで墓石?に乗っているファントムだったり、地下室へ続く通路でのやりとりだったりは残念ながらプロセニアムアーチで隠れてしまったので見切れもちょこちょこ。

一方でシャンデリアが上がっていく様子や落下していく様子、プロセニアムアーチ上に現れるファントムなどは圧倒的に観やすかったです!むしろシャンデリアが落下するシーンは1階席から見上げるときよりも2階席から見下ろすほうが角度も勢いもついて迫力あったので、思わず息を呑みました。というかなんならシャンデリアが無事に落下したことに安心感すら覚えました(笑)

そして前方席から観ているとフォーメーション的に前の人たちで被っちゃって見えない後ろの人たちの動きとかも2階席からなら全部観られたので「ここではこんなことしてたんだ~」と初めて気づけたポイントもたくさんあって面白かったです。

と、こんな感じで2階席から観ることで初めて知ったことも多く、前方席だけにこだわりすぎずにこうしてあらゆる角度から観られて良かったです。次回は逆に最前列センターでの観劇を予定しているので、今回気付いた点などを踏まえて次回の観劇に臨みたいなと思いました。

とにかく今回も最高のキャストが揃った最高の公演を観劇できて幸せでした!久々に大好きなお兄ちゃんにも会えましたし、大大大満足です!

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