2021年4月29日ソワレ 劇団四季『The Bridge~歌の架け橋~』@宇都宮




The Bridge~歌の架け橋~
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ゆうき
ゆうき

初めてのBridge観劇です!




はじめに

皆さんお久しぶりです…!しばらく観劇していなかったのでブログを更新することもなくなってしまっていたのですが、今回約1ヶ月ぶりくらいに観劇してきたのでレポ書いていきます!

今回観劇してきたのは『The Bridge~歌の架け橋~』宇都宮公演。私にとって初のBridge観劇となりました。本当は東京公演やっていたときに観に行けたら良かったのですが、残念ながら逃してしまったので…。開幕から4ヶ月近く経ちましたが、ようやく観に行けて良かったです。

今回の会場となった栃木県総合文化センターは、11年前に私が初めて岡村美南さんを観た場所でもあります。栃木は私の地元なので小さい頃からここにはよく来ていました。6年前には『クレイジー・フォー・ユー』宇都宮公演もこの会場で観劇して、岡村美南さんを最前列ドセンで観れたのも思い出深いです。色んな思い出がこの会場にはあります。だから、またこうして劇団四季の公演をここで観られて嬉しかったです!

3回目の緊急事態宣言により東京や京都、大阪の公演は公演中止となってしまいましたが、宇都宮公演はこうして無事に幕が開いて本当に良かったです。きっとカンパニーにとっても色んな想いがあっての今回の公演だったんだろうな…というのがひしひしと伝わってきました。なのでその熱い想いや感動をしっかりとここに書き残していきます。ぜひ最後までご覧いただければ幸いです!

そういえばBridgeは休憩なし!短い時間だからこそ集中して観劇できたのも嬉しかったです。いやぁ、なんか贔屓がいない観劇って凄く久しぶりな感じだったのでとても新鮮でした。本当に劇団四季って良いですね。絶対に演劇の文化は潰えちゃいけないなって思いました。何が何でも生き残ってほしいです。

総評

全体の感想を書いていきます。

キャスト:★★★★★
座席:★★★★★
全体:★★★★★

今回が初観劇ではありましたが、東京公演初日の配信を観ていたのでようやく観れたか…という感じです。やっぱり配信で観るのと実際に観るのとでは大きく違いました。なんというか、生で観ることの意味を強く感じられた観劇だったと思います。それくらいステージからのエネルギーを強く受け取ることができました。

劇場でしか味わえない感動体験が絶対にある。それは劇場に行ったことのある人にしか分からないと思うんです。だからこそ、せめて劇場に行ったことのある人たちだけでもこの感動体験を忘れちゃいけないし、これからの未来にも受け継いでいってほしいなと改めて感じました。今回の観劇では、忘れかけていたものを思い出させてくれる”生”の楽しさを感じられましたし、また前を向いて生きていこうと思えるような活力をもらえた気がします。本当に来て良かったです。

そんなわけで今回贔屓はいませんでしたが、お目当ては達郎さんと笠松くんの「自由を求めて」。配信で観たときに度肝を抜かれまして、絶対に生で聴きたいなって思っていたので念願叶って嬉しかったです。

ナンバーの感想は後ほど個別に書いていきますが、やっぱり知ってる曲ばかりだったし、思い入れのある曲がたっくさんあったのも凄くグッと来ました。なんかふとしたときに岡村美南さんのことを思い出しちゃいましたよね。本当に、ミュージカルナンバーの宝箱でした。

キャストに関しても、絶対に笠松くんは観たいなと思っていたので無事に観れて嬉しかったです。女性陣は配信で観たときとは違う面々でしたが久しぶりの早水さんもいれば初めましての坂井さん、牧さんもいて、凄く新鮮でした。ある意味こだわりなく観れた作品でもあったからこそ、フラットに楽しめて良い観劇ができたんじゃないかなと思います。いやもう皆さんマジでレベル高い…。やっぱり劇団四季って凄いなと思わされたパフォーマンスばかりでした。

ここ最近はストーリーのあるミュージカルを観る機会が多かったですし、むしろこういうショー形式のものは言うたら2015年の『劇団四季FESTIVAL!』以来かもしれないので、何も考えずに観られるっていいなってなりました(笑)頭使わずにただただパフォーマンスを楽しめるって、疲れないですよね…。すっごく純粋に楽しかったです。

劇団四季のソンダン演目ってその年の四季の成長や未来を表現していることが多くて、Bridgeも本来であれば新劇場のオープンや『アナと雪の女王』開幕で明るい話題が尽きないはずだった2020年を祝うべき演目だったと思うんです。それが新型コロナウイルスによって計画を大幅に変更することとなり、Bridgeも波乱な中での幕開けとなりました。それでも演劇を通して感動を届けたい、劇団として明るい未来を描き続けたい、前を向いて歩きたいというメッセージがたくさん込められていて、楽しい演目のはずなのにどこか泣けてしまう…そんな不思議な演目でもありました。

今回は贔屓出てないし見送りかなぁ…とも思ったんですけど、やっぱり観て良かったと心から思いました。劇団四季の想いがこの演目にすべて詰まっていることを再認識できたからです。数々のナンバーを通して、劇団四季のメッセージが伝わってきました。それを客席で受け取れたこと、凄く誇りに思っています。

ちなみに座席も最前列上手ブロックでしたが全体的に凄く観やすかったですし、スピーカーがすぐ目の前にあったのもあって爆音で迫力満点でした(笑)つい最近まで京都マンマのしょぼい音響に慣れちゃってたから、久々にライブ会場みたいな爆音でむしろ耳の鼓膜が破れそうでしたもん。やっぱり音響はこうでなくちゃ…。迫力って大事だなと思われた観劇にもなりました。

そしてこんな時期ではありましたけどほぼ満員だったんじゃないかな。客席も訓練されたお客さんがたくさんいたおかげで拍手のタイミングとかもばっちりでしたし、拍手自体も凄く大きかったし、大盛り上がりだったと思います。毎回そうなんですけど、栃木公演って凄く盛り上がるんですよね。地元民としてもちょっと誇らしかったりします。

そういう色んな要素が詰まった今回の観劇だったので、マジでめっちゃくちゃ楽しかったです。贔屓出てないしお金もないし、どうしようかな~って悩んでいたんですけど、結果として行って正解でした。やっぱり劇団四季最高でした!色んな大切なことに気付かせてくれて、ありがとう!

>>次のページからはキャストの感想です!

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