2021年7月3日マチネ 劇団四季『アナと雪の女王』

アナと雪の女王
この記事は約9分で読めます。
ゆうき
ゆうき

初の最前列センターです!

日時:2021年7月3日マチネ公演
場所:四季劇場[春]
座席:S席1階4列25番

はじめに

開幕から1週間が経ちまして、初レリゴーをキメる人たちが私のタイムライン上にも増えてきました。観る人観る人が大絶賛でルンルン気分の中、私も3回目のアナ雪観劇です!

しかも今回は奇跡的に公式に戻ってきた最前列センターです。まさかこんな良席が戻ってくると思わなかったし、自分も拾えると思っていなかったので、確保ページに進んだときは目を疑いました。こういうこともあるので、皆さんもぜひチケパト頑張ってみてください(笑)そして戻してくださった方、ありがとうございました。あなたの分まで楽しんできました…!

しかしながら朝から降り止まない雨によって東海道新幹線は運転見合わせ。他の電車も遅延や見合わせが続き、観に行けない方もたくさんいらっしゃいました。なので観劇を断念された方も多く、とてももどかしかったです。無事に劇場に辿り着けたからこそ、行けなかった人たちの分まで全力で楽しんできました!

そしてちょっと話は変わりますが、先日アナ雪界隈のフォロワーさんとお話をする機会がありまして、その中でたくさん貴重なお話を聞くことができました。人によって観点は違いますが、アナ雪専門家の方の観点はやっぱり違いますね…。とても細かくてマニアックで、私も話を聞きながら「あ、そうだったんだ」という発見がたくさんありました。

私は基本的に俳優さんの表情や仕草を観るのが大好きで、贔屓をずっと追いかけていたのもあって俳優さんのお芝居を観る癖がついちゃっているんですよね。だから作品全体の印象とか歌詞の意味とか、そういう部分までまだ視野が広がっていないのもあって…。なので作品全体のお話を聞くことができて嬉しかったです。

という経緯もありまして、今回はそういうところにも注目しながら観劇したつもりです…!できていたかは分からないけど!ということで今回もネタバレ全開でお届けいたしますので、ネタバレOKだよっていう方はぜひ最後までご覧くださいませ!

総評

全体の感想です!

キャスト:★★★★★
座席:★★★★★
全体:★★★★★

初日に引き続き開幕キャストです。週頭に観たときよりもさらにお芝居とか細かくなってんなーと思いましたし、観ていけば観ていくほど色んな発見があってとても楽しいです。あとは今回初めてヤング姉妹が違う組み合わせだったので、印象もかなり変わって面白かったです!

今回のヤングアナは三上さくらちゃん。初日と週頭に観たのは山口りりのちゃんだったので初めて違うヤングアナちゃんに出会えました。さくらちゃんは凄く目がくりくりしていてとにかくキュート。面白さよりも可愛いに全振りしているタイプのアナちゃんでした。りりのちゃんは逆にコミカルさも持ち合わせている子で、成長すると三瓶果歩ちゃんタイプになっていくのがめっちゃ説得力あるアナだったので、子役ちゃんによっても結構タイプ違って面白いなぁ…っていうのが大きな発見です。

今回のヤングエルサである桑原愛佳ちゃんは初日に観た鈴木麗衣ちゃんにタイプが似ていたのですが、実はこの桑原愛佳ちゃんの実の妹ちゃん?もヤングアナとしてキャスティングされているんですよね~。だからいつか桑原姉妹でアナとエルサを演じることがあるかも…と思うと楽しみです。絶対に観たい…!

一方で三平果歩ちゃんが前半は不調気味で、特に「For the First Time in Forever」では高音出そうとすると苦しそうだったのが少し気になりました。この作品はアナもエルサもそれぞれハードですから、疲れも蓄積しやすいと思いますし、あまり無理はしないでほしいです…。でも、途中から持ち直して、いつものぺーちゃんらしいパワフルで伸びる歌声に戻ったので一安心。

岡本瑞恵さんも1幕は絶好調でレリゴー なんかは公演を重ねるごとにさらに安定感が出るようになっていて本当に凄かったんですけど、2幕は所々高音出すのつらそうだったかも…。でも思い切って力みながら高音出したのがさすがプロでした。喉だけは潰さないようにしてほしいですが、今回も圧巻の歌唱力でした。

キャストに関してはとにかく表情たっぷり観れたのでよりキャラクターの心情とか反応を細かく観れたし、俳優さんを細かく観るのが好きな私にとっては大満足の席でした。ちょこちょこオフマイクも聞こえたしね。過去2回ともオペラグラス駆使しての観劇だったので、オペグラなしで表情堪能できるのはノンストレスでやっぱり最高でした。

ただ、やっぱりアナ雪は最前列だと逆にもったいない…!と思いました。最前列、もちろん最高でしたよ。だけどこの作品においては最前列こそ至高…とは思えなかったんですよ。それは私自身が『アナと雪の女王』という作品がめちゃくちゃに大好きだからこそ感じたことかもしれないんですが…。ということで今回のレポでは、この作品こそ引きで、というか2階で観たほうがマジで良いです…!ということを書いていきたいです。

2階で観るのをオススメする理由は前回のレポで詳しく書いているのですが、改めてお伝えしていきます。この作品にはエルサの魔法を表現するためにプロジェクションマッピングが多用されています。舞台袖のセットやホリゾント幕、プロセニアムアーチなど劇場全体にプロジェクションマッピングが投影される仕組みになっています。そして、それはステージ上にも投影されていました。

エルサが魔法を発動するたびにエルサの足元からはプロジェクションマッピングを用いて魔法が放たれていて、それは2階席からでないと綺麗に観ることができないんです。もちろんフィヨルドが凍っていく様子もステージ上にプロジェクションマッピングを投影することで表現されていました。だから2階席は、アナ雪という作品の世界観を堪能するには最高の座席位置なんですね。2階席と言ってもセンターに限り…かもしれませんが…。

なのでレリゴーは2階席から観たときに恐ろしいほど感動しまして、エルサとプロジェクションマッピングが一体になっていてめちゃくちゃ美しかったんです。エルサが魔法を使って劇場全体を凍らせている、エルサの喜びがステージ全体に響き渡っている…って感じられたんです。死ぬほど興奮しました。

という前回の感動体験があったので、今回最前列で観たらどうなるかなぁ…って結構ワクワクしていました。まあ予想通りではありましたけど、残念ながらステージ上に投影されるエルサの魔法は見えず…。逆に岡本さんエルサの歌声を目の前で浴びるので臨場感はエグかったです。あまりの圧巻の歌唱力によって劇場破壊されるんじゃないかと思いました(笑)

ただ、近すぎたがゆえに視野が岡本さんエルサを捕らえてしまうとその他の空間を見渡しにくくなってしまったのも否めませんでした。そうすると、エルサ単体しか見えなかったんです。エルサが歌っている。そのことだけが認識されて、私の期待していた感動とはなんか違いました。あれ、レリゴーってもっと興奮するはずだったのに…なぜ…。

なんなら初日や2回目観たときのほうが興奮したし感動したのに…と。3回目にして慣れてしまったのか…?とも思ったんですけど、やっぱり一番は座席の問題だなと感じました。なぜ私がここまで興奮できなかったかっていうと、私の解釈としてレリゴーはエルサ単体のナンバーではないからなんだと思います。

エルサは生まれつき持っている魔法をずっと恐れていて、ずっと隠し続けてきて、ずっと悩んできて…そんな中でようやくありのままの自分を受け入れていいんだと喜びに溢れて魔法を解放するのがこのナンバーなんですよね。「Let It Go」はエルサの魔法と共にあるんです。エルサが喜びを噛みしめながら魔法を放ち、エルサの感情に呼応するように魔法がキラキラと輝いて私たちを魅了するんです。これが私がずっと「Let It Go」というナンバーに感動を覚えていた理由でした。

だから、いざ最前列に座るとあまりの近さにエルサを観ることしかできなくなってしまい、劇場全体を見渡せるほどの視野が広がりませんでした。もちろん今回も岡本さんはめちゃくちゃに上手すぎたし歌唱力は申し分ないし最高だったんだけど、やっぱりこのナンバーはステージ全体を使ったプロジェクションマッピングと共に高らかと歌うエルサを観るほうが何倍も感動できるなぁ…と思いました。

これが私が最前列をオススメできない一番の理由です。レリゴーだけじゃなく、プロジェクションマッピングを使うシーンはどれも。『アナと雪の女王』はエルサの魔法によって世界観が作られていく作品でもあるから、やっぱりそこの恩恵を感じにくい席って凄くもったいないなと思いました。凄く贅沢なことを言っているのは分かるんですけどね!そういう意味でももっと引きで、そしてできるなら2階席で観ることをオススメします。せめて初見だけでも!いきなり最前列はもったいないですマジで…(笑)

総括すると、『アナと雪の女王』は作品の世界観を楽しむなら2階席もしくは1階席中段以降で、俳優単体やキャラクターに没頭したいなら1階前方で観るのがオススメです。しかもいずれもセンターブロック!サイドはマジで観づらいのでセンターがいいです。贅沢なことを言ってますけどね…!

ただこれらはあくまで私個人の意見なので、誰しもが感動できないとか興奮できないとかではないですし、参考にする程度にとどめておいていただけますと幸いです。実際に最前列に座ってみて、ご自身でどう感じるかということを大切にしていただけたらと思います。こんなに書いといてアレですが…。

あ、でも私的に一番最前列に座って興奮したのはドライアイスを浴びられたことでした(笑)作品を意識してなのか、ドライアイスがめっちゃ冷たいんですよね。エルサがパーティーで魔法を発動してしまったシーンでドライアイスがステージを覆うんですけど、そのシーン以降なんか体感的に気温下がった感じがしました。特に足元が結構寒い。「え、今って夏だっけ?」とまるで作中の登場人物と同じようなことを思うくらい、劇場内もなんとなく寒くなります。これはドライアイスを浴びる座席位置だとより感じやすいポイントだと思うので、作品の世界観に紛れ込んだような体験ができてめっちゃ興奮しました(笑)

あとは今回やや上手寄りのセンターだったのでエルサを堪能しまくりで大満足。パーティーでも姉妹が上手にいること多いし、アナが凍っちゃうシーンも上手だし、フィナーレの姉妹のやりとりも上手だし…とにかくエルサというより姉妹を堪能するには最高の位置でした。いやもう…目の前で観る姉妹はあまりにも尊すぎて、天に召されそうでした…。姉妹マジで尊い。Love…。

そして今回は全体的に拍手のタイミングも皆さん様子見しながら…っていう感じで割と控えめだったかも?この辺はタイミング掴めるようになるまでは開幕直後の作品って難しいですよね。笑いも起こるポイント起こらないポイント多々あって、今回はちょっとシビアだったかもです。でも1幕ラストのどよめきは相変わらずでした。

そんな感じで色んな発見がありつつも、自分なりの好きな見え方とかも把握できたので凄く楽しい観劇ができました。というかこんな大型ミュージカルの開幕1週間で最前列に座れるなんてなかなかできる体験ではないので、本当に貴重な観劇ができて幸せです。開幕キャストが変わらないうちに一度は前方で観たかったし、念願叶って良かったです!最高でした!

>>次のページからはキャストの感想です!

1

コメント

タイトルとURLをコピーしました