2015年12月23日マチネ 劇団四季『クレイジー・フォー・ユー』@大阪




クレイジー・フォー・ユー
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ゆうき
ゆうき

大阪遠征2日目!

日時:2015年12月23日マチネ公演
場所:シアターBRAVA!
座席:1階S席A列15番




はじめに

昨日午前中にボビママ役の平田さんがラジオに出演していました。
その中で、大阪のお客さんはどうですか?とパーソナリティーに聞かれた平田さん。
「真剣に観てくださってますねぇ」って遠回しに。
あまり笑いが起きてないのかなぁ…と思いました、笑いの種類が違うのかな?
ということで22日の盛り上がりの少なさもちょっと納得出来てしまったんですけど…。

でも、今回は全然そんなことなくて凄く楽しかったです。
さすがに祝日ということもあって子供も多かったし、盛り上がっていました!
ということで、今回はかなり良かったです。
凄く素敵な公演だったし、キャストの皆さんも22日より気合いが入っていたように感じました。

キャストの感想

気になったキャストの感想を書いています。

ボビー・チャイルド:松島勇気

今回の松島さん、22日の3倍くらい可愛くなってたんですけど…!
もちろん22日も凄く素敵だったんだけど、今回はさらに良くなっていてキュンキュンしました。
まず、ボビママとアイリーンに挟まれて色々言われるシーン。
「今度銀行に迷惑をかけたら、もうお前の面倒は見ません」ってボビママが言った時。
体をぴょこぴょこと跳ねるようにして喜んでました(笑)
可愛いっ…!
そして、Shall We Dance?でポリーに手を差し出すところで、ハァハァって言ってて(笑)
出たあああ気持ち悪いやつ!
この、大好きなご主人様からのご褒美を待っているかのような子犬っぽさ!
こうやってポリーにハァハァしてる松島ボビーが大好きなんですよ~。
東京公演の時にちょっと観ることが出来たんだけど、全国では今回初めて観れたので嬉しかったです!
そして、飛びまして2幕にボビママからプレゼントされた信託物件証書を開くところ。
証書を開く時に「なにかな~♪」って言ってて可愛かったです…。
と、こんな感じで所々テンションが高い様子が見受けられて、可愛すぎてキュンキュンしました。
もちろんそれも素晴らしいし、それだけじゃなくてダンスの表現力、さらに表情が素晴らしいのなんの…。
松島さんはもうダンサーだけじゃないなぁ…表情が素晴らしすぎるもん。
ポリーへのまっすぐな愛がひたすら込められていて、ここまで愛されてるポリーが羨ましいくらいでした。

ポリー・ベーカー:岡村美南

いやぁ…今回の岡村さん、非常に良かったですよ…。
私のあらゆる感情という感情を見事に引き出してきましたから…。
ま、今回も下手だったので別の意味でポリー堪能席ではあったんだけど、でも今回は上手で観たかったかも…!
それくらい素晴らしかったのが、But Not For Meでした。
もう歌ってる、というか、感情を歌で表現しているかのような…うーん、上手く言葉で伝えられないな。
とにかく素晴らしかったです。
そして、今回もCould You Use Me?でポリーが目の前だったんですけど…はい、今回も脚に目が釘付けでした。
いやぁね、スカートの中が見えちゃうんだもん…太もも見えてんだもん…。
刺激が強すぎるんですよぉ…もうこの歌のほとんどそこばかり目がいっちゃうからドキドキしまくりで。
さらに、Slap~でも間接的に見つめ合えるからドキドキドキドキドキドキドキドキしちゃうし…。
しかも、フィナーレで「この日が来るのを信じてたよ!」のあとボビーがポリーを抱き上げるじゃないですか。
その時にドレスがひらひらと舞う?から、ちょうど下手に舞った時にドレスの中が見えてしまって…。
はぁぁああああ…申し訳ないくらい鮮明に目に焼き付けてしまったようで。
だから今回、改めて思いましたよ。
ポリーを堪能したい人…というかご贔屓な場合は下手で観ると別の意味でヤバいですよって言いたい。
そして、今回かなり笑っちゃったんだけど、Embraceable Youではもう色気路線はやめて野獣路線へと変更したようです(笑)
かなり歌い方が力強くというかむしろこぶし効かせるくらい、かなり強かったんですよ(笑)
いやぁ…素敵でした(笑)
岡村さん、観るたびにさらに好きになっちゃうんだから…凄いよねぇ。
あ、そういえば「ランク・ホーキンス!」のところだったかな?
扉を閉める時に体が挟まっちゃってました…何事もなかったかのように中に入っていったけど(笑)
いや、そんな大きく話題にするほどのハプニングではなかったけど、さりげなく挟まってました。
でもそんな岡村さんも可愛かった…素敵でした。

観劇の感想・考察

特にボビポリの2人は今回の公演絶好調で、ひたすら可愛かったです。。

では、細かいところをいくつか。

●I Can’t~ではフォーリーズの「踊りを見てあげてっ」とステージに横たわりながら歌うやつ。
ちょうど私の席は高倉さんが目の前で、ニコニコと微笑まれながら見つめ合いっこ。
さすがに高倉さんだと緊張しちゃいますね(笑)
もしこれをご贔屓にやられていたら、心臓もたないんだろうな~。

●「生ける屍がゴロゴロしてる…ここにも1ついた」っていうランクの台詞があるんですけど。
志村さん、大阪でここの言い方を変えてきました。
「生ける屍がゴロゴロしてっ…ここにも1ついた」という風に、喋ってる途中に倒れてるボビーを発見するような形に。
うんうん、この方が自然で面白いです。

●Shall We Dance?での松島ボビーって凄く愛しいんですよねぇ。
一生懸命ポリーのそばにまとわりついて粘り強く追いかけて、そうしてだんだんエスコートしていく。
でも、ただエスコートしているだけじゃなくて一緒に楽しんでる。
凄いんですよ、松島さん。

●Nevadaでは、山下ジミーがフォーリーズに1人1人挨拶してて可愛かったです(笑)
それと、ようやくベッツィーとピートの出会いの瞬間も観れました(笑)
このカップルはもう他のカップルとは違った何かを感じますよね…熟年カップルにしか見えない(笑)

●「もしやつが銃を持っていたら?」「あなたはお陀仏ね」のやりとりの時。
ポリーとランクの方を観ていたんですけど、ポリーが「信じられない」って両手を口元にやって話していて。
何かしらザングラーのことをランクに一生懸命話していたんですけど。
「凄い人なのよ」みたいな感じのことを言っていたから、どんな人なのかを説明?していたようです。

●Embraceable Youはもう…ひたすら凄かった。。
「私の心のジィ↑プシィ!」って上手く説明出来ないけど、ジにアクセントをつけてこぶし効かせてました(笑)
あれ~、ついにそこすら野獣感満載でいくのかと思わず笑っちゃいました(笑)
もう全体的に力強さがあって、いつだかの乙女チックな歌声はどこへやら…。
これも岡村ポリーの特徴として、凄く面白いなと思います!

●ちなみに、「あなたは奇跡を起こしてくださったんだもの!」とポリーに、ほっぺにキスをされる偽ザングラーさん。
ちょうどそのあとランクと下手で「お前はバカの一歩手前だな」のやりとりやっている時に、ほっぺにキスマーク確認しました。
松島さんの右頬がほんのり赤くなっていて、あ、キスマークだ!ってニヤニヤしちゃいました…。
いやね、それはいいんですよ。
問題はポリーの方でして…そのあとの、楽屋シーンで岡村さんの右頬…顎のライン近くですけど、にも赤い何かが…。
あれ…ポリーって誰かにほっぺにキスされるっけ…?え?あの赤いの何?となってしまい…。
結構しっかりと赤いものが残っていたんです。
キスマークのようにも見えるし、でもキスマークだとしたらあんなところについてるのおかしいし…。
肌が荒れてる…?いや、そんなわけないな…最初の頃はなかったし…と混乱しだして。
謎の岡村さんの右頬の赤いなにかの正体は結局わかりませんでした…!
でも、松島さんのほっぺに残ったポリーのキスマーク…なんかちょっとエロティックでいいね…。

●楽屋シーンでは、高倉さんが目の前に座ってくれて…いやいやもう目の保養ですよ。
で、今回は楽屋でテスの靴失踪事件が起こっていたようで(笑)
テスが自分の靴を探していて、結局見つからずに代理の靴を持ってきました。
でも、ルイーズが靴を見つけてくれて、「テス、あったよ?」って笑いながら言ってました。
ちょうどミラーの上に置いてあったらしいです(笑)
自分の靴を見つけて、舞台前方に座って靴を履きだすテス。
そんなテスにパッツィーが「あ、靴あったんだね」って声かけてました。
テスパチのやりとりも可愛かったんだけど、ルイーズがスージーの胸をツンってしたの見てキュンとしました。
いいねぇ女子同士はこういうことやってても華があるねぇ…可愛いねぇ。

●IGRはとにかく楽しかった…。
新庄ジュニアが箒でリズムに乗ってて、それの真似を野田シーラがやってるんですよ。
それも凄く可愛かったんだけど、そのあとフォーリーズのみんなが着ていたローブをジュニアの頭にかぶせて(笑)
何枚もかぶせられて、見事に顔が見えなくなったジュニアをルイーズが下手袖まで連れてってあげてました(笑)
ちょうど、ポリーとテス、パッツィーたちが踊ってる時ですね。
いつもポリー観てたから知らなかったけど、ふと後ろを観たらこんなやりとりがあって笑ってしまいました。
あと、ミンゴたちが空気入れみたいの使って音出すところ。
ここはとにかくすみれさんが声大きくてヤジ凄いんですよね(笑)
「それってそんな音するの~?」とか色々言ってました(笑)
そして金を発掘してリレーするシーン。
ピートがポリーに「ポリー、金だよ!」って言ったんですね。
もう何十回と観てきてようやく思い出したけど、そういえばここは金が取れなくなって閉山した町だった…って。
それが、この曲によって発掘された。
ピートが大事に育てていた花菊もこの曲で満開になる。
そしてなにより、この曲でみんなの心が団結し、再生の兆しが見える。
色んなことが良い方向へと向かっていることを暗示した、凄い曲だったんだなぁ…と思いました。
凄く今更すぎて、おせーよって感じだったけど、それを考えたら余計にこの曲泣けるなぁって。
いつもこの金発掘のくだりなんか普通に見てて、あ、面白い面白いで終わってたんだけど。
そういえばこの町には閉山してしまったというバックヤードがあったことを思うと、このくだりも実は泣けたりするんですよね。
岡村さん、金発掘したあともピートと一緒に楽しそうにしてて可愛かったです。

●2幕、自分がザングラーだと告白するボビー。
「テスに電話して服だの髭だのを持ってきてもらった。そうして変装した僕に、君は恋をしたんだ」とボビーが言って。
そしたら岡村ポリーが笑顔になって、笑ってくれるんですよ。
ボビーも分かってもらえたと思って笑顔を見せるんだけど、そのあと「感動的なお話だこと」と流されてしまう。
ここでこうやって笑ってくるのは久しぶりに観ました。
ずーっと冷めた表情でボビーを見ながら「感動的なお話だこと」って言うのももちろん好きなんだけど。
ちょっと笑顔見せてくるあたりがずるくて好きです。

●2人のザングラーが飲み交わしたあと、翌朝になってポリーが「郵便!」ってやってきます。
今回、その「郵便!」の声が1オクターブ高かった(大袈裟)。

●Stiff~が終わってボビポリだけが残ったあと。
バリケードを降りて、スカートを引っ張った瞬間に椅子に置いた旗が大きく揺れて落ちそうになり。
松島さんがなんとか押さえて、戻してました。
椅子ももちろんそうだけど、旗も結構グラグラとしながらなんとかバランス保ってますよね(笑)
いつ落ちやしないかとドキドキしてます。

●But Not For Meは本当目の前で観たかった…。
凄く良かったんですよ…もう歌じゃないって言ったら失礼なのかな。
ポリーの感情がそのまま歌になったような…そんな歌い方でした、本当素敵だった。
虚ろで寂しくて悔しくて…そんなポリーの心を覆ってしまうような何かが、ずっと消えなかった。
最後は涙を浮かべていました…。
時々ね、こうやって本人がとてつもなく感情をむき出しにすることがあるから。
その姿を観るたびに胸が締め付けられます…。

●今回のくるくるちゅーカテコでは久しぶりに岡村ポリーからのおねだりキスでした!
めちゃくちゃ可愛いわ~あのおねだりはずるいよなぁ、キュンキュンしちゃう。

まとめ

凄くキャストの皆さんも気合いが入っていて楽しかったです。
やっぱり客席が盛り上がると、俳優さんたちのテンションも高くなりますもんね。
大阪の皆さん、もっと笑っていいですよ!

本当もう最高の公演でした。
さて、本日より2日間はクリスマスカーテンコール!!!!!
めちゃくちゃ楽しみ(((o(*゚▽゚*)o)))

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