My初日&My楽!
はじめに
2日連続、3演目連続で子供向け…(笑)
本当に劇場には子連れで賑わっていて、なんだか大人が最前に座るのが申し訳なかった(笑)
14番がドセンって知らなかったから席に座った時にびっくりしました。
そしてなんの予習もせずに観劇するため、色々と不安もあったんですが。
実際に観てみたらかなり面白くて、私的には結構好きな演目になりました!
子供たちに囲まれながら、パシャリと撮影。
大人げないけど、もう私も童心に返った気持ちで一緒にはしゃいじゃってました。
でも今回も改めて思ったけど、やっぱりファミミュは侮れないです!
キャストの感想
気になったキャストの感想を書いています。
エドワード:守山ちひろ
守山さんは恐らく初見だと思うんですけど、とっても歌がお上手でびっくりしました。
力強くて透き通っていて、エドワードの信念の強さが歌声から感じられました。
華奢で小柄な方でしたがエネルギーが凄く感じられるお芝居も素敵でした。
上手く言葉では表現出来ないのだけど、惹かれる何かを持っていて本当に素晴らしかったです。
目がくりくりで凄く可愛らしいんだけど、勇ましさも感じさせる佇まいが良かったです。
お見送りの時に神対応だったのも好感が持てました。
ぜひ守山さんには今後のさらなる活躍を期待したいです。
トム:前田更紗
さらさっていう名前なんだ…凄く珍しいですね。
守山さんと背丈も同じくらいで本当にそっくりでした。
やや声量が弱かったかな、とも思いましたがとても上手でした。
王子と崇められてちょっと動揺している感じとかも引きつった表情とかも面白くて可愛らしかったです。
しかし最後には、その場を鎮めさせるくらい逞しい声もしっかり出せていて良かったと思います。
驚いた時に両手を挙げちゃう癖とかも含め、仕草が可愛らしかったです。
ユーゴー/ヘンリー8世:荒井孝
1幕と2幕で随分と違うキャラを演じられていて、そのギャップにやられました(笑)
ヘンリーを演じられていた時の威厳のある風格がとても素敵でした。
そして2幕で泥棒の長を演じていて、この演技力の違いに感心してしまいまいた。
ユーゴーのちょっとユーモアのあるお芝居がとても面白くて良かったです。
ハーフォード:百々義則
久しぶりの百々さん。
エドワードの前ではとにかく腰が低くて常にひれ伏してるような感じの役でした。
百々さんの優しい雰囲気が全面に出つつも、ちょっと意地悪いところも見え隠れしていて。
あまり百々さんの悪そうな演技って観たことなかったから新鮮でした。
お見送りで握手もさせていただいたから、いい記念になりました。
歌もお上手ですが、なんか音量がでかいのかマイクの音が小さいのか…。
声量がちょっと足りないかなと感じた部分もありました。
グレイ姫:海沼千明
ほとんど見せ場がないけど、なかなかぶっ飛んだお姫様だなと感じました(笑)
とても可愛らしくて小柄で綺麗な方だなと思いました。
もっと見せ場あるといいのに…(笑)
マイルス・ヘンドン:白倉一成
白倉マイルスとても良かったです。
マイルスという男自体、とてもかっこよくて姿、形に騙されない部分がとても素敵でした。
白倉さんのお芝居も好きなので、より魅力的だなぁと感じてはいたのですが。
背が高いのも惹かれる要素のひとつだし、頼りがいのある雰囲気がなんだか伝わってくる。
間の取り方も上手なためか、そういう雰囲気がしっかりと醸し出されていたように感じます。
逆にこれを田中さんがやっていたのかぁ…と思うと気になりますけどね。
阿久津さんは容易に想像がつくんだけど。
ジョン・キャンティ:福島武臣
いい味出していました福島さん(笑)
まるで悪党のような扱い…というかそうなの?でしたが、コミカルで凄く面白かったです。
体格もいいですし、それだけで迫力があるのにメイクのせいで台無し(笑)
なんだか憎めない可愛らしさがあるんです(笑)
それと、眠っている時の福島ジョンの寝顔がとても可愛かったです( ˘ω˘ ) スヤァ
トムの母:はにべあゆみ
はにべさんも本当凄いなぁ…と思いますね。
ファミミュの方を主力的にやられていますが、凄くいい味出しています。
弱者としてかなり酷い扱いを受けますが、もう観ているこっちが心配になるくらい…。
でも凄く優しそうな雰囲気が伝わってきます。
まとめ
セント・ジョンって誰だよって思ったら、ピンクの衣装の方でした。
ちょっと感想書けるくらいしっかりは観ていなかったので省略…。
今回は「命の大切さ」とか「生きる喜び」とかがテーマではなくて。
どちらかというと、「見かけだけで人を判断してはいけない」ということが主題でしたかな。
なんか凄くまた心にグサッとくるような台詞だったりが登場するんですよねぇ。
強盗とかがみんな寝ている時に、その寝顔を見つめながらマイルスが言う台詞があって。
「起きてる時は金だとかモノだとか言ってるのに、寝ている時は誰も野心がない」
みたいな感じだったかな…?
この台詞、確かにそうだなぁ…と感心してしまいました。
ファミミュってこういう大切なことを教えてくれるから、やっぱり感動しちゃうし侮れないんですよね。
ストーリー自体も単純だけど、他のファミミュとは違った系統でとても面白かったです。
相変わらずみんなで歌おうコーナーはありましたけどね(笑)
最前列に座っていると、役者さんと目が合ったりしながら歌うことになるからかなり恥ずかしいですが(笑)
でも凄くいい歌だし耳に残るし、今でも口ずさんでいます(笑)
とっても楽しくて、これは観に行って良かった演目でした。
それにしても幕が閉じる時しか拍手が起きないっていうのはなんだか新鮮。
いつもこうなんでしょうか?
みんなただ拍手のタイミングが分からなかっただけなのか…。
でも、子供たちもお見送りの時とかは喜んでいたし、なんだかほっこりしました。
私自身もかなり楽しめたので、大満足です!
今週千秋楽なので、行けたらいいなぁ…。
コメント