2015年6月21日マチネ 劇団四季『ジーザス・クライスト=スーパースター(エルサレム)』千秋楽

JCS(エルサレム)
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ゆうき
ゆうき

千秋楽行ってきました!

日時:2015年6月21日マチネ公演
場所:自由劇場
座席:1階S席3列11番

はじめに

衝撃を受けた初日から早くも3週間が経ち、あっという間に千秋楽です。
私は初日と千秋楽の2回しか行くことは出来ませんでした。
その間に色んなキャス変があって、観たかったキャストもあったんですけど…。
全然A席放出されなかったので断念。

ということで千秋楽の日を楽しみに待っていました。
初日の時に劇場入って驚いたことが、舞台と客席の距離感。
あれ…最前列かなり近すぎるんじゃねって思いました。
そんな最前列に座っての千秋楽観劇となりました。
やや下手寄りのセンターでしたが、なんだかこの辺にはやけにペテロが来まして。
達郎さんを結構観ることが多かった席でもありました。

そしてCDを毎日聴きながら、よりこの作品の世界観の理解を深めたり。
色々と予習をしてきての千秋楽観劇。
今回は色々とあり、かなり気分が落ち込んでいて終始涙が止まりませんでした。
しかし、この作品に出会えてとても良かったと実感しています。

キャストの感想

気になったキャストの感想を書いています。

ジーザス・クライスト:神永東吾

歌の上手いこと。
やはりハイトーンの歌声がとても綺麗でした。
ゲッセマネは特に圧巻でしたね。
最後の「見てくれ私の生き様」と伸ばすところ。
右足でリズムを刻みながら歌っていましたが全く歌声がブレることなく伸ばし続けていたのが素敵でした。
多くを語らないその物静かな表情や佇まいがジーザスの神聖な感じを物語っており。
しかしハイトーンで発狂するようなシーンでは彼の人間くささが垣間見える、その二面性の表現力。
観ていて凄いなぁと感じていました。
ただ、ジーザスの苦悩する部分がもう少し見えてくるといいのかな。
群衆たちに理解されないままに神と崇められる時に静かに目を瞑る姿だったり。
ユダが自分を裏切ったと見抜いた時の冷たい表情だったり。
そういう静かな部分での表現は凄いなぁと思う一方で、少し何かが足りない気がして。
ジーザスのCD聴いたりして、鹿賀さんのジーザスを正解と思ってしまっているからなのかもだけど。
なんといったらいいのか分からないんだけど、神永さんのジーザスは本当に神っぽい。
もっと人間くささが見えてもいいくらい、苦悩する感じだったりが出るといいのかな。
他の方のジーザスを観ていないのでどういう演技がジーザスらしいのか分からないのですが。
今回観ていて感じた点でした。

イスカリオテのユダ:芝清道

芝ユダ素晴らしすぎます…。
すべてがユダでした、本当に素晴らしかった。
やや高音はきついのかな、昔ほどの音域の広さはないのかもですがやはり歌も上手です。
最近ずっと寺田ユダばかり聴いていたせいもあるからかなぁ…(遠い目)。
芝ユダがとてもかっこよく映り、歌の正確さにもどこか安心感を覚えました。
ジーザスと対比するように人間くささが全面に出ているユダ。
金に目が眩む様子も、怯える様子も、小さな仕草一つ一つが凄く細かくて。
観ているだけで鳥肌が立ちました。
ジーザスを欺いたけど、その目は凄く慈愛に満ちていてユダのジーザスへの愛が伝わってきました。
そしてやはりスーパースターが凄くかっこよかった…!
もうこの曲の代名詞ですね、芝さんの歌声は。
あとはユダの自殺。
この曲での芝さんの演技は本当に息を呑むほどでした。
あの自殺の演出、ユダは首を吊って死ぬそうだけど全くそういう描写には見えませんね。
むしろ地獄に引きずり込まれていくかのような演出に見える。
ユダが地獄へ堕ちていくことを間接的に表現しながら、彼が自殺を図るという演出でいいのかな。
あそこは凄くおぞましすぎて凄くドキドキしてしまいます。
本当に芝ユダ、とても素敵でした。感無量。

マグダラのマリア:観月さら

歌声が本当に透き通ってて綺麗。
個人的にカテコの時の笑顔がとても可愛くてキュンとなりました。
しかしマリアは母性の象徴なのでしょうか。
ジーザスへの愛が恋をする女性というより、子どもを愛する母親に似た感じがしました。
香油を塗る指先も凄く滑らかで美しい。
ただね…うーん、歌声はとても美しくて綺麗なんだけど。
そこに感情がしっかりとこもっているのかな、という疑問を少しだけ感じてしまいました。
「私はイエスがわからない」でのマリアの悩む姿。
どうしてもただ歌っているだけにしか感じられなかったのが残念。
きっとマリアは凄く苦悩して、ジーザスを愛していることを実感するのだと思うのですが。
少しそういう表現力が足りなかったかな、と思いました。
しかし、歌がとても上手だったし表現力に関しても色んな役を通じて磨いていけるんじゃないかな。
彼女の今後の活躍に期待です。

カヤパ:高井治

高井カヤパ…素敵です。
あの厚みのこもった歌声、本当に素晴らしいですね。
そのうち仮面つけて現れそうですね。
CDで歌詞をある程度覚えたので今回は聞き取れましたが。
やはりどうしても歌詞聞き取りにくいなぁ、高井さんの歌声(笑)

アンナス:吉賀陶馬ワイス

ワイスさんのアンナスはぴったりですね。
あのハイトーンも聴いていてとても気持ちがいいです。
なかなか憎い役なんだけど、かっこよく見えました。

シモン:佐久間仁

佐久間シモン、本当にかっこいいです。
「狂信者シモン」での圧巻の歌声も素敵でしたし。
ちょうどこのナンバーで群衆たちが下手側にどっと来て歌うじゃないですか。
あれ、かなり近くてドキドキします。
それに使徒たちが前方に走ってきたりして。
本当に近くてびっくりしました。

ペテロ:飯田達郎

達郎さんの歌声、何度聴いても素敵だなぁ。
やはりオーラがあるため、群衆たちに紛れていてもすぐに見つけられてしまいます。
そして今回の席、本当によく達郎さんが目の前に来た気がしました。
「狂信者シモン」もそうだし、「ペテロの否認」でも目の前だった気が。
「知るもんかあんなやつ!」と吐き捨てたあとにハッとなってジーザスを振り返る表情。
裏切ってしまったことの後悔といたたまれなさと自責の念と…。
色んな感情がその一瞬の仕草から伝わってきました。
また、やはり歌も凄く上手だし達郎さん好きだなぁと実感する公演にもなりました。

ピラト:青井緑平

もう圧巻でした…。
青井ピラトに一番の拍手を送りたいくらい、素晴らしい歌声でした。
「ピラトの裁判と鞭打ちの刑」でのパワフルな歌声には物凄く鳥肌が立ちました。
鞭打ちの時のピラトはなんとも残酷というか。
改めてこの作品では報われる人たちってほどんどいないなぁと思いました。

ヘロデ王:北澤裕輔

前回、初見だったこともありヘロデ王のキャラクターがいまいちわかりませんでしたが。
北澤ヘロデ、とても良かったなと今回思いました。
まずなにより北澤ヘロデは男性でありながら女性的な顔立ちでとても美しい。
北澤さんの歌い方は正直苦手ですけど、やはり歌はとても上手ですし。
ジーザスの態度にだんだんイラッとしてくる感じとかもいい(笑)
ヘロデ王がこの短い出演時間でありながら一気に主役を食ってしまうくらい盛り上がるのが分かります(笑)
あ、群衆の中に紛れていた北澤さん…恐らく見つけられました。
そして改めて下村さんのヘロデを観てみたいと思いました。

まとめ

アンサンブルさんもさすがに最前列になるとある程度見分けがつきました。
男性陣はね(笑)
女性陣はほとんどわからなくて、紗衣さんですら全くわかりませんでした…。
しかし、よしつぐさんやツェザリさんが割と目の前に来ることが多くて。
なかなかいい味を出していたと思います。

やはりこの作品を観るにはある程度の予備知識が必要かと。
キリストという神聖なものを扱っているだけあり、色々と奥が深いですし。
香油をなぜ塗るのか、なぜ鞭打ちが39回なのか…。
色々と観ていると疑問を抱くところがあるので。
それを知っているのと知らないので作品の面白さが全然違いますもんね。

そして私はキリストのこと全然知らないし、キリスト教でもないし。
この作品についても全くの初心者なので理解がまだ足りない部分もあるでしょうし。
初日に凄く疑問を持った拍手の件。
この作品自体がまるで一曲のように続くため、あまり拍手をしない人が多い。
昨日私も観ていて、この作品の楽しみ方が少し分かった気がしました。
しかしもっと観てみないとこの作品を理解することは出来ないのだろうな…と実感しました。

ソンダンやMフェアでよく聴いていた「スーパースター」。
この曲だけなら凄くかっこいいし、凄くノリノリになれるし盛り上がれる曲。
しかしこの作品で流れる「スーパースター」はこんなにロックでかっこいいのにそれがむしろ皮肉さを表していて。
やはり曲の素晴らしさを改めて感じました。

あっという間の千秋楽。
カテコは結構続きまして、最後の最後。
神永さんがひょこっと顔を出して、客席から笑いが起こりました。
カテコでは皆さん笑顔で、この作品では笑顔を見せてくれないキャラクターの俳優さんも笑顔で。
それを観るだけで少し救われたような気がしました(笑)

しかし、カテコで俳優さんの名前呼ぶのは本当にやめていただきたいです。
「神永さーん!」と叫んでいた方が近くにいらっしゃって。
観劇には暗黙のルールというものが色々とあるので、ちょっと残念だったな。
そういえば、10月31日のウィキッドでも私、最前列で観ていましたけど。
その後ろの席の方たちが「美南ちゃーん!」って叫んで。
それに気付いた岡村さんがそっちに手振っていましたが…。
うーん、まぁあんな大声で叫ばれちゃ振り向かざるを得ないわな、岡村さんも。
千秋楽ということもあってとてもカテコ盛り上がっていただけに残念な一面もありました。
しかし、やはりとても素晴らしいお芝居を観せてくださりとても感無量でした!

とりあえず、とても拙いレポになりましたがこの辺にします。
とても素敵な作品に出会うことが出来ました。
いつかジャポネスクも観てみたいな。

記念に。

帰りの電車で奇遇にもLK10000回記念のラッピング電車に乗ることが出来ました。
内装は特に何も変わりなかったですけど。

そして明日は記念すべき初アラジン(`・∀・´)
頑張ってレポいたします!

また、1週間後は岡村美南さんのお誕生日。
ということでその前日の日曜日は札幌行って彼女の猫ちゃん観てきます!

ではでは(ヾ(´・ω・`)

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