2015年8月8日ソワレ 劇団四季『美女と野獣』@静岡




美女と野獣
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ゆうき
ゆうき

初静岡遠征!

日時:2015年8月8日ソワレ公演
場所:静岡市民文化会館大ホール
座席:1階S席1列19番




はじめに

来ちゃいましたよ静岡。
本当はマンマ楽のために名古屋行くつもりだったんですけど、どうせなら静岡にも行こうと思って。
5年ぶりにBB観劇してまいりました。

今回の席は前予で取れた席。
18時くらいに自動予約でこんないい席が取れるとは思わず。
でも取れるなら観に行こうと思い、急遽観劇を決めました。
そんな感じでバタバタしまくりの遠征になっています。

静岡駅に行くとBBで溢れていました。

劇場となる文化会館もこの通り。

今回が静岡公演7回目。

ゆきみさんと…誰だろう。

こんなパネルも。

とにかく華やかに埋め尽くされた劇場となっていました。

キャストの感想

気になったキャストの感想を書いています。

ビースト:佐野正幸

佐野ビーストは今回が初見でした。
もう長年ビーストをやられている方だったので、凄く楽しみでした。
そしてベテランだけあって間合いもお芝居もより熟成されたものを感じました。
特に秀でて良かったと思います。
ビーストの迫力を感じさせる低音の響きも恐ろしければ、時に見せる優しさもしっかり表現出来ていました。
牙を向けるような冷酷さと、包み込んでくれるような温かさを兼ね備えた声の使い分けも素晴らしかったです。
コミカルな演技も面白くて、特に子供たちからの笑いも誘っていました。
歌声もとても素敵で、「愛せぬならば」の迫力は本当に言葉に出来ないほど素敵でした。
もう全身鳥肌が立っていましたもん。
そして、絶妙な間の取り方によってビーストの心情の変化が凄く細かく伝わってきました。
本当に素晴らしい野獣だったと思います。
人間の姿に戻った時の凛とした感じも凄く素敵だったな。
ただ、「あの若い人は誰?」とコッグスワースが言う台詞があるけど、ちょっと若さは苦しかったかも…。
これまで福井ビースト、洋輔ビーストと観てきたからね、余計。
でも本当にかっこよくて凄く素晴らしいビーストでした。

ベル:苫田亜沙子

ひそかに楽しみだった苫田ベル。
確かベルデビューされたのは今年でしたよね。
そんなわけで結構話題にもなっていたので、今回観れたことが嬉しかったです。
ベルの凛とした美しさもありながら、そのおしとやかな一面に隠れたやんちゃな一面。
例えば、コッグスワースにお城を案内してもらいつつ抜け出して西の塔に行こうとする場面とか。
そういう時のちょっと企んでいるようないたずらな笑顔が凄く可愛かった。
苫田さんって、そういうニヤッとする笑顔が凄くキュンとするくらい可愛いなって思います。
歌声は地声から裏声に切り替える時がちょっと声量がかなり落ちて弱くなる印象でした。
もちろん美しい歌声なんだけど、そこが少しもったいなかったかも。
演技面はとにかく丁寧な印象を受けました。
それももちろん良かったし、多分仕草とか細かいところをもっと追求していけばもっと良くなると思います。
きっともっと可愛らしいベルになれる気がしました。
しかし、黄色いドレスを纏った苫田さん…本当に綺麗でした。
思わず感嘆のため息をついてしまうくらい。
本当に素晴らしかったです。

モリース:種井静夫

種井さんがやると知って、かなり丸いモリースなんだろうなぁ…って思ったらかなり丸かった(笑)
マスコットみたいな可愛らしさがあって凄くキュンとなりました。
ただ、ちょっと…お芝居の方が少し残念だったなぁという印象を受けました。
テンポが悪いというか、驚いたり怯えたりする演技がかなり弱い。
なんかまるでロボットのよう感情がそこにこもっていないように感じてしまいました。
感情がこもっていないというより、もっと激しくリアクションが出来たら良かったのかな。
それと種井さんのテノールが素晴らしいのは知っているのですが、少し低音が苦手なのでしょうか。
低音になった時ちょっと限界を感じた気がします。
と、ちょっと厳しい評価となってしまいましたが種井モリースはとにかく可愛いです、見た目が。

ガストン:高橋基史

正直今回一番のMVPです。
高橋ガストンとにかくかっこいいです!
リトマのトリトンの時にも思ったけど、凄く声が素敵なんですよね高橋さん。
今回もその美声が活きていたし、何より本当にかっこいいです。
胸毛とあの強引さを除けば本当にどこもマイナス要素が見当たらないくらい、イイ男です。
体格もがっしりとされているので威厳も感じられつつ。
顔立ちも凄く素敵なので、町の女の子たちがメロメロになっちゃうのも分かります。
なんとなくガストンって気持ち悪いイメージあったけど、それすらかっこよく見えてしまう。
それくらい高橋ガストンははまり役だと思いました。
ベルがガストンを振るなら、私がもらいますよ高橋ガストン(笑)

ルフウ:明戸信吾

明戸ルフウ可愛すぎか。
ルフウというか明戸さんにしか見えなかったけど、とにかく可愛かったです。
ちょっと抜けた感じとか最高でした。
動きが遅い感じもなんか愛しさがこみ上げてきました。
ハリーの謎ダンスのイメージが強かったけど、ちゃんと踊れるのね明戸さん…(失礼)。
とても可愛くて素敵でした。

ルミエール:丹下博喜

丹下さんのルミエールも凄く素敵でした。
ちょっと色っぽい感じも、あのスタイルの良さと腰の動きでしっかりと表現されていました。
表情もいやらしさ全開でエロいです、正直!
色男らしい妖艶さも持ちつつ、人のことが大好きな好奇心旺盛さや優しさもあって。
かなり私の中で丹下ルミエールはヒットしました。
笑いの取り方も上手で、コミカルさもありつつ決める時は決めるかっこよさもありました。
スラッとしていて長身なのでよりそのかっこよさも際立っていたと思います。
良かったと思います、丹下さん。

ミセス・ポット:遠藤珠生

包容力に溢れた歌声と優しい眼差しがとても印象的で素敵でした。
早水さんほどすべて包み込むような感じではないのだけど、でも凄く温かさがありました。
お芝居も素敵だし、語りかけるように話す感じがとても良かったです。

コッグスワース:青木朗

青木さんのゴッグスワースも可愛いし憎めないしで良かったです。
顔がまん丸なのでまさに時計っぽさもあったし(失礼)。
ちょっと嫌味っぽく話す感じも面白さがありつつもそこまで棘を感じさせず。
あたふたする感じも凄く可愛くてキュンとなりました。

タンス夫人:大和貴恵

今回のお目当てのひとり、大和さんのタンス夫人!
まぁ、CFYでも思っていたけど…というか知っていたけど、やっぱりでかい(笑)
タンスとなるとより大きさが目立って、飛びぬけて大きかったようにも見えました。
考えてみればCFYのポリーもフォーリーズも平均身長高かったですからね。
今作では周りが小さいというか、ごく普通の身長の方々なので。
タンスということであまり大きな動きも細かい動きも出来ないため、表情での演技が主でした。
とにかく分かりやすすぎるくらいに表情を大きく動かしますね。
それが面白くもあり、凄く可愛らしくもありました。
CFYではなかなか聴くことの出来なかったソプラノも聴けましたし。
声量の大きさとその迫力に鳥肌が立つと共に、その美しさに痺れました。
やっぱり大和さん好きだなぁ、可愛いし綺麗だし歌声も好きだし。
タンス夫人を観ることが出来てとても嬉しかったです。

バベット:荒木美保

今回のもうひとりのお目当て、荒木さんのバベット!
CFYのテスを観てから荒木さんのお芝居がとても好きになったので、今回も楽しみでした。
バベットもテスとはまた違った女性の魅力があるんだけど、結構テスと重なる部分も。
特にルミエールとの絡みは、テスとザングラーを彷彿とさせました。
腕に何度もキスするやつとか。
そして、何より腰の振り方がとてもエロいです荒木さん。
結構ドキッとしちゃうような色っぽさがありました。
テスの時には、荒木さんの表情の演技がとてもグッと来たのですが。
今回はどちらかというと仕草とかが凄く可愛らしくて、別の意味でグッと来ましたね。
とにかく荒木バベットは、個人的にかなりキマシタ。

ムッシュー・ダルク:川原信弘

ちょっとしか出番ないけど、かなりいい味を出していたと思います。
あのやらしい感じとかもしっかりと出ていたし。
歌声にもやらしさがあって、凄くインパクトがありました。

チップ:牧野友紀

声は可愛かったです。
ただねぇ、ちょっと歌が残念すぎたかなぁ。
高音出ないし、安定しないし。
前回牧野さんで観たかどうかちょっと分からないんですが、色々と残念でした。
あの子供っぽい元気な感じは凄く可愛らしかったです。

観劇の感想・考察

睡眠を事前に充分取っていなかったために上演中極度の睡魔が襲う事態に。
しかしなんとか起きて観続けることが出来てホッとしました。
やはり専用劇場でないためにある程度、技術面で制限されることがあるようですね。
照明の位置だったりがどうすることも出来なかったのかな。
客席が真っ暗になる瞬間がほとんどないと言っていいと思います。
暗転の時などに、役者さんたちが捌けていくのとか見えちゃって少し興醒め。

それと、斜め前の女の子たちの観劇マナーが悪すぎ。
なんだか最近マナーが悪い人を結構見かけるので少し残念です…。
3人連番だったんですけど、頭動かしまくって喋るし、1幕の幕が閉じる前に立ち上がってトイレ行くし。
まぁトイレは仕方ない…とはいえ、休憩中並ぶ前に早めに出ちゃおうとするその態度が気に食わなかったですね。

まぁ、不満はそのくらいにして。
本編はやっぱりディズニーらしさ全開で凄くファンタジー。
ガストンのことが好きな3人娘も凄くアニメっぽさがあって可愛かったです。
マグダンスの時に明戸ルフウと安東さんのマグカップがなかなかぶつからない事案が発生しました(笑)
多分、5回に1回くらいしかカチンってぶつかっていなかったと思います。
それと安東さんって思った以上に長身でスタイルがかなり良い人だったのですね。
アラジン観劇の時に、客席に座っているのは見たんですけど舞台で観たのは今回が初?
なのでそのスタイルの良さに驚きました。

大和さん荒木さん高田さん…というCFYメンバーがいると、どうしてもCFYが観たくなっちゃう。
この時期にBBに出演されているということは、全国の方には来ないのかな~。
初日に来なくてもいずれキャスティングされるとは思うんですけどね。
特に荒木テスは大好きだったので、また観たいんですけどね。

そして、やっぱり欠かせないBOG。
このナンバーは本当に豪華絢爛で観ていて凄く楽しい。
次々と出てくる食器たちのパフォーマンスがどれも素敵で本当に楽しかったです。
その中で凄く楽しそうに一緒に踊るベルも凄く可愛いんですよね。
とにかく圧巻でした。

あとは、やっぱりビーストが変身するところだなぁ…。
あれ全然仕組みがわからん。
まぁ、戦ってる時のビーストがすでに違ry。
いや、これは仕組みを知らずに観てる方が魔法にかかっているようでいいかもですね。

まとめ

今回、おもてなしキャンペーンをやっていたのでもらってきました。

アクリルコースターセットです。

終演後、外のこれがライトアップされていました。

静岡まで来た甲斐がありました。
凄く楽しくて、魔法にかかった3時間でした。

さて、明日は名古屋に移動しマンマ楽を観劇してきます!

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