2023年7月27日マチネ 劇団四季『美女と野獣』@舞浜




美女と野獣
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ゆうき
ゆうき

新演出2回目のBB観劇です!

日時:2023年7月27日(木)マチネ公演
場所:舞浜アンフィシアター
座席:S席Bブロック1列




はじめに

新演出として開幕した『美女と野獣』、開幕2日目に観劇して以来全然ご縁がなかったので今回で2回目の観劇となります。この間にいつの間にか小林唯くんがビースト役でデビューしていたので驚きました。唯くんのビーストなんて全然想像していなかったので絶対に観たくて、ちょうど『クレイジー・フォー・ユー』も千穐楽を迎えて落ち着いたタイミングだったので公式開いたらちょうど最前列が落ちてて、チケットを取って観に行ってきました。

前回の新演出初見はまあ新演出でショックを受けまくって、自分としては期待値が高すぎたんだろうな…と思いながらブログをしたためていたのですが、今回の観劇でそこをどう受け入れていくというか乗り越えていけるだろうか…というのは一つの課題でもありまして。そのため、観劇前に当時のブログを読み返すなどしていました。

2022年10月26日マチネ 劇団四季『美女と野獣』@舞浜
2022年10月26日の劇団四季『美女と野獣』舞浜公演の観劇レポです。新演出になって初めてのBB観劇となります。初めての舞浜アンフィシアター、初めての新演出、新キャストの感想を書いていきます。

ちゃんと毎公演ブログを書いて良かったと思います。当時自分が感じたことをしっかり書き残していて、次自分が観るときのために必要な情報も書いていたので、ちゃんと予習ができました(笑)

平日なのに人多いなって思ったら、世間では夏休みなんだね。子連れが多かったですわ。

久々に来たからいっぱい記念撮影してきました。

快晴!晴れて良かったけどむしろ暑かったです。

今回、劇場に展示されていたのはビー・アワ・ゲストで出てくる帽子かな?前回はベルが読んでいる本だったので、シーズンによって展示されるものが変わるなら良いですね。

そんなわけで、今回の2回目の観劇で感じたことについて書いていきます。ぜひ最後までご覧ください!

総評

全体の感想です!

キャスト:★★★★★
座席:★★★★
全体:★★★★★

はじめての舞浜アンフィシアター最前列、客席に着いた瞬間にあまりのステージの高さにビックリしてしまいました。最前列にはすべてクッションが用意されていて、クッションに座った状態で観劇しないとおそらくほぼステージが見えないような状態。それくらいの高さなので、観る前から戦々恐々としてしまいました…。上に載せたステージの写真はスマホを上に掲げた状態で撮ったもので、実際の目線でのステージの見え方はこんな感じでした。

この写真からも分かるとは思うけど、ステージの床はまったく見えません。高さがある分、俳優さんの表情はとても見えるのですが、足元は見えず。BBはあまりステージの低いところで何かをするシーンがないので懸念していたほど観づらいということはありませんでしたが、とにかく座高を高めにしないと見えづらい席ではあるので、首と肩が死にました(笑)あと、クッションを使って座るから太もも周辺も凄く疲れたな…(笑)

あと、子連れが多かったのもあり、私の席周辺に子供が結構いて、上演中も終始喋っていて物音もうるさくて…となかなか観劇に集中できず…。子供だから仕方ないのかもしれないのだけど、でもせめて親御さんがしっかり注意してほしかったな~というのが正直なところです。

なので、座席ガチャは正直敗北…という感じでした。アンフィシアターの見え方についてちゃんと調べてからチケット取れば良かったですが、まあでも一度最前列の観づらさを経験できたので今後に活かせそうです(笑)ステージは高かったけど、ステージとの距離はとても近くて、円形のステージを利用した動線でキャラクターと触れ合えそうな距離感だったので、とてもドキドキしました。まさにディズニーリゾートで上演する作品らしいキャラクターとの近さ。改めて、舞浜BBはミュージカルというよりショーだなぁ…っていう印象でした。

そして、新演出初見のときに感じた演出やセットの違和感や物足りなさについては、今回は新演出の全貌や意図を知ったうえで観劇したためかそこまで違和感を抱くことがありませんでした。あとは席が近くて俳優さんたちのお芝居や表情に圧倒され引き込まれるから、あまりセットが気にならないっていうのもあるかも。

前回のように旧演出の豪華絢爛さを期待して作品そのものを楽しみにすると拍子抜けしてしまうかもしれないんですが、今回のように席が近かったり俳優さんを目当てに観劇すれば、案外そこまで気にならないな~という印象です。いや、もちろん私は旧演出の豪華絢爛なセットが好きだし、アニメの世界観そのままの演出が好きだったし、今回だって物足りなさがなかったといえば嘘になります。でも、慣れちゃえばまあこんな感じだなぁ…って感じかな。

イマジネーションを働かせてBBの世界観に没頭していくのは正直難しいと思うんですよ。リゾートで上演するからには子供もターゲットになっているだろうし、アニメ寄りなセットでもっと分かりやすい演出にしても良かったんじゃないかな~とは思いますが。逆にセットの簡素化によって観客にイマジネーションを働かせる力を身につけてもらうみたいな意図が作り手にあるとすれば、納得かも。ベルを通して、世界の視野をもっと広げてねっていう…。いや、高度すぎるよ(笑)

演出についてはどれだけ意見を言ったって変わるものではないし、旧演出は旧演出、新演出は新演出として別物として観るようにしました。おかげで割り切れたし、今回は何よりも小林唯くんビーストを楽しみに観劇したので、たっぷり堪能できて大満足でした。

先述したように、アンフィシアターは円形ステージなので円形を存分に多用した動線になっているおかげでセンターじゃなくても凄く観やすかったです。今回座った下手寄りにキャラクターが来てくれることも多くてド迫力でした。多分ビー・アワ・ゲストだったと思うけど、アンサンブルさんが円形ステージに沿ってずらっと並んで、銀テープを発射する瞬間があったんですけど、私の目の前には原田美欧さんがいらっしゃって、原田さんの発射した銀テープを受け取ることができました。原田さん、8年前のCFYでよく拝見していて大好きな俳優さんの一人だったので嬉しいです。

新演出、どうしても好きになれないのはやっぱり終盤のお城の襲撃シーンがほぼまるまるカットされちゃったことですね。町の人たちみんなでお城を襲撃したのにその後描かれるのはガストンとビーストの対決だけ。他の人たちはどうなったの?っていうのがちゃんと描かれないと、ガストンとビーストの対決シーンすら切羽詰まっている感じがあまり伝わらなくてモヤモヤしちゃいます。ガストンが死んじゃうのも呆気ないから、本当にあっという間にラストを迎えてしまって正直物足りない…。

ディズニー作品で悪役がやられる瞬間はわりとどの作品も呆気ないんだけど、そこに至るまでの決闘シーンがあるからラストは呆気なくてもまあこんなもんだよねって納得できるんですよ。だから、やっぱり襲撃シーンまるまるカットは本当に納得できね~って思いました。ここだけ残念。

割り切るしかないね。慣れるしかない。慣れるしかないっていう選択肢しかないのがそもそも残念ですけど、でも俳優さんのお芝居は本当に素敵だからとてももったいなくて…。BB観るたびに毎回こんな気持ちになっちゃうのとても切なすぎるから、自分が新演出を新演出としてしっかり受け入れられるようにこれからは観ていきたいです。

ひとまず2回目にして色んなことを今回も感じられたし体験できたし、観劇して良かったです。観たかったキャストをたくさん観られたことが何より嬉しかったので私は大満足でした。次観るとしたらもうちょっと後ろの席から観たいかな。反省も含めて、収穫の多い観劇ができました!

NEXT>>キャストの感想です!

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