2020年9月26日ソワレ 劇団四季『リトルマーメイド』@大阪

リトルマーメイド
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ゆうき
ゆうき

5年ぶりの三平果歩ちゃんアリエル!

日時:2020年9月26日ソワレ公演
場所:大阪四季劇場
座席:1階S席C列13番

はじめに

キャス変で三平果歩ちゃんがアリエルに変わったと知って、すぐに大阪行きを決めました。前回の横浜マンマでのソフィの熱演もあり、我がご贔屓・岡村美南さんとの共演による好感度爆上がり案件も相まって、一気にぺーちゃんにやられてしまった事実はもう否めません…。もちろんそれ以前にぺーちゃんのアリエルが前観たときに凄く良かったのもあって、また観たかったという気持ちがあったのも事実です!

マチネでは念願の宝塚初観劇という個人的ビッグニュースもありましたが、本当の大阪遠征の目的はこっち!ということで5年ぶりの三平果歩ちゃんアリエル、そして1年ぶりの大阪四季劇場でのリトマ観劇もしっかり楽しんできました!

ハービス入り口もその周辺もリトマだらけ!

グッズもたくさん買ってしまいました。「限定」という言葉に弱いので、大阪限定グッズを色々と買ってしまったのは反省……。思わぬ出費となりました。

でもこういった衝動買いも思い出の1つ。開演前からしっかり楽しめて最高でした!

総評

全体の感想です。

キャスト:★★★★★
座席:★★★★★
全体:★★★★★

今回はお目当ての三平果歩ちゃんアリエルが観たかったのでそれだけで大満足ですが、それ以外にも初めてのキャストがたくさんいらっしゃってとても新鮮な観劇ができました。そういう意味でも新しい発見がたくさんありましたし、自分にとって大きな刺激となりました。マンマで実感しましたけど、やっぱり色んなキャストで観るって凄く大事だなと思います。それを再認識できた観劇でもありました。

座席はコロナ対策として前2列は空席ですので、実質C列が最前列となります。リトマはフライングが多いので前方すぎると首が痛くなるっていうのを毎回経験していて、いい加減学ぶべきなんですけどやっぱり表情が観たいのでどうしても前方がいい…という贅沢をしてしまいます。でも最前列とはいえ3列目なので多少は首の痛みは緩和されたかな……。多分10列目くらいで観ると凄く観やすいんだろうなぁと思います。

そんなこんなで今回も座席における反省は多少あったものの、とても良い観劇ができました。マチネで宝塚を観劇したときは両サイドに人がいる状態で多少の圧迫感があったのですが、逆にリトマは間引きされているから開放的…。どっちがいいのやらという感じですけど、私は両サイドに人がいても全然気にならなかったので早く戻ってくれたらいいなと思っています。しかし、人が半分入っていない状況だと盛り上がりに欠けるなぁ…。今回は全体的にお客さんの盛り上がりも凄く少なかったですし、拍手も大きくなければ笑いも起きないし、カテコも珍しく2回で終わってびっくり(笑)

なんというか…ステージの熱演と客席のボルテージの均衡が取れていない感じがあったのが正直悲しいところではありました。やはり客席全体の盛り上がりって自分自身の観劇の感じ方にも大きく影響するなぁ…と再認識できた観劇にもなったと思います。そういう意味でも色々と考えさせられて、でも本当に公演自体は凄く素晴らしかったので観劇できてとても良かったです!

キャストの感想

気になったキャストの感想を書いていきます。

アリエル:三平果歩

ぺーちゃんのアリエルを観るのは2015年7月1日以来だそうです。5年ぶりか~と我ながらかなり驚きましたが、その間にぺーちゃん自身がヴァルやランペ、ジャスミン、キャロル、ソフィ…と色んな役を演じていたのもあってお芝居がきっと大きく変わっているだろうなという期待がありました。結果として凄く表現力に長けたアリエルで、お芝居はもちろん、歌声でも表情でもアリエルの感情をつぶさに表現していました。本当に観ていて飽きなかったです。

ぺーちゃんは顔ももちろん可愛いけどやっぱり特徴的なのは声で、透き通っていて可愛らしい反面力強さもあって伸びやかで…と聴く人たちを惹きつける声をしていると思っています。だからこそアリエルの声をアースラが求めることにも説得力があるし、エリックがあの声に心を奪われてしまうことも凄く理解できる。もちろん歌声も可愛らしいし、「パート・オブ・ユア・ワールド」も本当に聴いていてうっとりしました。芯は通っているけど、同時に虜にするほどの甘さも兼ね備えていて、もう…武器です。トリトンがついつい甘やかしちゃいたくなる気持ちも分かります。

そんな中で今回とても印象的だったのが2幕の「もしも(カルテット)」でした。そのシーンはちょうどアリエルが私の席の目の前に来てしっかり堪能できたのですが、表情でのお芝居も素晴らしかったけど何よりも歌による感情の表現が秀逸でした。単純に上手く歌おうとか綺麗に歌おうとかそういう歌い方じゃなくて、それ以上にアリエルの気持ちを前面に出すような歌い方で、聴いていてとても胸を締め付けられそうになりました。か細い、というか…今にも消えていなくなってしまいそうなほどに脆くて切なくて弱々しい歌声とでも言いましょうか…。周りの声にかき消されてしまうほどに歌声としては弱々しいんです。だけど、それくらいアリエルにとっては不安だっただろうし苦しかっただろうし切なかったんだろうな…っていうのがヒシヒシと伝わってきました。

それにぺーちゃんってすーぐ泣いちゃうのでこのシーンでも泣きそうになっていたのを必死にこらえていたんですけど、そういう心情の露呈も相まってとにかく胸が締め付けられました。いやぁ…正直、ミュージカルでこんなに弱々しすぎる歌声って伴奏だったり周りの声だったりにかき消されちゃうからあまり良くないのかもしれないけど、私はめっちゃくちゃ好きでした。ぺーちゃん自身がきっと感じているであろうアリエルの心の揺れ動きが見事に歌声で表現されていました。大好きすぎて他の人を観られなかったです…。

マンマのときにも感じましたけど、歌の表現力がマジで凄い…。ここまで歌で感情って表現できるんだっていうのをぺーちゃんから教わっています。本当にぺーちゃんは表現者として四季の中でも上位にいるんじゃないかって思うくらい素晴らしいです。それに加えて愛嬌がヤバい…。この子の愛嬌は神から賜ったものなんじゃないでしょうか…。すっごく可愛くて愛しくて、ついつい「好き…」ってなってしまいました。

くしゃってした笑い方もキュンとするし、マンマでもよくやっていたぷくっとほっぺを膨らませる表情も今回たくさんやっていて、それも本当に可愛くて好きでした。変顔も厭わなくて、ひどい顔もたくさんしてた(笑)表情がとにかくコロコロ変わるんです。マジで観ていて飽きない。思春期の女の子っていう感じもあるし、天真爛漫なんだけど恋を知ってどんどん女性になっていく過程も見事に描かれていて、可愛い…。むしろ私と結婚してほしい。可愛い。

あとは2幕最初の、歩くのに慣れなくてヨロヨロしちゃう感じも凄く上手いです。さすが身体能力が高いだけあるなぁ…って思いました。ダンスも軽やかで本当に楽しそうに踊るし、そういう部分でもアリエルの喜びとか幸せといったプラスの感情が前面に出ていて素晴らしかったです。

総合的に観ても、言葉は話せないけど表情や仕草や踊りから言葉を伝えられるアリエルっていう部分にとにかく説得力がありました。表現力が長けているぺーちゃんだからこそ出せる説得力だと思います。こうして5年ぶりに観てみると、ぺーちゃんの役者としてのスキルアップも実感できたし、アリエルという女の子についても凄く考えさせられてたくさんの発見ができました。このタイミングで今改めてリトマを観劇できてとても楽しかったです。

ちなみに、1幕冒頭でカミスキーを拾ったアリエルがその用途を考えているときに、カミスキーの持ち手の部分を自撮り棒、裂け目の部分をスマホに見立てて自撮りするフリをしていました(笑)ピースしながらフランダーと自撮りする仕草をしていて、観ながら「言い値で買うから売ってくれ!」と思いました。隙を見つけたらすーぐ色んなことするぺーちゃん本当に可愛すぎ。

カテコでもくしゃって笑いながら下手側に手を振ってくれて死ぬほど可愛かったですし、いやもう…本当に大阪行って良かった。ぺーちゃんアリエル最高でした。アナ雪で忙しくなっちゃう前に観ることができて良かったです!

エリック:玉木隆寛

今回でリトマ観劇6回目?なんですけど、今まで全部エリックは竹内一樹さんでした。だから今回ようやく竹内くん以外のエリックを観ることができて個人的にとても嬉しかったです。そしてずっと気になっていた玉木さんだったので、最高の組み合わせでした。

私の記憶だと玉木さん自体が観るの初めてかも…なんですけど、めっちゃかっこいいですね!びっくりしました。端正な顔立ちすぎて、こりゃアリエルが惚れちゃうのも分かる…と心の中で強く頷いておりました。鼻が高いし、清潔感に溢れすぎてヤバい…。とても頭が良さそうだし誠実そうだし、笑うと凄く優しそうで温かみがあって、ずるいです。マジでかっこよくてビックリしました。

さすがに21歳には見えないけど、大人の包容力があって、天真爛漫なぺーちゃんアリエルを優しく包み込みながら支えてくれそうだなぁって思いました。そういう意味でも非常にバランスが良かったんじゃないでしょうか。背も高いし、いやぁ…ずるい。

お芝居に関しては申し分なくて、歌に関しては高音を歌うときに顔が力んでいるのがやや気になりましたけど全然問題なかったと思います。佇まいからも上品さが伝わってくるエリックだったので、とにかく顔面偏差値の高さにひたすら圧倒されていました。素敵なエリックに出会えて最高に幸せな大阪遠征となりました!

アースラ:鈴木釉佳之

釉佳之さんのアースラも何だかんだでかなり久しぶりです。非常に穏やかな歌い方、というか感情の起伏が激しい歌い方ではなかったのもあってやや迫力という部分では欠けるかな…とも思いつつ、逆にそれが親近感を湧かせるような危うさもあって良かったと思います。

それこそアリエルがいるときは穏やかに歌うことが多いのですが、アリエルがいない2幕の場面、特にトリトンと対峙するときの歌声はとても力強くて嫌悪感剥き出しで、そういうところで歌声にメリハリをつけているのが個人的には凄く好きでした。釉佳之さんって普通に歌唱力ある方ですし、爆発的な歌い方をして迫力で私たちを圧倒してくれたらめっちゃ嬉しいです(笑)

そしてアースラと言えばカーテンコールのニッコニコの笑顔。本編がダークな悪役なだけに、カテコで素の役者さんの表情になるアースラ枠がとても好きです。釉佳之さんも優しい笑顔で拍手に応えていて凄くほっこりしました!ちなみに今回も、アースラを観ながらいつか岡村美南さんに演じてほしいーーー!って何度も思ってしまったので反省しています(笑)

セバスチャン:赤間清人

実は赤間さんのセバスチャンって観るの初めてでした!ちゃみさんと一緒に初演時から出演されている方ですが、私がちゃみさん大好きマンなのでいつもセバスチャンのキャストにこだわって観劇していたんですよね。だからなかなかご縁がなくて…ようやく拝見できて嬉しかったです。

結論から言うと、一番好きなセバスチャンかもしれないと思えるくらいお芝居が凄く素敵でした。アリエルに対して強く言おうとするんだけど、その表情や意思の強さを見て圧倒されて心が動かされてしまう…といったセバスチャンの心の揺れ動きのお芝居が特に好きだなと思えました。セリフの喋り方に抑揚がついて、感情の変化が凄く伝わりやすかったので観ていてとても楽しかったです。とても自然体でお芝居にクセもないですし、素直にセバスチャンを受け入れながら観られたのは大きな収穫でもありました。

歌に関しても申し分ありませんでしたし、総合的に観て凄く素敵なセバスチャンでした。なんでもっと早く観なかったんだと言いたくなるくらい良かったですし、また次回はフラットな状態で観劇できるときにしっかりと拝見したいと思います。

スカットル:江上健二

江上さんのスカットルもおそらく初めてです。もう声とか喋り方とかの雰囲気が、声優の神谷明さんみたいだなぁ…って思ったんですけど共感していただける方いますかね(笑)神谷さんって『名探偵コナン』の初代おっちゃんの声の方なんですけど、江上さんのスカットルを観ていると凄く脳内で「おっちゃん!」って叫んでしまいたくなりました。それくらい喋り方とか声の雰囲気が似ていた気がします。

そういった雰囲気も相まって凄く親近感があって気さくで大胆なスカットルという印象がありました。脳みそが小さいというより知性はあるけどそれ以上に煩悩が働きやすいおっちゃん系スカットルなイメージ(笑)個人的には凄く面白くて好きでした。

歌に関しては高音が苦手なのかな~という印象もありましたけど、そこは歌い方でカバーしていたのでまったく違和感なし。さすがベテランさんだけあって見せ方もしっかり工夫されていて、凄く魅力的なスカットルでした。

観劇の感想・考察

気になった箇所の感想などを書いていきます。

変顔がうるさい安藤翼さんジェットサム

この前ジェットサムとしてデビューしたばかりの安藤翼さん!私のフォロワーさんで安藤翼さんのファンの方がいらっしゃるので、いつも安藤さん観るとその方を思い出してしまうのですが…それくらいつい観てしまう役者さんで、今回もついつい目で追ってしまいました(笑)

本編では結構ふわふわとしていて頭の弱そうな感じが伝わってくるジェットサムだったのですが、とにかく衝撃的だったのがカテコ。ちょうどほぼ目の前に安藤さんが立ったので、ぺーちゃんを観つつもこちらもちらりと観ていました。そしたら目をかっぴらいて上の歯で下唇を噛むようにして変顔したりしてて(本人は変顔のつもりなのかは謎)、それ観た瞬間に腹筋死にました(笑)

とにかく隙あらば変顔をしていて笑わせてくるのでずるいです…めっちゃ面白くてぺーちゃんを呑気に観ている余裕がありませんでした。私のぺーちゃんを観るための時間を返してほしい(笑)マジで面白すぎたので、ぜひカテコでは安藤翼さんジェットサムにも注目してほしいです。

まとめ

前回大阪リトマを観劇したのは2019年8月18日でした。あのときは京都でやっていた『ノートルダムの鐘』を観劇するために遠征していて、そのついでに…という形での観劇でもありました。それもあって、今回『リトルマーメイド』を目的に遠征っていうのは今回が初めてです。

くわえて前回は若奈まりえちゃんのアリエル、今回は三平果歩ちゃんのアリエルなので、大阪リトマは岡村美南さんドナの娘たちを観に行く場所になっています(笑)それこそマンマを経てのぺーちゃんアリエルだったので、こうやって私も大阪まで足を運ぶことになりました。岡村美南さん以外の役者さんを目当てに遠征を決めたのはぺーちゃんが初めてですし、色々と自分にとっても衝動的な観劇となりました。

こんな初めてのことだらけの遠征でしたけど、本当に素晴らしいぺーちゃんアリエルのお芝居を観ることができて最高に嬉しかったです。来て良かったなと実感できました。

またいつか来れる日が来ますように!

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