初の大阪四季劇場!そして2年半ぶりのリトマ!
はじめに
ノートルダムの鐘を観に行くつもりで京都1泊2日にしたにも関わらず、日曜のチケットが取れないという大失態…。
恐らくこのあとチケットが放出される可能性も低いだろうし…と諦めていました。
そしたら、大阪リトマの可能性が出てきて…。
直前ですがチケパトしたらご縁があって、こんな素敵な席をお譲りいただけました。
実は17日のマチネは元々大阪リトマ行こうと思ってたんですけど、前予が無事成功したのでノートルダムに切り替えたのですが…。
だから、ま、本当はノートルダムで旅行を締めたかった部分もありますけど、大阪リトマのあまりのキャストの豪華さにチョロオタの私は釣られ…。
こうして手持ち無沙汰になることなく、日曜も観劇することができました…。
私にとって初めての大阪四季劇場です。
やっぱり四季の専用劇場は音響がいいですね…。
京都劇場と違って、全体的に迫力があって凄くドキドキしました。
久しぶりだったこともあるしキャストが豪華すぎることもあるしで、マジで目が足りない…。
同じディズニー作品でもやっぱりこちらは豪華絢爛で観ていて楽しさしかなかったです。
ということで、リトマに関してはぺーぺーなのでありきたりな感想ばかりですけど。
ぜひ最後までご覧くださいー!!
総評
全体の感想です。
これだけの豪華キャストなのでもうすでにお腹いっぱいなくらい大満足でした。
初めましてのキャストも多かったですし、ずっと観たかった人もたくさんいて。
本当に軽快なミュージカルのはずなのに、重厚さを感じるキャスト陣でございました…。
強いて言えばエリックがこれまで5回くらい観てきて全部竹内くんだったので、違う人で観たい気持ちもあったのですが…。
でも久しぶりのリトマだったので竹内くんをまた観れたことは嬉しかったです。
とにかくキャストに関しては文句なしのオールスター感謝祭状態でした!
そしてリトルマーメイドだけは最前列で観ると首が死ぬって前観劇したときに実感したから、観るなら中段あたりって決めていたはずなのに…。
やっぱりこの豪華キャスト観たさで最前列に座り、今回も1幕2幕共に首を上に向けた状態での観劇が続いて首を攣りました。
お芝居や表情を堪能するには最高の席だし迫力が凄かったんですけど、首だけがな…。
フライングシーンとアースラ登場シーンは若干首が死にました。
でも貴重な席でしたから、すっごく楽しめました!大満足です!
ずっと大阪リトマはこのキャストになってから絶対に観たいなって思っていたので、いい機会でした。
予想以上に素晴らしかったですし、ノートルダムに行けないショックを吹き飛ばしてくれるくらい物凄くハッピーな気持ちになれました。
案外京都から大阪って近くて30分くらいで行けちゃうので、またこうしてハシゴしてみてもいいかなって。
今回こうしてリトマ観劇を決めて良かったです!
キャストの感想
気になったキャストの感想を書いていきます。
アリエル:若奈まりえ
初めましてのまりえちゃんアリエル、すっごくキュートで可愛かったです。
小柄で無邪気で子供っぽい一面のある若々しいアリエルでしたが、それがまたまりえちゃん独自の良さを出していたように思います。
天真爛漫で周りがついつい手を焼いてしまうし、愛嬌があるからトリトンも甘やかしちゃう。
そういったアリエルの描かれ方に凄く納得のいくアリエルでした。
まりえちゃんはマンマとかWSSとかでちょこちょこ観てはいましたが、こうやってガッツリ主役を演じるのを観るのは初めてで。
歌えるのは知っていたし歌唱力が凄く高いことも知ってはいたのですが、想像以上の良さでした。
音域は広いし、音程も外さないし、声は可愛らしいし力強い。
その見た目の小柄さからは想像もできないようなパワフルさとエネルギーを感じて、凄く感動しました。
マエムキニでの歩こうとしてなかなか足が思うように動いてくれない感じとかの表現も上手ですし、クシャっとした笑顔も可愛いし、あれはエリックが惚れてしまっても仕方ないわ…って凄く納得できるくらい魅力的な女優さんでした。
こうしてまりえちゃんのアリエルを観ることができて、とても幸せですー!
エリック:竹内一樹
竹内くんのエリックは相変わらずかっこいいですし、細くてスラッとしていますね。
以前よりも少し大人びた感じはありますけど、顔立ちからも伝わってくる若々しさは健在で。
個人的にまりえちゃんとの身長差に凄くドキッとしてしまいました。
そして、前より台詞の発声の仕方がスムーズになったような気がします。
竹内くん自身、エリックを演じ続けて自然と役が染み込んできたのかなって感じました。
久しぶりに竹内くんのエリックが観れてとても嬉しかったですが、次は違うエリックに出会えるといいな…!笑
アースラ:青山弥生
ようやく念願の青山さんアースラに出会えました…!
やっぱりオリジナルキャストということもあるし、CDで聴き慣れた声っていうのもあるしで自然と頭の中に染み込んできました。
青山さん、相変わらず抜群の歌唱力で迫力が凄かったです。
あんなに小柄なのに、どこからあれだけのパワフルさが出てくるんだろうって不思議なくらいです。
由佳乃さんアースラとかはどこか可愛らしさもあるんですけど、青山さんは可愛らしさというより本当に親戚のおばちゃんみたいな感じ(笑)
もちろん怖さはあるのだけど、どこか親しみやすさがあった気がします。
歌も色々とアレンジが入ったりして、凄く伸び伸びと演じられていたのが青山さんらしいなって思いました。
アースラのときは迫力も相まって凄く大きく見えたのに、カテコで出てきたときのちっちゃさに愛しさを感じました。
持ち前のサービス精神旺盛さとかもありつつ、カテコではとにかくニコニコしていたのが本編とのギャップがあって良かったです。
青山さん、なかなかのレアキャストなのでこうして観ることができて嬉しかったです!
トリトン:村俊英
村さんのトリトンは多分初めて…だと思うんだけど、もしかしたら前にも観てるかな?
声の厚みがあるおかげで、とても威厳を感じたし迫力もありました。
なかなか表情に変化が見られないので、実際のところトリトンがどう感じているかとか上手く読み取ることができなかったんですけど。
でも、感情が顔に出ないだけで本当は凄く娘想いだし優しいパパなんだろうなっていうのが声色とかから伝わってきました。
個人的にはついこの前、アニメ版のノートルダムの鐘を見ていたので、村さんの歌声を聴くとフロロー!ってなってしまいました(笑)
本当なぁ…できるなら村さんのフロローがいつか観たいな…アニメ版フロローのミュ版フロローさま…。
カテコではトリトンの歩き方がちまちましたものになるので笑いが起きていましたが、凄く優しそうな表情で何度もこちらに向かって手を振ってくださいました。
村さん、どうかノートルダムに来てほしいです…!
セバスチャン:田邊真也
確かついこの前デビューしたばかりの田邊さんのセバスチャン!
私のブログを以前から読んでくださっている方はご存知かもしれませんが、岡村美南さんと同様に飯野おさみさんも応援していたんですね。
だから、リトマを観るときは必ずちゃみさんのセバスチャンにこだわって観ていました。
今回はちゃみさん以外のセバスチャンということで、とても新鮮でしたし、田邊さんがカニになってるっていうのがまた新鮮すぎて目が離せなかったです。
田邊さんのクシャっとした笑顔から伝わってくるセバスチャンの優しさがたまりませんでした。
ちゃみさんのような人生のアドバイスにおける説得力はまだ田邊さんにはありませんでしたが、その分(ちゃみさんよりも)若々しく、一生懸命カニながら男としてアリエルを守ろうとする姿がかっこよかったです。
キスのアドバイスをするときは、歌舞伎のように顔を回すみたいな仕草をして、唇を突き出しながら片足を上げるっていうチャーミングなことをやっていました。
なんか、田邊さんのお芝居ってそんなたくさん観たことはなくて、だからセバスチャンの田邊さんのお芝居すべてがかなり新鮮に感じました。
アンダー・ザ・シーも楽しそうに踊っていて良かったですが、多分演じていく上でさらに役をものにしていくんだろうなって思います。
もっともっと良くなる余地があるので、これからが楽しみだなぁって思いました!
スカットル:丹下博喜
安定の丹下さんスカットル、あんなメイクをしていたってかっこよさが伝わってきます。
スラッとしてスタイルが良くて、軽快なダンスも本当に魅せてくるなぁって思いました。
マエムキニの丹下さんスカットルがとにかくかっこいいし、タップダンスをするのも本当にかっこいい…。
かっこいいっていう言葉しか出てこないくらい丹下さんかっこいいです…。
(感想が薄すぎる件)
グリムスビー:吉谷昭雄
吉谷さんのグリムスビーは多分以前観た覚えがある…多分!
相変わらず優しそうなお顔立ちで、サルタン同様素敵なおじいちゃんだなって思いました。
常にニコニコしているし、グリムスビーの優しさとか温かさとか人柄の良さが凄く伝わってくるの。
本当に吉谷さんグリム可愛くて素敵でした…!
フランダー:緒方隆成
初めましての緒方さんフランダー、顔立ちが凄く綺麗で一瞬女性かと思ってしまいました。
でも声は低くて、そのギャップにキュンとしましたね…。
ちょっと発声方法がかくかくしていて、四季調が気になるかなぁ…っていうのはありましたけど。
凄く可愛らしくてついつい守ってあげたくなるようなフランダーでした。
カテコではクシャっとした笑顔でこちら見てくれて、あー可愛いってなりました。
シェフ・ルイ/リーワード:林和男
林さんのシェフ・ルイ久しぶりに観ましたけど、以前よりも女々しさが全面に出ていて面白かったです!
以前はかなり男前なシェフ・ルイだった印象がありましたが、めっちゃ乙女になっていました(笑)
林さん自身が目くりくりとしていて、チークつけるとなんか凄く可愛くなるんですよね(笑)
それもあって、あとは口元に手をやったりとか色んな女々しい仕草をすることでより女性っぽい感じのシェフ・ルイに仕上がっていました。
それはいいとして、リーワードって誰だっけ(笑)
観劇の感想・考察
気になった箇所の感想などを書いていきます。
キス・ザ・ガールでエスメラルダ!
キス・ザ・ガールでエリックが「君の名前を教えて」みたいな感じで、アリエルに名前を聞くんですけど。
「ジャスミン、エスメラルダ、ベル」って名前を挙げていくんですねー。
そっかここでエスメラルダって出るんだっけ!ってなりました。
エスメラルダは今頃京都でフィーバスと結ばれてる頃だよーって脳内で考えていました(笑)
愛しのエスメに会えなくて傷心していたので、ここで名前を聞いて思い出してしまったの結構ダメージでかかったです…。
アンダー・ザ・シーでコンガを叩く岡村美南さんを思い出し
ここでも岡村美南さんを思い出す案件があって…。
そう、アンダー・ザ・シーですね…。
5年前の劇団四季FESTIVALのUTSで、出演者の皆さんが楽器を持って演奏したんですよね。
それで岡村美南さんはコンガという太鼓の一種を演奏していました。
四季フェス観ていた人なら分かるかもしれませんが、岡村さんがねぇ…コンガ叩くの下手くそだったんですよ(笑)
必死にコンガ叩いていて、そのくせドヤ顔してるんですよね…めっちゃくちゃ可愛かったんですよ。
だから四季フェスを観て以来、UTSを聴くとコンガを叩く岡村美南さんを思い出してしまうんです。
今回も田邊さんのセバスチャンを観ながら、頭の中で岡村さんがコンガを叩き出しました(笑)
こうやって全然ご贔屓関係ない作品なのに、岡村美南さんを思い出す案件がたくさんあって、なんかドキドキしました。
存在感抜群の大和貴恵さん
今回はプリンシパルだけでもお腹いっぱいだったけど、女性アンサンブルの大和貴恵さんも実はかなり楽しみだった1人。
これも岡村さん関係ですが、CFY東京公演で大和貴恵さんはアイリーンを演じていまして。
要するに岡村美南さんポリーの恋敵だったんですよねー。
CFYはたくさん通った作品ということもあって、大和さんのこともたくさん観ていて。
だからこうしてアイリーンとは違う大和さんを観れるの嬉しくて仕方なかったです。
相変わらず背が高いしお綺麗だし、歌声も声量もあって、あー大和さん素敵って思いながらずっと目で追っていました。
名前忘れましたけど長女の役だったのもあって結構喋ってくれて嬉しかったです。
またいつか岡村さんと共演してくれたらいいなーって思います。
マンマで岡村さんドナに大和さんターニャなんてどうですかね?笑
ディズニー作品らしいファンタジーな場面転換
これも前々から言っていたことですが、リトマの好きなところってディズニー作品ならではの幻想的な場面転換なんですよね。
2幕のエリックのお城のシーンとかは大きな本をめくることで背景が変わるのですが、これが凄く好きでした。
私が今まで観たことのある舞台の中でもかなりおしゃれな場面転換だし、すんなり次のシーンへ転換できるのが美しいなって感じます。
場面転換だけじゃなく、全体的に豪華絢爛な世界観はやっぱりディズニー作品の魅力だなぁって思いました。
まとめ
突発のリトマ大阪公演でしたが、めちゃくちゃ楽しめました。
もちろんノートルダムで締めたかった気持ちはありましたけど、久しぶりに観たリトマは以前と全然感じ方が変わって面白かったです。
やっぱりヴィランズの死に方が呆気ないのがディズニー作品の苦手なところではあるんですけど…。
でも、それ以上にここまでリトマを楽しいと感じられたのはキャストの豪華さゆえだったと思います。
キャストの皆さんのお芝居が本当に凄くて、展開うんぬんではなくお芝居そのものを堪能できました。
本当にリトマを観劇して良かったと思いました。
短い間だったけど、楽しい大阪遠征でした!
またノートルダム行くときにでも行けたら行きたいなって思います!
コメント