2020年12月11日マチネ 劇団四季『マンマ・ミーア!』@福岡

マンマ・ミーア!
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ゆうき
ゆうき

今週もやってきました4週連続!

日時:2020年12月11日マチネ公演
場所:キャナルシティ劇場
座席:1階S席E列26番

はじめに

今週は元々行くと決めていたので平常運転です。でも気付いたら岡村美南さんが福岡に入ってから毎週来てしまっているのでそろそろお金がヤバいです、ええ。だけどマジでこのご時世、いつ公演が中止になってしまうかも分からないですし、今回も行くことができて、そして無事に幕が開いて幸せでした。

しかしながら、今回は2階席に団体さんが入っていたんですけど開演前のおしゃべりがエグイ…。こんなにうるさい劇場は久しぶりでした。気の緩み云々もありますけど、どうか俳優さんもスタッフさんも観客もワンチームとなって公演を支えられるようにしたいな…と思うので、私もそうですがしっかり一人ひとりが意識を持つようにしましょうね。

ということであっさりめのレポになるかもしれませんが、最後までぜひお付き合いくださいませ!

総評

全体の感想を書いていきます。

キャスト:★★★★★
座席:★★★★★
全体:★★★★★

プリンシパルは前回と変わらずでしたが、安定の素晴らしいお芝居で凄く熱気のある公演に仕上がっていました。若者たちのフレッシュさとベテラン勢のしっとりとしたお芝居のコントラストも顕著で面白いですし、大人と子供の対立みたいな部分も色濃く描かれていて凄く見応えがあったとお思います。この豪華キャストなのでマジで観に行ける人たちは観に来てほしいです。

そして今回は久しぶりに上手寄りに座りました。Knowingで三平果歩ちゃんソフィが目の前に座る位置だったので、ぺーちゃんソフィとにらめっこもできて楽しかったです。それ以外にも、ドナは下手にいることは多いものの上手側の人間に向かって話しかけたり歌ったりすることが多いので表情が凄く観やすいなと改めて感じました。だから、下手側だとドナの横顔や少し斜めの顔を観ることが多いんですけど、今回は真っ直ぐな表情を観られてとても新鮮でした。ある意味ドナ堪能席とも言えるかもしれません。

1幕DQでも岡村さんドナが一瞬こちらを見てくれますし、カテコではなんだか知らないけど私のほうをジーーーッと見てきてドキドキしました。上手に座るとよくこうやって岡村さんがジーッと見てくることが多いので、何なんだろうなぁ…と思いながらいつも見つめ返しています(*ノωノ)笑

そんなわけでいつもと違った角度から観たマンマはなんだか新鮮で凄く楽しかったです。開演前こそうるさかった客席も、本番中は凄く大きな拍手で盛り上げてくれましたし、何だかんだでめっちゃ楽しく観劇することができました。今回の公演を観劇できて、本当に嬉しかったです!

キャストの感想

気になったキャストの感想を書いていきます。

ドナ・シェリダン:岡村美南

安定したお芝居で今回も凄く魅力的なドナに仕上がっていたんじゃないかなと思います。それはともかく、今回の前髪がいつもの3倍くらい増し増しでくるくるに巻かれてて、その前髪の圧につい意識を取られてしまいました(笑)ドナのヘアスタイルはおそらく自分でやっているんでしょうし、日によって巻き方が若干違うので毎回気になってしまうんですよね…。かなりくるくるしているせいか、Mamma Miaでセンター前方に出てきて歌うときとか右からも左からも上からも下からも髪の毛が顔に張り付いた状態みたいになっててさすがに笑いました。気になって仕方ないから、頼むから直してくれ(笑)

それは置いといて、今回はとにかくいつもと違う角度から表情を堪能できたこともあって色んな発見がありました。まずはスパトゥル。最初の登場は凄く表情が硬いんですけど、女子たちにレスしたりしながらその中にいるソフィと目が合って、ソフィに手を振ってもらえたことで岡村さんドナの表情が和らいで笑顔を見せるようになりました。ドナはソフィのために昔の衣装を着てこの1曲披露するつもりだっただろうから、喜んでもらえたことの嬉しさもきっとあったんだと思います。でもそれ以上に今回感じたのは、ドナはこうやってソフィにたくさん救われたいたんだろうなということでした。

子供って手がかかるし大変だけど、やっぱりどうしても愛しい存在だと思います。ドナもそれをソフィに感じていただろうし、ぺーちゃんソフィは特に手がかかりそうだけどあの愛くるしい笑顔でたくさん元気づけられてきたんじゃないかなぁ…っていう2人の関係性が見えた瞬間でした。ソフィを見て岡村さんドナがこうやって自然と笑顔になっていったのが、まさにドナとソフィの20年間の親子関係の絆の深さを物語っているようで凄くグッときたシーンでした。

だからこそ、今回のSlippingもこの延長線上に感じられてよりグッときましたしとても良かったです。後ほど書いていきますが、ぺーちゃんソフィのSlippingでのお芝居がかなり雰囲気変わったのもあって、岡村さんドナの立ち居振る舞いもあまり変わらないようだけど私的には大きく変わったように見えました。より切なさが増した…というのか、母親としての使命感や責任感、そして寂しさがより強くなったように思えます。

それこそスパトゥルで見られた2人の関係性のように、この子にはたくさんの笑顔や元気をもらってきたのに自分は何か返せているのだろうか、母親としての使命を果たせているのだろうか…そういう不安も感じられました。「私はちゃんとするわよママ!」と一度は突き放されたけど、こうやって帰ってきてくれた我が子を愛しむように「可愛いあなた」と呼びかけていた岡村さんドナの愛情が爆発していて、凄く胸をギュッと掴まれました。このドナは本当にソフィのことが大好きなんだなぁ…っていう説得力が凄かったです。

だからこそ、ソフィに「誇りに思ってるわ、ママを」と言われて何度も嬉しそうに頷いていた岡村さんドナの横顔がとても記憶に残っています。さっきまでの不安はきっと浄化されて、またこうしてソフィに笑顔にしてもらえて、きっと嬉しかっただろうなって。母親の役目を果たせたことへの安堵とソフィからの信頼と愛情を受け取ったことへの嬉しさと、ソフィがいなくなることの寂しさ。どれもを感じさせるようなラストの「カバン持ち出かけていくのを見送ってる虚ろな私」は圧巻でした。

こうしたスパトゥル、Slippingを経ての今回のThe Winnerはまた別物でしたね…。今回の印象としてはドナとサムの歌ではなくて、ソフィを守る歌っていう感じがしました。大切な娘のために戦おうとする母の一面を感じさせる佇まいだったと思います。いつになく鼻をすすりながら歌ってはいたんですけど、あのときこうしていてくれたら…っていう後悔の歌でも自責の歌でもなく、あの子は私のたった1人の大切な存在だからあなたには絶対に触れさせないわ、みたいな。凄く強い意志を感じさせるキッとした表情が印象的でした。なんかこうやって見え方感じ方によって、同じ曲なのにこんなにも違う印象の曲に思えるって凄く面白いなって思いました。それも岡村美南さんの演技力の賜物だと思います。素晴らしかったです。

ちなみに今回のThe Winnerでは、ラストのロングトーンをしっかり決めてガッツポーズするように両手を振り下ろした岡村美南さんドナに客席からまるで前のめりのような大きな拍手が送られていました。もうそれを客席で聞いていてすっごく嬉しくなってしまいましたねぇ…。本当に大きな拍手を送りたくなるくらい、素晴らしい歌声でした。だんだん安定もしてくるようになったし、ちょっと余裕が生まれるようになったからか感情も込めながら歌うこともできるようになっていたし。どんどん進化しています。

また、カテコライブでのDQで「踊って歌えば人生は最高だよ」の歌詞のところで目をぎゅーってしながら嬉しそうに歌っていた姿も印象的でした。なんかね、こうやって心から楽しんで舞台に立たれているのを観ることができて凄く嬉しかったです。最近は結構悲しい役とか多かったし、ドナみたいにここまで幸せ全開な役って久しくやっていなかったし。CFYでもこんな表情あまり見せなかったんじゃないかなぁ…。それくらい本当に幸せそうに毎回ドナを演じられています。それがファンとしても本当に嬉しくて仕方ないですし、客席から見届けることができて幸せでした。

さっきもちょろっと書きましたけど、カテコではなんだかこっちをジーーーッと見てきてちょっとドキドキしました(笑)岡村さん、私が上手に座るとこうやって私をジーーーッと見てくるんですよね。なんなんだろう。気付いてるのかな?いまいちよく分からない部分もありますけど、こうやって日々進化している岡村美南さんのドナを今回も堪能することができて最高に幸せでした!

ソフィ・シェリダン:三平果歩

先週から福岡にやってきたぺーちゃんソフィ。前回久々に観たときに少し大人しくなったかなぁ…と思ったんですけど、今回観てみたらやっぱり横浜のときとはちょっとイメージが変わった感じありました。天真爛漫な一面は変わらずなんですけど、精神的に大人っぽくなったのかな。ちょっと落ち着きが出た感じがあります。

でもレイオールやスパトゥルはやりたい放題。今回のレイオールでは、「昔はやきもちを妬くことはなかったんだ」で竹内くんスカイが遠くを指差してその視線を追うようにぺーちゃんソフィが遠くを見つめて、その間に竹内くんスカイが膝カックンをしようとしたんですけど、ぺーちゃんソフィが振り向いて阻止していました。新しいパターン(笑)ペッパーたちが来たときには、伊藤さんペッパーのすねでも掴もうとするように地を這いながら追いかけていて、そのやりとりも凄く若者同士の仲の良さを感じられて良かったです。そのあとのボトル一気もハイペースで飲み終えてたんですけど、そのあとリサが持っていたやつも奪い取って飲もうとしていました。

そんなやんちゃな一面もありつつ、今回印象が変わったように感じたのがSlippingでした。横浜のときは「ママが大好き!」っていう気持ちが伝わってくるような明るい無邪気なソフィっていう印象だったんですけど、今回「ママが着せてくれる?」とか「バージンロードのエスコート、ママがしてくれる?」とかの台詞の言い方が凄く大人っぽくなった気がして、全体的にソフィの立ち居振る舞いが変わったような感じがありました。

まず「ママが着せてくれる?」の言い方は流れて言うようにではなく、「ママが…着せて、くれる?」って1つひとつを噛み締めるように確認するように。恐る恐る言いながら、ドナの反応を窺うぺーちゃんソフィの表情がまるで捨てられた子犬のようで可愛かったです。でもそのあとドナがおいでってしてくれて、嬉しそうに笑顔になって。鏡越しにキャッチボールをするかのように、ドナの言葉に微笑んでいたのも印象的でした。

無邪気で天真爛漫なんだけど、ここで見せる表情が少しずつ大人の女性らしくなっていって、娘としてはもちろんですけどソフィ・シェリダンという人間としてドナと向き合っている感じもありました。「バージンロードのエスコート、ママがしてくれる?」も前は元気に言っていたんですけど、今回は落ち着いて言う…というか、やっぱり同じく噛み締めるかのように確認するかのように言っていました。「誇りに思ってるわ、ママを」も嬉しさが込み上げる声色でありながら、大人の階段を踏み出したかのような落ち着きを感じさせる言い方で、そのコントラストがまた絶妙だったんです。うーん、上手く説明できない…。とにかく、前は子供っぽいなと思っていたここでのぺーちゃんソフィの佇まいは完全に大人の女性に成長を遂げていました。

だからこそ、ドナの寂しさが余計に助長された気がします。ずっと子供だと思っていた我が子がいつの間にかこんなに大人の女性になっていた…みたいなね。そういった変な説得力があって、「本当に綺麗よ」というドナの言葉も以前のぺーちゃんソフィと今回のぺーちゃんソフィに言うのとでは全然意味合いが違うように感じられました。凄く面白いなと感じた部分でもあったし、ぺーちゃんソフィがこうやってどんどん大人になっていく過程を一緒に見届けているみたいでなんだか泣きそうです(笑)

ぺーちゃんソフィは太陽みたいに明るくて天真爛漫な子っていうイメージだったから、こういう大人な一面を見せてくると凄く惹き込まれてしまうんですよね。それが意図的なものなのか無意識なのかは分かりませんけど、どちらにしても今回のぺーちゃんソフィはマジで良かったです。ちょっとずつドナから自立していっているのは寂しいですけど、ソフィとしての魅力は抜群に上がっていってます。

そんな一面もありつつ、結婚式のシーンでサムがドナに「君が他の男と出て行ったと聞いてそのまま引き返した」って言っているのを聞いていたエディとペッパーがニヤニヤしながらドナを指差していて、それを咎めるようにぺーちゃんソフィが必死に「しーっ!」ってやっていたのが面白かったです(笑)自分の母親のそんな一面を大暴露されて恥ずかしくないんですかね(笑)でもそのあと、プロポーズを受けたドナを見てぺーちゃんがガチ泣きしていて阿久津さんサムにも盛大に笑われていました。そういう相変わらずママ大好きー!な一面もとても可愛かったです。

と、こんな感じで全体的に横浜のときとガラッと雰囲気が変わったぺーちゃんソフィでしたけどやっぱりお芝居が上手で観ていて引き込まれる部分が多かったです。ほんのちょっとした一言でもニュアンスの伝え方が上手だったりするから、ソフィの感情がダイレクトに伝わりやすくて観ていて飽きないんですよね。表情もコロコロ変わるし、本当に魅力的なソフィだと思います。今回はぺーちゃんソフィとにらめっこもできて幸せでした。とっても可愛くてドキドキしました~。

観劇の感想・考察

気になったポイントについて書いています。

みなぺー母娘の絡み

なんかねー、横浜が濃厚だったために福岡のみなぺーがあっさりでとても物足りないの(笑)なんなら福岡のみなまり母娘のほうが濃厚すぎて、もう頭が麻痺しております。

今回のスパトゥルは美南ママにぎゅーって抱き着きにいったぺーちゃんソフィ。相変わらず娘に手を出せない受け身ママなので「アリ、リサ、ちょっと!」って助けを求めていました(笑)そのあとの「あなたはどこなのか」でソフィに爆レスを送る美南ママに、ぺーちゃんソフィも指差しでレスを返していましたよ。

ダズユアカテコはぎゅーってしてたけど結構あっさり離れちゃった…。みなまりみたいにがっちりホールドで離さないやつやってほしいな(笑)でもみなぺーちゃんが絡んでいて仲良さそうにしているのを観られるだけでとても幸せです。この組み合わせで観られるのもあと何回か分かりませんし、しっかり目に焼き付けたいと思います!

Thank You For The Musicの裏話

これは福岡公演オフステ前半のトークを聞いたうえでの話になっちゃうので、ネタバレをしない程度に書いていきます。オフステ前半は阿久津陽一郎さん、有賀光一さん、坂本剛さん、若奈まりえちゃんの4人でトークをしていました。その中で阿久津さんが色々な裏話や設定を語ってくれていて、Thank You For The Musicについても色々とお話をしていました。

今回はそれを受けて意識しながら観劇してみたんですけど、もうガラッとこのナンバーのイメージが変わりました。ハリーだけじゃなく、ビルやサムのあの表情の意味もそういうことなのかぁ…って色々と納得しながら観られて凄く面白かったです。やっぱりこういう裏話とか裏設定って知っていると知らないとでは全然面白さが違うなって感じました。

ここについては前半部分の視聴期限を超えたあとにどこかでちょろっとお話していきたいと思います。後半のオフステトークもめっちゃ楽しみになるような内容だったので、まだギリギリ滑り込みで観に行けますから気になる方はぜひ…!!

まとめ

ざっくりとしたレポで申し訳ありませんが、今回はこんな感じで!上手から観たことで色々感じ方も変わりましたし、ドナとソフィの関係性について色々考えながら観ることができて凄く楽しかったです。やっぱり固定概念って捨てなきゃダメですね。色んな角度から物事を観ることを学ばないといけないと改めて再認識できた観劇になりました。

そして今回も仕事は有休を使ってはるばる福岡までやってきましたけど、やっぱり楽しくて仕方なかったですし岡村美南さんのことが愛しくて仕方なかったです。なんでこんなにこの人のことが好きなのか自分でもよく分からないんですけど、マジで大好きなんですよね…。それを強く感じた観劇になりました。もう大好きすぎて胸が苦しかったです。

こうやって舞台に立ち続けてくれて感謝ですし、こうやって客席から拍手を送れることも幸せで本当に胸いっぱい。これからも応援できる限りは全力で応援し続けていきたいなって思います。

今回も最高の幸せをありがとうー!今週も観劇三昧でっす!!!

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