2014年12月24日ソワレ 『ヴェローナの二紳士』




東宝主催
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ゆうき
ゆうき

日生劇場…なんと5年ぶりよ!(多分)

日時:2014年12月25日ソワレ公演
場所:日生劇場




はじめに

プロテュース:西川貴教
ジュリア:島袋寛子
ヴァレンタイン:堂珍嘉邦
シルヴィア:霧矢大夢
チューリオ:武田真治
スビード:伊礼彼方
エグラモー:上原理生
ラーンス:坂口涼太郎
アントーニオ/宿屋の主人:斉藤暁
ミラノ大公:ブラザートム
ルーセッタ:保坂知寿

マンマをマチネに観てきたんですけど、まずこっち忘れないうちに。
日生劇場最後に行ったのいつだったか覚えてないです。
かなり前に屋根の上のヴァイオリン弾き観たなぁ…くらいにしか。

ということで早速迷いました。
でもご飯食べてから、なんとか無事たどり着きました。
一旦新橋の方まで来ちゃったんですけどね(笑)

さて、入場した時にこんなものをいただきました。
チョコが3つ入ってました。
おしゃれなクリスマスプレゼントですね!

東宝の舞台はチケット高いので一番安い席での観劇でした。
2階の後方でした。
かなーり舞台は遠かったですね、四季の劇場に比べちゃうと。
ほとんどオペラグラス使ってました。

そしてキャスト見れば分かると思いますが…かなり豪華(笑)
テレビで活躍してる人たちがたくさん出てました。
そんな中でも私のお目当ては、保坂知寿さん!
ずっと観たかったんです。
四季時代の知寿さんは映像でしか拝見できなくて。
きっと生で観たらすげえんだろうなぁって思いながら何年も経ち。
ようやく今回初めて観ることが出来ました!

観劇の感想・考察

ちょっとあらすじとか自分で書ける気がしないからHPから借りてくる。

プロテュース(西川貴教)は、親友ヴァレンタイン(堂珍嘉邦)から見聞を広めるためにミラノ行きを誘われたが、恋人ジュリア(島袋寛子)と離れたくないため留まることを望んだ。しかし、そのプロテュースも父親の命令でミラノに行かざるを得なくなり、ジュリアに永遠の愛を誓って、未練を残してヴェローナを去る。

ミラノに赴いたヴァレンタインはシルヴィア(霧矢大夢)という女性に恋をするが、シルヴィアの父親・ミラノ大公(ブラザートム)は、財産目当てでチューリオ(武田真治)と娘を結婚させようとしていた。

そこにプロテュースが到着し、たちまちシルヴィアに一目惚れ。プロテュースはシルヴィアを手に入れんがためミラノ大公に嘘を吹き込み、邪魔者のヴァレンタインをミラノから追放させる。

一方、プロテュースと会いたい一心でジュリアがルーセッタ(保坂知寿)とともに男装してミラノにやってくる。ジュリアとは気が付かずに、男装したジュリアを小姓にしたプロテュースは恋人ジュリアにシルヴィアへの熱い想いを語る。

果たして4人の関係は、どう結末を迎えるのか―?

ということでプロテュースとジュリアとヴァレンタインとシルヴィアを中心に物語は進行していきます。
まぁ…このプロテュースがかなりのクズ男でして…(笑)

冒頭ではジュリアへの恋心を綴った手紙を渡すのにドキドキしたり。
ジュリアのことで頭がいっぱいで、なかなか可愛らしい一面もあって。
ジュリアもプロテュースのことが好きということに気付いて。
二人は結ばれました。

なんかいつだったか、西川と島袋の過激なベッドシーンがある!?
みたいな記事がTwitterで回ってきてちょっと期待してたんですが…(笑)
確かに過激だった!別の意味で!

二人が結ばれる時、プロテュースがめちゃくちゃ長い真珠のネックレスをジュリアにプレゼント。
それを首につけて二人がベッドイン。
二人して首にネックレスを巻いて、体勢変えるたびに首にネックレスが締まって(笑)
本当別の意味でかなり過激なベッドシーンでした(笑)
最後はちゃんとネックレス取って、抱き合って暗転…みたいな感じでしたけど。

で、知寿さんはこのジュリアの侍女。
ジュリアのそばにいて、「お嬢さま!」と呼んでは追いかけまわる役柄です。
最初ジュリアが登場した時に一緒に登場するんですけど。
最初のやりとりがまあ早口で(笑)
知寿さんが出てきたって分かってからはずっとオペラグラスで知寿さんを追ってました。
髪がばっさりと短くて印象がちょっと変わっていて素敵でした。

そして、プロテュースもちょっとした嘘をついたせいでミラノに行くことになり。
現在住んでるヴェローナを離れなくてはなりませんでした。
ジュリアとも別れを告げ、旅立ったプロテュース。
そんなプロテュースに会うがために、ジュリアはミラノへ行こうとします。
でも、知寿さん演じるルーセッタが
「女ひとりで行っても危ない」だったかな?
ということで二人して男装してミラノへ行くことに。

ここでちょっとした生着替え。
島袋さんも着替えてましたが私は知寿さんの方を…。
結果的に男装の服装がめちゃくちゃダサいんですけどね…(笑)
最初サングラスかけてて、かっこよかったです。

と、細かく書いてると長くなりそうだから知寿さん出てるとこだけでいいや(笑)

ミラノへ来たジュリアとルーセッタはプロテュースと再会。
しかし、プロテュースはすでに他の女性に恋をしていました。
男装したジュリアとルーセッタの正体に気づかないプロテュースは、二人に恋の手伝いをしてもらおうとします。
想いを寄せるシルヴィアが明日結婚してしまうので、その前に想いを告げたい。
そこでプロテュースが取り出したのは指輪でした。
その指輪は、彼がヴェローナを旅立つ前にジュリアからもらったもの。
これをシルヴィアにあげようとするプロテュースを見て、ジュリアとルーセッタが驚き慌てます。

この時の知寿さんがちょっと訛った喋り方してたんだけど(笑)
男装した姿の設定が田舎かどっかの人間の設定だったのかな?
多分劇中、二人はどっから来たの?みたいなことをプロテュースに聞かれてた気がする。

皮肉を込めてその指輪のことをこっそり咎めるルーセッタ。
しかしプロテュースは笑いながら流してしまい、ジュリアも怒り心頭。
それを必死になだめるルーセッタ。

いやもう本当にプロテュースがただのクズ男すぎて途中イライラしました(笑)

まぁ、簡単に言ってしまうと。
プロテュースはシルヴィアに想いを告げるんですけど、実らず。
ジュリアも最後男装を解いて今でも愛していること、お腹に赤ちゃんがいることを彼に告げます。
プロテュースもジュリアへの気持ちに改めて気づき。
二人は結ばれめでたしめでたし…ということでした。

ヴァレンタインもシルヴィアと結ばれ。
なんとルーセッタもまさかの武田真治さん演じるチューリオと結ばれるという(笑)
ルーセッタとチューリオの恋に落ちる瞬間がすげえCFYっぽさ(笑)
今にも「夢のようだ~」って始まりそうな感じでした(笑)

なんかもう最後の方めんどくさくてかなり省略しましたが。
とりあえずハッピーエンドということでした!

今日がクリスマスだからなのか、それとも毎日やってるのか。
休憩中も出演者(主にアンサンブルの方々)が客席にやってきて。
交流してたり、クリスマスソングを演奏してたりしましたよ。

とにかく客いじりが多かったです。
西川さんが客席に降りてきて座ったり。
お客さんに話しかけたり。
挙げ句の果てには、別の俳優さんが客席に降りて男性客を立ち上がらせると抱きしめたり(笑)

もうやりたい放題(笑)
結構アドリブも入れてたみたいですね。
面白かったです(笑)

作品自体は悪くはなかったんですけど…。
でもちょっと客置いてきぼりな演出もあったりして。
宮本亜門さんの舞台観るの多分初めてなので、彼の演出方法が元々こういう特徴あるのかなぁ…なんて。
だけどアドリブもあったりして、結構笑いどころもたくさんありました。

堂珍さんがブラザートムさんと喋っている時に途中セリフを4行ぐらいすっとばしたらしく(笑)
武田さんが「今お前セリフすっとばしただろ」ってアドリブで突っ込んでました(笑)
そしてブラザートムさんが少し前のところからやり直してくれるというアドリブも。

西川さんと武田さんは堂本兄弟の観覧の時に何度か見てて。
でも舞台上で観るのは初めてだったのでちょっと新鮮さもありつつ。
だけど二人が喋ってる時は堂本兄弟だ~なんて内心思ったり。

それにしてもやっぱりアーティストが集まってるだけあって皆さん歌が上手い!
どちらかというと舞台向きな歌声ではないなぁ…とも思いましたが。
でもやっぱり凄く上手でした。

脇を固める人たちも上手でしたし。
元宝塚の霧矢さんも物凄く上手くて驚きました。

そして保坂知寿さん!
初見でしたが本当に凄くてびっくりしました…。
周りのキャストたちも歌上手すぎるから秀でて上手かった、というわけではなかったけど。
でもやっぱりオーラがありました。
演技にしろ歌にしろ、本当に惹かれるものがありましたね。
男装だって服装はめちゃくちゃダサいのにかっこよく感じたし。
本当に立ち居振る舞いが綺麗というか魅力的というか。
歌声を生で聴くのももちろん初めてでしたが、凄く独特ですよね。
なんていうんだろう…こぶし?が聴いた歌い方。
聴いてて、やべえ知寿さんだ…ってかなり感動していました。

今回ちょっと脇役な感じだったのであまり多くの出番はありませんでした。
だけど曲も数曲歌ったし男装もしたし…。
見所はたくさんありました。

私はやや上手側で観ていましたが、知寿さんほどんど上手側でした。
わーい\(^^)/
というか上手ブロックの最前から3列以内の席はかなりいいんじゃないでしょうか(笑)
結構客いじりもよく来てました(笑)

まぁ席は近いに越したことはないですけどね。
とにかくお客さんも参加型の舞台といったら言い過ぎかもしれないけど。
でもそれくらいお客さんを巻き込んでの舞台だったので、色々と楽しかったです。

まとめ

今日はクリスマスイブということでクリスマス抽選会もあり。
5名にサイン入りポスター、4名にサイン入りプログラムが当たるということでした。
さすがに日生劇場ほどの規模だと確率低すぎて…(笑)
と思い、この間ずっとオペラグラスで知寿さんのこと見てました。

霧矢さんと話してたりしててちょっと和んでいたら。
まさかの私の座席番号が呼ばれ…。
ファッ!?となりながらも手をあげて、キャストの方々にアピール。
「メリークリスマス!」と言われました(笑)

帰りの時にポスターを受け取ってきたんですが、帰宅して広げたらすげえでかかった(笑)
残念ながらこの大きさでは部屋に貼れないので実家にお持ち帰り…。
まさか当たるなんて思ってなかったので、本当にびっくりしました。
でも嬉しいです~。

素敵なクリスマスプレゼントをいただきました。
初めて知寿さんを観ることも出来て。
本当に凄い人だなぁって思いましたね。

四季時代の知寿さんを観ることが出来たらどんなに良かっただろうって思いました。
今回メインではないから出番もあまり多くはなかったけど。
四季時代の、特にドナとかは今でも伝説になってますし観たかったなぁ。

だけど今こうやって舞台上で姿を拝見することが出来るのは本当に嬉しいことです。
来年、石丸さんとも共演するみたいですしぜひ行きたい!
知寿さん本当に素敵でした。

本当一生忘れられないクリスマスイブでした!

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