31)思い出深い公演①
2014年12月21日の『劇団四季FESTIVAL!~扉の向こうへ~』。My初日が最前列ドセンでの観劇でした。1曲目の「ハレルヤ」で舞台奥中央から私に向かって真っ直ぐ歩いてくる岡村美南さんのシルエット姿が本当にかっこよくてドキドキしたのを強く覚えています。エルファバの人、こんなにかっこよかったの…って衝撃を受けましたし、他のナンバーでもガッツリ目が合って微笑まれて、もう骨抜きにされました(笑)
32)思い出深い公演②
2015年5月3日の『クレイジー・フォー・ユー』。この頃の岡村美南さんって滅多に泣かない人だったんですけど、この日の2幕終盤にある「But Not For Me」でボロボロに泣きながら歌っていて、その姿があまりにも衝撃的だったので今でも忘れられない思い出深い公演です。このときの岡村美南さんはポリーが完全に憑依していました。凄く味のあるお芝居されていて素敵だった記憶があります。
33)思い出深い公演③
2015年12月13日の『クレイジー・フォー・ユー』富山公演。岡村美南さんの地元凱旋公演で本人も凄く気合いが入っていたみたいですし、何よりいつも以上に笑顔が多くて楽しそうにお芝居していたのが伝わってきました。カテコでは岡村美南さんが登場すると大きな拍手が起こり、至るところから岡村美南さんの名前を呼ぶ声が聞こえてきて、とてもアットホームな温かい空間になっていました。あの光景は一生忘れられません。
34)思い出深い公演④
2016年12月11日の『ノートルダムの鐘』日本公演初日。ご縁があって岡村美南さんのエスメラルダ役デビューを客席から見届けることができました。日本公演オリジナルキャストということもあってドキドキしながら観劇していたのですが、物語の重厚さや切なさ、舞台セットや舞台演出の特殊さ、そして岡村美南さんエスメの圧倒的な存在感と歌声の力強さにひたすら感動していました。貴重な公演に立ち会えて幸せでした。
35)思い出深い公演⑤
2021年1月3日の『マンマ・ミーア!』福岡公演。千秋楽だったのですが、カーテンコールの挨拶でカンパニーを代表して岡村美南さんが挨拶をしたんです。四季では挨拶をする人ってベテランさんやその作品に長く携わっている方が行うイメージだったので、彼女がマイクを持って前に出たときはとても驚きました。彼女にとっても初めての挨拶だったと思うので、素敵な言葉で気持ちを込めながら挨拶していた姿が本当に感動的でした。
36)一番好きな台詞の言い方
『ウィキッド』でエルファバが最後グリンダに言う「じゃあ、勉強しなきゃね」の言い方が超絶好きでした。岡村美南さんは台詞を台詞らしく言わずに自然にお芝居するのが特徴なんですけど、この台詞もグリンダへの慈愛が感じられる優しい言い方で、聞いてて胸がキュッとなりました。似た言い方だと『マンマ・ミーア!』でドナがソフィに言う「本当に綺麗よ」も自然に溢れた感情がそのまま言葉になっているみたいで大好きです。
37)一番好きな歌声の曲
『ウエストサイド物語』の「アメリカ」と『ノートルダムの鐘』の「世界の頂上で」の2つが特に大好きで、正直選べないです。前者は力強い歌声が凄く聴いていて気持ち良くて、こんなにも岡村美南さんの声質に合った曲があったのかと衝撃を受けたほどでした。後者はひたすら慈愛に溢れた優しくて温かい歌声が大好きで、岡村美南さんだからこそ表現できるエスメの包容力がすべて歌声に詰まっていて、聴いていると泣きそうになります。
38)一番似合っていた衣装
間違いなく『マンマ・ミーア!』の「ヴレヴ」の衣装ですね。背中とお腹が大きく露出するパンツスタイルの衣装なのですが、岡村美南さんのスタイルの良さが引き立っていて目を離せなかったです。綺麗な背中と浮き出た肩甲骨も美しいですし、すらっとした長い脚も凄く目立つので、その美しさとかっこよさに毎回ガチ恋していました。
39)もう一度観たい役
正直すべての役をもう一度観たいのですが、観られるのであれば『ウィキッド』のエルファバをもう一度観たいです。当時の岡村美南さんのお芝居でも観たいですし、今の岡村美南さんのお芝居でも観てみたいなと思います。色んな役を演じて経験を重ねた上でエルファバをまた演じたら絶対にお芝居の雰囲気変わっていると思いますし、何より彼女のエルファバのお芝居は本当に最高なのでいつかまた「みなフィー」に会いたいです。
40)もう一度観たい公演
もう一度過去に戻って観られるなら2014年10月31日の『ウィキッド』一択です。まだ岡村美南さんを知ってすぐの頃でありながらこんなに誰かのお芝居で泣かされたことは今までなかったので、もう一度あの日に戻ってじっくりと岡村美南さんのエルファバのお芝居を堪能したいです。本当にあの公演は岡村美南さんのエルファバが出るたびに終始泣いていたので、またあの感動を味わいたいなぁ…って思っています。
41)お芝居について
岡村美南さんのお芝居はとにかく感情表現が細かいし丁寧です。キャラクターの感情をしっかり汲み取って、表情や仕草にまで落とし込んでいく方です。だから時々お芝居をしているのか素の感情が出ているのか分からないくらい憑依している瞬間があります。台詞の言い方も立ち居振る舞いも本当に自然ですし、お芝居がナチュラルでクセが一切ないので何も考えずに物語に没頭できると思います。
42)歌について
クセはないけど特徴はありますよね。岡村美南さんって歌い方がとても独特な方なので好き嫌いは分かれるかもしれません。でも凄く澄んだ歌声で、歌声に感情を込めて歌うことができる方だと思っています。力強さを前面に出したり、優しさを含んでみたり…歌でキャラクターの感情を表しているのが凄く好きです。あと単純に歌が上手い。音域も広いですし裏声も綺麗ですし、聴いていて気持ちが良い。いつかアルバム出してほしいです。
43)ダンスについて
ダンサーさんに混ざっても見劣りしないほどダイナミックでしなやかな踊りをしている印象があります。そもそもデビューが『55sptes』のダンスパートだったので、元々ダンス力の高さも買われていたんだろうなと思います。ポリーやアニタ、エスメなどダンス力が問われる役も多く演じていて、そのたびに足のつま先から頭のてっぺんまで全身を使った力強いダンスに魅了されていました。やっぱり踊れる人ってかっこいいですよね。
44)スタイル・ルックスについて
岡村美南さんのルックスの高さは語りつくせないです。顔がイイ。顔面偏差値の高さがえぐいです。本当にバランス取れた綺麗な顔していますし、役的に男を魅了する女性を演じることも多いのであの顔なら説得力があると思います。そして171.5cmの長身と引き締まったスタイルはモデルさんみたいで素敵だな~と憧れています。体づくりは特に気を使われているみたいですし、努力の賜物ですね。かっこいいし可愛いしでずるいです。
45)性格について
根は相当真面目なんだろうなと思います。自分の信念に基づいて生きていらっしゃるのもあって、凄く真っ直ぐな性格をされている印象です。その一方で遊ぶときは全力で遊ぶし、ふざけるときはとにかくふざけていて、オンオフがはっきりしているのも好感持てます。岡村美南さんってサバサバしていますけど実はかなりお茶目な方なので、絶対に友達に欲しいタイプです。先輩にも後輩にも愛されてる理由が分かりますよね。
46)生き方・考え方について
舞台女優を目指してアメリカ留学するほどの行動力の持ち主で、自分の信念を貫く真っ直ぐな生き方が本当にかっこいいです。人は失敗しないと成長しないから失敗は怖くないと考えていたり、同じことを繰り返してもつまらないからと新しいことを始めたり、常に前を向いている姿勢も素敵。アメリカで過ごした4年間の経験も活きていて、ポジティブに楽しいこともつらいことも取り組んでいけるのが凄いです。同じ人間とは思えません。
47)歌ってみてほしい曲
四季の中であれば「愛した日々に悔いはない」「お母さんは知っているの?」「真実を見た」あたりを聴きたいです。「愛した~」は岡村美南さんが四季の中で一番好きな曲と仰っていたので単純に聞きたくて、あとの2曲はターニャのドスを効かせた痺れた歌声、アムネリスの切ない歌声が絶対に合うだろうなと思って選曲しています。四季以外なら「私だけに」「オン・マイ・オウン」「夢破れて」「命をあげよう」は外せません。
48)忘れられない珍エピソード①
2015年1月9日の『劇団四季FESTIVAL!~扉の向こうへ~』。「パリの縁日」というナンバーの中で岡村美南さんが野球観戦をする女子を演じていたんですね。観戦女子チームが毎回好き勝手して遊ぶフリータイムがあって、この日岡村美南さんは持っていたポップコーンを何度も地面に落とすというお芝居をしていました。で、落ちたポップコーンを拾って食べていたのが衝撃的すぎて6年経った今でも忘れられません。
49)忘れられない珍エピソード②
2015年12月24日の『クレイジー・フォー・ユー』大阪公演。2幕冒頭の「The Real American Folk Song」というナンバーでポリーがカスタネットを叩きながら歌うんですね。この日、勢い余って岡村美南さんポリーがカスタネットを客席に吹っ飛ばしてしまって…。仕方なく手でリズム刻んで対応していましたが、カテコでカスタネットを拾ったお客さんに返してもらって恥ずかしそうにしてました(笑)
50)忘れられない珍エピソード③
2019年9月18日の『ノートルダムの鐘』京都公演。2度目のカーテンコールでプリンシパルが一斉に出てくるんですけど、そのときに岡村美南さんがなかなか登場してこないということがありました。全然出てこないのでザワザワしたんですけど、ちょっと遅れて出てきたので安心。出るの忘れてたんですかね。岡村美南さんってカテコの段取りを把握していないことが多いので、カテコ関係の珍エピソードはたくさんあります(笑)
51)共演してほしい俳優さん
海宝直人さんと川口竜也さんとはまた共演してほしいです。やはり外部の方とお芝居すると岡村美南さんがその方に刺激を受けるのか、ご自身のお芝居や役へのアプローチに変化が出てくるんですよね。その化学変化が観ていて面白いなと感じました。また、チャンスがあるなら樋口麻美ちゃんとも共演してほしいです。岡村美南さんが四季に入るきっかけを作った方なので、2人の掛け合いがいつか実現したらいいなと思います。
52)好きな組み合わせの俳優さん
個人的には松島勇気さんとの組み合わせがとても好きで、『クレイジー・フォー・ユー』でボビー役とポリー役で共演してきたのを何度も観てきたのが大きいです。岡村美南さんのほうが身長高いのもビジュアル的にキュンとなりました。最近だと『マンマ・ミーア!』で共演した三平果歩ちゃんとの絡みも大好きです。みなぺーって呼んでます。どんな作品においても、先輩にも後輩にも可愛がられる岡村美南さんを観られて幸せです。
53)可愛いと思うところ
お芝居に一生懸命なところもポンコツっぷりを発揮するところも全部が可愛いと思うのですが、個人的に小道具に遊ばれちゃっている岡村美南さんを観ると凄く可愛いなぁ…って思います。凄く器用そうなのに意外と不器用なんですよね。小道具使うの本当に苦手なんだろうなって思うくらい、小道具に遊ばれるハプニングが多い印象です。一見完璧そうな岡村美南さんのそういう不器用な一面が垣間見えるとキュンとなります。
54)尊敬するところ
舞台に対する想いが一途なところは本当に尊敬しています。岡村美南さんって割と飽き性らしくて色々ハマっては飽きて…を繰り返しているらしいのですが、大好きな舞台のことはずっとずっと大好きなままで、舞台のことになるとひたむきで一生懸命なところが舞台人としても人としても尊敬できます。自分の夢を実現するために努力を惜しまない姿勢は本当に尊敬しますし、かっこいいなと思います。
55)岡村美南さんと言えば
岡村美南さんと言えば、地元愛の強さです。ことあるごとに富山のエピソードを話されているのですが、とにかく富山のことを話しているときの岡村美南さんが凄くイキイキしていて、地元愛の強さが伝わってきます。実際に富山に岡村美南さんが凱旋されたときも地元の方から愛されているのが感じられましたし、彼女にとって富山は絶対的なホームなんだろうなぁと思います。地元を愛している人って素敵ですよね。
56)四季ではなく宝塚に入団していたら
高校生のときに宝塚を受験していた岡村美南さんですが、もちろん宝塚なら男役でしたでしょうし活躍はされていたと思います。でも宝塚に入団していたら今のように幅広い役は演じられていない気がしていて、四季だからこそここまで岡村美南さんの魅力が存分に発揮されているんじゃないかなと感じています。それに宝塚だったら私もきっと出会っていなかったし、四季に入ってくれて良かったです。出会えたのは運命だと思っています。
57)観劇時に一番注目するポイント
私が岡村美南さんのお芝居を観るときに必ず注目するのが表情の変化です。台詞がないシーンでも絶対に表情でのお芝居を忘れない方なので、ちょっとした感情の変化でも表情でしっかり表現されています。ここまで表情でキャラクターの感情を豊かに表現する人ってなかなか観たことがありません。個人的には『マンマ・ミーア!』のSlippingで、ソフィが部屋にやってきたときのドナの表情の変化が凄く好きでした。
58)観劇時に注目してほしいポイント
表情の変化はもちろん注目していただきたいのですが、ぜひ岡村美南さんの間の取り方にも注目してほしいです。間合いってそこまで意識せずに観劇していることが多い気もするのですが、意識して観てみると岡村美南さんがしっかり間をはかってお芝居をされていることに気付くと思います。その間の中に込められる意味であったりキャラクターの心情であったりを深く理解しながら観ると、岡村美南さんのお芝居をより楽しめると思います。
59)これだけは自慢できるということ
絶対にこれは他の人に負けない!ということは1つもないんですけど、岡村美南さんに対する自分の真っ直ぐな気持ちは自慢できると思います。良くも悪くも岡村美南さんしか目に入らないので視野が狭いんですけど、その分岡村美南さんのお芝居はしっかりと観ていて、結構気付けるポイントが多いのは確かです。あとは岡村美南さんに関する直感は割と当たるので、行動する上で役立っていることが多いです。
60)岡村美南さんの癖
素の岡村美南さんの癖なのですが、分からないことがあっても分かったフリをする傾向があります。岡村美南さんって結構テキトーなところがあるので、話についていけなくても雑に話を合わせて、あとから分からないことが露呈して突っ込まれていることが多いです(笑)それでよく自分で自分の首を絞めている印象があります。舞台上ではしっかりしているのに、舞台から降りると結構ポンコツなところも憎めなくて好きです。
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