2015年3月18日マチネ 劇団四季『クレイジー・フォー・ユー』(バクステあり)




クレイジー・フォー・ユー
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ゆうき
ゆうき

バクステあり!

日時:2015年3月18日マチネ公演
場所:四季劇場[秋]
座席:1階S席3列19番




はじめに

今期CFY初のイベントがありました。
バクステなんて5年前のウィキッド以来なのでかなり久しぶり。
ゆーっくり劇場に向かってほぼ最後列をいただきました!

ま、イベントレポに関しては後程書くのでまずは公演の感想から。

今回の席は私の大好きなセンターブロック上手寄り。
別名ポリー堪能席です。

キャストの感想

気になったキャストの感想を書いています。

ボビー・チャイルド:松島勇気

やっぱり相変わらず面白いです松島ボビー。
オフマイクで発する言葉が本当に面白くて全部聞き逃せないです。
Could You Use Me?で酒場の入口に寄りかかるポリーにキスを迫る時に「んー」って言ってたり。
ここらへんは昨日とかも書いたけど、劇場内をポリーに案内されてるシーン。
衣装を着てポリーに披露した時に「とぅるーん」って言ったり。
そのあとポリーの足を踏んじゃって「またやった…またやった…」って言ってたり(笑)
アイリーンがポリーに「だからそんなくたびれた感じなのね」って言ってる時。
ポリーの後ろで盛大にジェスチャーしながら「もうやめてよ…もう!」って言ってたり(笑)
面白いし可愛いし、なんだかんだ愛しいんですよね。
本当にキュンキュンします。

ポリー・ベーカー:岡村美南

今回も岡村さんには泣かされました。
まったく、なんでこの人はこんなに素晴らしいお芝居をするんだろう。
素晴らしいの一言でした。
ちょっとだけ台詞を噛んじゃったんだけどね。
「チケットをおもと…お求めになりますよね?」って。
それを除いてはとても良かったと思います。
がっつり堪能席だったので色々と観させていただきました。
恐るべきは一時停止するシーンすべて。
あれだけの長い時間、一切瞬きしてませんでした今回。
特に2幕のボビーがザングラーさんに変装したところでの一時停止なんか凄かった。
もう最後の方は目がうるうるしてたし、口開けたままだから一生懸命口呼吸?腹呼吸?してたし。
訓練でもしてるんでしょうか…本当に凄すぎるんだけどな。
そしてやっぱり日に日に面白くなってる足を踏まれた時のリアクション(笑)
「いいのいいの!…はは!いいのいいのいいの!」って壊れちゃってるんだもん(笑)
三枚目だなぁ…と思いながらも、そういった部分がまた魅力的です。
Slap That Bassでは「開いて合わせて」の振りもやってました。
今回は「おへその下の方が」と言ったあとにまずボビーを思い切り叩いてから照れてました。
いいなぁ、やっぱりここちょっと恥ずかしそうにボビーを叩くんだけどかなり痛そうなのがたまらない(笑)
からのThey Can’t Take~。
もう表情を見てるだけで胸が締め付けられて凄く苦しかった。
目に涙が溜まってて今にも溢れてしまいそうなのはいつものこと。
それに加えて震える口元を何度も噛み締めて、泣かないように耐えてて。
それ観た瞬間にもう本当にグッときちゃって。
ポリーってあまり人前で泣くような女の子じゃない気がしてて。
それが男関係なら余計に。
最後の最後まで強がってる姿を観た時に、なんて愛しいんだろう…と思いました。
本当に素晴らしかったです、岡村さん。

ランク・ホーキンス:志村要

女性の尻にしかれそうなタイプですよね本当(笑)
ポリーに「ランク・ホーキンス!私のお父さんに向かって何よ!」と忠告されてる時。
両手を上げて縮こまちゃってる感じが凄く弱々しさ全開で好きです。
顔は凄く強面なのに中身が弱いっていうランクのギャップ。
元々の志村さんの顔立ちもあるからだろうけど、凄く悪そうな顔してますよね(失礼)。
だからこそ、アイリーンに心を奪われた時の感じが凄くいいです。

アイリーン・ロス:大和貴恵

うーん…やっぱりね、今日観てて思ったけどもっと壊れないかな。
「赤毛のバカ女なんですよ!」ってランクに暴言吐かれた時のハッとなる感じとか。
キスしたあとのふにゃぁってなっちゃう感じとか。
あまりに流れが速いというか自然すぎちゃうというか。
もっと電流が走ってくれるといいかな。
でも、アイリーンも本当に可愛くてラストの方の優しい笑顔が素敵すぎる。
自分を本当に好きになってくれる人に巡り会えて良かったね、と思いつつ(泣)
あ、The Real Americanでいつもポリーしか観てなかったから気付かなかったんだけど。
アイリーンが酒場でみんなが楽しく踊ってるのを見て顔をしかめてて。
でも、みんなが体を「ううっ」ってやるところ(伝わるかな…)で一緒に体弾ませてて(笑)
さりげなく一緒にノってるあたりが面白かったです。

ザングラー:青羽剛

なんか凄くつぶらな瞳をされていて可愛かった(笑)
今回は銃撃戦を見せつけられた時に座り込んじゃってなかったです。
立ったまま震えてました。
ボビーがポリーに、自分がザングラーなんだと弁解してる時に現れるシーン。
ザングラーざんが来たのを見て荒木テスがかなり驚いた表情してましたね(笑)
ポリーにいきなりキスされた時に固まっちゃってるのも可愛い、というかそこ代わって(殴)。
昨日も思ったんだけど、青羽さんのつけてるマイクからかなりノイズが聞こえるんですよね。
頭につけてるやつからとは思えないから、別のところにつけてるのかな。
なんか歩くたびに風を切る音とかが雑音として聞こえてくるんですよね。

テス:荒木美保

ロープ切るタイミング練習したんでしょうかね。
本当にぴったりに切るようになってた。
I Can’t Be Bothered Nowの「はい、ボビー!」の声がなんか一人だけ違う(笑)
一生懸命可愛らしい声で言ってるんだけど、凄く荒木さんだって分かります(笑)
荒木さんも観るたびに良くなっていってる気がして、とても素晴らしいです。

観劇の感想・考察

気になったポイントの感想などを書いています。

Shall We Dance?でポリーからキスするところ。
ちょっと唇とずれたところにしちゃってたみたいで少しずつ位置を変えてしっかりキスしてました。
ポリーのキス顔堪能席ですけど、可愛すぎかよ…。
キュンキュンしました。

Girls Enter Nevadaのあとのシーンかな。
ポリーがボビー扮するザングラーさんと対面してるところ。
ここもいつもポリーばかり観てたから気付かなかったことたくさんあった。
後ろの方で伊藤ビリーが、石田マギーにバンダナか何かで顔拭いてもらってて。
それ見て凄くキュンとしてしまった。
そしてツェザリハリーが原田ミッツィーに近づこうと髪の毛を整えたりしてて(笑)
ツェザリさんかっこよすぎるから、そんなことしなくたって落とせますよ…と思ったり。
「あなたはオダブツね」と言われてボビーが「分かった」と言って行こうとしたあと。
テスを振り返って「オダブツ…?」と呟いてたのも面白かったです。

Slap That Bassは宇龍ムースの場合テンポが速い。
ベース弾くのがめちゃくちゃ速いです。
佐久間ムースで聴き慣れちゃってたから余計にそう感じるのかな。

Stiff Upper Lipのボビーとポリーの喧嘩。
割とやってることは毎回同じなんだけど、今回ポリーがボビーの手を払い除けてました(笑)
もう相変わらず可愛いですこの2人。
最後の方でポリーのカツラが目にかかっちゃってたけど。
長髪のカツラって顔にかかったりすることあるから色々と大変ですね。

って感じかな。
まぁ、他の曲とかも色々書きたいけど今回はイベントレポも控えているのでこのくらいで。

カテコもやっぱり松島さんと岡村さんが見つめ合ってる時にププッって笑ってんだよなぁ(笑)
何が面白いんだろうな(笑)

バックステージツアー

続いてバクステのレポもいくつか紹介しておきますね。
「ここだけの秘密ですよ」みたいに言われた内容については控えさせていただきますね。

参加者も結構多くて、全5グループに分けられてグループごとに舞台上を見学してました。
私はちょっと遅めだったので4グループめ。
1人で参加したはずなのに、席に座ってみたらまさかの知り合いが隣だったという(笑)
こんな奇跡あるんだ…と思いつつ一緒に見学とかしました。

CFYの初演がいつだったか忘れたけど…1996年とかそこらへんだったかな。
1992年はブロードウェイで初演された年代ですもんね、確か。
これまで何度も再演されてきた今作。
初演からずっとこの作品に携わってきた加藤敬二さんがやはり今回も携わってるのですが。
「初演に近い感じに戻したい」とのことで、今回はオリジナルに近い感じに戻したそうです。
時代設定は1930年代。
確かランクの酒場だったかに飾ってあったカレンダーは1936年4月になってました。

衣装は一番下に着る汗を吸収するもの以外は週1とかでクリーニングするそうです。
松島さんとかは特に汗かきやすいし、クリーニングは必須ですよね。

ランクによるホテルの看板割りについて。
1幕はちゃんとした看板っていうと変だけど、しっかりしたものを使っているそう。
幕間になると、今度は割ってもいいように看板を差し替えるそうです。
あの看板はスチレンロールに文字を印刷しているそうで、頭で割っても痛くないように出来てて。
いい具合に毎回横長に割れます。
で、今回の公演は凄く良かったと言ってるのですが粉々に砕けるとやっぱり面白いらしいです。

銃撃戦とかボビーが階段から落ちるやつとか、セットがないと出来ないシーンはどうしてるのか。
劇場でなくあざみ野の稽古場で、とかの話ですね。
あのセットにはツアー用の通常より2スケールくらい小さいな舞台セットも用意されてるそうで。
それを使ったりしているそうです。

これは言っていいことだったかちょっと忘れてしまったけど…大丈夫かな?
Stiff Upper Lipの椅子を積み上げるシーン。
毎回素早い時間で椅子を正確に積み上げているけど、その工夫について。
私も毎回ひやひやしながら観てますけど、スタッフさんたちもやっぱり同じらしく(笑)
実は積み上げられる6つの椅子にだけフラットバーがつけられていて。
椅子の脚と脚を繋ぐ棒のようなものがしっかりと2つついてました。
そのためにバランスも崩れないし安定しているそうです。
ミーティングの時はそれらの椅子は後ろの方に置かれて、客席からは見えないようにしてるそう。
もちろん何かあった時のためにスタッフさんたちもしっかり舞台袖で見守ってて。
最悪のことがあった時はすぐに駆けつけられるようにしてるそうです。
でも、これまで幸いそういったことは起きてないそう。
稽古の時とかはよくあるらしいですけど。
実際に積み上げられた椅子を見てきましたけど、安定してるとはいってもやっぱり怖い。
足元もまぁまぁある程度スペースあるけど、あの短時間でのぼるのビビっちゃいます。

銃声が大きくなったように感じたけど、変えたのかについて。
火薬自体は音の大きさを変えようがないために、別に変えているわけではないそうです。
もちろん火薬の出来、不出来があるから毎回音の大きさが同じというわけじゃないらしく。
せめてスポッというくらいの掠れた音でも出ればまだいい方で。
昔は音すら鳴らなかったこともあるらしいです。
音が鳴らないと色々と話が進行しないですからね(笑)

「消えもの」について。
舞台用語で食べ物とかのことを言うのかな?
ザングラーさんたちが食べてるパンとかお酒とか。
パンはホットドックで中にソーセージが入ってるらしいです。
何も味はついてなくて、温めてしなしなにさせたものを出してるそう。
でもソーセージまでは食べてないみたいです。
パンだけでも口の中がパサパサしちゃうもんね。
お酒もウイスキーみたいに見えればいいらしく。
お茶とかだとさすがに薄いらしいです。

テスの切るロープについて。
あれは切れ目がしっかりあって、マジックテープでつけられてるそうです。
だからすぐに切れるみたいなんですけど。
荒木テスの場合はまだまだ発展途上らしく、もっと綺麗に切れるように訓練してるそうです。

ボビーがカツラを宙に浮かせてキャッチするシーン。
あれはぎりぎりまで落としてキャッチするようにすると面白いらしく。
でも、ぎりぎりまで落として結局キャッチ出来なかったこともよくあるそうです。
実際に私も観てますけどね、そのハプニングは。
だから落としちゃってもいいように、下にいる俳優さんたちがスタンバイしてるらしいです。
この前だとちょうど下にいた三宅ピートがキャッチしてボビーに投げてました。

また個人的に気になってたことがあって。
舞台見学してる時にスタッフさんにボビーとポリーの年齢設定について聞いてきました。
そのスタッフさんも具体的な年齢は覚えてなくて。
でも、ポリーはかなり若いらしいです。
ボビーとは結構年齢差が開いてるみたいです。
ボビーが30超えてると思うけど、ポリーはだいたい20代前半から半ばあたりかなと。
アイリーンはボビーと同じくらいだそうです。
実際の年齢が気になるところです。

あとは舞台を見学していくつか気になったこととか知れたことについて。
ランクの酒場の入口のところも立ってみたんだけど。
結構重いし高いんですね。
岡村さんは普通に寄りかかってたから、やっぱり彼女が長身なんだな…と再認識。

鳩時計とかが銃で撃たれて壊れちゃう仕組みについて。
あれは時計の後ろの方に棒みたいのがあって、手動で押して飛び出すようにしてるそうです。
舞台セットも観てると奥行あるのかなぁなんて思ったけどやっぱりそんなことはなかったです。

岡村ポリーがしてる劇場の電話?も触ってきました…。
岡村さんが実際に触ってるやつだ…とか思うとドキドキしつつ(殴)。
色々と触ることも出来て、とても楽しかったです。

とにかく小道具がたくさんあって、本当に新たな発見もありました。
凄く楽しかったし参加して本当に良かったです。
さて、次はリハ見。
岡村さんは出てきてくれるでしょうか…。

とりあえず簡単にですが、いくつかレポさせていただきました。
少しでも参考になれば。

まとめ

19日、もう今日ですけど、岡村さん最後かな?
20日以降が未定になったままなので見納めなのか分かりませんが。
しっかりと観てきます。
そしてイベント参加したら栃木に帰ります\(^o^)/

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