2015年3月19日マチネ 劇団四季『クレイジー・フォー・ユー』(リハ見あり)




クレイジー・フォー・ユー
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ゆうき
ゆうき

リハ見!

日時:2015年3月19日マチネ公演
場所:四季劇場[秋]
座席:1階S席4列18番




はじめに

こんにちは。
19日分のレポずっとあげたかったんだけどなかなかPCをいじることが出来ず…。
というのも、26日まで栃木に帰省中でして。
それと同時に熱出して寝込んでて、病院行ったらインフルエンザと診断されました。
この時期にインフルなんてあるんや…と驚愕。
親としては迷惑だっただろうけど私としては栃木に帰省してて本当に良かった(笑)
東京だったら栄養もつけられないし病院すら行くお金もなかったし。
随分日にち経っちゃったから色々忘れちゃったけど、しっかりレポしていきますね。

イベント日に岡村さん出演ってなったら本気出すしかないでしょ…と思い。
8時30分には劇場に到着し一番乗り。
イベントも最前列を取れたので無事に公演を楽しむことに専念出来ました。
そもそもこんな朝早くから並んでるから風邪引くのよね。

キャストの感想

気になったキャストの感想を書いています。

ボビー・チャイルド:松島勇気

オフマイクは17日、18日よりはちょっと抑え目感あった気もする。
でもやっぱり面白いし可愛いし、とても松島ボビーが愛しかったです。
松島さんに関するミスとかはなかった…かな。
I Can’t Be Bothered Nowでまた新聞が破けないハプニングはありましたが。
序盤の方でやや歌に疲れが見えた気がするけど後半は問題なく。
ポリーの足踏んじゃったあとのオフマイクは「またやった…またやった…」と18日と同じ。
全体的にかなり完成度も高くなっているし、素晴らしいと思います。
11日に初めて知った、They Can’t Take~での涙をこらえるように歌う表情とか。
あの日以来観た公演すべて、同じように涙声で歌っていたために毎回のように泣いてるのかな…と。
なんとなく松島さんって泣くイメージなくて。
だから、あの歌声と表情を観た時に凄く意外でグッと来ました。
ボビーの心情がそのまま松島さんに表れているかのようで、凄く素晴らしかった。

ポリー・ベーカー:岡村美南

これで岡村さんのポリー見納めか…と思ったら21日も出演されてた。
どちらにしてもインフルだったから行けなかったけど。
だから今回はしっかり観てこようと思って、悔いのないようにしっかり観てきました。
ボビーにキスされたあとのベルトあげる動作?
なんかいつもより面白かったです(笑)
そして今回もビンのコルクがハリーの下腹部に直撃してました。
「おへその下の方が…」はほっぺに手をやるだけ。
「名演技だったわ」でボビーのほっぺをぽんぽんしていたと思います。
今回も一時停止のところはまったく瞬きせず。
このプロ根性というか…凄すぎますねまったく。
They Can’t Take~ではいつも以上に涙を浮かべていた印象。
But Not For Meもいつになく涙を浮かべており、今にも泣いてしまうんじゃないか…と思うくらい。
所々印象がまた変わっていて、凄くグッと来ました。
今回は無事何事もなく素敵なお芝居を観せてくれた…と思った矢先。
カテコで出てくる時に躓いてしまってこけてしまいました。
すぐに立ち上がってお辞儀していましたが、怪我はなかったようなので一安心。
あの衣装、足元気をつけないと危険ですからね。
お辞儀し終えたあとちょっと下向いたりして恥ずかしそうにしてましたね。
そういう姿もちょっと貴重な感じがあって可愛らしかったです。

ランク・ホーキンス:志村要

公演での志村さんももちろん素敵だったんですけどね。
それよりイベントの志村さんが面白くて…(笑)
ニコ生の時も思ったけど、その場を盛り上げるのが上手い…というか天然?
ランクとは違って凄く優しい感じが全面に出ていて素敵でした。

アイリーン・ロス:大和貴恵

ボビーがポリーと絡んでる時のあの驚愕したような冷たい視線を向けたような表情がたまらない。
ちょっとした表情とかも意外と観てると面白いです。
そしてやっぱりランクに暴言吐かれた時の感じがもうちょっと…。
次の行動に移すまでの時間が短いのかな。
なんというか、もっと溜めるといいのかな。
電流が走って自分の中の何かが目覚める感じが、あまりにも流れるように行われるから伝わりにくい。
ひとつひとつの動作をもっと大胆にゆっくりと…だといいのかな。
衝動的にキスをしたりとか、リズム感も大切なんだろうなとは思うんですけどね。
だけどやはり全体的には大和さんもお芝居上手い。
イベントにも登場してくださったんですけど、素顔もとても可愛らしい人でした。
アイリーンとのギャップを感じて思わずキュンとしちゃいました。

ザングラー:青羽剛

1幕冒頭のテスとのやりとりで「愛しとる」っていうセリフが抜けちゃってました。
いきなり「食事に行こう」と言ってました。
青羽さんがこういうミスしたのを観たのは初めてだったのでちょっとビックリ。
まぁ全体的にとても安定していたので相変わらず素敵でした。

観劇の感想・考察

Shall We Dance?でボビーがポリーの腕を掴んで振り向かせる振りがあって。
でも腕が掴めないままポリーが振り向くというちょっと微妙な感じに。
ここも色々と距離感難しいところですよね。

IGRでは山下ジミーのマイクが取れちゃってたり。
セリフ喋るところがなかったから良かったかな。

あとはカテコかな。
岡村さんが転んでしまったことによってか、松島さんと見つめ合う時いつも以上に笑ってた。
なんとなく岡村さんは少し恥ずかしそうにたまに視線を下にやりつつはにかむ感じ。
それがまた可愛らしかったんですけどね。

そして追加カテコの時のキスも、相変わらず唇突き出してキスのおねだり顔です。
そんな岡村ポリーを見て、客席の方を向いて眉を下げながら「しょうがないなぁ」みたいな顔する松島ボビー。
可愛すぎかよぉ…。
今回最前列にちっちゃい女の子が座ってて、岡村さんがその子にばっかり笑顔向けて手振ってて(嫉)。
その子になりたいと思いながらもあんなに優しい笑顔向けてる岡村さん観れたことすら幸せでした。

リハーサル見学会

続いてイベントレポ。

リハーサル内容

入場した時にはすでに出演者が舞台上でリハをやっていました。
場面はSlap That Bass。
これは岡村さん来ねーわって苦笑いしつつ席につきました。
ダンスリーダー?が三宅さん。

客席の下手には吉賀陶馬ワイスさん、上手には志村さんがいました。
気になる部分などを練習しつつ。
それじゃ1曲通しでやろうということになり。

Slap That Bassをもう一度聞けることに。
そうそう、今回のリハ見は終演後だったのでいつもと違う印象で面白かったです。
つい先程まで本番を観ていて、それから練習着の俳優さんたちが踊ってる姿を観るのが不思議。
松島さんも付け髭とかせず素顔のままだからね(笑)

いつも本番でもこの曲はどうしてもポリーが出てる時はポリーしか観てないから…。
やっぱり通しが始まった時も思わずポリーが登場する瞬間に上手の方観ちゃってて。
そしたら…まさかの岡村さん登場!
凄くビックリしちゃいました。
正直この曲はポリーが出てこなくてもやれるから絶対出てこないだろうって思ってたので。

最近の写真とかでもよく見るピンクのダウン着てました(笑)
お気に入りなのかな。
中には白いキャミソール、黒のパンツかな。
もう彼女が出てきたら彼女しか目に入らなくなってしまいました…。

人差し指ふりふりの振りしながら登場。
そのまま下手に来て野田シーラに服のサイズを合わせる岡村ポリー。
そして一度また上手に捌けていった岡村さん。

2度目の登場は本番だと松島ザングラーさんに微笑んでから下手の脚立にのぼるんですが。
今回は見向きもせず普通に目の前を走って通り過ぎていきました(笑)
さっぱりしてんな~このポリー(笑)と思いながらもニヤニヤがとまらず…。
脚立にのぼりながら全体を眺める岡村さん。

全体を弾ませてリズム刻んでたり、凄くノリノリで観てたのがめちゃくちゃ可愛かった…。
松島さんが脚立に乗ってくるところでは本番なら手ふりふりし合ったりするんだけど。
今回は松島さんが下手の奥の方を指差して2人で笑ってました。
何喋ってたんだろう(笑)

こんな感じで貴重な岡村さんの姿を拝見することが出来ました。
脚立降りたら舞台監督の方だったかな。
脚立のことを話してたようで舞監さんが脚立のチェックみたいのしてました。
そのあとも舞台袖で色々見ていて姿がちらちらと見えたのが可愛かったです。

ということでリハーサルはこれで終了。

質問コーナー

司会進行は三宅さん。
志村さん、大和さん、すみれさん、よしつぐさんが登場しました。
事前に配られていた質問用紙を回収して、その場で俳優さんたちがひいた用紙の質問に答える形式。

あのね…三宅さんの司会があまり上手くなかったです。
すっごくぐだぐだになってたから、予め進行とかについて話し合ったりしないのかな。
その場でぶっつけ本番みたいな感じでした。

でもその分志村さんたちが上手にトークしていて会場を笑わせていましたよ。

さて、質問について。
志村さんがひいた質問。
「普段の発声練習の方法を教えてください」
これは母音法について色々とお話していました。
志村さんが実際に母音法で台詞を喋ってくださったりもしました。
結構この質問は色んな場面で見るから、母音法のことも今回で何回目だろう…って感じですけどね(笑)
志村さんの喋りというか動きがいちいち面白かったです(笑)
隣の大和さんともよく笑ったり色々お話していて、とても仲良さそうな感じにほっこりしました。

続いて大和さんがひいた質問。
「この作品は古き良きアメリカの時代だが、その時代を演じるに当たって心がけていること、役作り」
CFYは1930年代が舞台となっていますからね、今から80年近く前ですもんね。
女性陣の楽屋にはその時代の女性の写真?とかが貼られているそうです。
また西部劇のシーンがあるため、西部劇の映画を見たりフレッド・アステアの映画を見たりもしているそうです。
アステアスタイルっていうんだっけ?
Slap That Bassでは腕をぴーんと張らない、少し曲げた感じの動きとかも意識しているそうです。

次にすみれさんがひいた質問。
「自分の役どころ、チャームポイントを教えてください」
この質問をひいたのがすみれさんなので、ルイーズの裏設定を教えてくれました。
幕開けのニューヨークの劇場のシーン。
4人のダンサーが踊っているんですけど、彼女たちは中でもトップの人たち。
一番右端で踊っているのがルイーズです。
しかし彼女はあくまでスウィングガールズ(代役)らしく。
本役の人がバカンスに出かけてしまい、舞台にあがることになったそうです。
なので1人だけ衣装さん役のよしつぐさんに衣装を直されている、とのことです。
確かにここのシーン、ルイーズは衣装直されたりしてて気になってたんですよね。
他にも高田さんのベッツィーが1人だけ振り間違ってたりしていたり。
きっとベッツィーにも裏設定あるんじゃないかな。
普通に観ているだけじゃ分からない裏設定がたくさんあるそうです。
また、ルイーズのチャームポイントとしてカツラのもみあげがクルンとなってるそうです。
それを聞いた志村さんがすみれさんの髪を凝視していて客席を笑わせてました(笑)
「あ、カツラか」と天然っぷりを発揮する志村さんでした。

続いてよしつぐさんがひいた質問。
「好きなナンバー、演じていてやりがいのあるシーンがあったら教えてください」
よしつぐさんが一番好きな台詞があるそうで…。
Slap That Bass前にムース、ミンゴ、サムがパッツィーに振りを教わってるところ。
ポリーが来て、ミンゴが言う台詞が好きらしいです。
「また稽古かよ、俺なんか一週間も前から完璧なのにな」っていう台詞(笑)
あと、よしつぐさんは四季に入団して今作が初舞台になるのですが。
四季の俳優さんがみんな練習を熱心にやっていることにかなり驚いたそうです。
稽古を夜の8時とかまでやって、そのあとに個人的に稽古を始めるそうで。
これまでやっていた稽古ももちろんですが、そのあとの個人的な稽古もかなり力を入れてるらしいです。
毎日終電までやっているそうです、本当に大変な練習量ですね。
それで、よしつぐさんがすみれさんにかな?
「そんなにやって疲れないの?」と聞いたら「疲れない。好きだもん」って返ってきたらしく。
「本当にイカれてんな」って思ったらしいです(笑)
彼は実際に東宝の「例のフランス革命のミュージカル」に出演されていましたからね。
東宝の舞台の稽古の様子とかちらっとしか見ないけど、比べたら四季はさらにハードなんだろうな。
それにしてもよしつぐさん、凄く喋りが上手でした。

最後に三宅さんがひいた質問。
「ピルエットがどうやったら上手に出来ますか?」
この質問をしたのがちっちゃい男の子だったんです。
すみれさんが実践してくれて、そしたらその男の子を前に呼んで。
一緒にピルエットのやり方をやっていました。
もう…男の子がめちゃくちゃ可愛くてとにかく癒されました。

と、いう感じで盛りだくさんなイベントになっていました。

まとめ

岡村さんも出たし、早朝から並んだ甲斐がありました…。
やっぱり観るたびに岡村ポリーが成長していて、毎回観るのが楽しみです。

そんな彼女は3日後には札幌で猫になっていましたが。
さすがに休養与えた方がいいんじゃないかな…と思いつつ。
彼女が好きで舞台に立っているのであれば、応援するしかないですね。
また東京に戻ってきてくれることを楽しみにしたいと思います。

随分遅れましたが、本当に楽しい公演&イベントでした!

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