2023年7月12日~17日 劇団四季『クレイジー・フォー・ユー』観劇レポまとめ




クレイジー・フォー・ユー
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ゆうき
ゆうき

7月14日に劇団四季が創立70周年を迎えました!

日時:2023年7月12日マチネ公演、13日マチネ公演、14日マチネ公演、15日ソワレ公演、17日マチネ公演
場所:KAAT神奈川芸術劇場




はじめに

猛暑ですね~。連日暑すぎて、家の中にいるのにバテかけていました。さて、そんな厳しい暑さが続く今週も岡村美南さんが続投とのことでしたので、観劇してきました!

いよいよ千穐楽まで2週間。プリンシパルがほぼ開幕初週のキャストに戻り、萩原さんボビーとまちまりさんポリーの組み合わせも初週以来なのでとても久しぶりです。ランク役の渡久山さんやベッツィ役の髙田直美さんも久しぶりに戻られて、大好きなキャストがたくさん揃ったので凄くワクワク。

来週頭に大好きなドラマのキャラクターが誕生日を迎えるのでそれのお祝い準備をしなくてはならなくて今週は観劇を控えめにした…つもりだったのですが(笑)、しっかり各公演見届けてきましたのでぜひ今週分もレポご覧くださいまし~!

総評

公演ごとの感想を書いていきます!

7月12日(水)マチネ公演

1階2列上手寄りセンターでした。この日は中学生かな?学生団体さんが全席種に入っていたのかたくさんいて、ほぼ満席状態。一般のお客さんも含めて凄く笑いが起こっていたので、とても盛り上がった公演で楽しかったです。

渡久山さんランクや髙田さんベッツィなど、戻ってきた人たちを中心に観ていたのですが、渡久山さんランクってこんなに面白かったっけ?!となるくらいオリジナリティに溢れてて芸も細かくて凄く面白かったです。声色の使い分けも面白いし、表情も仕草も面白いし、何よりこんなにかっこいいのにアホっぽい。CFYに欠かせない存在だなと思いました。

結婚届を渡すシーンでは、結婚届に口づけするランクを見てまちまりさんポリーが悪寒を感じたのか両腕をさすっていて、その後結婚届を偽ザングラーに渡すと渡久山さんランクがポリーのほうをずっと見てニコニコしながらハートを作ったりしてて、それをまちまりさんポリーが手で払っていました(笑)2人とも芸が細かいので掛け合いがとても面白いです。

Slap That Bassでは萩原さん偽ザングラーがウッドベースのお手本を見せるべく弾くも、途中で音を外しちゃって、それを見ていた濱さんパッツィが宮田さんテスに向かって小声で「間違えたね…」ってニヤニヤしてました(笑)さりげなくバカにされてるの面白いです。

そんな萩原さんボビー、今回は結構ヒヤヒヤとすることも多く、冒頭でザングラーにダンスを見せるところでもタップしながらコケそうになっちゃったり、Shall We Dance?の最後の決めポーズもぐらついていたし、ところどころ甘噛みが多かったし、ダンスもいつもよりキレないなぁ…って思っていて、あまり本調子じゃないのかな。萩原さんにしては珍しいなと思いながら観ていたのですが、ただ2幕はしっかりと立て直してとても素晴らしいお芝居をされていたので安心しました。

やっぱり萩原さんはコメディにおける間の取り方や立ち居振る舞いが凄く面白くて、私も思わず笑ってしまうシーンが何度か。渡久山さんランクも戻ってきたから、より一層コメディ要素の強いCFYになった印象がありました。

They Can’t~、But Not For Me、Nice Work~と続けてとても感動的なボビポリのシーンがあって非常に余韻に浸っていたのですが、暗転後のランクとアイリーンの謎のくるくる回すやりとりでめちゃくちゃ不意打ちを突かれ、余韻も感動も全部吹っ飛ぶということがありまして…wwww

渡久山さんランクがめちゃくちゃ凄まじい勢いで回転するので、岡村さんアイリーンがすげえ圧倒されてドン引きしてて、怯えた顔しながら回してたんです(笑)先週までの脇坂さんランクは凄くおとなしめにゆったり回ってたし、渡久山さんランクは2.5倍速くらいで激しく回るので、岡村さんも多分脇坂さんランクくらいの感覚で今週臨んでただろうからビックリしたんでしょうね(笑)渡久山さんランクの回転がめちゃ激しいからガチで驚くっていう、直前の稽古なしのリアルなぶっつけ本番の瞬間を観られた気がします。もうこれがあまりにも衝撃的で面白すぎて、マジでNice Workの余韻が吹っ飛びました。

ぐるぐる回ってたから目も回った渡久山さんランクは、一新されたカフェを見て目を輝かせるもふらふらとした足取りで千鳥足状態(笑)もうここが本当にアホっぽくて大好きなんですよね。渡久山さんランク、マジでコメディ上手すぎて好きでした。脇坂さんランクを経たから改めて渡久山さんランクの色んな魅力に気付けた今回の観劇でした。

久々に渡久山さんと岡村さんの高身長美男美女の並びも観られて眼福。渡久山さんとにかく背が高いので、岡村さんが自然と上目遣いになるのがたまらないです。贔屓の上目遣いは健康にとても良い…。今期のベストカップル、渡久山さんランク×岡村さんアイリーンを久々に観られて幸せな観劇になりました。

7月13日(木)マチネ公演

1階2列センター下手寄りでした。この日も学生団体さんだと思うのですが、ギャル集団がいていつもとは違った雰囲気にドキドキしていました…。が、めちゃくちゃ笑いが起こってて凄く盛り上がった楽しい公演でした。終演後には劇場外でギャル集団が見様見真似でタップ踊ってたから、相当楽しかったんだろうな~というのが伝わってきてほっこりです(笑)

今回も渡久山さんランクに自然と目が行ってしまったんですが、渡久山さんランクがとにかくコメディ上手いので笑っちゃうと同時にとても感心してしまいました。真面目な人がアホなことやるのもおかしいけど、アホな人がアホなことをやるっていうのはそりゃもう面白くて、渡久山さんランクのアホっぷりが以前よりもかなり増した気がします。脇坂さんランクをしばらく観続けてきたからそう感じるのかなぁ…?

たとえば偽ザングラーに「お前が俺の女に朝から晩まで付きまとってることよぉ!」って言うと、萩原さん偽ザングラーが肘で小突くようにしながら「晩から朝までのほうがいいのかね?」ってニヤニヤしながら言って、渡久山さんランクも同じように腕で小突く仕草をしてニヤニヤしつつ、ハッとして怒りだして偽ザングラーの腕を掴むんですよね。この同調してからツッコむっていう一連の流れ、もうコントの定番じゃないですか。だから面白くて笑っちゃいました。こういうのを自然とやれる渡久山さんランクが本当に面白くて間の作り方が天才だなと思いました。

また、IGR直前。偽ザングラーに渡久山さんランクが「暗雲は晴れ、正義は勝利するってことだ。アーッハッハッハ!アーハッハッハッ!イヤッフゥゥゥ!」って憎たらしく言ったんですけど、最後のイヤッフゥゥゥがもうマリオすぎて笑っちゃいました(笑)こういう不意打ちが本当に多いので、渡久山さんランクには終始笑わされてしまいました。

2幕終盤のランクとアイリーンの謎のくるくるシーンは、さすがに岡村さんも慣れたのか先日のようにビビったり怯えたりしていませんでしたが、むしろ渡久山さんランクの回転スピードが速いから両手じゃなくて片手で回し始めていて、余裕すら感じられて面白かったです(笑)その一方で渡久山さんランクは千鳥足で目が回りまくってて最高でした。私の今期のNo.1推しカプです。本当に岡村さんアイリーンと渡久山さんランクは一生観ていたいくらい好きでした。

そして、今回とても良いなと感じたのが宮田さんテス。もともと素晴らしいお芝居をされていますが、IGRでトタン屋根の上で踊り始めるカウボーイたちを見てポリテスパツィの3人が驚きつつ喜ぶ瞬間があるのですが、ポリーとパッツィはカウボーイたちに夢中になっている中、宮田さんテスはチラッと自分の後方にいる偽ザングラーを見るんですね。で、偽ザングラーが安心したような顔をしているのを見て宮田さんテスも安心したような顔になって、まちまりさんポリーの肩を叩いて「見て」というように偽ザングラーのほうを指さしていました。そしたらまちまりさんポリーも安心したような顔してて、このやりとりが本当に素敵…!ってなったんです。

テスにとってもショーの失敗はショックだっただろうけど、ポリーが「でもここでは違う!」と言ってみんなを励まし、ポリーや町の人たちが失敗したとしても笑って前向きに生きているのを見て安心すると同時に、逆にショーの失敗で後ろ向きになってしまったボビーのことが心配だったと思うんです。だから、宮田さんテスがここでボビーの安心した姿を見てホッとするというお芝居を入れてくるのがあまりにも説得力があって、しかもそのことをポリーに教えてあげるっていうのがさ…。これってポリー経験者ならではのテスの演じ方なのかもなぁ…って思いました。

テスとボビーの関係値や年齢差はよく分からないですけど、宮田さんテスはボビーに対してもお姉さんらしさがあるのが凄く良かったです。宮田さんテスはみんなのお姉さん。ここは本当にふとした瞬間のお芝居でしたが、とても印象に残ったシーンでした。

そんな宮田さん、カテコではみんなが手をつないだまま幕が閉じるときにパッと両手を離しちゃって(多分本人は手を振るつもりだったでしょう)、ハッとなって口を大きく開けて隣の濱さんを見てました(笑)やっちゃった~って感じの顔しててちょっと笑っちゃいました(笑)宮田さんもこういうことがあるんだね~。とても貴重なお姿を観られてちょっと得した気分でした。

さて、今回は下手寄りだったので久々に信託物件証書の紙切れをゲット。今期では4回目のゲットなので、たくさんご縁をいただけて嬉しい限りです。大切にします。

そして、7月13日は浅利慶太さんの命日。劇場にはお写真とともにメッセージが飾られていました。

浅利さんが亡くなられてもう5年経つんですねぇ…。一度コロナで四季も大変な時期がありましたが、こうして無事に各公演が上演し続けられていることは浅利さんにとっても喜ばしいことでしょう。久々に浅利さんのお写真を見て感慨深さを感じつつ、とても素敵な公演を観劇できて幸せな1日でした!

7月14日(金)マチネ公演

1階2列センター上手寄りでした。この日は劇団四季創立70周年という記念日。終演後にカンパニーを代表して荒川さんが挨拶を務められました。荒川さんの挨拶を聞いているときの萩原さん、時々目を閉じながら感慨深そうにお話を聞いていて、目に涙も込み上げていて、汗かもしれませんが涙の跡もあって…。そんな萩原さんの表情がとても印象的でした。逆に濱さんはひょうきんな顔しながら聞いてて(笑)在団歴が長く、浅利さんにお世話になったことのある俳優さんたちにとっては特に感慨深いでしょうね。本当にこんな歴史ある1日に大好きな作品を観劇できて、とても嬉しかったです。

そしてこの日は私が今期これまで観てきた中で一番笑いが起こっていた日で、今まで笑いが起きていなかったようなシーンでさえも凄く笑いが起こっていたので、客席の雰囲気に呑まれて私までめっちゃ笑いました(笑)やっぱり作品って観客も一緒になって作るものですよね。これだけ笑いが起こればいつも観ている作品だとしても面白さが全然違くて、本当にめちゃくちゃ楽しくてたまりませんでした。

偽ザングラーと犬の吠え真似する渡久山さんランク、最後偽ザングラーに噛みつかれて腰を抜かしちゃって尻もちをついた状態で「く、くだらん〜!」って泣きそうな声しながら言ってて面白かったです。渡久山さんランクの動きが日に日に大胆になっていくの最高だし、不意打ち食らって笑っちゃいますね(笑)

楽屋シーン、濱さんパッツィがゆりたんルイーズに香水を吹き掛けられまくっててゆりたんルイーズの足をベシッて叩いてました(笑)少ししたら今度は濱さんパッツィがゆりたんルイーズに香水を吹き返してて面白かったです。今期の2大オフマイクうるさいフォーリーズの2人は、絡みもなかなかにうるさくて最高でした(笑)

The Real Americanでの岡村さんアイリーン、リズムに乗っちゃう2回目でハッとなったときに左手でアワアワと顔を隠すようにしてて、恥ずかしい〜って感じで慌てて部屋の中に入っていったの凄く可愛くてキュンとなりました。やることがいちいち可愛いね。

今回、岡村さんアイリーンの場面でもとにかくよく笑いが起こって、「おどき!」には強烈な笑いが起こってもうめちゃくちゃ楽しかったです。あんなに笑ってくれたら岡村さんだって嬉しいよなぁ…。今回もとっても素晴らしいNaughty Babyでした。

あと、ボビーがニューヨークへ帰る決断をしたときのまちまりさんポリーのお芝居がちょっと変わっていました。「どこへ行くの?」はちょっと笑いながらからかうように言ってて「行っちゃうの…」や「そうね」は寂しさを見せることはなく努めて明るく言っていたのですがボビーの顔は見れないというお芝居でした。やっぱりポリーはこういう感じのほうが似合うなぁ…と個人的に感じたので、とてもしっくり来ました。まちまりさんポリーも日によってお芝居がガラッと変わるから観るたびに色んな一面を観られるけど、今回は特に良かったです。

サプライズ会議のシーン。濱さんパッツィがみんなが囲んでわーわー言ってる中で「ドレス!いいねぇ~」みたいなことを言っているのが聞こえてきて、そのあと「あたし分かんなかったー!」って叫んだ直後に「ドレス…ドレス…」って呟いてて、ドレスのことで頭いっぱいになっちゃってその先の話が一切入ってこなかったんだろうなーって伝わってきてとても可愛かったです(笑)ちなみに岡村さんアイリーンは「ねえ!なんで!?」って怒りながらまた輪の中に戻っていっていました(笑)

特に何か大きくお芝居を変えてきたということはないですけど、やっぱり今回は特にお客さんの反応が良かったのもあっていつも以上に俳優さんも楽しそうでした。本当に楽しかったな…。記念すべき日でしたが、私にとっても強く印象に残る公演になったと思います。観劇できて良かったです!

7月15日(土)ソワレ公演

1階2列センター下手寄りでした。今回、ミスもなく素晴らしい公演だったのですが、1幕は照明が何やらおかしくて制御が効かないような挙動をしてて舞台に集中しづらいシーンが多々ありました。

特に、ポリーがボビーを劇場に案内するシーンやSomeone To Watch Over Me、Embraceable Youなど青系の照明が使われるシーンや照明が薄暗くなるシーンで、照明がカラフルに何度も切り替わっちゃって、ステージ上をさまざまな色で照らしているような状態になってしまっていました。これが案外集中力を阻害するので、せっかくまちまりさんポリーが素敵な歌声を披露していても一切耳に入ってこなくて凄く困りました…。幕間で点検したのか、2幕は直っていたので良かったですけど、こんなこともあるもんだなぁ…と珍しいハプニングにヒヤヒヤした観劇でした。

そんなハプニングはさておき、今回も渡久山さんランクは大暴走(笑)偽ザングラーに結婚届を渡した直後に、ポリーのほうを見ながら機関車みたいな変な動きをしててそれがあまりにも気持ち悪すぎて笑いました(笑)さすがのまちまりさんポリーも怪訝な顔してて、そりゃその表情になるわって納得です(笑)動きがおかしすぎるんですよ、渡久山さんランク!面白すぎて腹筋死にそうでした。

あと、これは毎回やってることなんですけど、Naughty Babyで岡村さんアイリーンがテーブルの上に仰向けに横たわったときに渡久山さんランクが顔を覗き込みながら左手はそっとアイリーンの胸に伸びていて、その直後にアイリーンが脚を上げてランクの頭をポカッて叩くという流れになるんですね。この本能に従って思わず手が伸びちゃうすけべな感じが個人的にとても解釈一致で良かったです。ランクにとってもアイリーンとのキスは衝撃的だっただろうし、アイリーンに誘惑されて本能が求めてしまう点も含めて、アイリーンと一瞬で激しい恋に落ちることに説得力を感じられました。渡久山さんランク、ただ面白いだけじゃなくてランクのお芝居の解釈も凄く好きなので、観ていて楽しかったし色んな発見があってますます好きです。

岡村さんアイリーンはデッドロックに到着して、ザングラーに扮したボビーに対して「じゃ、明日の朝ここを発ちましょう」って言いながらもう偽ザングラーの服を掴んじゃってて、それに気づいてパッと手を離していました(笑)本当はこのあとの「私もう我慢できない…」で手を掴むんですけど、1テンポ早かったね。本当に我慢できないんだなって伝わってきて可愛かったです(笑)

終盤のランク回しは、岡村さんアイリーンが久々に右手をランクの頭上に持ってきて指でくるくる~ってしてました。12日の怯えっぷりからは想像もつかないほどの余裕っぷりで可愛かったです。あと、この日からなのかな?Naughty Babyの「みんなを喜ばせたの」の言い方が以前は高めのトーンで言っていたのが、低めのトーンで言うようになっていました。低めのというか地の声に近いイメージかな。17日も同じトーンだったので、ここで変えてきたか~とドキドキしちゃいました。

2幕の銃撃戦で深掘さんビリーが何度か倒れますが、最後に三転倒立するように空中で足を浮かせてから倒れるところで上手くいかず、横にグルンって回転するように倒れていったんですね。その動きを受けて、荒川さんザングラーがコップでビリーの動きを真似するときにコップをグラグラと左右に揺らしていたのがさすがだなぁ…と思いました。その日の俳優さんの芝居を受けてちゃんと自身の芝居に取り入れるところが、やっぱりプロだなと思いました。

1幕のハプニングで色々あった公演でしたけど、なんだかんだ楽しかったです。友達と連番だったんですが、終演後に感想言い合えるのいいな~と再認識できた1日でした!

7月17日(日)マチネ公演

1階2列センター下手寄りでした。3連休最終日で家族連れも多かったようで、至るところから子供の笑い声が聞こえてきました。カテコもブロードウェイかと思うほどの盛り上がりっぷりで驚き。俳優さんたちも驚きまくっていて、宮田さんは両手を握って「ありがとうございました」って言っていました。千穐楽なのかな?ってくらいの盛り上がりでしたけど、それだけに熱い公演で観劇するのがとても楽しかったです。

ムースが脇のニオイを嗅いで一同を騒然とさせたあと、上手側で偽ザングラーがテスに「はったりで行くのよ!」って言われているときに深掘さんビリーが栗原さんベラと自分とを交互に指さして自分たちのお似合いっぷりをまちまりさんポリーにアピールしていました。まちまりさんポリーがちょっかい出してこようとするから、深掘さんビリーがまちまりさんポリーに向かってあっち行けって手で払っていて面白かったです。ビリーとベラってこの時点でもうフラグ立ってたんだなぁ…と新たな発見でした。

渡久山さんランクは今回も面白くて、「暗雲は晴れ、正義は勝利するってことだ」のあとに「アーハッハッハッ!イヤーッハッハ!…トゥ!!!」って高笑いをした直後に「トゥ!」って言いながらY字でジャンプを決めてきて、不意打ちの戦隊ヒーローっぷりに思わず吹いてしまいました(笑)あんなのずるすぎるでしょ(笑)客席も大ウケでした(笑)

Naughty Babyの岡村さんアイリーン、「あ~なたが望むなら~」のところの歌い方がいつもはドスを効かせるような歌い方をするのですが今回は艶めかしく歌っていて思わずドキドキ。さすがに30回近く観ていれば初見時ほど興奮することもなくなり慣れてきたのですが、こういう不意打ちの歌い方の変化には毎回心拍数が爆上がりしちゃうので耐性がありませんわ…。本当に私の贔屓はたまらんね。渡久山さんランクも相変わらず興奮の仕方が気持ち悪くて最高でした(笑)

サプライズ会議で「あたし分かんなかったー!」と叫ぶ濱さんパッツィですが、みんなが予想に反してぷんすか怒って戻ってくるので、手を挙げた状態のまま「ここでーす…よろしくお願いします…」ってか細い声で言ってて笑いました(笑)みんなに迷惑かけてる自覚があるの可愛いですね(笑)岡村さんアイリーンも「あの子どうなってるの!?」ってぷんすかしてましたよ(笑)

そんな面白いシーンも多々ありつつ、今回一番印象に残ったのはBut Not For Meでの荒川さんザングラーでした。まちまりさんポリーがわりと序盤から泣きそうになっていて、「お嬢さん」とザングラーに声をかけられたときも涙を拭ってから振り返っていました。「(ダンスを)どこで習ったのかね?」と聞かれて言う「友達から」も声に涙が滲んでいて、「君が主役をやればいい」と言われても「とても無理よ」と泣きそうになりながら言ってて、そのあとずっと顔を俯かせてしまって必死に涙をこらえていたんだと思います。

そんなポリーに「大丈夫かね」と声をかける荒川さんザングラーですが、なかなか顔を上げられずにいたまちまりさんポリーがようやく顔を上げて笑顔で「ええ」と言ったのを受け、多分涙のあとがあったんでしょうけどまちまりさんポリーの顎に指をあてて涙を拭うように触れて、「結構!」と言ったんです。その荒川さんザングラーのあまりにも自然すぎる仕草と涙を拭ってあげる優しさや温かさに不意打ちをくらって、その直後にまちまりさんポリーも救われたように泣き笑いの表情になったのを見て、もう一気にグッと来ました。

自然とこんなことができてしまう荒川さんザングラーがあまりにもずるかったし、こんなことされたらポリーも泣いちゃうよねぇ…。このときのポリーの心境をザングラーがどれだけ理解していたかは分からないですけど、少なくとも荒川さんザングラーはポリーがボビーに対して恋心を抱いていて、彼のために泣いているということに気付いているだろうし、「慰めたい」とか「優しくしたい」とかそんな下心なしに「泣いていたら素敵な顔が台無しだぞ」とでも言うように涙を拭ってあげたのかなぁ…と思うと、なんかもう…あまりにも素敵すぎて。

こういう仕草を自然とできてしまうところが、荒川さんがかつてボビーを演じた経験があるからなのかな…とも思います。ボビーを演じたことがあるからこそ、ポリーの想いも痛いほどよく分かる。やっぱり歴代ボビーを演じたからこそ、お芝居に深みが凄くあってハッとさせられることも多いんですよね。いやもうさ、この荒川さんザングラーの仕草と相まってまちまりさんポリーの表情もお芝居も本当に素敵で、今期で一生忘れられないBut Not For Meになりました。凄いなぁ、舞台ってナマモノだし一期一会ですね…。とても素敵な公演を観られて、本当に心から大満足でした。

総評

今週は渡久山さんランクにひたすら笑わされましたわ…。ランクってこんなに面白いキャラクターだったんだという発見にも繋がったし、作品としてのコメディ度もグンと上がって本当に観るのが楽しかったです。観劇回数が増えるほど観る側も慣れてしまうから、なかなかリセットして新鮮な気持ちで観ることってなかなかできなくて。そんな中でもこうして毎公演不意打ちを突いてくるお芝居をされると、やっぱりその反応はとても新鮮で笑いに繋がるんですよね。

コメディって難しいし俳優さんの力量が試される分野でもありますが、素晴らしいキャストが揃ってお芝居されているだけあって今週も凄く面白かったです。千穐楽が近いというのにこれまで毎回笑いが起こるのも凄いし、どうかこの勢いのままツアーも最後まで駆け抜けてほしいなと思いました。

そして、久々の萩原さんボビー×まちまりさんポリーはやっぱり王道のボビポリだなぁという印象。一方の洋一郎さんボビーと萌さんポリーが本当に新しいタイプだったからこそ、色んな組み合わせで新鮮さがあったのですが、萩原さんボビーとまちまりさんポリーはこれまで観てきたボビポリのパワーバランスを受け継いだ王道タイプなので、安心感がありましたね。お芝居で魅せるボビポリ。久々にこの組み合わせをたっぷり堪能できて嬉しかったです。

そして、今週は宮田さんテスや荒川さんザングラーなど歴代ボビポリを演じてきた俳優さんたちに凄く引き込まれました。物語の中心であるボビーとポリーの経験者だからこそ、他の役として彼らを見守る立場になったときのお芝居の深みが本当に違いました。だから今期CFYは本当に贅沢です。

ここに来てたくさんの気付きがあった今週の観劇、本当に充実していました。14日には創立70周年の節目を迎え、その中でどんどんブラッシュアップされていくCFYカンパニーが愛しくてたまりません。改めて、今週もたっぷり観劇できてとても幸せでした!

NEXT>>キャストの感想です!

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