2015年2月24日ソワレ 劇団四季『クレイジー・フォー・ユー』




クレイジー・フォー・ユー
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ゆうき
ゆうき

打ち明けようか僕は君にクレイジー・フォー・ユー♪

日時:2015年2月24日ソワレ公演
場所:四季劇場[秋]
座席:3階バルコニー2列13番




はじめに

諸事情により劇場に着いたのが3分前。
お手洗いを済ませたりして急いで席に向かってすぐに開演でした(笑)
もう汗だくで一人だけ熱気が凄かったかもしれない。

もう岡村ポリーに逢いたくて逢いたくて。
2回目になるし、初日よりは幾分リラックス出来たんじゃないかな。

キャストの感想

気になったキャストの感想を書いています。

ボビー・チャイルド:松島勇気

笑いを取るの凄く上手ですね。
ダンスはもちろんですが、歌も上手だし凄くボビーにぴったり。
ポリーと出会ってすぐの時に、ポリーの真似してお酒飲もうとするシーン。
瓶を取り損ねて最後の1回でカウンターに体乗せてキャッチするやつ。
今回残念ながら落としてしまいました。
慌てて取りに行ってよろけたように飲んで上手くごまかしてました(笑)
そしてポリーを見つめる時の眼差しが凄く優しい。
松島ボビーの表情を観てると、役になりきっているとはいえポリーのこと好きなんだなぁって。
表情からも凄く伝わってきます。
そういえばフェスでも思ってたけど、Slap That Bassの「弾けよベース」の声の張り上げ。
結構苦手なんでしょうかね。

ポリー・ベーカー:岡村美南

初日の時より髪型もフィットしてたからやっぱり初日のカツラおかしかったんだよ。
凄く可愛くなってましたよ。
今回は噛んでなかったし、よりリラックス出来たんじゃないかな。
もう表情どれを取っても凄く可愛らしくて面白くて魅力的。
Slap That Bassで踊るみんなを下手の脚立にのぼって見つめてるんです。
その時にザングラーさんに変装したボビーが脚立にのぼってきて、ポリーとアイコンタクトを取る。
それからはずっとポリーは偽ザングラーさんを目で追ってるんですが。
岡村ポリーの表情が凄くうっとりしていて。
もうこの時からすでにザングラーさんに惚れてるんだなぁって。
物凄く乙女な表情してるんですよ岡村ポリー。
めちゃくちゃ可愛いです。
あと、所々笑い方がすっげえおばちゃんっぽいんだけどこれは演出でしょうかね。
今回もやっぱり思ったんだけど、岡村さん本当に間の取り方上手。
But Not For Meでザングラーさんと話すシーンがありますが、そこの間の取り方が凄い絶妙。
きっと観るたびに凄く進化していくんだろうなって、楽しみです。

ランク・ホーキンス:志村要

もう憎たらしいのが凄く似合ってて(笑)
Naughty BabyをCDで聴き慣れていると凄くリアクション薄いなぁって思っちゃうけど。
前からあんな感じでしたっけ?
もっと色々リアクションしたら面白いのになぁと思いながら観てます。
でも、ランクの憎らしさが見事に表現されてるから凄く良いと思います。

アイリーン・ロス:大和貴恵

本当に大和さん素敵です!
相変わらず背が高いけど、かっこいいし綺麗。
大人の色気も凄いしニューヨークのお嬢様感が半端ないです(笑)
ランクに恋してから主婦に成り下がる姿がまたギャップあって面白いですよね。
Naughty Babyでテーブルに乗って歌うのは良いのですが。
やはりテーブルが少し小さく感じてしまうのは仕方ないですよね。
ポリーと火花を散らして対面する時のシーン結構好きです。

ザングラー:青羽剛

青羽さんも凄く役にぴったりです。
いやもう本当にザングラーさんに関しては、ポリーにされる濃厚なキスのシーンね。
あそこ変わってくださいとか思っちゃってごめんなさい(殴)。
「ここに来るのが癖になりそうだ」そりゃそうだ(笑)
初対面の可愛い女の子にいきなり濃厚なキスされちゃね(笑)
こういうちょっとスケベな部分も含めてザングラーさんにぴったりだと思います。
歌も素敵だし、青羽さんも間の取り方が上手です。

エベレット:松下武史

とにかく優しくて素敵なお父さんです。
ポリーに後ろから抱きついたりしてる姿がめちゃくちゃ可愛いんですよ~。
個人的にポリーがザングラーさんにお礼を言ってる時に後ろから抱きついてる松下エベレット可愛い。
間違ってエベレットの手にキスしたザングラーさん(笑)
その手をうっとりした表情で見つめる松下エベレットがとても可愛らしいです(笑)

ボビーの母:中野今日子

カテコで一生懸命踊ってたけど、あの衣装だとすげえ踊りづらくないかな(笑)
中野さんは歌うシーンないので演技でしか観れないですけど。
とても面白くていいと思います。
ボビーとの掛け合いとか最高に面白いと思います。

テス:荒木美保

声が素敵だなぁって思います。
ザングラーさんに腕から首へ再び腕へキスされる時の「やめて」の声。
だんだんその気になっちゃってるような声になるのがいいですね(笑)
結構テスも好きなキャラクターです。

観劇の感想・考察

気になったポイントの感想などを書いています。

Shall We Dance?

やっぱりこれは外せないなぁ。
キスシーンも凄く可愛くて好きなんだけど。
最初は嫌がってるポリーがだんだん笑顔を見せるようになる表情の変化とか。
そういうポリーの心情の変化とかを観るのが凄く楽しいです。
ダンスで一緒に体を合わせるっていうと語弊があるけど…。
それと共に心も重なっていって、終いには自らキスするんですもんポリー。
ダンスと恋の融合じゃないけど。
見事に表現されているなぁと思いました。
キスしたあとのはしゃぎようがとにかく可愛いです。

Someone To Watch Over Me

岡村ポリーの見せ場のひとつですね。
表情が凄く細かくて、本当に魅力的なシーンです。
やっぱりここのジーンズ姿、脚が長くて凄いです…。
曲が終わって暗転する時にうっすらと舞台上に残るポリーの笑顔が凄く素敵。
歌い方もやはりフェスとは違って、さらに丁寧で感情がこもってる。
観ていくたびに成長してます岡村さん。

Embraceable You

きました私の大好きな曲。
岡村ポリーの乙女らしさ全開なナンバーです。
ザングラーさんを見つめる野獣の眼差しとでも言うのでしょうか(笑)
岡村ポリーのザングラーさんを見つめる視線が凄いです(笑)
最初のうちはがっついていくんですが。
いざ抱きついたらもう乙女全開です。
「焦らしちゃいやよ」の声色がもうめちゃくちゃ甘いです。
表情もうっとりして「女」の表情へ。
ポリーの大胆なアプローチに折れた偽ザングラーさんの体がふにゃっとしちゃうのも面白い(笑)
とにかくこの曲は岡村さんの新しい一面が観れて大好きです。

I Got Rhythm

これ一度最前で観たいものですなぁ…。
昔のアルプに小道具一覧の記事があって、これがここで使われてるんだぁって感心してました。
でもやっぱり1回じゃ観きれないですよね~。
岡村ポリーが結構な回数で投げキッスしてましたね。
可愛いですめちゃくちゃ。
確かこの曲だったと思うけど、誰か女性陣に頭撫でられてたのポリー。
そういうところも凄く可愛かったです。
トタン屋根の板に座ってて、男性陣に持ち上げられながら歌うところ。
ちょっとバランスが悪かったらしく、結構ぐらついてましたね。
両手を離してからもやっぱりバランス悪くて岡村さん思わず手ついてました。
ちょっとヒヤッとするから…。
それにしても岡村さんが楽しそうに踊る姿観てるだけで凄く幸せなんですけど。
可愛いですよまったく。

Stiff Upper Lip

やっぱりここのボビーとポリーがめちゃくちゃ可愛いです。
「がーんばれいっ」ってボビーの隣に嫌々座る時、脚ぶらぶらしてるの凄く可愛い。
声もめちゃくちゃ可愛いです岡村さん…。
そしてユージーンとパトリシアの真似して踊るボビー。
そんなボビーの肩をトントンと叩いて、振り向いた瞬間に殴るポリー(笑)
ボビーも仕返しとばかりに、同じく真似して踊るポリーの脚を蹴ります(笑)
それから対峙してポリーがボビーの肩をグーで殴り。
ボビーがポリーの肩を両手で押したりして。
叩き合いの喧嘩になります(笑)
もう大人気なく喧嘩しちゃう二人がめちゃくちゃ可愛いです。
でも、ここポリーは本気で殴ってるけど(笑)
ボビーは本気で殴ったり蹴ったりはしてないんですよね。
こういうさりげないところにボビーの優しさが感じられて好きです。

But Not For Me

裏声がストレートに響くんですよね岡村さんって。
それが気持ちよくもあり、もっと変化がつけられたらいいなって思いつつ。
でもこの曲での声色の使い分けはさすがです。
ポリーの切ない気持ちとかが歌声にも見事に表現されてる。
表情も今にも崩れちゃうんじゃないかってくらいに弱く脆いもの。
そのまま椅子に座って背中を向けてしまう姿。
すべてが弱々しく感じられて、ポリーの心情をそのまま表現しているようです。
先程も書きましたが、ザングラーさんと話す時の間の取り方が凄いです。
ザングラーさんの前では強がるように明るく返事をする岡村ポリー。
その声を聞くだけでも胸が締め付けられます。
やっぱり「別れるのね」の「の」の伸びが凄く好きです。

Nice Work If You Can Get It

ボビーがポリーを思って歌う曲。
ここの振り、Shall We Dance?でポリーと一緒の踊った振りと同じだったんですね。
それを今回はボビーだけで踊るっていうのが凄く切ない。
やっぱりこの曲聴くと泣きそうになっちゃうなぁ…。
たまんないです、ボビーの気持ちとかがストレートに伝わってきて。
「ポリー!」って叫ぶの、ちょっとタイミングがアレなんだけど…。
でも凄く響きます。
最後ジャンプをして空中に飛んでる時に暗転するから暗闇に飛ぶような演出で凄い綺麗です。

まとめ

曲としてはこんな感じになります。
あとはいくつか個人的に。

劇中何度もキスシーンがありますね。
ポリーだけでもカテコとか含めると9回はあったんですよね。
めちゃくちゃ多い(笑)

で、キスばかりしてる彼女ですが…。
Shall We Dance?のあとの劇場内にボビーを案内するシーン。
ポリーはさりげなくボビーの手を握るんですよね。
それでボビーも無意識のうちに握ってるんだけど…。
手を握ってるって気付いたらハッとなって離れちゃうの。
キスとかしちゃうくせに手繋ぐのは恥ずかしいのかよ(笑)って。
変なところ初々しい二人が可愛いですまったく。

手を握るという点で、Stiff Upper Lipが終わってみんないなくなってボビーとポリーの二人きり。
ここでもボビーが無意識になのか意識的になのかポリーの手に自らの手を重ねてるんです。
それに気付いたポリーがそっと手を離しちゃうんですよね。
ここは喧嘩のあとだからっていうのもあるだろうけど、手を離された時のボビーの表情が切ない。

あとは、やはりこの作品においてとても重要なセリフである終盤の会話。
ポリーの「踊らない?ボビー」、そしてボビーの「この日が来るのを信じてたよ」。
これらのセリフを二人はどのような表情で言ってるんだろうって気になってて。

岡村さんの声も表情も、なかなかボビーに見せなかった優しさが含まれていて。
ボビーが驚いたような嬉しそうな…なんともいえない表情してるんです。
もう、二人とも素晴らしかったです。
ぜひここの二人の表情には注目してほしいです。

私の文章力じゃ上手く伝えきれないので(笑)
と、いう感じで今回は終わりです~。

どうせまた行くのでさらに知れた部分など、色々書けたら…と思います。
もう岡村ポリーが可愛くて可愛くて…逢いたくてたまらないです。

本当にクレイジー・フォー・ユー!

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