2020年8月8日ソワレ 劇団四季『マンマ・ミーア!』@横浜




マンマ・ミーア!
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ゆうき
ゆうき

松たか子さんから岡村美南さんのマチソワ!

日時:2020年8月8日ソワレ公演
場所:KAAT神奈川芸術劇場
座席:1階S席5列12番




はじめに

今回は昼に松たか子さんが出演されている『イヌビト~犬人~』を観劇してきたので、松たか子さんから岡村美南さんのマチソワが実現。もう推しを1日にどちらも観られるなんて幸せすぎて死んでしまうのではないかと思いました。そして初台から元町・中華街への移動はとてもハードでした…(笑)

元々はマチネも『マンマ・ミーア!』の2列目を持っていたのですが、悩みに悩んでソワレで観るんだし松たか子さんも観たいし…ということで、マチネ公演のチケットは手放しました。ただでさえ今期の『マンマ・ミーア!』はチケ難で全然チケットが取れないので、凄く貴重なチケットで惜しいな…という想いもあったのですが…こればかりは仕方ない(笑)同じく岡村美南さんを応援している方にお譲りさせていただいたので、きっと楽しんで観劇していただけたのかなと思います。

さて、そして前回の岡村美南さんドナデビュー公演を観劇したときに当時のレポにも書きましたが、なかなかに課題の残るデビューだったなという印象を抱いて、そのわだかまりが残った状態での今回の観劇となりました。前回感じた部分はどうなっているだろうかとか、今回はどのように感じるのかとか、色々と気になることも多かったです。なので今回は前回の感想をふまえて、もう一度岡村美南さんを中心にレポしていきたいと思います!

総評

全体の感想を書いていきます。

キャスト:★★★★★
座席:★★★★★
全体:★★★★★

一番気になっていた岡村美南さんのドナですが、正直5日に観たときとは別人とでも思うほどに凄くブラッシュアップされていてかなり驚きました。非常に良かったですし、つい先日デビューしたばかりの宇都宮さんスカイもなかなかにフレッシュで良かったです。その他のメンバーは安定して素晴らしかったですし、全体的にまとまりが出てきたように思えました。何より、やはり中心のドナが早速馴染めていたのでかなり雰囲気もテンポもいい感じになってきたのではないでしょうか。これは多分やればやるほど、観れば観るほど良くなっていくやつだと確信できました。

そして座席は2列目の下手寄りセンター。ドナを堪能するには最高の位置なので、今回はしっかりと岡村さんドナの表情やお芝居を堪能することができてとても幸せでした。やはり表情がはっきりと見えるのと見えないのとでは全然印象が変わる…。細かい部分も伝わってきますし、本当にできることなら毎回でもこんな良席に座りたいもんです(笑)

そして全体的にミスもなければ私の周りのお客さんたちの反応も良くて、全体的に温かくて盛り上がりのある公演だったなと思います。カテコも私が率先して立ちつつ周りも立ち上がって、ほぼ総立ちでライブも行えたのかな…やっぱりマンマのカテコはこうでなくっちゃ!という感じで凄く楽しむことができました!

本当にまずは岡村美南さんのドナがかなり良かったこともあって、最高の観劇になりました。こんなに感じ方が変わるものなんだと色々発見があったことも含め、ドナというキャラクターに対する印象が大きく変わった観劇ができたと思います。

キャストの感想

気になった方の感想を書いていきます。

ドナ・シェリダン:岡村美南

マジでビックリするくらいドナとしてブラッシュアップされていました。これぞ岡村美南!っていうようなドナになっていて、もう超絶嬉しかったです。きっとダメ出しも相当くらったんじゃないかな。あと5日は8ヶ月ぶり?の出演ということもありましたしデビューということもありましたし、相当緊張されていたのかなと思います。だからあんなに堅かったし型通りのドナになってしまったのかなと今思えば納得です。

でも今回観てみたら、何公演かやってだいぶ緊張が解かれたのか凄く柔軟になっていて、もちろん緊張感は持ちつつもだいぶリラックスしてドナという役に向き合えるようになったのかなと感じられました。ドナへのアプローチの仕方が随分と岡村美南さんらしくなっていて、これまでの歴代ドナとは全然違うような印象を与えてくる、唯一無二のドナになっていたように思います。

強さや逞しさ、かっこよさ、美しさ、可愛さ…そういった部分は残しつつも、何が大きく変わったってこのドナには守るべきものがあるという核となる部分がしっかり提示されるようになったことでした。その守るものというのが「ソフィ」であること、そして「自分の弱さ」だということ。これに今回気付かされました。

岡村さんのドナは元々逞しくて男勝りで男からも女からもモテるようなかっこいい女性だったと思います。同時に自分の思うように好き勝手やって生きてきた自由奔放さも持ち合わせていて、本当に伸び伸びとした人生を送っていたんだろうなと感じました。しかしサムとの恋を引きずり、妊娠して、これまでのような生活が送れなくなって、母親に勘当されて。そうしていく中で、弱さや寂しさを見せないように生きていこうとしたんだと思います。ここまでは他のドナにも一部当てはまるところはあると思うのですが、岡村さんのドナはその弱さや寂しさを自分で認めつつ、それを隠すようにして最初から最後まで強く生きていこうとしているのが伝わりました。

前回非常に課題が残ったThe Winnerは、この前よりも感情がこもっていたのは凄く感じられたのですが、それ以上に私のこれまでのThe Winnerに対する概念を見事に覆されたものになりました。サムへの想いが爆発してサムをとにかく責めながら自分も傷付くナンバーだという印象をずっと抱いていて、だからこそ前回それを感じられなかったし、実際に感情が歌に乗っていなかったので「んー」と物足りなさを感じたんですけど、今回観ていて「そうじゃないんだ」と気付かされました。

岡村さんドナにとってここでの敵はサムなんかじゃないんだと。勝者は確かにサム。それは決して自分を見捨てて幸せを手に入れたことだけを意味しているのではなく、寂しさや弱さを簡単には見せられない自分自身に対して自責の念を問い続けることで、勝者と敗者という立場が成立しているのだと感じました。だから、このナンバーは岡村さんドナにとって弱さを露呈するナンバーなんかでは決してなかったです。

岡村さんドナにとってソフィという大切な存在が生まれ、その子を育てあげて守り続けることが今の自分にとっての幸せであり、使命であった。だから絶対に渡さない、守るという強い意志を感じられたのも確かです。同時に、それを果たすためには自分自身の寂しさや弱さを誰かに見せることはできないし、認めることすらできなかったんだなということがヒシヒシと伝わってきました。自分の幸せすらも後回しにして犠牲にして、ずっと守り続けてきたソフィが自らの手をすり抜けていって、そんなときにサムがやってきて。だから、そうした自分の人生が大きく狂ったことをサムに責めるのではなく、サムという起爆剤があってそこで初めて自分の寂しさと弱さを認めて自問する、そういう意味が込められたナンバーなんだという新たな概念を提示されたような気がします。

だからボロボロにもなりきれないし弱くもなりきれない。どこまでも強くいようとする。それゆえの、堂々としたThe Winnerなんだなぁ…って観ながら思いました。岡村さんドナにとって、ここで落差は必要なかった。彼女が自分自身の信念を守り続けるために、本当は弱くて寂しくて仕方ない自分を責めるように強くあり続けようとする決意の歌でもあったんだと。本当に衝撃を受けて、自分の感じ方を更新されたような気がして、本当に心を大きく動かされました。これはもっともっと、演じていく中でどんどん良くなるな…って思いました。確信ができました。岡村さん、やっぱり凄い役者さんです。

それはSlippingにも同じように感じられたので、岡村さんなりにドナを突き詰めてこうして形ができていってるんだな…って思えましたし、マジで期待値がでかくなりました。ちゃんと、お母さんしてましたよ岡村さん。

そして、ちょっと余裕が出てきたのもあってか、笑いを取るユーモアも出てきたようにも思えます。それは要するに岡村さんの「間合い」のお芝居が活きてくるようになったということです。岡村さんの間合いのお芝居は本当にピカイチなので、きっともっとユーモアに溢れたドナになること間違いないでしょう。

特にそれを強く感じたのが、「Mamma mia!」のナンバー前で元カレ3人と再会するシーン。ビルとハリーがドナに声をかけると、「えっ?!」と驚きつつ戸惑いつつもちょっと嬉しそうな反応を示すんですよね。で、「ちょ、待っ…」ってビックリしたように2人の元へ歩いていこうとした瞬間にサムが出てきて、ピタッと動きが止まったんですよ岡村さんドナ。この、動き出した途端に時が止まったかのように動かなくなって、それからの「あなたー!」っていう怒声の流れは動きもタイミングも余白もドンピシャに面白くて、めちゃくちゃ笑いました(笑)とてもリアリティのある動きで、ドナのサムに対する反応がどれほど冷たくて恐ろしいものかをより強調させていたように思えます。こういうところ、やっぱり岡村さんの面白さが出ていて凄く好きでした。

そして今回面白いなと感じたのが1幕の「Dancing Queen」。ベッドにうずくまりながらターニャとロージーの歌を聴いてる岡村さんドナですが、体育座りからベッドに横たわるようにして後ろに倒れる瞬間に「あ゛あ゛あ゛あ゛あ゛!」ってダミ声をあげて叫んで倒れたんですよね(笑)隣でターニャとロージーがめちゃくちゃ歌ってんのにですよ。それが最高にガラ悪くて、岡村さんドナのファンキーぶりというかヤンキーぶりが出ててめちゃくちゃ好きでした。岡村さんドナ、マジでガラ悪いんですよね。ガニ股もなんか超絶似合うし、何やってもヤンキーっぽくなってガラ悪くてでもそれがかっこよく見えちゃうのずるいです。最高に好きでした…。

そして岡村さんドナ、やっぱり痩せすぎなのもあってDQで踊ってるときに着ているシャツがオーバーオールから飛び出して脇腹がチラ見えしてました(笑)はしゃぎすぎ可愛い(笑)

あと今回凄く岡村さんのお芝居が光ったのが、「S・O・S」前にサムに向かって言う「私は自由なの。独身は最高よ!」という台詞を言うときの表情でした。嘲笑するように言い放つ、そのヤケな感じが凄く表情から伝わってきて、やっぱり凄く強がっているんだなという説得力を出していました。笑ってるけど顔が引きつっていて、強いこと言ってるのに全然強そうに見えない。そんな隙を感じさせたんです。本当にここの言い方と表情、そして佇まいのお芝居が最高に好きでした。

そうやってとにかく強がってかっこいいママでいようというドナの姿を観てきただけに、「I DO×5」で「あい……どぅ!」と答える瞬間のめちゃくちゃ可愛すぎる仕草と笑顔に一気にやられました。あれは反則すぎる。その直前まで本当にサムに対してもキリッとした表情を向けてるわけですよ。だけど、「どぅ!」で一気に女の顔に変わるんですよ。そのギャップよ…。めちゃくちゃ幸せそうな表情で言うんですよ。ああ、ついにこのドナが自分のすべてをさらけ出した…って思って、凄く嬉しくなってしまいました。

いやもう隙がないように見えて隙だらけの岡村さんドナ、マジですぐに恋に落ちそうになるので、あれはもう何百人の男と寝ててもおかしくないですマジで…。実際結婚式でそれをソフィに言われたときにエディとか男の子たちが指差しあってザワザワしてましたからね(笑)やっぱりひそかにマドンナ的存在になっていたのかなって思います。

そんなわけで今回は岡村さんドナに対する印象がガラリと変わった観劇になりました。岡村さんがまさかこんなに早くドナという役を吸収して自分の中に染み込ませてきたのには正直かなり驚きましたけど、本当に見間違えるほど素晴らしかったです。やっぱり岡村さんはドナ絶対ハマるわけですよ。

きっともっともっと演じていけば、岡村さん史上最高に素晴らしい役になるんじゃないかと思います。本当にこんなに楽しそうに歌って踊って、色んな一面を見せる役柄ってなかなかないですし、岡村さんの真骨頂を極められるんじゃないかなと確信できました。

本当にこうして早くも最高のドナとして頭角を現した岡村美南さんに盛大な拍手を送りたいし、岡村美南さんを信じていて良かったし、岡村美南さんのファンでいて良かったと思えました。もうめちゃくちゃ大好きです!

ターニャ:高倉恵美

今回は高倉さんを観る余裕もちょっとだけ出たので観ていたのですが、高倉さんマジで面白すぎてビックリしました(笑)なんていうか、本当にこういう人いるよなって思わせてくるリアリティがあってついつい目で追ってしまいそうになります。

かっこよさとキレの良さはピカイチなんだけど、同時にユーモアさも兼ね備えていて、ターニャが人生最高に楽しい!っていうのを凄く体現しているようでした。

個人的にドンピシャだったのが、ドナの部屋からダイナモスのポスターを見つけてそれをドナに見せたときに、ポスターの左側の女性を指して「これ私!」ってめっちゃドナにアピールしてた高倉さんターニャの表情です(笑)そこまでアピールしなくたって分かってるよって感じだけど、どうしても当時のイケイケな自分をアピールしたい感じが伝わってきてめちゃ笑いそうになりました。高倉さんターニャの溢れる自信や自己肯定感は、観ているだけで人を幸せにしそうです。

またレイオールで場面転換してパーティーのシーンになったときに、次スパトゥルがあるのでダイナモスがスタンバイするんですけど、そこで下手袖からセットの裏にスタンバイのために移動していた高倉さんがめっちゃ両手を挙げて踊りながら走っていて笑いました。めっちゃノリノリやんターニャ!そういうところが高倉さんの素なのか、ターニャとしてやっているのか分からなくて、もうとにかくエネルギッシュで大好きでした。

ダズユアもこの前の5日よりかなり歌声が安定していたし、全体的にかなりノッていて高倉さんターニャの魅力が大爆発していたように思います。最高にかっこよくて面白くて美しくて、これは歴代1番に好きなターニャかもしれない…と思い始めています…(笑)

スカイ:宇都宮千織

7日に急遽デビューが決まった宇都宮さんのスカイ!この前までずっとスカイを演じ続けてきた竹内くんのスカイを観ていたので、かなりフレッシュなスカイだなぁという印象を抱きました。やはり全体的にお堅い印象があって、確かに証券取引所で勤めていたような真面目さがあったようにも思えます。

でも同時に凄く誠実で優しそうで賢そうな印象もあるので、そういう部分では好印象で個人的にはかなり好きなスカイでした。きっと演じていく中でどんどん磨きがかかっていくんじゃないでしょうか。とはいえ、ついこの前までぺーちゃんと竹内くんのバカップルを散々観ていたから、宇都宮さんももっとぺーちゃんソフィとバカップルさを発揮してもらってもいいかもと期待したいです(笑)

あとは筋肉が凄かった!ムキムキのスカイ!

観劇の感想・考察

気になったポイントを挙げていきます!

もはや相思相愛のシェリダン母娘

なんだかこの数日間で何があったっていうくらい、岡村さんドナとぺーちゃんソフィの仲が深まっていて驚きました(笑)今回も絡みが超絶可愛かったです!

まずは1幕の最初のほう。ロージーが「ドナ、私たちの時代は結婚なんてしなかったのよ」って言うと、ぺーちゃんソフィがぷくってほっぺを膨らませたんですね。そのあとにドナが「純白の結婚式ですって、どこで吹き込まれたんだか」と続きますが、今回はその膨らんだほっぺを摘まんで岡村さんがグイグイしていました。で、ぺーちゃんソフィが「やーだー」ってするみたいに「んーん!」って言いながら顔をしかめていて死ぬほど可愛かったです。尊い…。

ちなみにレイオールでも、宇都宮さんスカイにぺーちゃんソフィがほっぺを摘ままれる瞬間がありました(笑)今回のぺーちゃんはほっぺを摘ままれがちで可愛かったです。

そしてスパトゥル!最初セットの上で歌って踊っているときの「あなたがいてくれる」の歌詞で、「れ」で人差し指をすでにソフィに向けて「る」でその指をバンッてするみたいにピストルに見立てて撃つ仕草をした岡村さんドナが超絶イケメンでした。そしてぺーちゃんソフィが見事に撃ち抜かれてしまって後ろに仰け反るようになっていたのですが、姿勢を戻したぺーちゃんソフィが朧気に同じように手でピストルの形を作って、そのまま立ち上がって手をピストルの状態にしたまま行進してセンターにやってくる岡村さんドナに近付いていきました。で、近距離で岡村さんドナに向かってピストル発射!するとそれに付き合うように岡村さんドナが「あっ」て撃たれるような仕草をしたんですよ~~~!可愛すぎでしょ何撃ち抜かれ合ってるのこの母娘!可愛い!!!

前回のレポでも書いたのですが、岡村さんドナって見た目は若いけど結構他のドナよりも精神的に大人びていて結構サバサバしているのでちょっと素っ気ない部分も多いんですけど、それでもソフィに甘えられると「仕方ないなぁ…」って付き合ってくれるのが最高に可愛いんですよね。そんな可愛い部分を引き出してくれるぺーちゃんソフィもさすがです。可愛すぎる…。いやでもこんなかっこいいママがいたら、ついつい甘えたくなっちゃうし一緒に遊んでほしくなっちゃいますよね。

もう最高にみなぺー母娘の絡みが可愛すぎてつらかったです…。

そしてカテコではぺーちゃんがまたぴょんぴょんしながら岡村さんに抱き着いて、そのあと岡村さんの脇腹?あたりをくすぐるような仕草してたと思うんですけど、岡村さんには全然効いてなくて草生えました。

もうマンマはこの2人の絡みを観に来ていると言っても過言ではないくらい、一番楽しみな絡みになりました。最高に可愛すぎて毎日でも観ていたいです…。可愛すぎる…。癒やしをありがとうございました…。

喧嘩ップルのサムドナ

岡村さんドナが精神的な部分でサムよりも相当強いのはその通りなのですが、あの阿久津さんサムですら岡村さんドナの尻に敷かれそうな勢いでめちゃくちゃ面白いです。

そして今回は「ウォータールー」で阿久津さんサムと背中合わせになりながら歌うときに、岡村さんドナが阿久津さんサムの背中にかなり体重をかけるようにして寄りかかっていたのでしょう。そしたら阿久津さんサムが押し返してきて、それでバランスを崩した岡村さんドナがよろけて、「ちょっと!」って怒るみたいに阿久津さんサムに対してジト目を向けていたんですよね(笑)そのやりとりが可愛くてビビりました…。

だって両サイドは普通に背中合わせ、とは言いつつ体重かけたりとか、もはや背中がくっついて歌ったりもしてないわけですよ。でもサムドナは背中をくっつけていて、ましてや岡村さんドナががっつり体重かけて寄りかかっていて、それでこのやりとりですから(笑)こうやってドナにちょっかいかけて怒られるのが快感なんだろうなぁ、阿久津さんサムは…って思っちゃいましたごめんなさい。いやでも、岡村さんドナはついついちょっかいかけて怒らせたくなります分かります。怒られたいもん。

で、曲の最後には岡村さんドナに腹パンをされる阿久津さんっていう構図が観られて、完全に喧嘩ップルのそれでした。ちなみにここの腹パンは5日でもやっていたので、それがデフォなのかもしれません。いやでもこうやって阿久津さんと距離縮まっていく岡村さんを観れて嬉しかったです。可愛い。もっと岡村さんを怒らせてほしい。可愛い。

日替わりネタ

恒例の「Our Last Summer」のモーニングクロワッサン。5日とほぼ変わらない感じでしたが、アツアツだったのか差し出されたクロワッサンをふーふーしていてそれから両手でパクっと食べていました。可愛い。

そしてやっぱり今回もOLSの最後に堀米さんハリーの頭に自分の頭をぐりぐり~ってやってた岡村さんドナがめちゃくちゃ可愛かったです。

ちなみにOLS続きでいくと、「あなたは銀行家、家族もいるのね仕方ないこと」とドナに言われた直後に堀米さんハリーがドナに向かって何かを言いかけようとしていて、きっと弁解しようとしていたのかなと思いました。だけどその言葉を飲み込んで、ドナの「王子よ」という言葉におどけるように付き合う堀米ハリー。彼は彼なりに葛藤があっただろうし、癒やしのナンバーの中にそれぞれの想いが見え隠れする感じが最高に切なくて好きでした。

まとめ

今回の観劇で岡村美南さんのドナに対する印象が大きく変わったと共に、私のこれまで抱いていたドナのイメージも大きく変わりました。それくらい画期的で、色々と考えさせられた観劇になり、とても充実していたような気がします。

本当にここまで岡村さんがドナとして魅力を発揮してきたか…と驚きましたし、こうして誰かをなぞるのではなく岡村さんご本人が自分なりのドナの形を仕上げてきたのが本当に嬉しかったです。改めて岡村美南さんを好きで良かったと感じることのできた観劇となりました。

そしてやっぱりマンマが楽しすぎて、あと2週間で千秋楽を迎えるという事実から目を逸らしたくなります。できることならずっとやっていてほしいです。ずっと観ていたいです…。福岡もね、状況によって行けるか分からないけど、行くつもりではあります。

岡村美南さんのドナをこれからも観続けられるのか…って思ったら嬉しくて仕方ないし、しっかり見守っていきたいって思いました。その想いは今回の観劇でより一層強くなりました。

本当に改めて、ドナ役デビューおめでとうございます。また素敵なドナに会いに、すぐ劇場に足を運びますーーー!!

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