2019年8月2日マチネ 劇団四季『ノートルダムの鐘』@京都

ノートルダムの鐘
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ゆうき
ゆうき

2年9ヶ月ぶりの飯田達郎さんカジモドでした!

日時:2019年8月2日マチネ公演
場所:京都劇場
座席:1階S席B列5番

はじめに

岡村美南さんが続投なら行こうと決めていた2泊3日の京都旅行初日です。
ホテルも新幹線やバスも予約済だから、マジでキャス変すっごくドキドキしていたんですけど、無事に続投でいてくださりました。

きっとあっという間なんだろうなぁ…って思っているうちの1公演が早くも終了。
本当にあっという間すぎて悲しいですけど、まずはしっかりとレポして思い出を少しでも記録に残しておきたいと思います。

ぜひ最後までご覧くださいー!

総評

全体の感想です。

キャスト:★★★★★
座席:★★★
全体:★★★★

今回のお目当てはもちろん岡村美南さんですが、それ以外にもう一人。
それが2016年12月ぶりとなる飯田達郎さんでした。
感想に関しては後ほど詳しく書きますが、カジモドが変わるだけで全然印象が変わる作品になるので観ていて凄く楽しいです。
プリンシパルはもちろん、アンサンブル、クワイヤに至るまで目が足りないくらいの豪華さ。
本当に満足しかありませんでした…。

今回の席は最前列の下手サイドブロック通路席でした。
座席表で確認したときにかなり端だったので、見えるか不安でしたが結構見えました。
ただ、角度によって人がかぶって重要なシーン(というより贔屓)が見えないことが多々あり…。
個人的に大好きなTop of the Worldもちょうどカジでエスメが隠れてしまうんですよ…。
そんな感じで、ちょうど横からステージを観るような感じなので、岡村さんのことも横顔を観ることが多かったです。
それはそれで新鮮でしたし、普段センターブロックに座っていたら見えない部分も観ることができたし、新たな発見があったと思います。
ただ、席の関係なのか劇場の問題か、音響が悪かったかなぁ…。
しかし、最前列だけあってステージとの距離は近くて、下手寄りで行われるやりとりはかなり迫力がありました。
でもやっぱりこの作品はセンターブロックで観るべきですね…。
気になっていた席ではあったので、一度座ることができてとっても良かったです!

一部贔屓を観れない瞬間があったのと音響の問題とで星4ですが、全体的に大満足。
やっぱりキャストの皆さんのお芝居の力は凄まじく、かなり感動しました。
作品が作品だけにずっしりとした重さがありますし、気軽に何度も観ようと思えるほどのモチベーションはもらえないんですけど…。
改めてノートルダムの鐘の面白さや美しさ、人間の描かれ方の魅力など色んなものを感じられた公演でした。

キャストの感想

気になったキャストの感想を書いていきます。

カジモド:飯田達郎

先述しましたが、私にとって2016年12月以来の達郎さんカジモドでした。
何だかんだでずっと達郎さんには逃げられてばっかりで、2017年は海宝くんかあっきーだったんですよね。
今思えば海宝くんのカジモドなんてもうプレミアなので、たくさん観れたことが幸せでしたが…。
そんなわけで超絶久しぶりの達郎さん、絶対にあの頃と変わってるだろうなぁ…ってワクワクしていたのですが、本当に全然違うカジモドになっていて凄く驚きました。
まず、以前は結構障害を持った人間のようなカジモドだったのですが、今回観たら子供のようなカジモドになっていて衝撃を受けましたね。
声の出し方も全然違っていて、かなりかすれ声になっていたし、声における力強さがだいぶ抑えられていた気がします。
あとは喋り方が女々しいっていうと誤解があるのですが、子供が喋るような舌足らずな感じになっていました。
だからこそ余計に子供らしい一面が多々見受けられて、凄く心を掴まれました。
フロローが「あいつは子供だ」みたいなことを言いますが、まさにその通りなのかなって。
達郎さんのカジモドは全編を通して子供から大人へと心が変化していくカジモドといった印象。
あっきーが動物から人間へ変化していくカジモドだったような印象を受けたので、全然タイプの違う2人のカジモドに凄く面白みを感じました。
達郎さんカジモドは、エスメに出会って恋をする感じも、幼稚園生の初恋みたいなそれで。
好きになってもらいたいし、守ってあげたいって子供心ながらに思って一生懸命彼女のために行動するのが本当に愛しくて仕方なかったです。
でもふとしたときに垣間見える「強い」一面や成熟した男らしさ、そのギャップにドキッとしてしまいました。
そして私、達郎さんカジモドの何が好きってガーゴイルたちと会話するときと、フロローやエスメと話すときとで喋り方を意識的に変えてる点なんですよ。
ガーゴイルとの会話は周りには見えていないので、カジモドの空想の世界のお話なわけですけど。
その中では彼は至って普通に喋れるので、障害とかそういうものを一切感じさせないわけです。
それは歌に関しても同じで、Out Thereで「死ぬまでここでひとり」の歌詞から達郎さん本人の歌声に切り替わるのですが、そういう意図的な変化っていうのが個人的に大好きです。
また、歌声に迫力もあるのでMade Of Stoneもめちゃくちゃ痺れました…。
「こーこーろー」も全然余裕で出ていましたし、やっぱり達郎さんは安心して観られますね。
あと、個人的にTop of the Worldでエスメを横目で見て嬉しそうに笑っていたのが印象的でした。
でもエスメが目を向けた瞬間、顔を逸らしてしまって、初恋か!って…(笑)
そういう初々しいところも含めて、本当に達郎さんカジモドは凄く可愛かったです。
他にも色々書きたいことはあるのですが、長くなってしまうので一旦この辺で。
特に取り上げて書きたいことに関しては、後ほど触れます!
こうして2年9ヶ月ぶりに達郎さんカジモドに出会えて、本当に幸せでした。

フロロー:野中万寿夫

万寿夫さんフロロー、やっぱり優しさがないただの怖いフロローになっていました。
時々カジモドにかける「息子のように思うよ」「すまん、笑ったりして」のような文字だけなら優しさが見える言葉も、まったく温かみを感じられませんでした。
本当に恐怖で支配する独裁者のようで、震えがとまらなかったです。
ヘルファイヤーも「なのにどうして~」から歌声も凍り付くような恐ろしさで、いやなんかもう万寿夫さんのフロローってまさに「人間=悪魔」を体現しているなって思いました。
でも、達郎さんのところで書いたように、達郎さんが子供のようなカジモドだったのもあって、今回の万寿夫さんフロローはまるで父親のようにも見えました。
ただ、息子への愛情が一切ない父親、ですけど。
本当に根から歪んだ人なんだろうなって思わされて、救いようもないところが凄く切なくて悲しいなって思いました。
昔は少しでも温かみのあるフロローだったので、どうかまた優しいフロローに戻ってほしいなっていうのが願いです…(笑)

エスメラルダ:岡村美南

いつも顔面偏差値は高いんですけど、今日はいつになく顔面偏差値が高すぎて衝撃を受けました。
あれ、こんなにイイ顔してるんだっけこの人!?ってくらいに顔がイイ…。
もうそれしか頭に入ってこなかったですね…ええ…。
というのは冗談ですけど、久しぶりに近くで観た岡村美南さん、役がマイロと変わったこともあってメイクの仕方も変化がありましたし、全体的に本当に綺麗で困る…。
そんな岡村さんですが、いやもう本当にいい表情するところが多くて、目を奪われてしまいます。
Rhythm of the Tambourineで男たちを挑発&誘惑するような視線もたまりませんでした。
大胆な腰の振りもなかなか良いですし、タンバリンの扱いも上手で…ずっと楽器の使い方が不器用だった姿を観てきたから「上手くなったね~」って親心みたいな感じで…(笑)
まあそれはいいとして、ちょこちょこお芝居が以前と変わったところがあって、それをメモ程度に記しておこうかな…と思います。
大聖堂の鐘つき堂のところまで来るシーンで、「ここにあがってくるとき」ってカジモドに説明するとき、以前は「あがってくるとき」で右手を使ってジェスチャーするようにあがってくる表現をしていたんですけど、それはやらなくなっていました。
そのあと、「でも困ったな…私高いところダメなの!」の台詞も、前は「高いところダメなの!」がかなり声を荒げて訴えてたのが、「高いところダメなの…」って硬直しちゃった感じの言い方になっていて、あ~これも好きかも~って思いました。
あとは歌い方ですけど、Somedayでフィーバスと一緒に歌う「いーつかー夢はかーなーうー」のところ、CDとかでも地声で歌っていましたがファルセットで歌うようになりました。
これがどういう意図でそういう風に歌うように変えたのか分からないですけど、これはこれでSomedayの切なさがより表現されて良かったかなと思います。
他にもあった気がしたんですけど、忘れました…思い出したらまたそのときに書きます…!
あとはフィーバスに捕まったときに「変ねぇ…私も同じこと言おうとしてた!」って言う台詞で、自身の胸元に置かれたフィーバスの手を這うようにして指を重ねてて「え、なにそれえっちじゃん!」ってなりました…。
岡村さん、本当に本人は色気ないのにどこで覚えたのそれ…みたいな仕草が多くてね(失礼)。
そして、Top of the Worldで爆発的な包容力を発揮することに定評のある岡村美南さんですが、今回も大爆発で事故が起きそうなレベルでした…。
達郎さんが「二人でいる」の「二人で」をジェスチャーしながら歌ったんです。
そしたらそれをそっくりそのまま真似していて、こ、これだよーーーー!!ってなりました。
初日のときにやっていなかったのは、あっきーがやらなかったからっていうことですね。
ここの身振りを真似する岡村さんエスメが大好きだったので、変わらなくて安心しました。
それから優しくカジモドの頬を撫でる岡村さんエスメ、本当に包容力が大爆発してます…。
あー、それから…って本当に話が尽きないんですけど、やっぱり特筆すべきは死に際の演技ですね…。
本当に上手だなぁ…って思いました。
生気を失ったようなか細い声、でもその中に優しさと温かさがあって…。
「あなたも美しいわ」って微笑むところも、本当に観ていて胸が苦しくなりました。
それから「あなたは本当に素敵な友達よ、カジモド…」ってゆっくり目を閉じる瞬間も、まるでスローモーションのように美しく、一瞬一瞬が芸術のようでした。
そして、ベンチに身体を横たわらせられてからが凄くて…喉もお腹も、どこも一瞬たりとも動かなかったです。
少しは上下したり微動だにしたりするのかな…って観ていたんですけど、本当に動かなかった。
その完璧さが、「本当に死んじゃったんじゃ…」って不安になるほどで、改めて岡村さんの凄さを実感しました。
こんなにも儚くて切ないシーンなのに、こんなにも美しいと思わされるのって凄いなって思います。
すべてにおいて岡村さんのエスメは美しさがあるのですが、個人的には死ぬ間際のエスメが一番美しく見えました。
皮肉なものですけどね…。
そんなわけで、サイドとはいえ最前列で久しぶりにご贔屓の顔を間近で観て死にかけたオタクなのですが、本当に岡村さんのお芝居は素敵だなぁ…と実感した公演でした。
こうして今回もじっくり堪能することができて、とても幸せです。

観劇の感想・考察

気になった箇所の感想などを書いていきます。

飯田達郎さんのジェスチャー

岡村さんのところでも書きましたが、達郎さん結構ジェスチャーをやることがあって。
Top of the Worldでもそうでしたし、個人的に凄く心に残ったのはエスメの最期のシーン。
「ここにいればいいよ、永遠に」っていう台詞を言うときに、「永遠に」で人差し指と中指を立てて「二人」を表現して、その片指ずつをもう片方の指で触れていたんです。
あっきーがそれをやっていたかはちょっと覚えてないので明日確認してきますが、「永遠に」を「二人」というジェスチャーで表現したのが、なんか、凄くグッと来たんですよね。
カジモドにとって「永遠」とは、「彼女といること」なんだなって思わされたんです。
今回の席的に、Top of the Worldでどのようなジェスチャーをしていたのかがよく見えなかったのですが、もしかしたらそのときにしていたジェスチャーと同じものをしていたんじゃないかって思って…。
だとしたら、本当に切ないなって…。
そのあとエスメが死んでからも、エスメの足に触れたりしていて…本当にエスメのことを大切に想っていたんだなっていうのが凄く伝わってきて、とても切なかったです。
泣かずにはいられませんでしたね…。
こういうところも含めて、達郎さんのカジモドは本当に魅力的です。
また明日会えるのがすっごく楽しみになりました。

京都に来てもカテコで塩対応な岡村美南さん

カテコでは塩対応なことに一部のファンから定評のある岡村美南さん。
相変わらずの塩対応で、久々に心が折れましたがそれがまたたまらないですね…。
ちょうどカテコで下手側に捌けることがあるので、ガッツリ見られるんですよね今回の席。
一度目を合わせて手振ってくれましたが、そっからはぜーんぜん見てくれない(笑)
まあここで媚びるような人だったら私は好きになってなかったでしょうから、彼女にはこのままでいてほしいです、ええ。
でもカテコでは笑顔になる岡村さんを観ていると、なんとなく救われたような気がして安心します。

まとめ

久しぶりの達郎さんということもあって、すっごく新鮮な気持ちで観ることができました。
正直真正面から観たかった気持ちもありますけど、何よりこんな近くで俳優さんの息遣いや表情までしっかり確認できるっていうのは凄く貴重です。

ノートルダムを東京で観劇していたときはなかなか最前列に座れる機会もあまりありませんでしたし、なんかとてつもないパワーをもらった気がしました。

そしてやっぱりご贔屓がいるので楽しくないわけがないんですよね。
何のために京都まで来てるかって、岡村美南さんに会いたくて来ているわけなので。
改めて、岡村美南さんをこうして舞台で拝見できることに感謝…。

旅行初日ということもあり、いつもと違った角度で観ることができて良かったです。
明日はマチネが最前列センターなので、今回観て気付いたことなども含めてしっかり観ておこうと思います!

また明日もマチソワで行くよ!

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