2022年6月18日マチネ&ソワレ 劇団四季『ノートルダムの鐘』@横浜




ノートルダムの鐘
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ゆうき
ゆうき

久々のマチソワです!

日時:2022年6月18日マチネ&ソワレ公演
場所:KAAT神奈川芸術劇場
座席:マチネS席1階5列30番/ソワレS席1階5列19番




はじめに

なんとかチケットを確保できたので久しぶりのマチソワです!『ノートルダムの鐘』のマチソワなんてもういつ以来だろうね。2019年8月以来かもしれません。この作品は1回観るだけでもなかなかのエネルギーを持っていかれますが、マチソワとなるともはや情緒が死にますからね(笑)

そしてそんな日に限ってしっかり睡眠取れないっていうのがオチです。相変わらず体調が万全ではない状態でしたが、大好きな岡村美南さんが舞台に立ち続けてくれている限りは私も客席から見届けるつもりです。1日に2回も観られるなんて幸せの極みですな!本当に幸せだわ!

では、早速ではありますがレポ始めていきます。ぜひご覧くださいまし!

総評

全体の感想です。

キャスト:★★★★★
座席:★★★★★
全体:★★★★★

久々のマチソワでしたが疲れるどころか大興奮しまくりでした。ソワレは席もほぼ中央で近かったので、より大興奮。もうメンタル鍛えられてるのでマチソワも全然いけますね。体力的にも問題なかったので良かったです。ただ、ソワレ2幕はコンタクトがずれて来たのか少しぼやけ始めてて、目のほうが限界でした。

今回もマチソワともに素晴らしい公演でした。ミスもなく熱量高いお芝居をされていたので、客席のボルテージもMAX。何より今週のキャストがあまりにも私好みなので、どのシーンも観るのが楽しすぎました。あと、マチソワすると1日で2人のカジモドを観られるので違いもより感じられて楽しかったです。

ここ数日観劇していく中で自分なりに気付いたことや解釈できたことがたくさんあったので、今回はそれを再確認する意味合いでの観劇にもなりました。あのシーンのあの表情は本当にそういうことなのかな?って。そうして観ていたら、また今回新たに気付けたこともあったので、やっぱり観劇は回数重ねるほどどんどん解像度が上がっていって楽しいですね。

この作品に関しても「表情」に注目してあれこれ考察して自分なりの解釈を固めて観劇するっていうのは初めてのことなので、色んなことが分かった気がしてスッキリしますし、次回の観劇の理解度がより濃くなります。そうやって表情について考えさせられるようなお芝居をしてくれる俳優の皆さんには、感謝しかありません。

とにかく岡村美南さんは表情のお芝居やっぱり上手いね。分かりやすく伝えてくれるときとそうでないときとがあるけど、それにしても上手いよ本当に。今回はオペラグラス使わないでも表情を堪能できる席だったので、しっかりと観させてもらいました。同時に顔の良さに私の全細胞が黄色い歓声を上げておりました。

ちなみにマチネは上手サイドだったのですが、サイドの奥側だったので見え方はどんなもんだろう…と懸念してはいたものの結構観やすかったです。タンバリンの一時停止シーンもエスメは他の人に被ることもなく見えたし、逆にいつもあまりしっかり見えない表情を正面から堪能できたので、座れて良かったです。それこそタンバリンの「ねえ坊や見惚れてるの?」は目線先の位置だったので大興奮!そりゃ見惚れてますわよ!って感じでした。

エスメが息を引き取るシーンやTOTWは見づらかったので、やっぱりなんだかんだ下手しか勝たん…とはなってしまうのですが、たまには違う角度から観劇するのも楽しいし色んな発見があったし、何よりそもそもチケット取れて良かったので大満足です。ただ周辺でお喋りする人がいたので、それは勘弁してくれ…って感じでした。席ガチャはまぁまぁですかね〜。

ソワレは2列目のセンター中央寄り。おかげで全体的にバランス良く物語を終えて楽しかったです。TOTWで2人が向かい合うシーンもちょうど目の前だったし、凄く観やすかったです。やっぱり近いのって、ええな…。前の人が背低かったのもあって視界良好だったし、カテコも岡村さん多分気付いてくれたかも。勘違いだとしてもなんだか幸せでしたワ。

そして今回観てて改めて感じたのは群集心理の怖さかな。火炙りの刑に処されて全身に炎が燃え上がっているエスメを見て、指をさして笑ってる人たちがいたんですよ。ちょうどカジが手すりを乗り越え終えたあたりかな。そんな人たちの姿を観て、素直に「怖っ!」って思いました。いくら見せしめの処刑が行われていた時代とはいえ、命がこんなにも軽んじられているなんて。エスメはなーんも悪いことしてないのに。まあ、だから見せしめの処刑なわけですが…。よりによって処刑されるのが贔屓の演じる役なので、なんだか今回は悲しいとかショックとかそういう感情以上にブチギレかけていました(笑)

でもそう感じるのも今の時代と価値観が違うからだよね。情報操作に踊らされてる民衆たちの姿があまりにも滑稽だし恐ろしいしで、お前らも火炙りにしたろか!!!って思ってしまいました。反省します。

なんかでもボロボロに泣くんじゃなくて、ブチギレながら観劇するっていうのはなかなか他の作品ではできない体験なので個人的には楽しかったです。やっぱり贔屓には幸せになってほしいわね。

マチソワしたくせに煩悩ばかりで実りのある新たな収穫があったわけではないけど、作品そのものの良さや熱量の高さに全身が震えた観劇でした。本当に観に行けて良かったです!

NEXT>>キャストの感想です!

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