初めましての寺元健一郎さんカジモドです!
はじめに
会いたくて会いたくて仕方がなかった8月5日以降…。
ずっと機会をうかがいながら、ようやく今週行けることになりました。
そしたらまさかの寺元さんカジモドがデビュー!
今回は2回目の出演ということで、初々しさがあるカジモドをしっかり拝んできました。
そして岡村美南さんは、5人目のカジモドデビューを見届け、全カジモドデビューを間近で見届けた正真正銘の女神でした…。
ということで、2週間ぶりの京都ノートルダム!
楽しんできたので最後までご覧くださいー。
総評
全体の感想です。
新キャストの寺元さんをはじめ、キャストにおいては満足しかありません!
デビューしたての彼を支えるようなベテラン勢が揃っていますから、安心して観ることができました。
そして寺元さんが本当に素晴らしかったので、もう最高でした…。
何より、岡村美南さんをこうしてまた観ることができてそれだけで大満足です。
今回は前日予約で取ったC席でございます。
元々はS席取るつもりだったんですけど、前予で失敗してか元々完売だったかで取れず…。
なんとかしがみつく思いでC席を確保できたので良かったです…!
が、やっぱり遠い!!!笑
その分安いですからコスパはめちゃくちゃいいんですけどね。
どうしてもオペラグラス必需品でしたし、ちょっと集中力には欠ける席だったかなぁ…と思いました。
やっぱり座るならS席ですね…高くても近さを重視したい…。
でも観れただけ大満足、入れただけ大満足です!
C席だから遠さはあるし、オペグラずっと使ってたので全部を見渡すことができなかったのですが…。
でも客席も凄く温かくて、全体的に凄く熱気のある公演だったと思います。
前予成功して本当に良かった…って思いました。
キャストの感想
気になったキャストの感想を書いていきます。
カジモド:寺元健一郎
デビュー2日目とは思えない完成度の高さでした。
遠目から観ていたのもあってか、フォルムが凄く海宝くんそっくり。
声質も海宝くんっぽいし、発声方法とかカジモドの作り方とかも海宝くんのようでした…。
本当にまんま海宝くんカジモドを観ているのではっていうような、それくらい海宝くんを彷彿とさせるカジモドでした。
凄く小柄で、達郎さんやあっきーみたいに見た目から強さが伝わってくるカジモドでは決してないのですが。
なんか、真の強さとかを内に秘めたような…上手く言えないんですけど、凄くその見た目とのギャップを感じたんです。
達郎さんカジモドみたいにいかにも子供っぽい、というのとも違う。
でもまだ未熟な感じがあって、成長中の初々しさ…?んー、途中で成長が止まってしまったのかな…。
なんかこれが彼の完成系であって、発展途上が見込みづらい感じ。
「あ、あ、あのっ…」みたいにとにかくどもるし、そういう部分で障害っぽさが全面に出たカジモドっていう印象がありました。
オタクの私からしたら、あ、コミュ障のオタクっぽい…って思ってしまった部分もあるんですけど(笑)
なんか本当に外の世界に慣れてないんだなっていうのも伝わってくるし、この大聖堂が彼の世界すべてなんだなって思いました。
そしてその細い見た目からは想像もできない力強い歌声は圧巻…。
Out Thereも素晴らしかったですけど、やっぱり特筆すべきはMade of Stoneです。
デビュー日のレポ見ていたら、「こーこーろー」が出なかったというのを見たので今回はどうだろうって思いましたけど。
最初の「ろ」の歌い出しは少し掠れる感じで、「あ、ダメか…?」って思ったら、そこからまさかの巻き返し。
一瞬掠れただけで、そのあとは安定した歌声で「ろ」を伸ばし切って、歌の力強さを発揮していました。
いやもう久々に鳥肌が立つくらい、凄く素晴らしかったです!
なんか前に海宝くんのカジモドを観たときに感じた、内から湧き出るカジモドの強さが寺元さんにもあって。
なんかMOSを聴いた瞬間に、やばい…寺元さんのカジモド超絶好きだわ!ってなりました。
そこからの寺元さんカジモドはマジで圧巻圧巻圧巻…。
エスメを救出するときの「やめろー!」も「サンクチュアリー!聖域だー!」もどこからそんな声が出てるのってくらい野太い声で…。
もう頭の中がパニックになるくらいのギャップをひたすら見せてくるんですよ…。
あまりにもこれまでの頼りないカジモド像とかかけ離れた終盤の力強いカジモド像が、本当にいい意味で期待を裏切ってきて、感動しまくりでした。
そしてエスメの最期のシーン。
「あなたも美しいわ」ってエスメに言われたとき、寺元さんカジモドはゆっくりと頷いたんですね。
あっきーとかはそこで首を横に振って、否定するような仕草をするんですけど。
ここで否定せずに、深く頷いた寺元さんカジモドがとても印象的でした。
エスメにかける声が凄く優しくて、ああ本当にカジモドはエスメを大切に想っていたんだなって。
そこからのフロローに向ける憎しみの表情、そしてフロローを手にかけて愛する人を二人も失った悲しみの表情…。
本当に一つ一つの表情が凄く丁寧に作られていて、カジモドの心情がダイレクトに伝わってきました。
素晴らしかったです、ただただ素晴らしかったです…。
1つだけ残念なところといえば、最後に顔綺麗にするやつ、右頬の黒いのが取れてなかったー!笑
惜しいけど仕方ない!笑
でも、マジでデビュー2日目とは思えない完成度の高さで凄く驚きましたし感動しました。
一気に寺元さんのカジモドが好きになりました。
また近々観ることができたらいいな…!!
エスメラルダ:岡村美南
会いたくて会いたくて枯渇寸前だった我が愛しのご贔屓さま…。
やっぱり岡村美南さんのお芝居は一級品ですね、本当に何度観ても飽きないです。
前回から大きく変わったお芝居とかは特にないのですが…。
もう観ているだけで幸せで溢れて、岡村さんが出てきたらそれ以外が目に入らないくらい魅力的で本当に困りました…。
そんな岡村さん、1幕はRhythm of Tambourineでスカーフ落としたり、カジモドを助けるときにカジの手についたロープをなかなか取れなかったり…ちょっと小道具に嫌われていたみたいです(笑)
あと、個人的に少しだけROTは本当に少しだけ不調かな?って感じですかね。
別に全然悪くないけど、いつもほどの迫力はなかったかも。
いや充分声は出てるんだけどね、本当に自分が少し気になる程度のアレですよ。
そして個人的に気になったといえばなんですけど、岡村さん…胸大きくなったのか…って思うくらい谷間を強調してたんだけど(笑)
ちょっと笑ってしまった…(笑)
谷間があるように見えるけど、多分胸を一生懸命上のほうに上げて寄せてるんだろうなって…(笑)
谷間あるけど膨らみがないから、なんていうか…あの…。
「すまん、笑ったりして」(Byフロロー)案件でした…ごめんなさい…。
まあ、それは置いといてですけど…!
今回凄く良かったなって思ったのが、Somedayと死に際のシーン。
Someday、いつになく弱々しさ…というか脆さ?が全面に出た感じですね。
今にも崩れ落ちてどこかへ消えるんじゃないかっていうような、儚さ?
今まではどこか着丈に振る舞って、まあなんとかなりそうな強さが感じられたんですけど。
なんか、よりリアリティが出て人間くさくなったなぁ…って思いました。
もっと素直になっていいのに、ってずっと思ってたんだけど、ようやく彼女の弱さを見せてくれたなって。
それが凄く感じられるマチネのSomedayでした。
そして死に際のシーンもまたリアルな感じになってて、どこまで追求するのこの人ってくらいの素晴らしさ。
ただただ、本当に素晴らしかった…としか言いようがなくて…。
なんだろうなぁ…上手く言えないんだけど、マジで「あ、この人本当に死ぬんだな」って感じさせる死に際。
「永遠にはいられないと思う」の言い方も、今まではどこか達観した感じで強さがあった気がしたんですけど。
もう今日は「永遠にはいられないと思う…」って…なんだろう…分からない上手く伝えられない!
諦め?なんだろう…なんか、もう力が入らない感じだったんですよ…。
その絶妙なお芝居に凄く鳥肌立っちゃって…。
マジで凄い…って思いました。
色々と考えさせられるお芝居をするようになったなって思って、凄く感動しました。
改めて岡村美南さんのお芝居って凄いなって実感しましたし、やっぱり私この人が大好きだって凄く実感しました。
こうしてまた観ることができて、凄く幸せです…。
もっともっとさらに進化するんだろうなって感じさせる岡村さんのエスメ。
もっともっと観続けていきたいなって思います!
まとめ
そんなわけで急ぎ足のレポとなってしまいましたが、寺元さんのカジモドを観ることができてとても嬉しかったです。
マジで完成度の高さと海宝くんを彷彿とさせるカジモド像は、観ていて懐かしさが込み上げました。
それと同時に、演じていく中でもっと寺元さんなりのカジモド色が出せるんじゃないかなって期待もあります。
こうして新たなカジモドを観ることができて、好き!って思える俳優さんができて、楽しい観劇となりました。
今後も岡村さんを目当てに観劇していく中で、寺元さんのカジモドにもまた出会えると思うので…。
また成長した寺元さんのカジモドに会えたらいいなって強く思います!
そしてこのあとソワレも観劇ー!
今度はマチネのC席とは違い、1階の最前列センターです!
ようやく念願の達郎さんカジモド回を最前列で拝めるので、とてもドキドキしています。
悔いのないようにしっかりとしっかりと、見届けてきたいと思います!
最後までご覧いただき、ありがとうございました!
コメント