2022年9月18日ソワレ 劇団四季『ロボット・イン・ザ・ガーデン』@富山




ロボット・イン・ザ・ガーデン
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ゆうき
ゆうき

岡村美南さんの地元公演だよ!

日時:2022年9月18日ソワレ公演
場所:オーバード・ホール
座席:S席1階XB列25番




はじめに

やってきました富山公演!岡村美南さんの地元です。もうね、ずーっとこの日を待ち続けていました。9月18日、私のお誕生日前日に富山公演があるなんて…。最高のバースデープレゼントでした。

富山といえば私は2015年の『クレイジー・フォー・ユー』全国ツアーの富山公演に行ったのが最初で最後でした。あの日のことは今でも忘れません。カーテンコールでの岡村さんに向けられた温かい拍手と歓声。役から降りて俳優・岡村美南ではなく、素の岡村美南として佇んでいた姿。隣で松島勇気さんが岡村さんを称えるようにして拍手していて、もう今でも忘れられないし忘れたくない大切な思い出です。

そんな眩しくて温かい思い出があった素敵な地にまた訪れることができて、本当に幸せです。富山、大好きな人が生まれ育った土地というだけで凄く幸せな気持ちで降り立ちました。

どこ行っても聖地巡礼なんですよ。最高すぎる。本当に幸せな気持ちでいっぱいになりながら、ぶらっと駅周辺を歩いてきました。富山観光に関しては、また別記事で書いていこうかなと思います。

ということで、やってきましたオーバード・ホール!岡村美南さんにとって大切な場所です。

やっぱりロビーはいかにもというか、知り合いなのかな~と思うような人たちがたくさんいて富山だなぁ…って思っていました。相当たくさん来てたんだろうなぁ。

ソワレでしたが17:30開演だったのでいつもより気持ち早め。おかげで最終の新幹線にも乗れたので、ゆったりとゆとりを持って観劇することができました。台風来る前に公演が行われて無事に帰ることもできて良かった良かった!

今回のタングちゃんも土台の葉っぱを利用した感じかな?鱒寿司持っていたり岡村美南って書かれた旗でも持っていたら面白かったんですけど、残念ながらそんなことはなかったな(笑)

きっとね、岡村美南さんファンが大集結していたことでしょう。私も最高の席でしっかりと見届けてきました。レポしていきますので、ぜひ最後までご覧くださいまし!

総評

全体の感想です!

キャスト:★★★★★
座席:★★★★★
全体:★★★★★

とっても温かくて素敵な公演でした。さすが富山でした。もうね、とにかく岡村さんが本当に楽しそうだったし客席の歓迎ムードも相変わらず凄かったんですよ。これぞ富山公演の醍醐味すぎる~~~!7年ぶりに味わえて嬉しかったです。

とにかく書きたいことが多すぎる。すべてが最高だったの。私の記憶の中のオーバード・ホールと実際のオーバード・ホールはキャパが全然違っていて、いざ席に座ってみたらめちゃ広くてビックリしました。左右も奥行きもあったから、これ俳優さんもお芝居するの大変そうだろうなぁって。自由劇場の2倍くらいあったんじゃないかしら!?

今回は気合い入れて最前列ドセンに座りましたけども、それでもステージが遠いなって感じちゃいました。ステージの奥行きに合わせてセットも通常時よりやや奥のほうに置かれてたんでしょうね。だから距離を感じたのよね。いつももっと近くにバーン!と俳優さんたちが来る印象あったので。それもあってか、音響もそんなにド迫力って感じではありませんでした。

あと、ステージが結構高かったので首が疲れました。写真だと伝わりにくいかもしれないけど、こんな感じです。頭一つ分くらいは高かったと思います。

オーバード・ホールこんなだったか~~~とビックリしちゃいました。でもね、こんなに最高の席に座って観劇ができたので満足感しかありません。富山公演だし自分の誕生日前日だし…!気合い入れよう~~~!って思って(笑)もう、あんなに可愛い岡村美南さんを間近で見届けることができて最高の特等席だよ。

地元の方々の岡村さんに対する歓迎ムードがとにかく凄くて、本当に温かい空間でした。岡村さんが歌うことで起こる拍手がいつもより厚くて、Free Freeは結構長く拍手が鳴り続けていました。Giftでも拍手起こったし、富山公演は本当に岡村さんに対する歓迎度合が凄いんです。温かいの。

もちろん、岡村さんだけ贔屓して他の人のときは拍手しないとか手を抜いているとかそういうことではありません。全員に対して素晴らしいくらいの拍手を送りつつ、岡村さんに対する「良かったよ~!」という気持ちが拍手に込められていて凄くほっこりするんです。地元公演ならではの雰囲気を楽しめて、私としても凄く幸せな時間を過ごすことができました。

では本編の話へ…。

まず、山下さんベンがまたお芝居変えてきたな!?金沢公演のときとはまた違ったアプローチで攻めてきたので、ミナミーとの掛け合いや関係性にも変化が出ていました。以前のような仲良し夫婦に戻った気がする。むしろ金沢公演がぎこちなかったんだな…と。1日経って山下さんも感覚を取り戻したのかな。本当に息がピッタリになっていたので、安心しました。

何よりも山下さんベンのお芝居がめちゃくちゃ良かったのよ…。私の富山公演に対する思い入れが強すぎるがゆえの補正がかかっているのかもしれないけど、それにしても今回の山下さんベンのお芝居はとっても良かったです。物語が進んでいけばいくほど、山下さんベンの中でタングやエイミーへの想いがどんどん大きくなっていることを凄く説得力を持って感じられたお芝居でした。

だから山下さんベンと長野さん&安田さんタング、山下さんベンとミナミー。それぞれの掛け合いは本当に最高でした。え、いつもこんなに泣いてたっけ…?って思うくらい、山下さんベンがめちゃくちゃ泣いていました。いや、確かにいつも泣いてはいたけど、ただ単に泣き虫というよりも大人がふとしたときに見せてしまう弱さみたいなものが凄く滲み出た気がします。ただただ弱っちいっていうんじゃなくて、強さを知っているがゆえの弱さのようなものを感じました。そう、ベンは本当は強い人なんですよ。

特に2幕のお芝居は圧巻だったな…。ベンがこんなにも嬉しいとか悲しいとか色んな感情を強く抱きながら生きることがどれだけ大変で尊いことなのかを身をもって実感しているのが、ダイレクトに伝わってきたんですもの。同時に、タングとの出逢いを通してエイミーの気持ちも凄く痛感したんだろうなって思います。

タングがボリンジャーに銃を突きつけたことに対して、タングを叱らないといけないって思ったときの山下さんベンのお芝居が表情も言い方も含めてすべて最高でした。「タング、僕は君が好きだ。だから言うよ、大事なことだ」というセリフを言うときに、ふぅ…と深呼吸をするかのように目を閉じたんです。これから言うことは、相手を傷つけるかもしれない一言。それでも言わないといけない。だってタングのことが大切だから。と凄く覚悟するかのような表情でした。

でもそれって、旅に出かける前にエイミーが自分にしたこととまったく同じことで。そうか、エイミーもあの時こんなに痛みを感じながら自分を叱ってくれていたんだなとようやく理解できたんだなっていう表情をしていたように思います。叱ることは痛みを伴う。好きだからこそ、相手に変わってもらいたいと思っている。エイミーも自分を好きでいてくれたから、あんなことを言ってくれたんだなって。身をもって実感していた山下さんベンでした。

同時に、エイミーが言っていた「家族になりたかった」という言葉を本当の意味で理解し、タングにも、そしてエイミーにも「家族になりたい」と告げることができて、ようやく前を向けたという成長を、山下さんベンのお芝居から感じることができました。

こうしたお芝居のリアリティと説得力があったからこそ、エイミーとの再会後のシーンは2人の息がピッタリ合っていて良かったです。そうそうこれぞ山下岡村チェンバーズ夫妻だよ!ってなりました。互いに憑き物が取れてスッキリしたような顔してて、以前のような笑い合える2人になっていました。ガーデンパーティーのときみたいな初々しさもどこかあったりしてね。スタートラインに戻れたんです、2人の関係も。

この2人はちょっと幼くてどこか友達の延長としての恋人みたいな、仲良く支え合って笑い合える夫婦像が本当にお似合いなのよ。友達みたいな気軽さもあるけど、でも絶対にこの人じゃないとダメって思わせてくれるような運命を感じさせるほどにピッタリな関係性。特に今回の山下さんベンは、どこか包容力みたいなものを感じたんです。それがすっごく良かった。お互いに相手を支えたいと思っているし愛したいと思っているし大切にしたいと思っていて、パワーバランスとして対等な関係性になっていました。

再会時のシーンは長野さんのお芝居も凄く良かったのよね…。いつもと違うって言うと語弊ですけど、いつも以上に伸び伸びとお芝居していてちょこちょこ変化がありました。何がどう変わったと言語化するのは非常に難しいんですけど、観客の盛り上がりや温かさが影響したのかな。もう山下さんベンと長野さんタングのお芝居の掛け合いが良すぎて、2人してミナミーを支えようとしてくれているのが感じられてそれだけでも泣きそうでした。

家族の温かさみたいなものが本当に強く感じられた公演でした。エイミーが「家族になりたかった」と言って出て行ってしまってから、エイミーを迎えに行く前にベンは先にタングと家族になるけど、今度はベンとタングが一緒にエイミーを家族として迎え入れて温かく包み込んでくれているような構図がすっごく素敵だったの。そして家族になった3人のもとに、新たな家族が生まれて…。富山のアットホームな雰囲気の中で、家族の温かさを実感したあの瞬間はマジで一生忘れられないでしょう。あの感覚は言葉で説明できるものじゃなさすぎて、上手く言葉にできない。とにかく、ただひたすらに温かくて「家族っていいな」と思えた公演でした。

金沢公演のときは距離を感じてしまった山下岡村チェンバーズ夫妻でしたが、無事にあの頃の2人に戻ってくれて嬉しかったです。良かった良かった…。「ふたりのことば」の歌詞の通り、同じものを見て同じことを感じ笑い合えるそんなふたりに戻ってくれました。やっぱりこの夫婦大好きです。

カーテンコールも熱かったな。富山公演お馴染み(?)の「美南ちゃーん!」の歓声も聞こえてきましたし、岡村さんのときの拍手の厚みが凄かったです。本当に愛されてるんだなぁ…って思いました。コロナ禍だし本当は歓声はよろしくないんですけどね、でも本人も嬉しそうにしていたのを観るとほっこりしちゃいましたわ。

今回は本当に心から素晴らしい公演だなと思ったので、早い段階からスタオベしていました。そのせいか、山下さんと目が合って微笑まれました(笑)そして岡村さんには真っ先に見てもらって手振ってもらえて、う、うれちい…ってなりました。ごめんね、地元公演のドセンに私が座ってしまって。でも、最高の誕生日プレゼントになりました。ありがとう。

カテコの岡村さん、すっごく嬉しそうで。客席にいるであろうお知り合いとかご家族とか見つけたのかな、隣に立っている山下さんに耳打ちみたいな感じで色々話してて可愛かったです。ふとした瞬間に素の岡村美南さんがそこに立っていたような気がして、富山公演でしか観ることのできない貴重なお姿なので、観られて嬉しかったです。

今回は5回くらいカテコ続いたんかな?2回目のときに岡村さんが山下さんと一緒にタングをかついでいったんですけど、下ろして自分の定位置についたら隣の佐野さんに「重い」ってぼやいてました(笑)このカテコでは岡村さんと山下さんが2人で手を繋いで帰ろうとしたら、タングが手を伸ばして「タングも手繋いで~」ってアピールしてたので、岡村さんが真ん中になってタングと手を繋いで3人(?)で仲良く帰っていきました。

3回目のカテコではタングが客席に投げキッス。その後山下さんを呼んで、一緒に投げキッスやろうって誘って、山下さんと一緒に投げキッスしていました。可愛い。

4回目のカテコでは、またまたタングが一緒に帰ろうって手を差し伸べたので今後は岡村さんが場所を変わってタングの反対側に行って山下さんが真ん中になって3人(?)で捌けていきました。可愛いねぇ…。ほんとほっこり家族です。可愛すぎる。

そして5回目はタングが山下さんに思い切り抱き着いていました。甘えんぼなながやすタング、本当に可愛くて大好きです。カテコはこんな感じだったかな?もしかしたらちょっと順番前後したかもしれません。とにかく、ひたすら可愛くてほっこりしたカテコでした。温かかった。富山公演の空気感、本当に大好きです。最高の席から見届けられて本当に幸せでした。

金沢公演2日目がトラブルやらハプニング続きだったから今回は大丈夫かな~と心配していた部分もありましたが、特に何事もなかったので安心しました。やまはるさんがリジーのセリフ1回噛んじゃいましたけど、それ以外は本当に完璧すぎるほどに素晴らしかったです。あ、金沢公演2日目のパラオのシーンでまちまりさんがつけてたイヤリングが客席に吹っ飛んでしまって、結局あのあと回収できなかったみたいで今回は別のイヤリングをつけていました。お客さんが持ち帰っちゃったんかな…。

舞台はナマモノですから一度たりとも同じ公演はないわけで、ハプニングやトラブル、ミスだってある日もあるけど、これ以上ないくらい素晴らしい公演だってあります。まさに今回の富山公演は私にとって史上最高に素敵な公演だったと思いました。ファンとしてこんなに嬉しいことってないです。贔屓の幸せは私の幸せ。大好きな土地でこんなに幸せな贔屓を観られて、最高の観劇になりました。

無事に幕が開いて良かった。一生忘れられない観劇になったと思います。改めて、岡村さん地元凱旋公演お疲れ様でした!

NEXT>>キャストの感想です!

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