ついに福岡マンマ開幕です!
はじめに
ついに福岡まで遠征に来てしまいました。実は四季観劇のために福岡を訪れたのは今回が初めてです。お目当てとしては、岡村美南さんドナの舞台写真が載っているであろうパンフを購入するためでした。そのためにわざわざ福岡まで行くのかよという気持ちですけど、それくらいしてまででも岡村さんドナの写真が載ったパンフが欲しかったんです!!!
ということで久しぶりにLCCを使って福岡へ。GOTOキャンペーンもあって諸々安く行くことができました。そして、キャナルシティ周辺はマンマ一色!
キャナルシティの新星堂では、マンマのコーナーができあがっていましたよ。
飾られていたのは岡村美南さんドナの写真でした。
そしてキャナルシティではマンマのコラボメニューもあるので、お時間がある方はぜひ!
さて、いよいよキャナルシティ劇場へ。劇場自体はキャナルシティの4階にありました。周辺は飲食店やらショップやらがあるので、開演前にぶらぶらと立ち寄ることもできるのでラクチンです。
そして念願の初・キャナルシティ劇場。
ロビーの中も非常に広々としていましたし、凄く開放感がありました。そしてお目当てのパンフも無事に購入できましたし、岡村美南さんドナの新しい写真がたくさんあって大満足です!
ということで前置きが長くなりましたが、観劇レポを始めていきます!
総評
全体の感想です。
今回は光川愛さんをはじめ、初めて観るキャストがとても多くて新鮮でした。デビューの方もいれば、超絶レアな芝清道さんサム、私にとって2015年の名古屋マンマ以来となる山本道さんペッパーなど顔ぶれがマジで頼もしすぎて正直目が足りなかったです。だからこそ凄く新鮮でしたし、すっごく楽しかったです!もうこのキャストを観ることができただけでも福岡に来た甲斐がありました。
そして座席は実質最前列の下手サイド通路寄り。下手サイドが大好きなので今回も先行で取っていた席でした。若干の被りはあるもののやはり全体的にドナを堪能しやすいですし、マンマ自体が下手のほうが観やすくて好きなので今回も楽しむことができました。
ちなみに1幕DQでは「その気にさせた男の子」で光川さんドナにロックオンされてにらめっこもできました(笑)やっぱり下手サイド楽しいー!!カテコでもたくさんの方に手を振っていただけました。
何より初日ということもあってか猛者の集まりでしたし、同時に笑いも結構起きたし、不思議なところで手拍子が起きたりもしたし、凄く不思議な空間でした。ある意味アットホームで地方ならではの空気感だったと思います。そういう意味でも最高の開幕を迎えられたんじゃないでしょうか。私も本当に大満足でしたし、マジで福岡に来て良かったです!!
キャストの感想
気になったキャストの感想を書いていきます。
ドナ・シェリダン:光川愛
ターニャとしては何度も拝見してきた光川さんですが、ドナとして拝見するのは今回が初めてでした。そのためどうしてもターニャの印象が強くてドナはどんな感じなんだろう…と期待、そして若干の不安もありました。
しかし今回観てみたら私がこれまで観てきた歴代ドナのどの方とも違うお芝居をされていて、新しいドナ像を見せられてすっごく新鮮で面白かったです。光川さんらしいドナでありながら、こんなドナもアリだなと思わせてくれる魅力的な女性でもあって、いい意味で期待を裏切られました。
岡村美南さんは若々しくてエネルギッシュなドナでしたけど、それを上回るんじゃないかと思うほど光川さんドナは若々しくてバイタリティが凄まじいです。岡村さんの若々しいってそのままの意味で見た目が若いっていうことなのですが、光川さんは言動含めとにかく動き回るしいちいちリアクションが大きいしでそういう部分での若々しさがありました。あの岡村さんドナですら落ち着いているように思えるくらい、光川さんドナは落ち着きがなくて本当に観ていて飽きなかったです(笑)
細かい仕草を挙げていったらキリがないので今回は全体的な感想のみにとどめますが、マジでドナが若くして出産してしまって、やりたい放題だった過去の自分から卒業できないままに大人になってしまった印象がありました。子供っぽい大人っていると思うんですけど、光川さんドナはまさにそんな感じ。はしゃぎっぷりも含めてどうしようもなく子供っぽい部分がたくさん残っていて、だけど油断しているとふとした瞬間に年相応な「女」としての表情を見せる…そのギャップにもやられました。
そこで特筆したいのがSlippingとThe Winnerです。まずSlippingに関しては一気にドナの弱い部分が露呈したなと思うくらい弱々しくて今にも消えてしまいそうな寂しさを感じさせる歌声で、正直これまで元気ありあまるくらいに元気だったドナを演じていたからこそとてもビックリしました。こんなストレートにドナの寂しさが伝わってくるSlippingは正直初めて聴きましたし、光川さんってこんな歌い方もできるんだと新たな発見にもなりました。ただ歌うというより自分自身の心に対して語り掛けるような歌い方で、とにかく抑揚と強弱が凄いです。だから聴いていて飽きないし、ドナがどれほど寂しさを感じているのかがヒシヒシと伝わってきました。なのにソフィの前では気丈に振る舞おうとしていて、それがまたかっこよくもあって光川さんドナらしいなと思いました。
そしてThe Winner。これも感情が歌に乗っていて、ドナが今どんな思いでサムと対峙しているのかが伝わってくる歌い方でした。それ以上に私が衝撃を受けたのが、光川さんドナがこちらを振り返ったときの表情です。歌い出しは客席に背中を向けるようにして歌っているのですが、「触れないであの子には」周辺でこちらにようやく顔を向けたときのかつて観たことがないほどに真剣な表情が、ドナがサムに対して牙を向けて戦う決意を示しているようで鳥肌が立ちました。怒りや憎しみといった感情はその表情からは読み取れなくて、正直何を考えているのか分からない。だけどソフィ、そして自分にもう関わらないでほしいと切実に願っているかのような真っ直ぐな表情。さっきまであんなに子供みたいにはしゃいでいた人が、一瞬で大人の女性の表情に変わっていてその変化に凄くビックリしました。
歌い方にしてもSlippingと同じく、感情を乗せながら語り掛けるように歌っていて、その歌い方も凄く好きでした。感情が大きく膨れ上がるときには地声を使って強く歌って、弱々しさを露呈する際には今にも消え入りそうな声で囁くようにして歌っていて…とドナの感情を丁寧に演じていたことも素晴らしかったです。もちろんラストのロングトーンも迫力満載でしたし、とにかくSlippingからThe Winnerにかけても歌を聴いているというよりお芝居を観ているとしっかり認識させられるドナの在り方で凄く感動しました。光川さんのドナってこんなんなんだと強く衝撃を受けると同時に、細やかで表情豊かなお芝居を観てドナというキャラクターをさらに好きになれた気がします。
サバサバしているというよりも結構子供っぽくてはしゃぎっぷりも愛しく感じるほどに大人げない光川さんドナですが、実は相当繊細で寂しがり屋な一面もあり、その多彩な表情に一瞬でやられました。本当に面白かったな…。こうして福岡まで観に来た甲斐がありました。凄く素敵なドナに出会えて幸せです!
ソフィ・シェリダン:三代川柚姫
福岡でついにデビューの三代川さんソフィ!デビューとは思えないくらい完成度が高くてビックリしました。とても安定したお芝居をされていて、全然初々しさもなくてすでに出来上がっていたような気がします。横浜公演でデビューした若奈まりえちゃんや三平果歩ちゃんとは違う印象ではあったもののママのことが大好きな点は変わらなくて、まだまだ子供な一面もあって凄く愛嬌があって可愛かったです。
個人的にはレイオールで、ペッパーに「ソフィは慌て者だな。巡り会った最初と男と結婚しちゃうなんて」と言われた直後に、口元に指をあててしーってやりながらペッパーを追い払っている姿がとても新鮮で印象的でした。この内容ってスカイには聞かれたくないんだっていう発見にもなりましたし、三代川さんソフィのオリジナルの仕草もちょこちょこ見受けられたので今後も伸びしろがありそうだなぁという期待が持てました。
そしてUnder Attackのあとのドナとの口論シーン。「自分の父親が誰だか分からないなんてことは嫌!」という台詞を言いながら後ろに下がるときに、ちょうど階段に足がぶつかって躓きそうになっていたのが少しヒヤッとした部分でもありますが、結構ここって岡本瑞恵さんソフィもよく下がるところまで下がって躓きそうになっていたのでこれがデフォな部分もあるのかな~なんて思いつつ…。とはいえ危険と隣合わせの動きでもあるので、どうか怪我だけはしないでほしいですね。
他にもちょこちょこと興味惹かれる部分はありましたが、そもそも三代川さん自体のお芝居をしっかり観たのは今回が初めてで凄くお芝居も歌も上手な役者さんだなぁという気付きにもなって、こうして素敵なソフィのデビューに立ち会えて幸せでした。いつか岡村美南さんドナの娘にもなってほしいなって思います。
ターニャ:八重沢真美
2ヶ月ぶりの八重沢さんターニャ!もう八重沢さんターニャの自然体なおばちゃん感が最高に面白すぎてめっちゃ腹筋死にました。高倉恵美さんターニャをしばらく観続けてきたこともあって、八重沢さんターニャの貫禄と上品さにより磨きがかかったようにも思えます。
なんかもう八重沢さんのターニャは八重沢さんにしか作れない空気感や面白さがあって、正直何がどう面白いって言葉で上手く説明できないんですよね。それくらい自然体で生まれ持った八重沢さんご自身の魅力もあるし、積み重ねてきた役としての経験、そして人生経験も活かされていると思います。とにかくこんなおばちゃんいるいる!っていう共感を与えてくれるような親近感を湧かせるターニャで、改めてこうして拝見してみて凄いなぁ…と実感しました。
横浜マンマのときは拝見するたびに歌でもちょっと声が出ないところもあって心配だったのですが今回は高音も出ていましたしコンディションも良かったと思います。ダズユアで少しだけ歌い出しが速くなってしまった箇所はありますけど普通に持ち直しましたし、八重沢さんターニャの色気と美しさが全開で釘付けでした。山本道さんペッパーとの身長差も個人的には凄くツボで良かったです。
あとは結婚式のシーンで、ソフィがドナに向かって「何百人の男と寝たって気にしないわ」って言うときに上手側から「あっはっはっは」って八重沢さんターニャの笑い声が聞こえてきて腹筋死にました。あの笑い方はつられるやつです…。おばちゃんみたいなあの笑い方はずるい…あたりかまわず大声で笑っている八重沢さんターニャが本当に面白かったですし、あれこそターニャというキャラクターを象徴しているみたいで個人的に凄く好きでした。最高の笑いを届けてくださり、ありがとうございました!笑
ロージー:秋本みな子
秋本さんロージー2ヶ月ぶりです!相変わらずお芝居は自然だし歌は上手いし、凄く安心して観ていられました。横浜マンマ後半では小学生みたいに元気いっぱいな増山美保さんロージーを観続けてきたこともあって、久々に秋本さんロージーを観ると凄くお淑やかだし上品(笑)こんな淑女がなぜ結婚できないのか(しないのか)と不思議で仕方ないくらい、とても素敵な女性だなという印象を与えてくれます。
八重沢さんターニャとの掛け合いもなんか本当にその辺のおばちゃんたちのやりとりを観ているようで凄く面白くて、お芝居をしているはずなのにお芝居に見えないその自然さがやはりベテランさんだなぁ…と思わされました。こうして久しぶりに拝見して、秋本さんロージーの良さを改めて実感できてとても良かったです。
サム・カーマイケル:芝清道
伝説の初演キャストである芝さんサムを2020年に観られると思わなかったのでとても嬉しかったです。やはり年齢的な部分での年増感は否めませんけど、それでも経験をたくさん重ねたから生まれる男性の魅力がたくさん詰まっていて、正直芝さんサムを目で追うだけでも追い切れないくらい見どころがありました。
まずはとにかくお芝居がすっごく細かい!ここまでつぶさにサムの感情や心情を表情や仕草で表現するのかっていうくらい、すべてが顔や動きに出てしまって非常に分かりやすいサムでした。だからこそダイレクトにサムの考えていることが分かるし、あまりにも動揺しすぎなところも新しいサム像で凄く観ていて面白かったです。もちろん私がずっと阿久津さんサムで観続けてきたからというのもあると思いますけど、芝さんサムは本当に新鮮でした。
登場シーンから演技が細かくて、ホテルの壁に手を触れながら何度も確認して嬉しそうな表情をして、凄く驚いているっていうのがダイレクトに伝わってきました。その後ソフィがやってきてドナの娘だと気付くとそれまた驚いていて、結婚式に招待したのがドナではないと知るととにかく驚きまくって慌てふためいて…と凄く忙しいです(笑)阿久津さんサムがやや余裕のある大人に見える一方で、芝さんサムはマジで余裕がなさすぎて感情が迷子になりまくってて本当に観ているのが面白かったです。
そしてThank You~ではソフィからキーを思わず受け取ってしまい、感情に任せてキーを上手袖に投げようとしていて笑いました。慌てて脇坂さんビルに止められていましたし、振り返って下手側に行こうとすると堀米さんハリーに通せんぼをくらって、ここだけでも腹筋死にます…。今回のダディーズはベテラン揃いですしマンマ出演歴も長い方ばかりなのもあって、独特の一体感と空気感があって凄く見応え抜群でした。
ドナに再会したときはめっちゃくちゃ嬉しそうだったし、とにかくドナのことが大好きなのが伝わってきます。スパトゥル終わりにパーティーに乱入したときもドナたちに向かってめっちゃグーって親指立てて褒めてましたし、2幕のS・O・S前後でもドナを凄く気にかけていて、特にS・O・Sなんかマジでめっちゃくちゃ訴えかける歌声だから「これドナにSOSが届かないなんてことないやろ(笑)」と思ってしまうくらいでした。もう芝さんのサムが新鮮すぎて耳が聴き慣れてくれなかった。そしてやっぱりキヨミチ!って感じで強かった…。さすが芝さん…。
そんな中でもっともやられたのがI Do~でした。芝さんサムが勢いに任せてドナにプロポーズをしてしまったことが丸分かりで、歌い出しの「生~きていこう二人で誓い合~い~」と歌い終わると急にドナに背を向けて「どうしよう言っちゃった!」みたいに口元に手をやって慌てふためいていました。そしたら周りにいたスカイやエディたちに励まされて、気を取り直した芝さんサムが「やったるで!」とでもいうように右手でガッツポーズしてて、もう一度ドナを振り返って「やってみようよ~」と歌っていたのがもうとにかく可愛かったです(笑)どんだけ勢い任せなのキヨミチ~~~!って感じでしたし、それでも再度アタックするのも可愛くて、芝さんサムが本当に可愛すぎました。
ドナと誓いを交わしたあとに思い切りドナを抱き上げてお姫様抱っこするのもかっこよかったので、ぜひ岡村美南さんドナと組んだら岡村さんドナのこともお姫様抱っこしてほしいです。してください。で、不意打ちをくらったのが写真撮影のシーン。芝さんサムがぺこぱのシュウペイの「シュウペイでーす!」のポーズを突然やったので腹筋死にました。脳内で「キヨミチでーす!」って再生されました。ぶっこんでくる芝さんマジで不意打ち注意です(笑)
こんな感じで、芝さんサムは凄く観ていて面白いし楽しいし色々な発見があるしで凄かったです。さすが初演キャストというべきなのか、それとも芝さんのキャラクターゆえなのか…。もちろん初演のときに海外スタッフさんから直接指導を受けているのもあるだろうし、サムという男性のバックボーンを丁寧に演じていらっしゃった印象がありました。本当に凄く新鮮で面白かったです。正直まだまだ書ききれていないことが多くて、私自身もたった1回の観劇では芝さんサムを理解しきれません。それくらい見どころと魅力が満載のサムでした。
スカイ:吉岡慈夢
まさかの福岡で突如のスカイデビューを果たした慈夢さん。パリアメ名古屋公演以来に拝見しますが相変わらず爽やかでチャラそうな見た目のわりに、喋るとすっげえ真面目そうなこの不釣り合いなギャップがスカイでも発揮されていました。チャラいんだか誠実なんだかはっきりしろって言いたくなるくらい慈夢さんらしいスカイでしたし、デビューにしては凄く自然で良かったんじゃないかなと思います。
でもやっぱりダンサーさんとしての一面が凄くスカイでも発揮されていて、レイオールもそうでしたけど踊っているときの表情がとにかくイキイキしているんです。本当になんでこの人こんなに楽しく踊ってるんだろうっていうくらい、その楽しさが表情から伝わってきました。これはパリアメのときと変わらずでしたし、もっとスカイに踊ってほしいなぁ…と思っちゃいました。
あとは2幕でソフィと口論になるときのお芝居は凄くシリアスで、慈夢さんって喋り方のせいか凄く厳しい印象を与えるので冷静に怒っているような雰囲気も感じられました。パリアメで岡村美南さんマイロを振るときのあの冷たさが蘇って、ふと脳内で「お前~~~よくも岡村さんマイロを振りやがって~~~」ってなったのは内緒です。
だけど結婚式のシーンでのソフィに向かって言う「愛してる!」は凄く愛しているのが伝わるような感情爆発な言い方で凄く素敵でしたし、ダンスもそうですけど好きなものに対しての喜びの感情表現が本当に高いなと思いました。なんか竹内一樹さんとも違うし宇都宮千織さんとも違うし、新たなスカイ像ができあがったんじゃないかと思います。とても素敵なデビューでした!
ペッパー:山本道
2015年のマンマ名古屋公演千秋楽以来の山本道さんペッパー!名古屋マンマのときにやっていた番組特集のせいもあって、「道(わたる)」じゃなくて「道(みち)」って呼んでますが、マジでみちペッパーが可愛かったです…。久々に観てもやっぱりちっちゃくて、ダズユアの前のときにもみんなに頭撫でられたりしながら可愛がられていて、もはやマスコット扱いやん…って思いました。可愛い。本当に可愛い。
ダズユアでも一生懸命ターニャにアプローチしているのが可愛いし、隙あらばキスを迫ろうとするのも可愛いし、身体能力も凄く高いのでダンスも凄くキレッキレで素敵でした。可愛い。
結婚式のシーンでの指笛はちょっとかすっちゃったのか綺麗には出ていませんでしたけど、それすらも可愛い。みちペッパーは可愛いで溢れています。本当に可愛かったです。…語彙力。
観劇の感想・考察
気になった箇所の感想などを書いていきます。
光川愛さんドナと三代川柚姫さんソフィの親子関係
初めての組み合わせなのでどんな感じになるのかなと一番楽しみにしていたポイントでもあります。まず「私たちの時代には20歳で結婚なんてしなかったわよ」のセリフで、自分の元にやってきたソフィに正面から腕を回して抱き寄せる光川さんドナにやられました。だいたいここって左腕をソフィの肩に回しているので、正面からホールドする形っていうのは新鮮でしたし距離感が近くて凄く良かったです。からの「どこで吹き込まれたんだか」は名前分からないけどプロレスにありそうな技っぽい感じでおちょくってて、それも可愛かったです。
そしてスパトゥル。「あなたがいてくれる」で光川さんドナに指差しをくらった三代川さんソフィが両手でハートを作っていて可愛かったですし、行進してくるドナに向かって思い切りジャンプするみたいに抱き着いていたのも素敵でした。しかし、思い切り抱き着かれた光川さんドナが腕を使わずに体で押し返すようにして離していたのがとても強くて笑いました(笑)散々されるがままの岡村美南さんドナを観てきたのもあって、ソフィを打ち負かすドナが久々でめっちゃ面白かったです(笑)光川さんドナ、ソフィにも容赦なしでした(笑)でもこの距離感の母娘も凄く可愛かったですし、この絡みも結構好きだったので三代川さんソフィは今後もめげずに光川さんドナに抱き着きに行って欲しいです。
あとは2幕の夢遊病のくだり。なんかここの光川さんドナが凄く三代川さんソフィに対して優しくて、凄く過保護な雰囲気が出ていて好きでした。スパトゥルでも強い一面が見えたし、それ以外の部分では光川さんドナの奔放な感じが強調されていたからこそ、ここまで自分の娘に一生懸命になって甘々になっちゃうのがなんか可愛くて、ギャップにやられてしまいました。娘に対してサバサバした部分もあるけど、結局可愛くて仕方ないっていうのが伝わってきて光川さんママも最高に好きです…。逆にママ愛が重いぺーちゃんソフィと組んだらどんな感じになるのかなっていうのも気になりますし、岡村さんドナと三代川さんソフィが組むのも楽しみで仕方ないです。どんな組み合わせであれ、母娘が尊いことに変わりはありません…久々に観てもやっぱり大好きでした。
終わりが見えないカテコの拍手
初日ということもあって、劇団四季特有のめちゃくちゃ長いカテコでした(笑)全然拍手が鳴りやまないですし、幕の向こうでもキャストさんたちがスタンバイしている足音が聞こえてくるしで、この文化はどうしたら変わっていくのだろうか…。
しかしながら、鳴りやまない拍手に笑みを浮かべるキャストさんたちを観るとなんだかほっこりしてしまいますし、本当に素晴らしかったのは事実ですからそれだけの拍手を受けるほどの公演だったことも間違いないです。
そういえば、横浜公演の千秋楽でダイナモスが登場してみんなを呼び込むやつ、今回の福岡初日でもあったんですけど、光川さんはちゃんとすぐにみんなを呼び込んでいらっしゃいました。さすが!!!某贔屓のぐだぐだカテコを思い出して、ついフッと笑ってしまったのは内緒です(笑)
あと、カテコとは別なんですけど今回はギミギミとかダズユアとかで手拍子起こったんですよね~。ダズユアはなんとなく分かるけどギミギミは驚きでした(笑)客席はほぼ猛者の集まりだし、もしかして初演の頃はこの辺で手拍子が起こっていたのかな~とも思ったのですがいかがでしょう…。逆に初心者の方が手拍子してしまったのか。ちょっと謎タイミングでの手拍子にビックリしつつ、まあでも盛り上がるのはいいことだよなぁ…ということで新鮮な雰囲気を楽しむことができました!
とにかく温かくて凄く歓迎されているムードでの初日ということもあって、私も客席にいるのがとても楽しかったです!
まとめ
更新が遅くなってしまいましたが、今回はあまりにも目が足りなくて多分レポしきれていないです…。芝さんサムだけでも1記事書けるくらい情報量が凄かったですし、光川さんドナについても書きたいことたくさんあったんですよね。もう本当にキャストの方々が凄すぎて、それに圧倒され続けた観劇となりました。
こうして自分がまさかマンマのために福岡行く日が来るとは…っていう感じでしたけど、考えてみれば5年前にもマンマのために名古屋千秋楽公演を観に行ったこともありましたし、作品のために遠征をするっていうのはマンマくらいなんです。それくらいマンマが大好きですし、今回もやっぱり行って良かったと心から思えました。
たくさんの幸せがもらえたし、こんなご時世だからこそ観たい作品だなと再認識もできました。そして光川愛さんのドナを観たことによって岡村美南さんのドナを客観的に考えることもできましたし、三代川柚姫さんのソフィや芝清道さんのサムを観たことによって岡村美南さんドナと絡んだらどうなるんだろうという期待値がさらに高まりました。こういった自分ならではの楽しみ方もできて、本当に大満足の福岡遠征になりました!
そして今回の遠征を決めた最大の理由であるパンフ。もう岡村美南さんドナの写真が大量に載っていて大満足です…。どれも顔がイイ。凄く素敵なショットがたくさんあって、一生の宝物になりました。個人的に39ページのみなぺーちゃんの写真がお気に入りで、さっそく撮影してスマホの壁紙に設定しました(*‘ω‘ *)
さて、次はいつ行くかまだ決めてないですけど……岡村美南さんドナが来たら行こうかな。今回が48回目のマンマ観劇だったので、50回目はぜひ岡村さんドナに捧げたいですし!ということで、次はいつになるか分かりませんが、また福岡行きます!!
『マンマ・ミーア!』福岡公演が開幕しました! – https://t.co/BLps384pGJ
— 劇団四季 (@shiki_jp) October 2, 2020
ぜひ皆さんも、貴重な芝さんサムを観にGOTO福岡してみてください!
コメント