2020年7月25日ソワレ 劇団四季『マンマ・ミーア!』@横浜




マンマ・ミーア!
この記事は約16分で読めます。
ゆうき
ゆうき

江畑晶慧さんが最高すぎて惚れた

日時:2020年7月25日ソワレ
場所:KAAT神奈川芸術劇場
座席:1階S席4列27番




はじめに

開幕から約2週間が経ちまして、今週にはコロナの影響で一部公演が中止になったりと未だに緊張感の高まる日々が続いています。いつまた公演中止になってしまうかも分からない状況ということもあり、観られるうちにと思って観劇してきました。

もちろん前回の初日公演が楽しかったのもありますし、次は前方席で…という気持ちもあったのでこうして希望通りに観劇ができて良かったです。

演劇はナマモノであるということの難しさを実感しつつ、観劇できることのありがたみを実感しつつ、いつまでこんな状況が続くのだろうと絶望感も拭えません。だからこそ、『マンマ・ミーア!』を観てたくさんの元気と幸せをもらえることが凄く恵まれているなと思いました!

ちなみに今回の戦利品。マンマは毎回グッズのデザインが可愛くて大好きなのですが、今回のハンドタオルも可愛いですよね。もっとグッズを買って四季ちゃんに貢献したいところなのですが、それはまた次の機会にでも…。グッズも含め、今回の思い出の1つとして大切にしていきたいです!

総評

全体的な総評です。

キャスト:★★★★★
座席:★★★★★
全体:★★★★★

今回は初日よりも良い意味で一体感が出て、伸び伸びとした素敵な公演に感じられました。キャストは前回からほぼ変わっていませんが、えばちゃんもまりえちゃんもより母娘の仲の良さとか絆が深まっていたように思えます。

そして今回は上手サイド最前の通路寄りだったので、しっかり表情を観ることができたのも大きかったです。同じ台詞にしても表情が見えることで感じ方が全然違いましたし、そういう意味でも前回よりマンマをより楽しむことができました。

ちなみにマンマは下手より上手のほうが好きなんですけど、その理由は2幕の「手をすり抜けて(Slipping〜)」でのドナとソフィの表情を観ることができるから…というのが大きいです。やっぱりここのシーンの2人の表情って作品においてかなりポイントだと思うので、今回はそこもしっかり堪能できました。

逆にサイドだから人が被って奥のほうが観れない…みたいな瞬間も時々ありました。総合するとセンターの上手寄りがベストかもしれないです。まあ欲は言えませんし、どの席からでもその席ならではの楽しみ方ができれば一番ですね。

そして全体的にミスもなく客席も笑いが起きるしで凄く良い雰囲気で最高でした。今回でマンマ観劇が間違いでなければ通算32回目なんですけど、多分これまでで一番楽しいと思えた公演でした!マンマ最高です!

キャストの感想

今回は気になったキャストのみ書いていきます。

ドナ:江畑晶慧

今回のMVPです。もう本当に今回えばちゃんドナの表情を近くで観ていて、恋をしそうな勢いで好きという気持ちが高まりました。私が観た5〜6年前よりもはるかに「ドナ」という女性になっていました。

台本に書かれていることをなぞるだけのお芝居なら誰にでもできるし、それこそ6年前にドナデビューしたえばちゃんも本当にその通りのドナでした。だけど今回観たえばちゃんのドナは、表情も声色も諸々含めてえばちゃんの内側から滲み出る優しさとか温かさとか母性とかがドナに染み込まれていて、えばちゃんにしか表現できないキャラクターになっていました。それがもう本当に凄く良くて、観ていて胸を鷲掴みにされるくらいに愛しくて苦しいと感じてしまうほどに美しかったです。

前回の初日レポにも書きましたが、えばちゃんは2010年のマンマ初観劇時からソフィ役、そして6年前のドナデビュー時とかも観ているので、まるで娘が成長して母になっていく過程を見守る親のような気持ちになるんですよね。だからこそ、今回のえばちゃんドナがしっかりその過程を踏んだ上でのドナになっていてもう泣きそうでした。めちゃくちゃ好きだなって感じました。えばちゃん最高です…。

さて、今回えばちゃんが良かったなぁ…と思うポイントを挙げていきたいんですけど、あまりにも多すぎるのでいくつかはここではなく次のセクションで挙げていこうかと思います。

まず今回、えばちゃんドナはシングルマザーとしてソフィを育ててきた中であの逞しさと強さを身につけたような印象を抱きました。もちろん元来の性格としてサバサバした感じや男勝りな一面はあったと思うんですけど、多分サムとの恋を一番に引きずっているせいで自分の中にある寂しさから逃れる…というか耐えるために、あそこまで強くなったのかなと思わせる表情をいくつもしていました。

ふとしたときに見せる表情に寂しさがあって、取り残された子犬のようで、だけど次顔を上げる瞬間にはそんなことを思わせないように気丈に振る舞っていて。こうやってドナは21年間生きてきたんだろうなと感じられて、胸が抉られそうになりました。えばちゃんドナの表情をしっかり観るのが初めてだったのもあってか、これまでと全然印象が違って見えて本当に新たな発見が多かったです。

前回萩原さんサムが21年間ずっとドナを愛していたのが伝わったと感じたように、今回はドナが21年間心のどこかにサムの存在があって忘れられなかったのがえばちゃんのお芝居から伝わってきました。最初こそ敵意剥き出しで、目の前に現れたサムに対して「あなたあああ!」ってドスの効いた太い声で怒鳴ってて、そこの萩原さんサムとの態度の対比も観ていて面白かったです。でも2幕で机に置かれたバグパイプを見つめる瞬間とか、The Winner~でサムに向ける表情とかを観ていると、ああまだサムのことが好きなんだなって感じられました。ここに関しては後ほど詳細書いていきます。だからこそ、サムにプロポーズされて想いが結ばれてからのえばちゃんドナの幸せそうな表情を観ているとこっちも嬉しくなってしまって(笑)なんか本当に今回は観ていてえばちゃんドナが可愛くて愛しくて仕方なかったです。

一方で、ソフィに対する優しさとか温かさとか愛情とかが大爆発していたのも大きな発見でした。結構ドライなイメージがあったんですけどね、これまで。でも久しぶりにダイナモスとして歌って踊っているときはソフィに何度も笑顔を向けながら「今ママ凄く楽しいよ」って伝えているようでしたし、Slipping~のときはウェディングドレスを着て去っていくソフィを見送りながら肩を震わせていてその背中が本当に切なかったし、なんかもう至るところにソフィへの愛情が見受けられて凄く愛しさが増しました。

特にSlipping~のえばちゃんとは思えないようなか細い歌い方は、グッとくるものがあります。あれがもし演技という意味での歌声だとしても、ずっと1人で育ててきた可愛い娘が巣立っていくのを見守る母の弱さや切なさ、寂しさがしっかりと歌声に滲み出ていて、これまでが気丈で力強さを強調するような歌声だっただけに余計にギャップでやられてしまいました。本当に、6年経って「母」としてのえばちゃんドナが凄く魅力的になっていて、もうまさにドナという女性がそこにいるようでした。

他にも、ソフィが結婚式を辞めると言い出したときに椅子に座りながら足をぶらぶらと慌ただしく動かしてたのも可愛かったです。こんな可愛いドナがいていいものか…と思うくらい、えばちゃんドナが最高に可愛くて見事に落ちました。そしてお芝居はもちろん、歌も安定感があって安心して聴いていられましたし、観るたびにえばちゃんドナへの信頼度が高まっていきます。きっともっともっと演じていく中で、えばちゃんドナがもっともっと魅力的になっていくんだろうなと思いました。

ソフィ:若奈まりえ

まりえちゃんも表情を観ていると全然感じ方が違って、今回はまりえちゃんソフィにも魅せられてしまいました。元気ハツラツでフレッシュな感じと、子供っぽい一面と大人な一面の両方を併せ持つ未成熟な魅力は残りつつ、ソフィが自分探しをするために葛藤する姿もとても印象的でした。

それを特に感じたのが2幕、スカイに父親が3人来たことを話して喧嘩別れしてしまったあとの「離婚(Knowing Me, Knowing You)」とSlipping~です。3人とも自分が父親だと言い出し、スカイには理解されず、と頭が混乱している状態でサムから結婚観や離婚のことを聞かされたまりえちゃんソフィの泣きそうな顔がもう本当に思春期の娘そのものでした。必死に大人になろうとして、でも溢れる涙を堪え切れなくて、意地になってしまう感じがなんかね、表情も含めて凄く葛藤しているのが伝わってきてグッと来たんです。ここで答えはきっと見つかっていなかったでしょうし、他に頼れる人もいなくて、心ここにあらずというような心情でそのあとウェディングドレスを持ってドナの部屋を訪れたのかなと思いました。

ドナの部屋に入ってきたときの表情が何とも言えなくて、ただただ不安だったのかもしれません。早朝にドナとも喧嘩してしまったし、もしかしたらドナにドレスを着せてもらうことを断られてしまうかもしれなかったでしょうし、そうなるとソフィの味方は誰もいなくなってしまうわけで。だから、そういうことも含めて「ママが着せてくれる?」と聞くのはとても不安だったと思います。でもドナはやっぱり受け入れてくれて、ドナの愛を感じて、そうしてようやく自分のことが分かる…というここまでの過程が今回まりえちゃんソフィを観ていて伝わってきました。

それこそ置いてきぼりにされた子犬みたいな表情をしながらドナに髪を整えられていて、それから一緒にドレスを広げて、そうしていくうちに打ち解けていって。ドナから勘当されたことを告白されて、いかに自分がドナに愛されていたかを実感して。分かりやすくまりえちゃんの表情が柔らかくなるわけではないんです。でも、確かに部屋に入ってきたときとは違っていて、不安げだった瞳がもう真実を見つけたように真っ直ぐ前を向いていて、そうした表情の変化を受けての「誇りに思っているわ、ママを」は全然前回と印象が違いました

決して淡々と言っていたわけではなくて、まりえちゃんソフィにとってその言葉が自分の答えであり覚悟であり真実であったんだな…って感じられて、とても良かったです。やっぱりお芝居って役者さんの表情も観ることが大切だなぁ…と改めて実感しました(笑)

ここのお芝居も含めて、全体的にまりえちゃんソフィが凄くえばちゃんドナ大好きなのが伝わってきて本当に可愛くて、なんか久々に凄く素敵なソフィに出会えたような気がします。

サム:萩原隆匡

間近で観る萩原さんサムがめちゃくちゃかっこよくてビックリしました。そして、相変わらず萩原さんサムが好きだと感じるポイントたくさんあって、とても良かったです。

ドナとの精神的な意味での力関係も観ていて面白かったですし、萩原さんってボビーのときもそうだったんですけど女性の尻に敷かれるタイプの男性を演じるのがとても上手だなと思いました。とにかく気弱で、ドナに「急に態度が変わるじゃないか!」って言うときも怯えてる感じ満載で、とにかく笑わされました。本当に面白くてずるいです…(笑)

でも一方で、「SOS」では目を閉じながら訴えるように歌っていたり、ソフィに結婚や離婚について諭すときの真剣な表情だったり、彼がドナを想いながら生きてきた21年間の苦労を感じさせる一面もあって、そのギャップにもやられました。そこのメリハリが凄くついているだけに、より一層ドナへの想いが強く感じられたんだと思います。

本当に凄く分かりやすい性格をしているせいでサムがどんなことを考えているのかが凄く伝わってくるのですが、それにしても結婚式のシーンでテンションMAXになってくそでかい声を出して喋り出したのがめちゃくちゃ面白かったのが今回のハイライトです(笑)これからドナに一世一代のプロポーズをしようと決めているわけですし、相当気合いが入っていたんだろうなと思いました。だからとにかく萩原さんサムは憎めなくて、可愛くて仕方がない存在です。このあとプロポーズに成功してドナをついお姫様抱っこしちゃったりドナと踊るときも満面の笑みだったり、可愛いんですよ…。多分この2人は末永く幸せでいられるだろうなって思いました。萩原さんサム、マジでいいです。

ハリー:飯村和也

近くで観たらマジでただのイケメンなハリーでした。飯村さん、初日よりもギター弾くの上手になってて感動しました!滑らかですし、聴いていてハラハラしなかったので安心です(笑)

歌って踊れるハリーなのでどこを観ても安心感しかないのですが、「ソフィの悪夢(Under Attack)」でベッドを横切るときの華麗な足さばきとかも美しかったですし、すべてが絵になるのでずるかったですねぇ…。萩原さんとも顔の系統が似ているので、ドナがサムからハリーに乗り換えたのもなんとなく頷けました

そして何よりハリーの誠実さとか優しさとかもひしひしと伝わってきて、本当にハリーそのもの。ドンピシャだなぁ…って思います。今回のダディーズはとてもバランスが取れていて良いなぁと感じました。

観劇の感想・考察

気になった箇所をまとめていきます。

シェリダン親子の可愛さが限界突破

えばちゃんドナとまりえちゃんソフィの絆と仲の良さが今回特にやべえな…って思ったのですが、この尊さは麻美ちゃんドナと岡本さんソフィ以来です…。めちゃくちゃ可愛すぎて死ぬかと思いました。というシーンがたくさんあったので、まとめておきます。

まずは「スーパートゥルーパー」。冒頭のサビを歌い終えて、行進しながらドセンへ歩いてくるドナにだいたいいつもソフィがやってきて抱き着くんですけど、今回はえばちゃんドナがこちらに近付いてくるまりえちゃんソフィに向かって指バンッみたいに撃つ仕草をしまして、そしたらまりえちゃんソフィが撃たれちゃってノックアウトしちゃって後ろに倒れそうになるのを女の子たちに支えられる…みたいなやりとりをしていました。可愛すぎません…?結局ドナにノックアウトされちゃって、いつもやってるハグが失敗に終わるっていう初めて観たパターンで、あまりにも可愛すぎてキュンとしました。

しかもスパトゥルではえばちゃんドナが「あなたが来ると知ってからやる気になった」の歌詞の「あなたが」ってところでもソフィを見て満面の笑みを浮かべていましたし、冒頭のサビでも「あなたがいてくれる」でちゃんとソフィを指差しますし(ここはいつもですが)、とにかくえばちゃんドナがソフィに対してレスしまくってるのが可愛すぎて観ていて尊死するかと思いました。なんだこの親子、可愛すぎやろ…ってなりました。いつの間にこんなに仲良くなっていたのって感じです。

あとはカテコですね。プリンシパル一人ひとりが出てきてお辞儀するやつで、お辞儀をし終えたえばちゃんとまりえちゃんがちょっと後ろに下がるんですけど、他の人たちがお辞儀をしているときに2人はぎゅーって抱き着いていて、あまりにも抱き着きすぎてまりえちゃんがバランスを崩してよろけて、そんなまりえちゃんを見てえばちゃんも笑いながらあわあわしてて…という可愛すぎるやりとりを目撃しました。尊い…もうそれしか言えない。えばまり母娘が本当の親子のように見えて、とにかく尊くて感動した公演でした…。

今回のモーニングクロワッサン

「二人の最後の夏(Our Last Summer)」ではお馴染みの日替わりモーニングクロワッサン。毎回違うことをやっているので、ファンの間でひそかな楽しみでもあるシーンです。

今回はクロワッサンを1個取ったえばちゃんがそれを半分にちぎって、片方は普通に自分で食べてもう片方をハリーにあーんしてあげていました。と思ったら、ハリーの口に入る直前に自分で食べちゃったえばちゃんドナ!ハリーがお預けをくらっていました(笑)

あまりにも可愛すぎて声が出そうになりましたわー。えばちゃんドナが食いしん坊なのも可愛いし、あーん詐欺もずるいし、ここはとにかく癒やしのシーンです。そしてさっきまで苦しい表情を浮かべていたドナの心が一気に絆されて、笑顔になるのが観ていてとてもほっこりするんですよね。OLSはマンマの中でもかなり好きなので、今回も最高の癒やしをもらえて幸せでした。

感情爆発のThe Winner

いつもえばちゃんのThe Winnerは素晴らしいですけど、こうして表情をしっかり観ながら聴いたのは久しぶりなのか初めてなのか分からないくらい新鮮で、凄くサムへの想いが伝わってきて胸が痛かったです。

だってちょうどついさっき、ソフィが巣立っていこうとする姿を見送って「1人残される」ことの寂しさを実感してからのこのナンバーですからね。えばちゃんドナがただ歌うだけではなく、サムに問いかけるように「他の人を愛したとき私のこと思い出した?」って歌っていて、そうだよな…「歌」ではなく「感情の吐露」なんだよな…って感じさせるくらい、感情が歌に乗っていました。

「許してね怒らないで」ってもう弱々しくて、きっとそれは本来ならドナが言うべき言葉ではないはずなのにね。えばちゃんがここで無理に笑いながら歌うから、その表情観ていて胸がギュゥゥって締め付けられました。からの「放っておいて」の自暴自棄な感じとか、感情がごちゃごちゃで何も分からなくなっていて、でもただ1つ言えるのが21年間サムを忘れられずにいたということで、ここのドナの心の葛藤が歌でしっかり表現されていて素晴らしかったです。抑揚、強弱、問いかけ、吐露…色んな歌い方で歌詞をすべて拾い上げていて、それをサムにぶつけながら自分自身も傷ついていくこの感じ。めちゃくちゃ好きでした。

えばちゃんの表現力がどんどん高まっていくことへの嬉しさと、期待を大幅に超えてきた今回のThe Winnerにただただ拍手です。マジで素晴らしかった…。えばちゃんドナ、本当に素晴らしかったです!

思い出しちゃう八重沢さんターニャ

ドナが昔の恋人が一気に3人も現れたと落ち込んで部屋に入ってくるシーン。ロージーが「私たちが釣りに連れ出すわ」と提案すると、八重沢さんターニャが「釣りですってぇ?勘弁してよ」と言って、それに対しロージーが「他に何するのよ。3人の男と!」と言うんですね。そこで、過去のあれこれを思い出した八重沢さんターニャが意味深に微笑んで「あぁっ…思い出させないで」って言うんですけど、もうこの言い方が面白すぎて(笑)

今までの印象としては「ふふふ…思い出させないで」と不敵に笑いながら言ってた記憶があったのですが、今回は完全に「あぁっ」がもう喘ぎ声みたいで笑いました。八重沢さんがあまりにも自然体なターニャで面白すぎて困ります(笑)

あっさり終了したカーテンコール

ライブも大盛り上がりで次は四季恒例の長すぎるカテコか…と思ったのですが、今回は2回で終了しました。それこそまさにビックリ仰天です…(笑)

ちなみにライブでは2014年の公演でもらったトリオキャンペーンのペンライトを2本持参していって、ちゃんと休憩中につくことを確認したはずなのに、いざライブ始まったら1本つかなくて結局1本のみで参加するというプチ事件が起こっていました。しかも終演後にもう一度確認したらちゃんとつくんだもん、許せないわー。皆さん、ちゃんとペンライトがつくかどうかは事前に確認しておきましょうね。

で、カテコに関しては四季が毎回何回も幕を開けてくれることもあって感覚がつい麻痺しがちなんですけど、役者さんたちを拍手で喝采するための時間であって、何度も出てきてもらうために拍手を引き延ばす時間ではないんですよね。だから2回で終わって、物足りないと感じてしまうこと自体に少し危機感を抱いたほうがいいかもしれません。私も初心に返らされました。

でも本当に今回の公演が素晴らしかったのですぐに立ち上がって、盛大な拍手を送ることができて個人的には大満足。素晴らしいと思ったら、回数に関係なく全力で拍手をしたり立ち上がったり…としていいと思います。

そして上手サイド最前は美味しい席でもあり、下手に捌けていくドナが舞台袖まで行ってもこちらに手を振ってくれるんですよね。えばちゃんが最後の最後までこちらに手を振ってくださって、本当に凄く素敵な役者さんだぁ…と思いました。全体を通して、今回の公演は本当に大満足でした。

まとめ

横浜公演2回目の観劇ですが、自分自身も大人になったからか、凄く感じ方が違って見える作品だなと改めて思いました。もちろん役者さんそれぞれのお芝居でも印象は変わりますし、座席の見え方からも感じ方が変わります。そういうところも含めて、何度観ても楽しめる作品でした。

そして今回は何度も言うように、えばちゃんドナが本当に素晴らしくて…。元々えばちゃんドナは大好きだったけど、今回でえばちゃんに対する信頼が120%を超えました。それくらい好きだなと感じましたし、もっとたくさんえばちゃんのドナが観たいと思えました。

私のご贔屓がデビューを控えているわけですが、今出演されているキャストでも何度も観たいと思わされるくらい素敵だったので、なんかこれまで岡村美南さんしか見えていなかった自分にとって凄く貴重な体験ができていると実感しています。ご贔屓以外の素敵な役者さんに出会ったことの感動や幸せを噛み締めながら、また劇場に足を運びたいです。

ということで次回また無事に観劇できるよう、自分自身が感染対策をしっかりして万全の状態にしておきます!皆さんもどうかお気をつけください~!

0

コメント

タイトルとURLをコピーしました