2回目の観劇でした!
はじめに
前回観劇したのが6月下旬だったので約4ヶ月後の2回目のアラジン観劇となります。
ちなみに前回のキャストは、瀧山さん×島村さん×岡本さん。
そして今回は、道口さん×厂ちゃん×三井さん。
ガラッと主要キャストが変わったため、また随分と違う印象の舞台に感じました。
今回は最前列のほぼドセンということで、表情とか細かい部分も観ることが出来たのが楽しかったです。
個人的にはアンサンブルで出演されている吉田絢香さんがとても楽しみでした。
一度でいいから擦ってみたいランプ。
ということで、まずはキャストの感想をつらつらーっと。
キャストの感想
気になったキャストの感想を書いています。
ジーニー:道口瑞之
瀧山さんのジーニーのレベルが高かったから凄く道口さんのハードルも上がったことでしょう。
体型的にも道口さんは細いし、まぁ…アニメのイメージからするとジーニー合ってるのかな?と思いました。
が、実際に観てみたらこんなジーニーもありだと思いました。
なんていうのかなぁ、瀧山さんのジーニーって見た目も声質もアニメからそのまま出てきたような感じ。
いかにも魔人で、本当に凄い宇宙一のパワーだっけ?を持っていそうな雰囲気。
それに対して道口さんのジーニーは、どちらかというとあまり魔人っていう雰囲気はなかったかも。
人間の延長というか、まるで人間が超人化したような存在。
だから凄く親近感が湧くような感じがしました。
でも、やっぱりジーニーのコミカルさはしっかりと出せていて、ネタもばしばし決めましたし最高に面白かったです。
とにかく道口さんのジーニーって凄くチャーミングで可愛らしいんですよ。
8月発行のアラジンパンフの52ページに載っている道口ジーニーが凄く可愛いんですけど。
まさにこんな感じで、可愛く飛び跳ねたり…なんかキュンとするようなジーニーでした。
声量とかもはるかに瀧山さんのがあるし、迫力という部分ではまた道口さんは違った味を出してきます。
でも声色の変化はとても面白く、かっこよく歌えば可愛らしく歌う時もあって。
スカーのような低い声から夢醒めデビルのようなちょっと高めの声。
色んな道口さんを観ることが出来た気がします。
やっぱり細身の身体なので、ジーニーの無限大のパワーとか包容力…というか…。
そういうものはちょっと感じにくい部分って正直あったんですけど、これもこれで新しいジーニー像だと思います。
やはり道口さんのお芝居がとても魅力的なので、ジーニーがよりイキイキしていたようにも感じられました。
道口さんも瀧山さんも、両者ともそれぞれの味があってとても好きなジーニーでした。
アラジン:厂原時也
厂ちゃんのアラジンはもうなんといっても少年らしさ全開で可愛いです。
いかにも小さい時からやんちゃでいたずらっ子だったんじゃないかなって思うような少年気質。
とにかく一生懸命なのが伝わってきて、なんか凄くキュンとさせられました。
やはり歌唱力の面ではちょっと限界を感じたのは否めないです。
音域はそれなりにあるんだけど、どうしても綺麗に伸びなかったりする部分はありました。
だけどそれがまた一生懸命さというか、なんか未熟な少年らしさを表しているようにも感じられたかも。
ジャスミンを部屋に呼んでかっこつける仕草とかも、少年が一生懸命背伸びしている感あって可愛い可愛い。
まるで大人のお姉さんに、一人前の男として認めてもらおうとする少年の恋愛を見ているかのようでした。
ちょっと散々少年少年と、決してバカにしているわけではなく…純粋に可愛い青年って感じではあったんだけど。
まぁ…しかしこれだけ少年なアラジンではあったけどキスシーンのキスの仕方がなかなか大人だなと(笑)
ここには厂原アラジンの色気を感じぜざるを得ませんでした。
島村アラジンとの違いが結構はっきりと分かるアラジンではありましたが、良かったと思います。
三井さんとの相性も良かったんじゃないかな。
ジャスミン:三井莉穂
正直、かなり三井さんのジャスミン好きだなぁと思いました。
前回の岡本ジャスミンが、開幕からまだそこまで日にちが経っていないこと。
そしてソフィのキャラクターが抜け切れていなかったのが、どこかジャスミンへの違和感もあって。
逆にその点、他の役に全然染まっていない三井さんは凄くジャスミンに染まっていて。
多分元々の人柄というか性格的にも、三井さんのがジャスミンに近いのかな?
とても透き通っていて、ジャスミンの純粋さ、ワガママな部分、夢見る少女らしさがしっかり出ていたと思います。
岡本さんもだいぶジャスミンに染まってきたそうなので、もう一度観てみたいところです。
全体的に声量や音域や演技力は岡本さんのが経験値もあるし、素晴らしいとは思うんですね。
ただ、個人的にはこの役における三井さんの声質や演技がとても真っ直ぐで好きだと感じました。
少女ではあるんだけど、他の人とはどこか違っていて気高くてなんとなく気軽に近付けない感じ。
前回の岡本さんはソフィっぽさがあったのもあって、やや親近感が湧くジャスミンでした。
三井さんはそれを感じさせないジャスミンで、とても良かったと思います。
厂ちゃんと並ぶとやや身長が高くなるみたいで、そういう部分でも少しお姉さんらしさがあったかもです。
ジャファー:牧野公昭
もうなんなんでしょうね、この牧野さんの人間離れした声質。
すっごく悪役感満載でかっこいいです。
言葉で説明するのも難しい声質ではありますが、凄くジャファーの真面目さも伝わってくる。
真面目というか計算高くて何かを企んでいるような、そんなおぞましさ。
アニメのジャファーの声、この前チラッと聞いたら牧野さんとはまた違う声ではありましたが…。
でもまるでどこかのアニメからそのまま出てきたような悪役声って感じで凄くいいです。
よりジーニーやアラジンの真っ直ぐな感じだったり爽やかな感じが強調されて、全体が引き締まりますよね。
ただちょっと声のせいか少し台詞や歌詞が聞き取りにくいかなと感じる場面も。
イアーゴ:酒井良太
やっばい酒井さんのイアーゴめちゃくちゃ憎めない可愛い…。
もうなんなんでしょうね、このイアーゴのウザ可愛い感じ。
目障りだし耳障りなんだけど、なんか…可愛くて憎めなくてそばに置いておきたい。
そんな外見や仕草の可愛らしさとは裏腹にすぐ「殺しちゃえばいいじゃん」って言っちゃう非道さ。
どこのシーンだか忘れたけど、目をうっすら開けて誰かが喋ってるのを聞いてる姿がもうおかしくて。
笑いをこらえるのに必死でした、凄く真面目なシーンだったから…。
本当にイアーゴのウザい感じが見事に出ていて、最高に大好きです酒井さんのイアーゴ。
カシーム:西尾健治
前回が萩原さんのカシームデビューだったので、西尾さんのカシームは今回が初です。
いやもう…厂ちゃんと言い合うシーンなんかワイアットとビリーを見ているようで急に脳内デッドロック。
西尾さんのちょっと見た目怖い感じとか、リーダーっぽい感じとか、目立つの大好きなところとか。
なんか総合して凄くカシームそのままだなぁ…なんて思っちゃいました。
歌も演技もお上手ですから、上手く全体を引き締めてもいるし凄くいい身体…。
オマール:山下啓太
前回は洋一郎さんだったので山下さんのオマールも初見。
洋一郎さんはなんかもう見ていて不安になるくらい華奢でいかにも折れちゃいそうな可愛いオマール。
山下さんは細いけど体格もよくて、でも弱くてなんだが守ってあげたくなるオマール。
もちろん洋一郎さんも華奢とはいえ筋肉のあるいい身体してるんですけどね。
オマールって凄く可愛くて守ってあげたくなっちゃうから、そういう可愛い一面ないといけないけど。
両者ともそれがしっかり出ているので、凄くキュンとなりました。
ハイアドベンチャーでの戦う姿もなんだか弱っちくて、腕が上がりきらない感じとか逆に弱々しくて良かったかも。
バブカック:白瀬英典
美声っていう言葉は白瀬さんのためにあるんだと思う。
もう、本当に美声すぎて一人だけ異彩を放っていました…。
白瀬さんが歌うことに安心感を覚えてしまうくらいには、歌唱力が素晴らしすぎる。
そしてバブカックの大食いキャラもしっくり来るしなんか可愛いです。
なかなかふくよかな体型をしているけどちゃんと動けるし、なんかかっこいい。
食べ物のことになると目がなくて、なんでもかんでも食べ物に空耳しちゃう感じ。
白瀬さんのバブカックめちゃくちゃ可愛いしかっこいいと思います。
女性アンサンブル
最後に女性のサンボを数名書きたいなぁ…と。
まずはお目当ての吉田さん。
いやぁ、アラビアンナイトの時の水色の衣装も可愛いし一人だけ前髪がおりてて幼くて可愛い。
凄く華奢だけどそれを感じさせないダイナミックな動きも素晴らしいです。
FLMでの変顔とかはっちゃけた顔も凄く面白いし、とにかく楽しそうに踊ってるのが本当可愛い。
表情が細かいというか色んな顔しちゃうから、とっても魅力的だなぁと思います。
続いて石戸さん。
今週からデビューですね、CFYで散々観てきた石戸さん。
アラビアンナイトの衣装はオレンジで、鼻筋が凄くキリッとされているので化粧も映えていました。
しかしアラビアンナイトで捌ける時に上手奥の方で転んじゃって、とても痛そうでした…。
次のシーンでは普通に登場してたけど、あの転び方は痛かったと思う。
でも凄く色っぽくて、素敵でした。
最後に駅田さん。
フェスの千秋楽以来の四季の舞台で、その間外部の舞台に出演されていた駅田さん。
うーん…今回は客演ってことなのかなぁ。
でも、駅田さんの雰囲気とかからしても凄くアラビアンな世界観が似合うだろうなーってずっと思っていて。
16日にデビューされたので、まだ3日目ではありましたが凄く完成度が高かったです。
キレッキレのダンスはもちろん、素晴らしい歌唱力も久しぶりに堪能出来ました。
駅田さんって凄く人柄が良さそうで、フェスの時でも凄く楽しそうに踊っていて。
特に周りを見たりしながら笑顔で踊る姿がとても印象的でした。
その人柄の良さが今回でもしっかりと伝わってきて、とにかく楽しそうに踊ってる姿が本当に素敵でした。
カトクミさん枠なので、結構出番も多いですが、やっぱり雰囲気もカトクミさんに似てるところはあるし。
侍女もジャスミンを見守る優しいお姉さんって感じが凄く出ていて良かったです。
っていうか、女性サンボは全体的に可愛すぎます。
アラビアンナイトの衣装も枠ではなく個人でそれぞれ衣装が違うらしくて、凄くこだわってるなーって感じます。
凄くキュンキュンしました。
まとめ
いくつかハプニングもあって。
ジャファーが魔法の本みたいのを使って、魔法のランプの案を思いつくシーン。
本がぺらぺら勝手にめくれるはずだったんだけど何も起こりませんでした。
でもイアーゴが「す、凄い…!」みたいなこと言うから一体何が凄いんだろう?って思ってしまった。
が、牧野さんも自然にお芝居を続けていたので、元々ページがめくれるっていうのを知らなければ本当に自然。
それと、ジーニーの手枷が外れるシーン。
本当は手枷が外れるとそのままオケピのところに落ちていくんですけど、昨日は片方だけ落なくて。
でも道口さんはそれを拾って「この手枷が…」みたいに手枷を見ながらさっとオケピに落としていきました。
もちろんそこの台詞はアドリブではなく元々ある台詞なんですけど、言うタイミングを早めて?
この手枷、と落なかった手枷を拾って言うことでより実感が湧いたというか。
アドリブにしては完璧すぎる仕草でした。
私も言われなきゃ全然分からなかったかもしれないです、ここのハプニング。
あとはまだ2回しか観てないから、細かい部分については全然書けないです…。
フィナーレの最後のドラムロール?のところで厂ちゃんと三井さんが一緒にドラム叩く仕草してたのが可愛かったなぁ。
カテコでも三井さんがしっかりと最前の方を見て手を振ってくれてたのもキュンとしました。
やっぱりディズニー作品は音楽が凄く素敵だから、聴いていて飽きない。
そしてこの作品のエンターテインメント性が観ていて飽きない。
仕掛けも分からないし、まるでアニメの世界に飛び込んだよう。
セカンドキャストによる今回の公演ではあったけど、全体的に初々しい感じが凄く素敵でした。
初々しい少年少女の恋愛模様を見守る感じが、なんか凄くじれったくて。
身長差はもしかすると厂ちゃんがやや厚底の靴を履いているのでしょうか…?
三井さんのが少し大きくて、この構図がまさに岡村ポリーと松島ボビーを見ているかのようだった。
だからなのか、余計に愛しさがこみ上げて。
好きな女性のために一生懸命動き回る姿とかが松島ボビーと重なって。
あー、可愛いなって思いながら観ていました。
次回は島村さん×三井さん、厂ちゃん×岡本さんでも観てみたいです。
劇場のすぐ近くには厂ちゃんと瀧山さんのサインが入ったポスターが貼られていました。
とっても楽しかったですヽ(*´∀`)ノ
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