2019年5月18日マチネ 劇団四季『アラジン』

アラジン
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ゆうき
ゆうき

約2年半ぶりのアラジンでした!

日時:2019年5月18日マチネ公演
場所:大同生命ミュージカルシアター 電通四季劇場 [海]
座席:1階S席3列23番

はじめに

今年になって初めてのパリアメ以外の観劇となりました。
月曜の週間キャストを見たら、オリキャスが揃っていて…。
しかも萩原さんがいるってなったら、どうしても行きたくなってしまって。

知り合いに頼んでチケットを取ってもらいました。
とても素敵な席での観劇で、久々だったこともあって超絶楽しめました!

むしろ目が足りなかったくらいです。

総評

全体の感想です。

キャスト:★★★★★
座席:★★★★★
全体:★★★★★

もう大満足のキャストでした。
久々に観たキャストの方々はレベルアップが凄かったですし。
初めて観た人たちも凄くしっくり来る人たちばかりで。
加えてアンサンブルがとても豪華すぎて、本当に贅沢すぎるキャストでした。

最前列の真ん中やや上手くらいだったので、全体的にとても観やすかったです。
躍動感もダイレクトに伝わってきますし、やっぱり遮るものが何もないっていいですね。

もう終始大満足でした、本当に。
ザ・エンターテイメントミュージカルですからとにかく楽しかったです。
この2年半で台詞がいくつか変わったりもしたみたいですが、それも含めて新鮮な気持ちで楽しむことができました。
子供連れの人たちも多かったので、笑いがどっかんどっかん起こってたのも気持ち良かったです。
こうやって観客の反応があると、作品がより盛り上がりますよね~。
本当にアラジン観劇しているときは、魔法の世界に引き込まれていました。

キャストの感想

気になったキャストの感想を書いていきます。

ジーニー:瀧山久志

もうレジェンドですね、瀧山さんのジーニーは本物です…。
何回観ても瀧山さんジーニーは笑いのセンスがありすぎて、夢中になってしまいます。
語り掛けるようなお芝居もそうですし、客席の反応を感じ取ってのお芝居も凄いし、リアリティーあるお芝居も凄い。
台詞の緩急や抑揚の付け方も素晴らしければ、ジーニーの寂しそうな一面も感じさせる。
なんかすべてにおいて、瀧山さんのお芝居はあまりにもナチュラルすぎて感動しかありません。
全部台本通りなんだろうけど、それが本当なのだろうかと疑ってしまうくらいに自然なんですよね。
2年前に台詞が変わった部分がいくつかあるそうなので、余計に今回観ていてどこまで台本でどこからアドリブなのか分からないってくらいに凄く見せ方が上手でした。
ジーニーが本当にそこに存在しているかのようで、とにかく凄いとしか言いようがありませんでした…。
圧倒的歌唱力はもちろんなんですけど、やっぱり瀧山さんの醍醐味はお芝居だなぁって個人的に思っています。
山寺宏一さんのような七色の声を持つジーニーがまさに再現されていましたし、お茶目な一面もアニメ同様。
何から何までジーニーそのものすぎて、瀧山さんに終始魅了されていましたね。
いや本当に1幕終盤、ジーニーが登場してから客席の笑いが途絶えないの凄いですよね(笑)
間合いの取り方が凄く上手なんだと思います。
絶妙な台詞の発し方とそのタイミングで、一気に笑いを取れるのはもはや一種の才能ですね。
そして今回瀧山さんってやっぱりすげえ…ってなったのは、真面目なことを語るときのジーニーのお芝居でした。
「僕が欲しいのはね、自由だよ」ってアラジンに自由の魅力を話すシーン。
これまでのジーニー像がコミカルに描かれているからこそ、いかにジーニーが窮屈なところで一生懸命自分の望みを隠して健気に生きてきたかっていうのが凄く伝わってきたんです。
そこの声のトーンの違いだったり、抑揚の付け方だったり…。
本当はこんなに寂しさを感じているキャラクターなんだって、しっかりお芝居で描かれていて。
もう上手く言えないけど、とにかく瀧山さんのお芝居には1つ1つ意味や理由があって、背景が感じられる、そんな力がありました。
改めて瀧山さんの凄さを実感した観劇でしたが、やっぱり瀧山さんは凄いですね…。
こんなにかっこよくてお茶目で可愛らしいジーニーに愛しさが募らないわけがないです。
久々に瀧山さんのジーニーに会えて嬉しかったです!

アラジン:島村幸大

島村さん、なんと4年ぶりでした(笑)
めちゃくちゃ久しぶりの島村さんアラジンはとにかくアラジンそのもの。
キラキラした好青年で、そこにやましさは全然なくて。
街の女性たちがアラジンにメロメロなのも納得できるような純粋さを身にまとっていて。
島村さんのかっこよさが爆発していて、本当にかっこよかったです…(語彙力)
瀧山さんとコンビを組んでいるのも長いこともあって、特に瀧山さんとの息がピッタリでした。
なんか今回は瀧山さんと島村さんの友情に胸を打たれたことが多くて…。
3つ目の願いはジーニーを自由にしてあげると約束するときのアラジンが「約束する!」って叫ぶんですけど、この島村さんの「約束する!」が凄く気持ちがこもっていて。
もうそれだけで涙腺崩壊おばさんの私はギュウッと強く胸を締め付けられました。
島村さんアラジンの言葉は1つ1つ凄く力があって、なぜだか分からないけど信じたくなってしまう、まさにそんな感覚でした。
何が魅力って上手く言葉にできないけど、マジで島村さんのアラジンは凄く惹きつけられる。
これがオリキャスかぁ…と改めて実感したと共に、島村さんアラジンのかっこよさにやられました。

ジャスミン:岡本瑞恵

久々に岡本さん自体を観ましたけど、あまりのレベルアップに衝撃を受けました…。
今回は特に瀧山さんと萩原さんを目当てにしていたのですが、個人的に一番のMVPは岡本さんでした。
私、実は岡本さんの喋り方がちょっと苦手なところがあったんです。
語尾があがる?っていうのかな、疑問形になる台詞があったとしたら語尾があがるのは当然なんですけど、その語尾にアクセントがつきすぎて跳ね上がるようなイメージ。
それがちょっと苦手だったりしたんですけど、まあ今回もそれはありましたが、全体的に喋り方もよりナチュラルになっていて安心しました。
そして何より驚いたのが、声域と声量の向上、台詞の抑揚の付け方。
These Palace Walls、以前は裏声を使って綺麗に歌われていたんですけど。
今回は裏声を使わずに力強く歌い切っていて、その声量に圧倒されましたね。
元々歌は上手な方でしたが、さらに歌唱力上がったんじゃないかなぁ…って思います。
岡本さんの歌声凄く好きなので安心して聴けますし、そこにバックボーンも感じられるようになって、より良くなったなぁって。
あと、アラジンが捕らえられたときに「彼を解放しなさい!」って正体を露わにするシーン。
「これは王女の命令です」って兵士たちを説得する岡本さんジャスミンの声に迫力や威厳がしっかり感じられて、ただ力強く言うだけじゃなく、そこにも彼女の気持ちが込められているのが伝わって、凄く良かったです。
こんな感じで、台詞1つ1つにジャスミンの想いが感じられたんです。
いや本当に久しぶりの岡本さん、めちゃくちゃ良くなっていてビックリしました。
凄く素敵で、仕草も表情も可愛くて、終始岡本さんにキュンキュンしていましたね。

ジャファー:勅使瓦武志

初めましての勅使瓦さんジャファーでしたが、勅使瓦さんっていう時点で期待しかしてませんでした。
その期待を超えるくらいにめちゃくちゃ好みのジャファーで最高でしたね…。
お芝居が上手なのはもちろんでしたが、結構愛しさが募るジャファーだったんです。
アラジンをダイヤの原石として、伯父に成りすますシーン。
「どうもありがとうございました…ありがとうございます…」って何度も甲高い声でお礼を言う勅使瓦さんジャファーにめちゃ笑いました(笑)
こういうところ、やっぱり勅使瓦さんって面白いよなーって。
それからの「君に頼みがあるんだ」の声色の変化は牧野さんもそうですが、ギャップがあって草。
いや、マジで勅使瓦さんのジャファーは個人的にかなりヒットしたので、またいつか観たいです。

イアーゴ:嶋野達也

初めましての嶋野さんイアーゴ、凄く評判が良かったので気になっていたんです。
なんかこれまでとはちょっと系統が違うイアーゴっていう印象でしたね、個人的には。
私の中でやっぱり酒井良太さんのイアーゴが伝説になりすぎて、それが基準になってしまっているんですけど。
酒井さんのように愛嬌がある憎たらしいイアーゴとは違いました。
結構冷静で極悪非道なイアーゴっていうのが、私の嶋野さんのイメージです。
確かにやってることは可愛いんだけど、なんていうか、それすらもクールに感じるんです。
大人びたイアーゴだなぁって感じで、凄く新鮮でした。
勅使瓦さんとの息はピッタリで、このコンビは観ていて釣り合い取れてて面白かったです!
でもやっぱり、もう一度だけ叶うなら酒井さんのイアーゴが観たいですねぇ…。

カシーム:萩原隆匡

萩原さんのカシームめっちゃ久しぶりで、お目当てだったこともあって観れて嬉しかったです。
やっぱりセクシーさがある男前なカシームでめちゃくちゃかっこいいんですよね…。
WSSで叫びまくる萩原さんのベルナルドを彷彿とさせる、短気な一面も素敵でした。
怒声すら迫力があって、ザ・アニキ!って感じでついていきたかったです。
かと思えばお茶目な一面もあり、そういうところはボビーらしさがあって…。
これまで観てきた萩原さんの色んな要素が至るところで観れて、お得感満載でした。
笑いのセンスもあるので、観客の笑いも誘うのが上手でさすがでしたね。
2幕でプリンス・アリーが失敗だったんじゃないかってアラジンに問いかけるところのシーン。
「俺たちにもプライドってもんがある!」って言いながら服を広げて乳首をあえて出す萩原さんに草生えましたw
肉体美をとことん堪能できるのは嬉しいところですけどね(笑)
あとは、市場に帰ってきたところでバブカックと言い合うシーン。
「おいらにはアレルギーが3つある!」で鳥の羽根がアレルギーって言ったバブカックに対して、オフマイクで「鳥の羽根は食わねえだろ!」って言い返してたのが面白かったです。
そういう三枚目な一面もありつつ、でもやっぱりかっこいい萩原さんのカシーム、通称ハギーム。
よく岡村さんと恋人役を演じられていたのもあって、萩原さんへの好感度爆上げだったので…。
今回3年半ぶりくらいにハギームが観れて幸せでした!

オマール:戸高圭介

初めましての戸高さんオマール、若干男らしさもありましたが良かったです。
洋一郎さんや山下さんが女々しいオマールだったこともあって余計にそれを感じました。
でもお芝居も歌も安定していたので、安心して観れましたね。
1つ気になったのが、戸高さんって必死に喋るときの表情がなかなか面白くて(失礼)
切羽詰まるように誰かに何かを訴えるときの表情がなかなか面白かったです(失礼)

バブカック:白瀬英典

白瀬さんは相変わらずの美声と声量で、安心して観れますね…。
本当に白瀬さんが舞台上にいるだけで安心してしまうこの感じ、何なんでしょうね。
歌い出すとその安心感がさらに高まりますし、謎です(笑)
久しぶりに観たアラジンのバブカックが白瀬さんで良かったです。

王(サルタン):吉谷昭雄

吉谷さんのサルタンは初めましてでしたが、吉谷さん本当に素敵!
見るからに人柄の良さが伝わってくる目尻の垂れ方も大好きなんですよね、吉谷さん。
とにかくニコニコしているサルタンで、可愛くて仕方がなかったです。
ジャスミンを溺愛しているのも伝わってきて、佇まいも仕草もすべてがキュンとなりました。
歌はちょっとアレでしたけど、吉谷さんはそれでいいんです…。
こんなに可愛いサルタンに出会えて幸せでした…。

女性アンサンブル:松本菜緒

久々の松本さん占い師のインパクトはやっぱり凄いなぁって思いました。
抜群の存在感と抜群の声量で、松本さんが歌い出した瞬間に一気に空気が変わるの凄いです。
1幕でジャスミンの恋について占うシーン。
「たくさんのお金…」と言いかけて、アラジンを見てから「お金の問題!お金は重要よね!」って畳みかけるように叫ぶのがめちゃくちゃ面白くて草生えました(笑)
2幕のPrince Aliの「黄金色のラクダも紫のクジャクも」のところは、声量が圧巻すぎて。
本当にすべてにおいてインパクトがあって、お目当ての1人だった松本さんを観れて嬉しかったです。

観劇の感想・考察

気になった箇所の感想などを書いていきます。

瀧山さんジーニーと島村さんアラジンの絆

先述しましたけど、今回改めて実感したのが瀧山さんと島村さんの絆の深さでした。
息がピッタリなのはもちろんですが、作品のキャラクターの中だけでは描ききれない部分でも2人の友情が感じられて。
間合いだったり仕草のタイミングだったり、そういうのもピッタリで。
だからこそ2幕ラストのジーニーとアラジンが固い友情で結ばれていることにも説得力がありました。
いつもこのシーンでは岡本さんってそんな2人を見て涙ぐんでいるんですが。
それも相まって、今回瀧山さんジーニーと島村さんアラジンの絆の深さに泣いてしまいました。
単に面白いだけがアラジンの魅力ではないんだなと、改めて強く感じましたね。
ちなみに、FLMのあとに洞窟から抜け出そうとするシーン。
アラジンが「君が勝手にやったんじゃないか」って言ったあとに2人揃って客席のほうを振り向いてニコッてするんです。
これ、以前の演出ではなかった…気がしたので、めちゃくちゃ笑いました(笑)
色々演出が変わったのもあって、色々と不意打ちを食らうところが多くて面白かったです。

相原茜さんと相原萌さん

相原姉妹が揃っているということで、この2人を目当てに観劇されていたフォロワーさんも何人かTwitterでお見掛けしていたのですが。
いやぁ、実際に観てみるとマジでどっちがどっちかわからね(笑)
茜さんは侍女もされていますし、そういうシーンではこっちが茜さんだってなるんですけど…。
それ以外だと本当に今自分が観ているのが茜さんなのか萌さんなのか分からない…。
と言いつつ、茜さんはなんとなーく確信があったので、結構色んなところで茜さん観ていたんですけど。
とにかくクシャッて笑う笑顔がめちゃくちゃ可愛くて、愛想いいなぁって思いながら観てました。
ちなみにカテコで、萌さんがお辞儀し終えて勢いよく頭を上げたら髪の毛がバサアッて広がってボサボサになってて(笑)
本人も笑いながら髪を直してて、可愛いなぁ…って思いましたね。
2人とも顔はもちろん雰囲気もそっくりですけど、めちゃくちゃ素敵でお得感がありました。

ほっこりしたカーテンコール

今回、最前列センターにちっちゃい女の子がいたんですね。
その子が全身を使って飛び跳ねて拍手をするわけですよ、それがまた可愛くて…。
で、そんなちっちゃい子を見たキャストの皆さんもその子にメロメロなわけで。
特に瀧山さんと岡本さんが終始デレデレで、そんな2人を見れたことが貴重で面白かったです。
瀧山さんは口元に手をやって、でへへ…みたいな顔してその子を見てニコニコしてて。
しまいにはその子と同じように飛び跳ねて、真似してましたよ瀧山さん(笑)
岡本さんもその子に全力で手を振ったり投げキッスしたり、と大サービス。
やっぱりちっちゃい子ってすげえなぁ…って改めて思いましたね。
あと、今回最前列だったのもあって最初のカテコ?で岡本さんが目の前だったんですけど。
とにかくしっかり見てくれるし微笑んでくれるしで、釣り師か?と思いました(笑)
ちょろい人はこんなことされたら一発で好きになっちゃうでしょうね。
逆に私が首ったけなご贔屓さまはこんなこと絶対してくれない塩対応なお方なので、その差に笑ってしまいました(笑)
まあ、そういうところも好きなんだけどね!
ということで、アラジンはカテコも含めてとにかく楽しめました!

まとめ

もうとにかく楽しすぎて体感5分だったアラジン観劇となりました。
やっぱりキャストが見応えありすぎて、目が足りなさ過ぎたんですよね…。
どのキャストも凄く面白かったので、観れるものなら1人1人しっかり確認したかったくらいです。

カンパニーのまとまりも感じられたし、客席の温度も高かったのも大きいと思います。
舞台ってキャストやスタッフだけで作り上げるものではないですから、やっぱり私たち観客がいないと成り立たなくて。
昨日はステージと客席が一体になった、最高の舞台を肌で感じることができました。

エンターテインメント性の強さとハッピーエンド。
これが私の大好きな要素なのもあって、めちゃくちゃ楽しくて仕方なかったです。
劇団四季のレベルの高さを実感しましたし、未だにこうしてアラジンが絶大な人気を誇っているのも納得でした。

うん、やっぱり瀧山さんの力が凄く大きいなって。
この作品、ジーニーが凄く肝となるキャラクターですし、全然印象変わりますもんね。
ディズニーだけど劇団四季、そんな舞台を久々にしっかり堪能できた気がしました。

せっかくだし記念に、と思ってシークレットチャーム買ったらジーニーが出ました!
わーい嬉しい!!

今年は岡村美南さんだけに集中しよう、ってずっと思っていました。
だからこれまでパリアメしか観てこなかったんです、今年は。
でも思い切ってアラジン観劇してみたら、やっぱり楽しくて仕方なくて。
ご贔屓さまがいなくてもこんなに観劇って楽しめるんだなって改めて実感したというか。

逆に岡村美南さんにこだわりすぎていたなって気付かされました。
こんなに素敵な作品や俳優さんが揃っている劇団なんだから、今年はもっと色々観ようかなって思います。
まあ、もちろん岡村美南さんに熱を注ぎつつ、ね。

改めて、今回チケットを取ってくれた知り合いには感謝です。
めちゃくちゃ楽しい観劇となりました!

今年中にもう1回くらい、どこかで観劇できたらいいな!
素敵な思い出をありがとう、アラジンカンパニー!

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