2016年7月20日ソワレ 劇団四季『アラジン』




アラジン
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ゆうき
ゆうき

愉快なジーニー!楽しいジーニー!みんなのジーニー!阿久津さん!

日時:2016年7月20日ソワレ公演
場所:四季劇場[海]
座席:1階S席3列25番




はじめに

今回は初見のキャストが多かったので凄く楽しみでした。
最近デビューした阿久津さんと松島さん。
それに観たことのなかった本城さん。
サンボの方々も初めての人もいたりして、結構新鮮でした。

厂ちゃんと三井さんのペアも久しぶりだったので、色々と本当に期待しかなかった。
ありがたいことに、今回の席は割とカシーム堪能席でした。
だから松島さんのこと結構目の前で観れたりしたので凄く楽しかったです。

アラジン自体は今回が4回目の観劇となるんだけど、なかなか上手くレポ出来ない(笑)
ご贔屓が出てるわけじゃないから、細かく観るというより全体を楽しんでいるためかなぁ。
それに今回は久しぶりってのもあったし観たい人もたくさんいたから余計(笑)

だから、うっすい感想しか書かないですけどお許しくださいねー。

キャストの感想

気になったキャストの感想を書いています。

ジーニー:阿久津陽一郎

相変わらず目力半端ない(笑)
阿久津さんっていつもそんな感じで、客席とアイコンタクトをよく取る人っていう印象があって。
それがジーニーを演じてより目立つというか、それが阿久津さんジーニーの特徴と言ってもいい。
瀧山さんや道口さんよりも客席とアイコンタクトを取って客席と芝居のキャッチボールをする。
だから、凄く距離の近いジーニーになっていました。
阿久津さんしかやらない仕草とかもあって、それも新鮮。
「責任が伴う 伴う 伴う…」ってセルフエコーやるとこ。

こんな感じで他のジーニーがやらないことやってたり。
ラップやったあとに拍手が起きて、その拍手を片手でタモさん締めやってました。
結構やることがお茶目で、こんなにはっちゃけた阿久津さん観たの初めてだったので面白かったです。
ちなみに、ラップがラップじゃないなんていう噂がありましたが…(笑)
確かに阿久津さん、ラップのセンスないな(笑)
足でリズム取ってなんとかラップっぽくなってはいたけど(笑)
あと、アラジンに「どこから来たの」みたいなこと聞かれて「東京出身です」と爽やかに返答してたのが面白かったかな。
ただ、やっぱり瀧山さんと比べてしまうところもあって間合いとか声量とか。
阿久津さんなりのオリジナリティーがあってそれも面白かったけど、いい意味でも悪い意味でも魔人っぽくない。
道口さんの時にも同じようなことを感じたけど、どこか人間っぽさのあるジーニーなんですよね。
だから凄く親近感も湧くし、可愛らしくもある。
しかし瀧山さんのジーニーっていかにも魔人というか人間離れした存在すぎて、おお!ってなる。
阿久津さんの歌い方は凄く強弱があって好きなんだけど、声色の変化が少なかったり。
そういった部分がもうちょっと色々変化あったりすると、より良くなるかなぁ…と感じました。
まだまだ課題も多いとは思いますが、でも凄く面白かったし新たな阿久津さんの一面が観れたのは嬉しかったです。

アラジン:厂原時也

少年アラジン!
厂ちゃんのキラキラした瞳とかが凄く少年っぽくて可愛いんですよね~。
少年が憧れのお姉さんに必死にアプローチしてる感じがキュンキュンしちゃう。
前に観た時は生意気な少年っぽく感じたけど、今回はそんな風に感じなかったかも。
前回観た海宝くんがかなり生意気だったのもあったからかな(笑)
んー、でもやっぱり歌が気になっちゃう。
下手とかではないんだけど、ジャスミンと綺麗にハモれないのが勿体無い。
所々勿体無いと感じることがあったんだけど、それも含めて厂ちゃんアラジンらしさがあるから。
島村さんや海宝くんみたいに完璧にリード出来るわけじゃないけど。
なんか一生懸命にリードしよう、いいとこ見せようとする厂ちゃんアラジンが愛しいです。
いちいちリアクションも可愛いから、少年アラジンを観たいなら厂ちゃんがおすすめ。

ジャスミン:三井莉穂

三井さんのジャスミンは前回観た時にいいなぁって感じてました。
今回も良くて、やっぱり三井さんのジャスミン凄く好きだなと再認識。
何が好きって、声が凄く好き。
まっすぐな声してるんです、だからまさに芯の通ったジャスミンみたい。
知性溢れた感じもあって凄く賢そうな印象があります。
岡本さんがじゃじゃ馬なジャスミンだとしたら三井さんはおしとやかなジャスミン。
どっちも全然色が違くて好きです。
ただ、三井さんの場合歌に関しては凄く上手なんだけど意地でも裏声を使わなかったです。
全然音域的にも出てるんだけど、裏声を使わないことで凄く強さが増してしまって。
ちょっと攻撃的というか主張的な印象も与えてしまうかも。
もっと優しく、女性的になってもいいかなーとは思いました、歌に関してはね!
でも本当に好きなジャスミンなので、次は違うアラジンとのペアで観てみたいです。

ジャファー:本城裕二

初めましての本城さんのジャファー。
これまでずっと牧野さんで観ていたのもあって物凄く新鮮でした。
凄く声の細い、というか軽いジャファーでした(笑)
牧野さんがあのワイルドな声だけに、本城さんがより軽い声に聞こえました。
でもアニメで言うと本城さんのがジャファーっぽいかな。
結構本城さんのがアニメ版寄りではあったんだけど、でもやっぱ軽い(笑)
悪いやつだなーっていう感じはするんだけど、牧野さんのがより悪そうだもん。
歌は本城さんのが上手ではあるけど、間合いとか芝居に関しては牧野さんのが上手。
酒井さんのイアーゴが軽い声だけに、メリハリがつくのが牧野さんだったりもしたので。
全体的にアニメ版っぽくて悪くはないんだけど、ミュージカルとして別物として捉えた時に少し物足りなさ。
威厳とかが感じにくいのもあって、もっとそこは恐ろしさが欲しかったりもするかなー。

イアーゴ:酒井良太

4回すべて酒井さん!笑
もうあまりにも酒井さんがはまり役すぎるので町田さんで観るのがむしろ怖いです(笑)
なんでこんなにも酒井さんのイアーゴは可愛いんだろう。
可愛すぎて憎めないんですよまったく。
動きも声も表情も何から何まで可愛さの塊で、なのに飛び出す台詞は結構残虐だったりして。
そのギャップがまたいいんですよねー、凄くキュンキュンしちゃう。
ニヤニヤしてる時の酒井さんもめっちゃキモ可愛いし、本当にいちいち笑いがこみ上げてくる。
ここまではまり役だとむしろ全部持っていっちゃうくらいですよね。
でも本編でこれだけ悪人笑いしてたイアーゴが、カテコの時にまるで仏のような笑顔をしていて(笑)
めっちゃ優しそうな笑顔してるんですよ酒井さん。
そのギャップにまたやられてしまいました…。
実際は凄くいい人なんだろうなーっていうのが伝わってくる、凄く素敵な仏の笑顔でした。

カシーム:松島勇気

めちゃくちゃ楽しみだった松島さんのカシーム!
噂ではカシームならぬボビームと言われていたけど、まさにその通りだった(笑)
めっちゃボビーっぽくて可愛らしいカシームでした。
一見凄く強面なのに笑っちゃうと目尻が垂れてなんとも人懐っこい(笑)
本当に西尾さんや萩原さんよりも茶目っ気があって人懐っこい子犬のようなカシームです。
だから、怒っても正直そこまで怖さを感じられないという一面もあったり…。
でもやっぱり笑いを取るのは凄く上手だから喋り方とか仕草とか間合いとか。
そういう部分をフルに使って笑いを取っていました。
ジャスミンを初めて観た時は髭と眉を整えてアプローチしにいこうとしててボビーか(笑)と笑いそうになったし。
本当にボビーを観ているかのような感覚でした(笑)
さすがに歌は西尾さんや萩原さんほどではないのでちょっと迫力に欠ける部分はありました。
だけどダンスはやっぱりさすが。
プリンスアリの「さぁぁぁぁぁどうぞどうぞ~かも~ん」のところは入りが高音ではなかったです。
松島さんあの高音出るのかなーって思ったんだけど、自らアレンジして低音から入っていきました。
カテコではひとりでひたすらよく分からないダンスしてました。
うん、本当に可愛かったです松島さん…!

まとめ

久しぶりに観たのもあって凄く楽しかったです。
キャストがかなり変わったから、それもあるだろうけどね。
ちなみにアンサンブルの深堀拓也さんがこの週デビューだったようで。
アラビアンナイトはさすがにワンテンポ遅かったりもあって目立ちました。
が、全体的にあの高い身体能力を発揮していて凄く良かったと思います。

そして吉田絢香さんがやっぱり可愛い…。
もう、いっそジャスミンやってほしいんだけどなー。
もっと吉田さんの良さが発揮されるような役に抜擢されたらいいなー。

あと、花岡麻里名さんがめちゃくちゃ可愛くてびっくり…。
以前観てたかは覚えてないしサンボを観るほどの余裕もなかったと思うんだけど。
今回めっちゃ可愛い人いるなーって思ったらそれが花岡さんでした。
すっごく笑顔がキュート。

こんな感じで今回も感想は薄いけどサンボとかも観れる余裕は少し生まれてきました(笑)
そういえば、いつになく今回は凄く盛り上がりが凄かったです。
本当にこんなに盛り上がるんだっけ?ってくらい盛り上がっていました。
やっぱり舞台上と客席が一体になれる作品っていいですね。
まるで自分もその世界の中に入り込んだように感じることが出来ますし。
凄く楽しかったです。

また何ヶ月後かに観に行きたいなーヾ(*´∀`*)ノ

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