地元での公演でした!
はじめに
地元へ帰ってきました。
そして、地元・栃木でのCFY観劇してきました。
今回会場となった栃木県総合文化センターは私にとってとても思い入れのある場所でした。
2010年に「ソング&ダンス 55steps」を観劇した場所。
岡村美南さんを初めて観た場所。
高校卒業後に、短い間だけど舞台スタッフの研修を受けた場所。
この会場には色んな思い出があります。
そんな会場で、今回大好きな作品、そして大好きな人を観れたことが本当に嬉しかったです。
今回は妹と一緒に観劇。
あまりはしゃいではいなかったけど、かなり楽しんでいたようです。
いつもだいたい上手寄りに座るんだけど、今回は先行で取れた最前列ドセン。
全然見え方が違って、もちろんポリー堪能するなら上手なんだけど作品楽しむならやっぱドセンだと思いました。
だからなのか今回凄く作品自体かなり楽しめたし、実際にかなり面白かったです。
岡村さん、やっぱり素敵でした。
宇都宮公演に来てくださって本当に嬉しかった。
宇都宮公演の記念に。
キャストの感想
気になったキャストの感想を書いています。
ボビー・チャイルド:萩原隆匡
びっくりしましたがデビューから1ヶ月半、とっても良くなっていました。
デビューから完成度は元々高かったですけど、かなりブラッシュアップされていました。
ポリーへの気持ちがより鮮明に伝わってきた。
オフマイクで遊ぶ余裕がないというよりは、あまりオフマイクを使わないみたい。
それにやっぱり爽やかでひたすらかっこいいし、松島さんが変人すぎたんだなぁ(笑)
小平の時にやったポリーへの強引な初キスは、今回はいつも通りしっかり見つめ合ってからキス。
あの強引すぎるキスもかなり良かったのでいつかもう一度観たいところではあります。
今回とっても良かったなぁと感じたのは、They Can’t Take~のシーン。
松島さんとは違った切なさがありました、ひたすら明るく振る舞うのが凄く切ないです。
凄く明るく笑ってるのに、ポリーの見てないところで凄く寂しそうな表情するんですねぇ。
そして歌いなが表情を歪めて、唇を噛み締めて…。
表情からもちょっとした仕草からも、ポリーへの気持ちが痛いくらい伝わってきました。
Nice Work~はやっぱりちょっと違和感あるんだけど、でもデビューの時よりかなり良くなりました。
「この日が来るのを信じてたよ」も本当に凄く良くなりました。
びっくりするくらい良くなっていて…多分もっともっと公演重ねるとさらに良くなるなって思いました。
1幕でザングラーに変装した時に髭がちょっと曲がっていて危うかったけど(笑)
松島ボビーが気持ち悪くて可愛い子犬っていう感じなのに対し、萩原ボビーはかっこいいけど空回りしてる子犬。
どっちも素敵です、萩原さんのボビー観るたびに好きになっちゃう。
ポリー・ベーカー:岡村美南
まさか宇都宮で岡村さん観れると思ってなかったから本当に嬉しかったです。
今回も喉もお芝居も絶好調で、相変わらず素敵でした…。
なんかいつもよりちょっと面白さも増してたし、かなりコンディション良かったと思います。
観るたびに乙女度も増すし、岡村さんのポリー像がさらにレベルを高めています。
今回は最初のキスでしっかり間があったから唇閉じちゃってたんだけど…。
あれは唇閉じなくていいのになぁ。
まぁ、そういうところにちょっと慣れてない感じとかもどうしようもなく愛しいっちゃ愛しいんですが。
今回とても素敵だったなと感じたのはサムワンです。
表情ひとつひとつが凄く夢見る少女のような期待とか嬉しさとか…そういう感情で溢れていて。
その感情をただ表情で表現するだけでなくしっかりと歌に乗せるから1音1音がしっかり意味を持ってくる。
もちろんサムワンだけでなくすべての曲に関して言えることなんだけど、本当に素晴らしいと思います。
そして今回は、萩原ザングラーの「オーディションを受けようと思う人はいるかね?」だっけ?のセリフの時。
「オーディションだって♡」ってまた語尾に♡がついてるかのような声でオフマイクで話しながらカスタスたちの元へ。
なんだかオフマイクでの声って乙女な感じがばりばり出ててドキドキしちゃいます。
それからStiff Upper Lipでのボビーとの喧嘩。
岡村さんがちょっと叩くのに対し、萩原さんが倍にして返してくるからポリーが勝てない(笑)
松島ボビー相手だと完全に岡村ポリーが勝っちゃうのに、萩原ボビー相手だと互角かむしろ勝てない(笑)
こういうやりとりも一種の楽しみです。
また、「君のパンチで歯が2、3本折れたけどね」のあとのパンチをする仕草。
これ復活してくれたの本当嬉しかったんだけど、今回ドンッて音鳴ってて結構痛そうだった(笑)
で、ボビーが去っていこうとする時。
寂しそうな表情を浮かべるのに、強がって笑顔を見せるのがすっごく切ない。
やっぱり丁寧なお芝居するから、こういう細かな表情の変化だったり仕草が凄く絶妙。
素晴らしいですよ、この舞台女優さんはほんと…。
アイリーン・ロス:光川愛
光川さんのアイリーンはやはりか弱さのあるお嬢様。
大和さんとはホント正反対です。
声量もあるし歌も上手いし素敵なんだけど、ギャップが少ないかな。
大和さんのアイリーンは結構コミカルなんですよね。
その点光川さんは可愛らしくて、全体的に守ってあげたくなる女性。
この作品に登場する女性はみんな賢くて逞しくて自立してます。
そんな中で光川アイリーンはわがままでどうしようもないお嬢様。
そういう意味ではある種特別な人物で個性が出ていて面白いです。
でもやっぱり大和さん観たいよぉ…。
ベラ・ザングラー:青羽剛
青羽さん可愛すぎて腹筋鍛えられる…。
ホントこのザングラーさんは憎めないですよね。
おとぼけな感じもちょっとエロ親父な感じも可愛いです…。
でもさすが芝居人だなって感じです、凄く魅せられる。
ザングラーという人間がどれだけのダメ人間で凄い人間かっていうのがしっかり伝わってくる。
やっぱり今回もBut Not For MeでのUターンからの「は!?」に笑わされました(笑)
面白いし可愛いのに決めるところは決める、お芝居のギャップが素晴らしいです。
テス:高倉恵美
観るたびに好きになる高倉さんのテス。
何よりしなやかで美しいし、ダンスディレクターに選ばれるのも頷ける。
ザングラーさんが夢中になってしまうのもよく分かる。
みんなのお姉さん的な立場でしっかりと指揮をしてまとめるのもかなり好きです。
今回は高倉さんにずいぶんとドキドキさせられました。
ムースにベースを弾かせようとする萩原ザングラーに「ザングラーさん、時間の無駄です」って冷たくオフマイクで言ってて(笑)
このオフマイクにはかなり笑わされましたww
そして、デッドロックにやってきた本物のザングラーにキスされまくるところ。
「やめてよ…やめて…お願いだから…あんっ…あぁ…ちょっと!」って感じで物凄くどえろかったですはい…。
思わず私も鼻の下を伸ばしながら観てしまったごめんなさい…。
いやもう、本当に素晴らしいです高倉さん…。
荒木さんのテスも本当に大好きなんだけど、観るたびに高倉さんのテスの魅力にも取り付かれるから困る。
岡村ポリーと楽しそうにしているのも観ていて目の保養になります。
でも、今週荒木さん抜けたから来週の静岡公演には戻ってくるかもですかねぇ。
多摩公演ではしっかり高倉さんのテスを観ておきたいと思います。
観劇の感想・考察
今回の公演はいつになく面白くて、特にオフマイクがかなり面白かったです、色々と。
あとはちょこちょこと細かいところをいくつか。
Shall We Dance?で足引っ掛けられたポリーが「ちっ」て舌打ちしてました(笑)
いつも歯をぎゅっと食いしばって、ボビーを睨むのは知ってたんですけど舌打ちしてるの知らなかった…w
これドセンじゃないと聞こえないのかなぁ…。
Nevadaでジミーが爪楊枝をくわえてるんですね。
その爪楊枝をスージーが摘んで取って、爪楊枝を不思議そうに見るんです、スージーが。
で、そんなスージーに見とれたままポケットから新しい爪楊枝をくわえるんです、ジミーが。
そしてまたその爪楊枝をスージーが摘んで取ってしまうんですね。
そのやりとりを3、4回繰り返しててかなり面白かったです(笑)
楽屋のシーンで、テスとパッツィーが互いの衣装をチェックするんですが。
今回、テスがパッツィーの衣装を見たらお互い胸を張り合ってそのあとテスがパッツィーの胸をツンツンしてて。
これいつもやってるのかと思ったのですがそうではなかったみたいでした。
いやぁ、なに胸ツンツンしてるの可愛すぎかよテスパチ…。
IGRで、ワイアットとビリーがトタン屋根に顔をぶつけるところ。
頬を手でさすって下手にやってきたワイアットに、パッツィーが「大丈夫?」って声かけてました。
また、IGRでビリーがツルハシを跳ぶところ。
今回跳ぶの失敗してしまったんですけど、そしたら周りが「おいー!笑」みたいに笑って盛り上げてて。
前にも川口公演だったかな、IGRでムースサムミンゴがそれぞれ小道具使って音出すところ。
ミンゴの持ってるスポイト?なんて言うんだっけあれ…まぁ、それが音全然鳴らなかった時があって。
その時も周りが「あれあれ?」みたいに笑って盛り上げていたんですね。
こんな風に、この曲の時誰かがミスをしたりしても周りがこうやって盛り上げるんです。
こういうの観てるとCFYカンパニーの仲の良さというか結束力というか…そういうのが凄く伝わってきて。
その場にいる全員が一体となって楽しんでいるのが伝わってきて、凄く感動しました。
それと、「おへその下のほうが…」のあとの笑っちゃうポリー。
だんだん笑い方がかなりやばくなっていてつられ笑いしちゃいますww
1幕で足踏まれた時のリアクションもそうなんだけど、岡村さんの低い笑い声というか腹から出る笑い声?
かなりツボすぎて面白いです…三枚目すぎます(笑)
Nice Work~では権利書を投げる時、破片がいくつか落ちてしまってそれを拾ってから投げていました。
そして最後、テスが「いい考え思いついた!みんな集まって!」って呼びかけるところ。
パッツィーが「ゆっくりゆっくり」って言い訳してて、毎回言うこと違うので聞いてて面白いです(笑)
ちなみに小平では「ちゃんと聞いてたんだけど、もう一回教えて」でした(笑)
ちゃんと聞いてたのにやっぱり理解出来なかったんだね、可愛い(笑)
と、こんな感じかな?
多分もっと他にも色々あった気がしたんだけど…。
しかし観るたびにカンパニーの結束力が固まっていて、凄く幸せな気持ちになります。
みんながみんな、この作品に夢中なんだなって。
まとめ
この日は会場の盛り上がりも凄くて、たくさん笑いも起きていました。
拍手も普段起きないところで起きるし、特に嬉しかったのが観劇マナーが悪い人ほとんどいなかったと思う。
最前列で観ていたから気付かなかっただけかもしれないけど、本当にその場にいた全員が楽しんでたと思います。
子供の笑い声がよく聞こえてきて、この作品が子供から大人まで楽しめる素敵な作品だなぁと改めて実感。
私にとっても、こんな素晴らしい席で素晴らしい作品を観れたことがとても幸せです。
翌日の下野新聞に、CFYの記事が載っていました。
こんな素敵な写真で嬉しかったです、パンフにも載せてほしいくらい。
帰りには妹と一緒にポリーの羽根を拾って帰りました。
妹もかなり楽しんでいたようで、安心しました。
やっぱりクレイジー・フォー・ユーが好き!
大好きな作品に出会えたことに感謝です!
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