2021年8月17日ソワレ 『ジェイミー』(アフタートークあり)

ホリプロ主催
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ゆうき
ゆうき

樋口麻美ちゃんを観に来ました!

日時:2021年8月17日ソワレ公演
場所:東京建物Brillia HALL
座席:S席1階Q列20番

はじめに

怒涛の観劇三昧な今週ですが、仕事は早上がりをもらってずっと気になっていた『ジェイミー』を観に来ました!ついに初めてのブリリアホールです…!

多くの観劇オタクたちが泣かされてきている魔のホールに、ついに自分も足を踏み入れてしまうのか…という恐怖でいっぱいでした。もちろん作品もキャストも楽しみだったのですが、全然セリフ聞こえなかったらどうしようなんてこれまで考えたこともなかったです。それくらい事前情報では酷評ばかりの劇場だったので、本当に本当に心配でした…。

まあでも今回私が座る座席位置はそんなに音響悪くないという噂も聞き、少しだけ安心して劇場へ。劇場の入り口前には色んな展示物が置かれていたり、フォトスポットがたくさん並んでいましたよ!

これはジェイミーが劇中に履くハイヒールを模したものかな?

そして当日のキャストはこちら!

今回のお目当ては元劇団四季の樋口麻美ちゃんでした。くわえて同じく元劇団四季の保坂知寿さんもいて、母娘共演~~~!というのが四季オタ大歓喜のキャスティングですよね。さらにお久しぶりな方々も目白押しで、キャストに関しては端から端まで楽しみな方ばかりでした。

チケットには開場時間17時半って書かれてたけど、17時から開場しているみたいですね。ちなみに上演時間は休憩含めて2時間45分でした。結構長めですわね。

そしてそして!なぜわざわざ平日に観劇したかというと、これが理由です!

8月17日のソワレ公演はアフタートークイベントがあったからなんです。しかも参加メンバーが安蘭けいさん、保坂知寿さん、樋口麻美ちゃん、実咲凜音さんという超俺得メンツ!今回はエポスカードの優待チケットを取ったので通常よりお安く買えたのも良かったです。

ということで、今回は作品やキャストの感想のほかに、ブリリアで観劇してみての感想、そしてアフタートークのレポなどてんこ盛りして進めていきます。ぜひ最後までご覧くださいませ!

総評

全体の感想です!

キャスト:★★★★★
座席:★★★★★
全体:★★★★★

めっちゃくちゃ最高でした…。まずそれが言いたい。本当にこんな最高なミュージカルに出会えてめちゃくちゃ最高でした。何もかもが新鮮だし衝撃的だし、すっげえいいもの観たなという満足感でいっぱいになりました。

ドラァグクイーンになることを夢見ている16歳のジェイミーを主軸に、生徒たちや両親、周りの大人たちの生き方や価値観を凄く情熱的に描いた作品だったんです。将来について考え出す思春期真っ盛りの子供たちの元気いっぱいでパワフルな部分と、そんな子供たちを守り、助け、ときには見捨ててしまう大人たちの多様な生き様と…。かなりリアルに正面から描かれていました。

ジェイミーがドラァグクイーンに憧れているということを「気持ち悪い」という人もいるし、反対する人もいたんです。だけど、同級生もお母さんも当たり前のようにジェイミーを受け入れていて、「これが価値観というものなんだ」というのを凄く実感できた作でした。ジェンダーに対する考え方は昔よりはるかに寛容になったと思いますが、今も差別はなくならないですよね。

でもこの作品ではジェイミーの生き方も「普通」として当たり前のように描かれているし、周りの大人たちもそれを応援してくれているし、生徒たちはそれがむしろ「素敵」だと感じている。それが凄く現代的だなぁ…って思いました。

人と違うことで虐げられる人もたくさんいるし、そういう作品もたくさんある中で、多様性を認める世界を16歳の少年を通して描くっていうのが凄くグッと来ました。そしてこの作品を観劇したことで、自分にとって「普通」ってなんなのかを考えさせられました。

言われてみれば私は観劇しながら、ジェイミーは凄く特別な子だと無意識に思っていたな…って感じたんです。別に気持ち悪いとも感じないし普通に受け入れられるんだけど、でも他の人とは違うと思ったのも事実。私もきっと人と違う部分があるし、要はそれが「個性」なんですよね。だから、この作品を観て凄く根本的なことをたくさん考えさせられました。人間って何なんだろうなぁ…って根本的なことを教えてくれる、そんな素敵な作品でした。

そして凄く印象的なシーンやセリフもたくさんあって、色んな人の生き方や考え方が凝縮されていたのも個人的にこの作品を素晴らしいと感じたポイント。個人的にはジェイミーのママ・マーガレットがジェイミーに言った「普通って何?これがあなたにとっての普通よ」という言葉がグサッと心に刺さりました。

また、ラストでプロムに参加するジェイミーを最後まで侮辱し続けたディーンがマイノリティとして描かれたのが本当にスカッとしたというか…。マイノリティどころか「孤独」になったというのがとても皮肉で、多様性を認められない人たちの末路ってきっとこうなるんだろうなぁ…って感じたんです。マジョリティがマイノリティを排除し続けると、いつしかそれが逆転するっていうのは結構身近にある事例なので、とても印象に残りました。

とにかくこの作品を通して感じたのは、「自分が自分らしくいられる生き方をできる人はかっこいい」ということでした。もちろんそれを実現するためには自分1人の力だけでは無理だし、周りの人たちの協力や理解が必要なんだということも描かれていて、本当にメッセージ性の強い作品だったと思います。お芝居も含め、凄くリアルな世界を切り取っていたので、すっごく見応え十分で面白かったです。

そして、この作品のもう1つの見応えはドラァグクイーンです(笑)ジェイミーがドラァグクイーンになっていく姿も素敵だけど、ドラァグの先輩たちが最高オブ最高でした(笑)派手な女装をした石川禅さん、今井清隆さん、泉見洋平くん、吉野圭吾さんという布陣があまりにも強烈で最強すぎてマジで笑いが止まらなかったです。本当にビジュアルが強すぎたんですよ…。

もう昔から『レ・ミゼラブル』など色んな作品で観てきた凄い方々ばかりなので、マジでインパクトとギャップがヤバすぎて凄かったです。これだけのためにチケット代払ってもいいなと思うくらい見応え凄すぎました(笑)とにかく周りを固める大人チームの存在感と安定感が抜群だったので、おかげで生徒たちが伸び伸びとお芝居できたんだなぁ…と思います。本当にカンパニー全体のバランスが最高でした。

そんな感じでマジで作品そのものの完成度とキャストの皆さんのレベルの高さは素晴らしくて、とても衝撃的な作品に出会えた気がします。いやぁ、観て良かった…。

そして気になるブリリアの座席。今回は1階席後方ブロックのど真ん中でした。おかげで全体的に観やすくて、ステージからも決して遠くないので表情もまあまあ認識できる距離だったし、何より音響が全然悪くなかったんですよ…。なんならここ最近観た舞台の中でもかなり大迫力な音量で、ドーンと聞こえてきました。特に音がこもる感じもなかったしセリフも歌詞も明瞭に聞こえてきたので、全然気にならなかったです。

むしろ前方席のほうが音が聞こえにくいだとか3階席は死とかいうのをよく聞くので、良い座席が当たったんだなぁと思いました。しかも両隣もいなくて、かなり快適に観られたので凄く集中できました。私は発券まで席分かりませんでしたが、ブリリアの作品でチケット取る際に座席選択ができる方は後方センターブロックとてもおすすめです!

ただ、平日夜だからなのか雨だからなのか、途中から入ってくる人がめちゃくちゃ多くてビックリ。次々と途中から人が入ってくるので客層の問題なのか何なのか~~~!?って気になっちゃいました。私の席の周りにはそういう人がいなかったので視界を遮られることもなかったのですが、ちょっとあまりの多さにビックリでした。まあ、仕方ないんですかねぇ…。

今回残念だったのはそんなところで、作品そのものは本当に大満足です。なんならもう一度観たいくらい私にはめちゃくちゃ刺さった作品でした。キャストも豪華だし、凄く素敵な作品に出会えて良かったです!

>>次のページからはキャストの感想です!

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