2020年12月19日マチネ&ソワレ 劇団四季『マンマ・ミーア!』@福岡




マンマ・ミーア!
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ゆうき
ゆうき

岡村美南さんドナ50回目の出演!

日時:2020年12月19日マチネ&ソワレ公演
場所:キャナルシティ劇場
座席:マチネ1階S席F列26番、ソワレ1階S席G列18番.




はじめに

今週もやってきました。岡村美南さんが出演されるようになってから毎週=5週連続の福岡遠征となります。我ながら本当に狂っていて驚きです。

さて、今回のマチネ公演で岡村美南さんがドナを演じるようになって50回目の公演となりました。そんな節目となる公演を観劇できて凄く幸せです。8月5日のデビューからずっと観続けてきているので、どんどん進化しているのが感じられてファンとしても嬉しい限りです。いずれ100回、200回…と演じるようになっていけばもっと良くなっていくんだろうなぁって楽しみでもありますし、これからも見届けていきたいです。

くわえて、ついに18日に恒川愛さんがターニャ役デビュー!

そろそろ来るかなぁと思っていたので、タイミング良く観ることができて嬉しかったです。他にも若手メンバーがガラッと変わったこともあるので、全体的な雰囲気やキャストの違いも含めてたくさんレポしていきます!

ぜひぜひ最後までお付き合いくださいませ〜。

総評

全体の感想を書いていきます。

キャスト:★★★★★
座席:★★★★★
全体:★★★★★

先週とガラッと変わったキャストなので雰囲気もかなり変わりましたし、恒川さんターニャのデビューも大きかったのでダイナモスのバランスも凄く良かったと思います。身長的にも岡村さんより大きいから、ターニャが一番身長高いダイナモスを久しぶりに観ることができました。やっぱり、樋口×八重沢×青山のダイナモスが凄く印象的だったから、今回のダイナモスの並びを観てグッと来るものはありましたね…。

それにスカイやペッパーも変わったので、ドナやソフィ、ターニャたちとの絡みもいつもとは違う雰囲気があって凄く観ていて楽しかったです。岡村さんもデビューしてからほぼ固定のキャストで組んでやっていた部分もありましたし、そういう意味でも違った組み合わせで新鮮に演じることができたんじゃないかなぁ…って思います。今期デビュー組ばかりでしたけど、しっかりマンマの雰囲気を大切にしながら演じていらして、そんなところも最高でした!

そして座席はマチネが上手寄り、ソワレが下手寄りで見え方もそれぞれ違っていて楽しかったです。今回は主に恒川愛さんのターニャを観たいって思って恒川さんばかり観てしまっていたのですが、上下それぞれで注目できるポイントも違っていてそれも楽しめました。客席も盛り上がっていたし、拍手も大きかったし、大満足。ちょっと後ろからゆったり観るのも楽しいので、チケット取れないときは前予しながら気長に観ています(笑)

全体的にも色んな化学反応があって作品としては凄く魅力的で面白かったのですが、マチネもソワレもハプニングやらミスやらちょっと多かったかなぁ…。それが逆に俳優さんの対応力の見せどころにもなって良かった部分もあったんですけど、岡村さんは若干疲れが見えてきたかも。千秋楽まで乗り切るのか光川さんに戻ってしまうのか…ちょっと危ういかもと思い始めてきました。だけど、それを含めても完成度の高さは抜群でした。なんかじわじわくる面白さがあって、とっても楽しく観劇できたと思います。

また後程書いていきますけど、みなぺーも相変わらず爆弾投下してきましたし、今回も来て良かったと思えた観劇になりました。もう永遠にマンマ終わらないでほしいです。

キャストの感想

気になるキャストについて書いています。

ドナ・シェリダン:岡村美南

マチネは非常に調子良かったですが、ソワレは若干お疲れだったかもしれません。声量は問題ないけど、ちょっと音程が安定しなかったり台詞を何度か噛んだり…といったミスも見受けられました。それでもドナという役をこうして50回演じてきたことによる説得力はどんどん出てきたし、母親としての一面もますます強くなっていっている感じはします。

そしてこれは共演する役者さんによっても全然印象が変わってくる部分だと思うんですけど、恒川愛さんのターニャが入ったことによって岡村さんドナが良い意味で凄くみすぼらしく感じられるようになりました。恒川さんターニャが男前でかっこいい女性だったので岡村さんドナとキャラ被りしているように見えるんですけど、逆に雰囲気が似たからこそ、それぞれの生き方の部分で違いがより色濃く出るようになった気がします。美にお金をかけて男をたぶらかして人生を謳歌しているターニャとは真逆で、お金もないし美にもほぼ無頓着で毎日必死に生きているドナの苦労が凄く見えるようになりました。

だからこそ今回のSlippingはいつもと感じ方が違って、小さなホテルの1部屋で娘と対峙しながら大切なひと時を過ごしているドナの嬉しさと寂しさと幸せがとても尊いものに思えたんです。ターニャのようにお金で美も幸せも手に入れる人生ではなく、貧しいけどお金では買えない幸せを噛み締めながら娘の結婚式の手伝いをしているドナの人生が凄く美しく見えました。些細なことに幸せを見出していて、お金では買えないものもあるんだよな…って思われてくれました。そんな中でのSlippingは本当に切なかったし美しかったし、岡村さんドナのソフィへの愛情が爆発していてとても心を掴まれました。

マチネのThe Winnerも良かったです。歌声の安定感も声量も素晴らしかったし、ドナの弱さから強さへの変化もしっかりと演じられていたと思います。ソワレはちょっとブレちゃう瞬間も何度かありましたが、サムに対する感情の訴えはしっかり表情と歌声とで表現されていたし、岡村さん自身にドナの感情が自然と染み込んでいるのを強く感じました。全体的にドナというキャラクターの生き方や佇まいに説得力が出てきているので、もう本当に無理して演じている感じがなくて安心して観ていられます。そういう意味でも今回は恒川愛さんのターニャをメインで観ていけた部分もあって、そういう成長が個人的にファンとして嬉しかったです。

と言いつつも、マチネのDQは珍プレーもあって、岡村さんのポンコツ感を目の当たりにしてほっこりした瞬間もありました。いつもサングラスかけて登場する際に首にかけているマラボー(あれ、今までずっとレイとかファーとか言ってましたけどマラボーって言うみたいです!)をぶん回していて、後ろの高倉さんターニャに迷惑かけてましたけど、恒川さんターニャになったからかマチネではそれをやらなくて。普通に持った状態で首に回してたんですけど、いざそれを取るってなったときに全然取れなくて(笑)なんとかマラボーはほどけてベッドに置いたのに、サングラスを取るの忘れたままで(笑)その次の「君はダンシングクイーン♪」ってターニャを煽るやつやるときにサングラスかけた状態でやってて、ちょっとしてから「あっ…」って感じで外してベッドに戻していました(笑)ポンコツすぎて可愛い…。そういうところも本当に憎めないです。ちなみにソワレは普通にマラボーをぶん回していたので、恒川さんターニャがめっちゃ驚いていました(笑)

今回は珍プレーやミスも諸々あったマチソワでしたけど、全体的な良さは満点でしたし、やっぱり観れば観るほど愛しくなっていきます。もっともっと余裕出てきたらいいなと思う部分もありつつ、それでも随分伸び伸びと演じられるようになっているのは凄くいいことだと思います。恒川さんともぜひもっと仲良くなって、より親密なダイナモスになっていくといいなー。そういう部分も含めて、これからの岡村美南さんドナも期待大です!

ちなみにソワレのカテコで、最前列にちっちゃい子がいて、その子に向かってデレデレの表情を見せながら全力で手を振っていた岡村美南さんを観られて幸せでした。本当にそういうところも可愛いです。

ターニャ:恒川愛

待っていました恒川愛さんのターニャ役デビュー!もう初登場のシーンからザ・ターニャ!って感じの佇まいで、凄く雰囲気も見た目もターニャでした。気高くて自信に溢れていてすべてのものをちょっと見下している…は言い過ぎだけど、強さゆえの無知な部分とかもありそうな感じで、これまで私が観てきた八重沢真美さん、光川愛さん、高倉恵美さんの誰とも違うタイプのターニャで凄く新鮮でした。

でも喋り声は凄く低めで、言うなれば宝塚の男役のような印象。見た目の美しさや背の高さも相まって、本当に宝塚版のターニャを観ている気持ちになりました。だからこそ凄くかっこよくて男前な印象が強いし、サバサバしているっていうか、とにかく男も美も幸せもすべてお金で買ってきたような感じがありました。パリアメのマイロに似た部分があると思います。

岡村さんのところでも書きましたけど、男前でかっこいいっていう部分が岡村さんドナと若干キャラ被りをしそうな感じなんですけど、それが妙に違うんですよね。岡村さんドナは自然体のかっこよさがありますけど、恒川さんターニャのかっこよさは色々なものを積み上げて作られた感じとでも言うのでしょうか…。今のターニャは整形を繰り返して結婚と離婚を繰り返して、再構築されていった姿だと思うので、そういう部分も含めて、ありのままだけどちょっとどこか上積みされた印象がありました。だからこそ、自信に溢れていて美しくあろうとする堂々とした佇まいが凄くしっくり来るのかもしれません。

でもひたすらかっこいいだけではなくて、ふと可愛い仕草が出る瞬間もあるのがギャップ萌えします。両手を口元にやったりして驚いたり、ベッドに横たわっているときに足をぶらぶらしていたり…そういうちょっと乙女な姿が垣間見えるのも可愛くてたまりませんでした。

ドナに対しては、高倉さんターニャのように恋愛話を聞いてニヤニヤしたり面白がったりする節はあまり見られなくて、結構本気で心配しているタイプのターニャでした。だけど、心配しているように思えるんですけど実際全然話を聞いていないというか理解していない感じ?どこまで本気でボケているのか分からないくらい、すっごく天然な感じなんですよ…(笑)チキチータの直後にドナが「父親のことよ」って言って、ターニャが「誰の?」って言うんですけど、それを言っちゃうのも凄く分かるくらいマジで全然人の話を理解していないのが凄く面白かったです。

あとはバーにドナの元カレたちがいるかもしれないと思ってロージーと一緒に嬉々として覗きに行って、ドナがベッドから「来て」って声をかけるときに、彼らに見つかるかもしれないからとしゃがんでっていうジェスチャーを2人に送るんですけど、ソワレでは恒川さんターニャが「え、いる?」ってまた入り口に戻っていって必死にロージーに連れ戻されていたのが面白すぎて笑いました(笑)人の話を全然聞いてねえ…!

しかも引き続きソワレの話ですが、そのあとにドナが「ソフィの結婚式をぶち壊すつもり!?」って激昂し出すシーンで岡村さんドナが「あいつらには台無しにされたくない!今更のこのこ現れる権利なんてないわよ!今まであの子に何をしてくれたっていうの!?」って怒涛のようにターニャに言うんですけど、高倉さんターニャとかはひたすら圧倒される感じで何も言えなくなっちゃう感じのお芝居をされていました。でも恒川さんターニャはドナの言葉ひとつひとつに対して「そうよね」「そうそう」って相槌を打っていたんです。でも絶対にテキトーなんですよ、その相槌の仕方(笑)顔は凄く真剣に聞いている風を装っていますけど、全然事の重大さを理解してないと思います(笑)そういうところが恒川さんターニャの面白さで、これはまたドナもロージーも苦労するなって思いました。高倉さんターニャとはベクトルの違う面白さを発揮しているので、これは今後が期待です。

ちなみにロージーがビルのことを「原野をかけまわる野生児ってとこね…」と言うときに、マチネではガオーって感じでライオンみたいなポーズをしてロージーをおちょくっていて(原野を駆け回る野生児=ライオンっていう解釈なのかな?笑)、ソワレでは「好きなの?」って高倉さんターニャのオフマイクを真似するような感じで増山さんロージーとわちゃわちゃしていました。やることがなかなか面白いです…。これも期待大です(笑)

一方で、ダズユアは本気でかっこよすぎて超絶痺れました。低音ボイスなのでああいうロック調が凄く似合うんですけど、ただかっこいいだけじゃなくて色っぽさも全開なのが凄い!歌い方の部分でもペッパーを誘うように色っぽく歌う部分があったり、かと思えばドスを効かせてかっこよく歌ったり…と振れ幅が凄いです。もちろん恒川さん自身の色気もムンムンなので、本当にこんなにダズユアをエッチだ…!と感じたことはなかったです。

そして恒川さんターニャが最初こそ仕方ないからペッパーに付き合ってやるか…って感じで歌っていたのに、だんだん本人が楽しくなってきちゃって、笑顔も見せながらノリノリで男の子たちを誘い出すように歌っちゃう…っていうその曲中での変化がたまりませんでした。そりゃターニャも男の子たちに囲まれて当然だし、ペッパーがこんなにも夢中になるのも分かる…!っていう感じです。とにかく恒川さんターニャは男の子を弄ぶのが上手な印象でした。男を手玉に取って遊ぶことに本気で生き甲斐を感じていそうだし、それだけの性的な魅力も感じられる女性でした。ここが、多分他の歴代のターニャとの大きな違いかもしれません。

歌うことに必死にならず、ペッパーをはじめとした男の子たちとの遊びも満喫しながら楽しそうに歌って踊る恒川さんターニャが素晴らしすぎてここで一気に落ちました…。いやもうデビューとは思えないくらい完成度が高かったと思います。もちろん全体的にまだ堅い印象はあるんですけど、演じていけばもっと良くなるし、絶対により魅力的なターニャになることは間違いないと確信できました。本当に素晴らしいターニャの誕生だと思います!これからも注目していきたいです。

スカイ:吉岡慈夢

福岡公演初日ぶりの慈夢さんスカイ!だいぶ初日のときより柔軟になっていた印象があります。初日はデビューっていうこともあって結構堅かったけど、2ヶ月半ぶりに観てみたらお芝居がイキイキとしていたように思えました。本来の慈夢さんの明るい性格が全面に出てきた感じもしますし、ぺーちゃんソフィとの組み合わせもフレッシュさがあって良かったです。

個人的にはマネマネでドナにお酒を渡すところが、慈夢さんと岡村さんだとパリアメに見えてしまうので一瞬頭をよぎりました…(笑)Shall We Dance?のシーンでこんなやりとりあった気がするなぁ…って。今回は花嫁の婿と母という立場なのであれですけど、中の人ネタで行くなら「ママはスカイにも過去に手を出したことがあるよ!」っていうやつです。

それはさておき、竹内くんスカイが凄くフリーダムな感じだったので慈夢さんは比較的レールの上をしっかり走るタイプのスカイという印象は変わらず。でもマチネのレイオールではぺーちゃんソフィの放った矢を至近距離でキャッチするといったこともしていましたし、ちょこちょこやることは違っているっぽいです。そういう遊び心が見えるのもいいなと思いました。

一方、2幕でソフィに父親候補を呼んだことを打ち明けられたシーンでのお芝居は、やっぱりキツめな印象です。竹内くんスカイが怒っているんじゃなくて諭すようにソフィに言っていたのとは逆で、完全にソフィに対する失望が見えたように思えました。ちょっと言い方がキツイものあって凄く切迫したシーンになるし、ソフィもムキになっちゃうしで、良くも悪くも息をのむシーンになった感じもあります。ちなみにサムが乱入してくるところで、マチネでは「お邪魔をして」とサムに言われたスカイが「いいえ…」と言うんですけど、それに阿久津さんサムが「はい」って返事していたのがちょっとフッてなってしまいました(笑)こういう不意打ちは良くない(笑)

だけど結婚式のシーンでの「愛してる!」はめっちゃ愛してる感が伝わってくる心からの叫びのようにも聞こえるし、慈夢さんの素敵なところって内から溢れ出る明るさとエネルギーだなって改めて思いました。そういうプラスの感情が表情から感じられるくらい大爆発しているので、スカイのソフィに対する前向きな気持ちが全面から伝わってくるのが好印象でした。

あとはウォータールーではソワレでめっちゃエビ反りジャンプしていたりNiziUのなわとびダンス?の動きをしていたり、と楽しく踊っている姿も印象深かったです。もっともっと演じていって、もっと柔軟にスカイという役を楽しんでいってほしいなって思います。でも久々に観てみたら凄く良くなっていたので安心しました…!

ペッパー:山本道

福岡公演初日ぶりの道(みち)ペッパー!なんで「わたる」ではなく「みち」って呼んでいるかは初日のレポをご覧ください…。

さて、相変わらず動きが可愛いし歌い方も可愛いしで作中のマスコットキャラクター的な存在で最高だったんですけど、恒川さんターニャとの組み合わせが最高すぎて悶えました。恒川さんターニャが身長高いからこの2人の身長差が凄くて、もう完全にペッパーが「坊や」感満載でした。

伊藤さんのペッパーは下心満載でニヤニヤしていて凄く気持ち悪い部分もあったんですけど、道ペッパーはもうなんていうかマジで可愛い(笑)思春期の男の子っていうか、小学生の男の子みたいで凄く可愛がりたくなっちゃいます。恒川さんターニャがとても色気ムンムンだから余計にその差が顕著で観ていて面白いなと感じました。

個人的にはダズユアの「いいじゃない!」の歌い方が「いじゃないっ」って子供みたいな歌い方をするのでそれ聞くたびに可愛さで悶えそうになりましたし、ターニャに弄ばれている感が強くてキュンとなりました。結婚式ラストでターニャと一緒に踊るときには、道ペッパーがあまりにも小さい体を一生懸命伸ばして恒川さんターニャをエスコートしていたのが可愛すぎてつい笑ってしまいましたし、とにかく癒やしでした…。本当に可愛い。マジで恒川さんターニャとの組み合わせ最高です!

観劇の感想・考察

気になるポイントについてまとめています。

爆弾投下のみなぺー母娘

13日のダズユアカテコで突然の抱っこ事件があり、みなぺーの破壊力の凄さを再認識したばかりでしたが、今回もやってくれました…。マチネは比較的大人しめでしたけど、ソワレがマジでえげつなくて思考回路が停止しましたもん。

スパトゥル。マチネは岡村さんドナの肩を叩いて「見て」って言いながら突然くるくると回り出したぺーちゃんソフィ。岡村さんドナもめっちゃ困惑していました(笑)ちなみにこのくるくる回るやつ、ヴレヴの最初のフリーなダンスのところでもやっていたので、ぺーちゃんの中でなんかブームでもあったのかしら…。

で、ソワレ!「あなたがいてくれる」で美南ママに指を差されたぺーちゃんソフィが、おもむろに美南ママの元に向かって左手を取って薬指に指輪をはめようと必死になっていて、「!?」となりました。もちろん美南ママも困惑して「ちょっと!」と言いながらたしなめるんですけど、そのあとの「あなたはどこなのか」の歌詞でぺーちゃんソフィに向かって左手をかざすようにして薬指の指輪をアピールするみたいなことをしていて、それを見たぺーちゃんソフィが「あ!」って嬉しそうに美南ママを指差していました。

もう頭大混乱ですよ…。みなぺ、、、まさかの結婚…(笑)まさか左手の薬指に指輪をはめさせるとは…と思いましたし、美南ママも満更じゃねーじゃん…ってなりましたし、なんなんだ…???このエンドはスカイもサムももういらないじゃん…(笑)いやもう相思相愛を通り越したみなぺの突然の結婚に頭真っ白になってその前後の記憶がマジで吹っ飛びましたね…。破壊力がエグすぎて訳が分からなかったです。

なので、今回そういうやりとりがあったから2幕の結婚式のシーンでの「重婚なんてまっぴらよ!」というドナの台詞が特大ブーメランみたいなところあって凄く笑いました。みなぺ、なんかよく分からないけど結婚おめでとうございました…。

あと、ソワレのダズユアカテコはまたぎゅ~~~って抱き着いた状態でぺーちゃんが後ろに反り返っていたので岡村さんが半分浮きかけていて、抱っこ未遂みたいな感じになっていて笑いました。ぺーちゃん、13日に味を占めたみたいであれから岡村さんのこと抱っこしているみたいなんですけど、すーぐ抱っこしようとするので岡村さんもめっちゃ困惑してました(笑)娘にいいようにされちゃってる受け身な美南ママが本当に愛しくて仕方ないです。

そんなわけで、今回はソワレがマジで爆弾投下の強烈なみなぺーを観れたので幸せでした。ありがとうございました…。

小ネタ諸々

まずは堀米さんハリーについて。以前からギター弾くの上手だなぁ…って思っていましたけど、久々に戻ってきたと思ったら伴奏ほぼフルで弾けるようになっていてビックリしました…。ほとんどコード押さえていたんじゃないでしょうか。部分的な演奏ではなく、しっかりフレーズを紡ぐようにして弾いていたので、凄く自然に音源に移行していって素晴らしかったです。

マチネのS・O・S前。ハンドコさんエディがバグパイプを机の上に置いて走り去っていく際に、バグパイプが机から落ちちゃってステージ前方に…。岡村さんドナはそれを一瞥しつつ直すこともなくOne Of Usに移行していきました。なので阿久津さんがこれをどう切り抜けていくか…っていう感じだったんですけど、ドナに話しかけながらいつもなら机の上にあるバグパイプに気付いて「僕のバグパイプ…!」って言う流れを、今回は落ちていることに気付きつつバグパイプのところまで歩いていって、それを拾い上げました。台詞としてはいつもと変わらずに進行していきますけど、バグパイプを愛しそうに眺めつつ指で擦りつつ「傷跡がまだ残ってる…見る?」とドナに話しかけていて、そのあとの「増築のアイデアが浮かんだんだ」の台詞のときに自然と机の上に置いていたのがもうさすがすぎて、100点満点の対応力でした。

なんなら今回のパターンのほうがいつもよりいいんじゃないか…って思うくらい、ドナとサムの構図としても完璧だったしより作品に深みが出るんじゃないかなって感じました。やっぱり阿久津さんのアドリブ力というか対応力は本当に素晴らしいし、安心して観ていられるし、凄く感動した部分です。

あとマチネでは結婚式のシーンでハリーがゲイであることをカミングアウトした際に、ハリーがゲイかどうかを賭けていたロージーがターニャにお金を渡すんですけど、増山さんロージーがひょいって何度もやってお金を渡すふりをして恒川さんターニャをいじっていたんですけど、最終的にやりすぎてお金を床に落としてしまっていました(笑)ほどほどにね!

あとはこれもマチネですけど、ウォータールーで自分のお辞儀の番が来るまで上手側で待機しているぺーちゃんが珍プレーをしていました。自分の番が来るまで最初は慈夢さんとわちゃわちゃしてたんですけど、サンボの人たちが集まってくるので一緒になってわちゃわちゃしていて、そしたらいよいよ次自分たちのお辞儀の番だから慈夢さんが手を出して「行こう」ってやってくれていたのにそれに気付かずずっと遊んでて、慈夢さんが仕方ないからぺーちゃんを置いて準備しに行ってしまって、サンボの人たちがぺーちゃんに教えてくれて慌てて慈夢さんの元に駆け寄っていました(笑)もうぺーちゃんそういうとこ可愛いんだよ!ほどほどにね!笑

ソワレのヴレヴでは岡村さんドナと慈夢さんスカイがあっち向いてホイやってました。マチネは忘れてしまったぁ…。そんな感じかなぁ…?色々ありすぎて脳内のキャパを超えすぎました。マチネもソワレも面白すぎて観ていて飽きなかったです(笑)

まとめ

今回は完全にオフステ動画目的での遠征ではあったのですが、タイミング良く恒川さんがターニャ役としてデビューされたので2日目でしたけど見届けることができて良かったです。これにて、今期のマンマのパンフに載っているキャストは一通り観ることができました。もちろん、福岡マンマのパンフに載っていない江畑晶慧さんも含めてね。色んな化学反応があって凄く新鮮だったし、1人でも違うだけで作品全体の印象が変わるし、そのキャラクターへの印象も大きく変わりました。そういった変化も楽しめたのが凄く嬉しかったです。

そして何より、ついに50回目を迎えたドナ役出演の岡村美南さんのお芝居をこうして今週も見届けることができて幸せでした。ソワレは若干ミスも多かったですけど、着実にドナとして成長されています。オフステの動画でも、ドナという役に対するアプローチについて語られていました。それを聞いて、やっぱりそうだよねって思うことがたくさんあったし、私が感じていたことを岡村さんも同じように感じていらしていたので凄く納得です。

コロナの感染者数が増加している状況ですけど、こうして幕が開いたことも奇跡。無事にしっかりとマチソワ共に見届けられて良かったです。

今回はこの3人にとにかく楽しませてもらいました!改めて、岡村美南さんドナ役50回目、そして恒川愛さんターニャ役デビュー、本当におめでとうございました!!

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