2020年12月20日マチネ 劇団四季『マンマ・ミーア!』@福岡

マンマ・ミーア!
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ゆうき
ゆうき

岡村美南さんドナ30回目の観劇です!

日時:2020年12月20日マチネ公演
場所:キャナルシティ劇場
座席:1階S席I列16番

はじめに

ついに今回で岡村美南さんドナ30回目の観劇になります。土曜日マチネで岡村さんがドナを演じられて50回目を迎えたので、今現状では半分以上観ていることに…。我ながらその回数の多さに驚いています。

華々しい恒川愛さんターニャのデビューもあって、一気に雰囲気が変わったマンマですが、やっぱり千秋楽が近付いていることもあってか客席の雰囲気もだんだんそれっぽくなっていきました。年末年始のGoToトラベル停止を受けて雲行きは怪しくなってきてはいるのですが、無事に千秋楽を迎えられることを祈りたいと思います。

ということで、今回もざっくりとではありますがレポしていきますのでぜひお付き合いくださいませ…!

総評

全体の感想を書いています。

キャスト:★★★★★
座席:★★★★★
全体:★★★★★

先日デビューしたばかりの恒川愛さんも早速馴染んできたし、全体的に凄くまとまりがあって良かったんじゃないかなって思います。ちょこっとした言い間違えとかはあったものの大きなミスやハプニングもなかったし、皆さんのお芝居も凄く白熱していて素晴らしかったです。

そして今回は前予で取った席でしたが、普通に観やすくて良かったです。それに千秋楽が近いのもあってか結構席が埋まっていて、拍手も凄く大きくてビックリ…(笑)かなり盛り上がっていて大興奮でした。ただ、序盤で着信音が鳴ってしまったり後ろのほうだかで話し声が少し聞こえたり…とお客さんが多いからこその問題もちらほら。そこだけは残念だったかも。でも2幕では解消されたので一安心でした。

今回はオフステ後半の動画を観た上での観劇だったので、岡村美南さんがおっしゃっていたことを意識しながら物語を追っていきました。言われてみれば確かにそうだよなぁ…ってなったし、そう考えると感じ方が全然違って凄く面白かったです。この作品における主役は誰なのか、そして彼女たちにとっての主役は誰なのか。ここは揺らいではいけない部分だなってことを感じましたし、だからこそドナがこんなにもあらゆる感情をむき出しにしながら生きているんだよな…って思えました。マンマの作品設定を、観ていくといつしかどんどん忘れてしまうんですけど、初心に返ってそのことを考え直してみると、ちゃんと意味があるんだよな…って。

そういう、まっさらな気持ちで観ることも大切だなって再認識できた観劇にもなりました。こうして無事に見届けることができて良かったです。全体的にも福岡マンマはキャストが入れ替わっていきながらどんどんボルテージが高まっていって、凄く面白くなっています。それを強く感じながら本編もライブも楽しめて、最高の観劇ができました!幸せです!

キャストの感想

気になるキャストの感想を書いていきます。

ドナ・シェリダン:岡村美南

土曜ソワレとは打って変わって、今回は凄く声の伸びも音程も比較的安定していて良かったと思います。単純に色々あって動揺していただけかもしれないかな…?とりあえずお元気そうだったので安心しました。

オフステでの岡村美南さんのお話を聞いて、そのことを感じながら観劇をしていました。母親になることの難しさはデビューの頃から私も感じていましたし、それが凄く伝わってしまうくらい苦悩が表に出ていたと思います。必死に母親になろうともがいていたけど、親ってなろうと思ってすぐになれるものではないですよね。デビューしてすぐの頃のことを思い返して、あの頃と今とじゃ比べ物にならないくらい成長しているなぁ…って思えて、なんだか愛しさが増しました。

これはあとで詳しく書きますけど、岡村さんがドナを演じるにあたって余裕がないのは今も変わらずなんですが、だんだん相手に対してちゃんとお芝居を変えるということができるようになってきたのは大きな変化だと思います。少しずつ遊びながらドナを演じられるようになっていましたし、そうやってドナの今をリアルに生きられるようになったのも大きな成長だなって感じられました。そういう意味でも、やっぱり場数を踏むことって重要ですし、これからもっと演じていけばもっと魅力的なドナになっていくなぁ…っていう期待にも繋がりました。

そんな変化を感じつつ、今回一番良かったのはThe Winnerです。土曜ソワレはちょっとブレた部分がありましたけど、今回は歌声はもちろん芯もブレることなく、サムに想いをぶつけていて凄く心に来るものがありました。「あなたは手に入れたの何もかもを分かっているの」と感情を爆発させたあとに起きる数秒の沈黙。そこでドナはどんなことを感じながら顔を上げてサムと向き合ったんだろうって思って、なんか胸がえぐられたんですよね…。

そのあと顔を上げたときの岡村さんドナは凄くさっぱりしたというか、未練を全部捨てた表情をしていて、ああそうかここでドナはサムへの想いをばっさり断ち切って、ソフィを命をかけて守るって決めたんだなって思えました。「聞かないで過去のことを」というのは過去への断絶、「許してね怒らないで放っておいて」で目を逸らすことなくサムを見続けて歌っていて、それはサムに対する敗者なりの覚悟の宣戦布告。ドナは大切な娘の晴れ舞台を前に、母親として「娘を守る」っていう最後の役目を果たそうとしていたんだなって思いました。ドナの感情がこの1曲で凄くごちゃごちゃしていて、サムに対する想いやソフィに対する想いなど色んなものが溢れてくるっていうのを今回岡村さんの歌声や表情を観ながら再認識できて良かったです。

サムへの未練よりもソフィを守ることを選んだドナが本当にかっこいいと思いましたし、それを歌声でしっかり表現した岡村さんが本当に凄いなぁ…って誇りに思いました、ママを。だからこそ、自分の手から離れたソフィをスカイにしっかり預けたドナが最後はサムからのプロポーズに応えるのも凄く可愛らしいし、あそこのふにゃっとした岡村さんは何度観ても可愛いです。色んな表情を見せてくれるので、全然飽きませんね…コスパが良い。

今回の部分で特筆するとしたらこんな感じかなぁ…。日々ちょっとずつ成長しているなっていうのは分かるんですけど、それを上手く言葉で説明できないのがもどかしいです。だけど、成長という意味では「母親」になることは紛れもなく前に進んでいると思っています。

女性が子供を産んだら母親と呼ばれますけど、本当の意味でちゃんと「母親」になるのには時間がかかるんだそうです。産んだ瞬間から母親になれるわけではなくて、時間をかけて子供を育てながら、子供との時間を過ごしていって、子供からたくさんのことを教わって、母親にしてもらうんだそうです。だから、子供を産んだらすぐに母親っていうわけじゃなくて、気付いたら母親になっているということを前に出産を経験しているフォロワーさんに教えてもらいました。

岡村さんもまさに今その過程にいるんじゃないかなぁ…って思っています。ドナ役デビューしました、はい母親です!と言われてすぐに母親になれるのはきっと本当に出産の経験がある方でないと難しいと思うんです。もちろん、役とはいえしっかり母親になれなきゃプロとして失格でしょっていう意見もあるとは思いますけど、これって感覚で演じてもやっぱりリアリティが出ない部分な気がするんですよね。経験を重ねてどんどん親にしてもらう。これが母親になっていくプロセスなのだとしたら、岡村さんは今ソフィを演じている女優さんと向き合いながらどんどん母親にしてもらっている最中なんだと思っています。

だから、そう考えると今の岡村美南さんはまだ新米ママなところがありますけど、ちょっとずつ母親として成長している段階のはずです。今回でドナ役を演じるのは52回目となりますが、100回、200回と演じていけばもっと母親として成長していくなって思えました。そういう意味で、今の成長途中な岡村美南さんのドナを観られることはある意味貴重かもしれません。だから私も、こうして連日劇場に足を運んで彼女の成長する姿を見届けたくなるんだと思いました。美南ママ成長日記みたいな?笑

今回も全編を通して素晴らしいお芝居をされていましたし、凄く輝いていました。だけどこれもまだ発展途上の岡村美南さんの実力なのだとしたら、これからもっとさらにドナとして魅力的なお芝居をされていくんだろうなぁ…って凄くワクワクしてきました。だから、彼女が母親としての役目を果たし終える瞬間まで絶対に見届けたいと思っています。もちろん、ライブで0番に立って歌って踊っている姿も最高にかっこいいので、その姿もしっかり目に焼き付けたいです。

ちょっと脱線しましたが、本当に今回も最高でした。マジでかっこいいし可愛いし、唯一無二のドナだと思います。最高のひとときをありがとうございました!

ソフィ・シェリダン:三平果歩

元気ハツラツで今回も超絶可愛かったです。ぺーちゃんのことを岡村美南さんの娘なんだよな…って思いながら観ていると、なんかとっても愛しさが増すんですよね。贔屓の娘ってこんなに愛しいものなんですね、と改めて感じてなんだか孫ができたみたいで勝手に嬉しくなってしまいました(笑)

今週で福岡入ってから3週目ですけど、横浜のときのやかましさを取り戻しているので今ではもう安心して観ていられますし、なんなら美南ママに対する愛が重すぎてちょっと困惑するレベルにまで来ています。みなぺーのレポはとりあえずあとでまとめて書くので一旦置いといて…。

レイオール。慈夢さんスカイがピストルを撃つ仕草をしたらそれをさっと避けていました。これには蘭姉ちゃんもきっと驚くでしょう(笑)慈夢さんともちょっとずつ距離を詰めてわちゃわちゃしているので、色んなことして遊んでほしいなって思います。そのあとのボトル一気飲みでは、飲み干したボトルをえいって安宅さんアリや志田さんリサたちにぶっかけていて迷惑なことをしていました。そのあと椅子から降りるときにバランスを崩すようにアリとリサの元になだれ込んだんですけど、そのままスポッと彼女たちの両腕に収まって、腕を椅子代わりにして座るようにして持ち上げられながら移動していてめっちゃ笑いました(笑)何もかもがアクティブすぎる(笑)

そういう明るい一面もぺーちゃんソフィはマジで可愛いんですけど、シリアスなシーンでの真剣なお芝居も凄く魅力的だと改めて感じました。ソフィが何を求めているのか、それがはっきりしているだけに、そこに向かって突っ走ることの空回り感と必死さがどんどん浮き彫りになっていくほどぺーちゃんのシリアスなお芝居って引き込まれてしまいます。

だから、欲しい答えが目の前にあるかもしれない瞬間は凄く目がキラキラしているし、欲しい答えが得られないときは呆れや寂しさを持ち前の明るさで隠すようにしていて、要は凄く正直な子なんだと思いました。ぺーちゃんソフィは嘘をつくのが下手。全部表情や態度に出ちゃう。必死に隠しているけど、それがバレないのは周りの人たちが鈍感なだけです(笑)凄く分かりやすい子だし、そういう一生懸命さが周りの心を突き動かすのかもしれません。もちろん裏目に出てしまうこともあるし、時には突き放されてしまうこともあるんだけど、それでもソフィが愛されるのは真っ直ぐだから。ぺーちゃんソフィの真っ直ぐな瞳は凄く引き込まれるし、嘘のない太陽のような笑顔は誰もを虜にするし、そりゃみんなソフィを愛してくれるよなっていう説得力がありました。

結局何が言いたいのか自分でもよく分からないのですが、ぺーちゃんソフィはみんなを虜にしちゃう魅力を持った子なんだよってことです。さすがドナの娘です。伸び伸びと生きているのがソフィを通して昔のドナを観ているみたいでした。きっと昔のドナも自分に正直に生きていたはずだし、だからソフィはまさにドナの子供なんですよね。尊い…。

お芝居はもちろんだけど、歌声もしっかり出ていたし凄く安心して観ることができました。本当に器用な女優さんだなって思います。今回もたくさんの幸せをありがとうございました…!尊死。

ターニャ:恒川愛

デビューからまだ4公演目ですが、なんかもうすでに遊びながらターニャを演じていらっしゃっていて驚きました。こんなに馴染むの早いとは思わなくて、さすが恒川さん…!ってなりました。

相変わらずかっこよくて気高い感じはあるんですけど、とにかく男をたぶらかすのが大好きみたいで、過去に色んな男遊びをしてきたんだろうなぁ…っていうのが容易に想像つくターニャです。ロージーに「他に何をするの、3人の男と!」って言われたときに凄く笑いながら意味深な顔して「思い出させないでぇ」っていうのも笑いを誘っていたし、マネマネ前の「お金は全部私が使っちゃったもの!」も悪びれる様子がなく清々しく言っていたし、凄く男経験豊富なんだなっていう説得力がありました。

どんなことに対しても凄く堂々としていて清々しいのが恒川さんターニャの魅力の1つです。みんな私のために尽くしてくれるって思っていそうだし、だからダズユアでもあれだけ強気にペッパーを弄びつつ数人の男の子たちにも思わせぶりな態度を取れるんだと思います。恒川さんターニャにとって男を弄ぶことは暇潰しとかではなく、生き甲斐なのかもしれません。それくらい、男のことになるとイキイキし出すんですよ(笑)それが本当に観ていて清々しいです。

一方で、やっぱりドナのことには無頓着とは言わないけど全然人の話を理解してない感満載でした。恒川さんターニャなりに頑張ってドナを励まそうとしてはいるんだけど、そもそもドナの苦悩を理解してなさそうなのがツボ(笑)決してドナのことを面白がっている節はないんですけど、全然理解してないから力になれてなくて笑いました。

今回もドナに「アイツらには台無しにされたくない!〜」って怒号をなぜか浴びせられてるときに、「そうよね」ってさも知ったかのように身振りも付けて相槌を打ちながら味方をするフリをしてて、そういうテキトーなところが面白すぎて腹筋が死にそうでした(笑)狙ってやっているわけではない天然な一面が垣間見えるターニャなので、憎めなくて愛しさすら覚えてしまいます。

あとはバーに元カレがいるか見に行ったあとにドナに呼ばれてベッドに向かうところは、今回は姿勢を低くして両手を広げるようにしてドナたちをガードしていました(笑)ここやること毎回違うのか…って思って不意打ちを喰らって笑ってしまいました。恒川さん、不意打ちが多すぎる!遊び出してて凄く面白いです。

なんか本当に恒川さんターニャが常に楽しそうにしているから、ドナの苦労がより色濃く映るし、良い意味でターニャの空気読めない感が最高だったと思います。恒川さんターニャ、早速良い感じに変化してきているのでマジで今後が楽しみだなと思えました。

観劇の感想・考察

気になったポイントについてまとめています。

みなぺーが相思相愛すぎる件

今回もなんかよく分からん爆弾を投下してきましたよ…。三平果歩ちゃん、Twitterでエゴサとかしてみなぺー需要がある…って気付いてたりしないよね…?ちょっと怖くなるくらいみなぺがいちゃつくのでビックリしました。

スパトゥル!ぺーちゃんソフィが岡村さんドナのところに行くと、「ちゅーして」ってキス顔しながらアピールしていました。でも余裕ない美南ママはいつも通り「やめなさい」ってたしなめて、ぺーちゃんが座らせながらふてくされていたんですけど、そのあとの「あなたはどこなのか」でぺーちゃんソフィを見ながら美南ママがちゅってキスを送ってて、無事にぺーちゃんノックアウト。

ナニコレ……。

土曜ソワレもそうだったんですけど、ぺーちゃんソフィからのアクションに対してちゃんとアンサーを返すようになった岡村美南さんドナを観られるようになったのが凄い進化だと思うんですよ(笑)いつも「やめなさい」とか「ちょっと!」とかって困ってばかりだったのに、ここに来て後出しだけどちゃんとぺーちゃんソフィのアクションに対するリアクションをするようになっていて凄く感動しました。そういうところがちょっと余裕出てきたというか、相手に合わせた動きをするようになっていて、どんどん美南ママが魅力的になっていて良かったです。

もしかしたら公演前に2人で打ち合わせをしているのかもしれないけど、こういう仲良しなやりとりを観られるようになってみなぺ母娘を見届けてきた人間として嬉しさしかないです…。もう本当に可愛すぎるやりとりをありがとうございました…。

そしてダズユアカテコ。相変わらずぺーちゃんが岡村さんにぎゅーーーって抱き着いて、あまりにも強く抱き着くのでまた岡村さんの身体が持ち上がっちゃってました(笑)そのまままた抱っこされかけてバランス崩して、上手のほうによろけっちゃっていて、2人して驚きつつ笑っていました。本当に可愛すぎだし、三平果歩ちゃんが岡村美南さんを持ち上げるのを楽しんじゃっているので毎回岡村さんが持ち上げられかけてて困惑しまくりなのがもう…(笑)ぺーちゃんグイグイ来るからね(笑)多分また千秋楽までに抱っこされると思います(笑)

まとめ

今回も元々は観劇予定ではなかったものの、こうして気付いたら劇場にいたので贔屓の力は恐ろしいな…って思いました。でも本当に今回も観劇して良かったです。こうやって岡村美南さんのお芝居を見届けられることも、成長を感じられることも、キャストの方々とのわちゃわちゃを観られることも凄く楽しくて、マジで幸せだなぁ…って感じられました。

福岡マンマは千秋楽まで残り2週間。引き続き岡村さんが続投するのかどうか凄くドキドキするんですけど、ここまで来たらちゃんと千秋楽まで見届けるつもりなので、幕が開いて無事に千秋楽を迎えられることを祈りたいと思います。

もう本当に大好きです。今回も素敵な時間と最高の幸せをありがとうございました!

次回は年末!無事に幕が開きますように!

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