2022年7月2日マチネ&ソワレ 劇団四季『ノートルダムの鐘』@横浜




ノートルダムの鐘
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ゆうき
ゆうき

今年35回目の岡村美南さんです!

日時:2022年7月2日マチネ&ソワレ公演
場所:KAAT神奈川芸術劇場
座席:マチネS席1階15列8番/ソワレS席1階6列17番




はじめに

ついに2022年も7月に入ってしまいました。連日溶けるようなクソ暑い日が続いていますが、皆さんお元気でしょうか。私はずっと冷房効いた家で仕事しているので元気なんですけど、ひとたび外に出るとバテまくって死にそうになっています。殺人級の暑さがこれからも続くと思うとしんどいですな…。

さて、今回のマチネ公演で2022年35回目の岡村美南さんです!個人的に「今年は年内に50回、岡村美南さんを観る」という目標を立てているので今年こそ実現できそうな予感がしています。今まで、もう少しで50回っていうところまではいったけど超えたことはなかったので。とことん駆け抜けたいと思います!

そして6月末には四季ちゃんによる情報解禁の嵐が。何よりも『ウィキッド』の再演決定のニュースはとても嬉しかったです。四季ちゃんの匂わせがあまりにも可愛すぎて毎度ドキドキしていましたが、いよいよですね。また岡村さんのエルファバに会えたりするのかなぁ…とほんのり期待しています。

もうすでに2023年の予定も埋まりつつありますが、まずは今を大切に。しっかりと今回の観劇も楽しんできました。エスメラルダを演じてくれる今がね、数年後振り返ったときに奇跡のような日々だった…と感じるかもしれませんからね。しっかり1回1回を大切に。目に焼き付けたいです。

ということで今回もマチソワ合わせてレポしていきますので、ぜひ最後までご覧ください!

総評

全体の感想です!

キャスト:★★★★★
座席:★★★★★
全体:★★★★★

とても熱いマチソワでした。もうね、連日の真夏日に負けないくらいの熱量でしたよ。どちらも本当に素晴らしい公演でした。

特にソワレは私個人としてはきっと泰潤さんカジモドと岡村さんエスメラルダ の組み合わせで観られるの最後だろうという気持ちで臨んだ観劇だったので、すっごくたくさんのことに気付けたし「あーやっぱりこの組み合わせ大好きだ!」ってなりました。いつまでいてくれるのか全然分からないけど、もうこれが見納めになったとしても一切悔いはありません。それくらい素晴らしい公演でした。

マチネは戻りで拾った15列の下手サイド。KAAT自体は観やすい構造なので距離的には全然問題なかったのですが、いかんせん前の人が座高とっても高い男性で、開演前に席に座って「ひいいい…」と思っちゃいましたよね。今期はわりと座席には恵まれてたので前の人で見えないってことはなかったんですけど、今回ばかりはちょっと虚無でした。上手寄りのほうのやりとりは結構観づらかったです。TOTWとかバスティーユのシーンとか、観たいシーンはギリ見えたから良かったですが…。こればかりは席ガチャなので仕方ないな!

でも15列くらいまで離れれば、サイドでもセンター寄りならそんなに見切れ発生しませんね。とても全体を観やすかったです。と言いつつ、そんな私はエスメが出ているシーンは終始オペラグラス使ってガン見してしまったんだけども!相変わらず顔が良くて目が幸せでした。

ソワレはお譲りいただいた6列センター。17番って上手寄りかなぁって思いながら席着いてみたらほぼドセンだったので大興奮でした。でも今回も前の男性が座高高くて、少しだけ観づらいシーンもありました。うーん、今回はマチソワ共に視界良好!とはならなかったのがちょっと残念。でもソワレに関してはドセン付近なのもあって全体的にバランス良く観ることができて、迫力も満点でした。

特にラスト、エスメが天へと旅立つ瞬間はもう凄く綺麗な構図でした。カジモドの背中越しにすぅ…と起き上がって真っ直ぐと奥へと向かっていくエスメ。そんなエスメの背中に縋るように手を伸ばすカジモド。ドセン付近から観るこの瞬間の美しさったらなかったです。しかもがっつりドセンってわけじゃなく1席ズレていたおかげで、エスメの振り向く姿もカジモドが顔の汚れを落として振り向く姿も、両方視界に入りました。カジでエスメ隠れちゃわないかな…って心配していたのですが、見事に被らず2人の遠近感も楽しめて、ベストオブ良席!って感動しましたわ。本当に綺麗なラストだったな…。

ただね、ただよ!ソワレこんなに素敵な席だったんだけど、周辺に本編中ずーっとセンスで仰いでる人たちがいたのよ!すぐ近くだったので視界にチラチラ入ってきてしまって…。Somedayでもセンス仰いでるのよ。信じられなさすぎて、こればかりは本当にショックでした。ちゃんと2幕開演前にスタッフさんが全体に向かって注意喚起してたけど、そういうのって当事者には伝わりづらいから、ちゃんと個別に注意したほうがいいと思うんだよね。あれ、隣の席の方や後ろの席の方たち大迷惑だったと思います。久々に観劇マナーの悪いお客さんに遭遇してしまい、せっかく素晴らしい公演だったのになんだか複雑な気持ちです。

愚痴は吐き出すと止まらなくなっちゃうのでいったんこの辺で。とにかく今回のマチソワも本当に素晴らしかったので、その話をしていきましょうね。

やはりマチソワすることで見えてくるものって、2人のカジモドの違いです。パワー系だけど繊細な泰潤さんカジと華奢ながら力強さ満載の寺元さんカジ。まるで初演時の達郎さんカジと海宝くんカジを彷彿とさせます。どっちが良いとかどっちが好きとか決められないくらいどちらも素敵だし好きなポイントがあるんだけど、アニメからそのまま飛び出してきたような泰潤さんカジはやっぱり迫力が凄いですね。ほんとアニメーションカジです。寺元さんカジは演劇的なカジだと思います。寺元さんカジはなんなら周りの男性よりも華奢なのに怪物扱いされてしまうことの理不尽さのようなものが感じられて好きでした。

カジモドが変わるだけでこんなにも作品の印象全体が変わるんだから凄いです。とても贅沢なマチソワができて楽しかったです。

あと、皆さんのレポなど読んでようやく1幕ラストで男性アンサンブル8枠?がスパイだということを知りました。確かに玉井さんが女性アンサンブル2枠の近藤きららさんに何か耳打ちしていたので、警備隊の人かと思いきやジプシー側の人間だったんだ…と衝撃。まさかそんな設定があったなんてと凄く驚いたと共に感動しました。皆さんの観察眼が凄すぎます。

私が知らないだけで、きっとアンサンブルさんたちだけでもたくさんの裏設定とかあるんだろうなぁ…って思うと奥深いですね。ますますこの作品のことが好きになりました。

今回は岡村美南さんエスメのお芝居が結構強気な感じで、印象も少しずつ変わってきているので、そんなところも楽しみつつ楽しく観劇できました。とはいえ炎天下を汗流しながら歩いてきたのもあってか、マチソワ凄く疲れました(笑)劇場が駅のすぐ近くならいいのになぁ。皆さんも熱中症にはくれぐれもお気をつけくださいね。

ひとまず今回に関しては細かく分析しながら観劇したというよりも、色んなところを観て発見を楽しんだりお芝居をいったんそのまま受け取ったりしながらの観劇でした。でもそれだけでも情報量満載。結構な回数観てはいるもののまだまだ知らないことだらけだなぁ…って感じです。本当に充実した楽しい観劇ができました!

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