2022年7月29日マチネ 劇団四季『ノートルダムの鐘』@横浜




ノートルダムの鐘
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ゆうき
ゆうき

達郎さんカジモドが帰ってきたよ!

日時:2022年7月29日マチネ公演
場所:KAAT神奈川芸術劇場
座席:S席1階10列20番




はじめに

飯田達郎さんがカジモドに戻ってきました!これこそ奇跡…!今期はもう出演しないのかなーと思っていたので、こういうカタチであれお名前が載ったことがとても嬉しくて頑張ってチケットを確保しました。達郎さんが帰ってくるってなって、Twitterに「達郎さん」がトレンド入りするくらい話題になっちゃって、もう本当にチケット取るの大変でしたわ…(笑)

私にとって達郎さんカジ×岡村さんエスメの組み合わせは正直一番好きだった組み合わせなので、この2人が揃ったことが本当に嬉しくてたまりませんでした。いやぁ……夢のようです。

そんな中でも日々感染者数は増えて相変わらず公演中止が相次いでいる状況なので、心が痛むのですが…。無事に幕が開いたことが奇跡としか言えない状況ではありますが、こんな最高すぎる組み合わせを観られることが本当に嬉しかったので、しっかりと目に焼き付けてきましたよ!

もうお金ないからしばらくは行かれんかな……。見納めになってもいいです、正直。

とにもかくにも、今回の貴重すぎる組み合わせをしっかりと観てきましたのでレポしていきますね。ぜひ最後までご覧くださいまし!

総評

全体の感想です!

キャスト:★★★★★
座席:★★★★★
全体:★★★★★

ただただ凄かったとしか言いようがないです…。達郎さんカジモドの説得力が凄すぎたというか、まさに王の帰還って感じ。本当に本当に達郎さんカジモドの帰りを待ち侘びていた人たちが集まったんじゃないかというくらいに達郎さんカジに対する拍手が凄かったです。それに匹敵するくらい、達郎さんカジも本当に凄かったのよ。もう凄いという言葉で察してください(無茶)。

カジモドがどれほどエスメラルダを愛しているのかがすっごく伝わってきた今回の公演だったので、必然的にカジモドを応援したくなりました。達郎さんのカジモドを演じる上でのディテールへのこだわりが本当に凄すぎるのよ。止まってる瞬間がないというか、常に何かしら手を動かしたり口をモゴモゴしたりしてカジモドがちゃんと「呼吸」しているの。まるで5歳児みたいな幼さのあるカジモドなんですけど、だからなのかすっごく愛しさが募ってキュンキュンしまくりなんです。岡村さんエスメもよりお姉さんらしさが増すし、万寿夫さんフロローはより声を荒げるし、周りの俳優さんたちもお芝居が変わりつつあって影響力が凄いなと思いました。

本当に、達郎さんが入ったことによって万寿夫さんと岡村さんのお芝居は結構変化した印象があります。初演から演じ続けてきている3人だし、息もピッタリ。この3人だからこそ出せる空気感や間が出来上がっていて、とっても作品の物語性に深みが増していました。

なんというか、ちゃんとカジモドを中心とした作品なんだなっていうのが伝わった感じがします。久々に観たからこんなにも達郎さんカジに目が向いたのかもしれないけど、達郎さんカジが本当に本当に色濃くお芝居をしているおかげで、カジモドがいるからフロローがああなってエスメがああなったんだな…っていうのが凄く説得力を持って感じられました。互いに影響された人間関係の構築が舞台上でしっかりと提示されていたので、色々ともつれ合った結果あんな悲惨なことになってしまったのか…と、いつも以上に心にずっしりと重く響いて涙止まらなかったですわ…。

とにかく今回はカジモド単体としてもそうだけど、カジモドとフロロー、カジモドとエスメラルダの関係性が凄く色濃かったです。カジモドにとってフロローがいかに世界のすべてであり恐怖の存在なのか、そしてカジモドにとってエスメラルダがいかに大切で愛しい存在だったのか…。カジモドが誰かの意思で物事を考えたり行動したりするのではなく、自ら考え行動し人を愛するということを知る物語だったんだなぁ…って改めて実感した観劇でした。

色々と書きたいことはあるんだけど、総評はざっくりこんな感じです。キャストの感想で大ボリュームで書くことになりそうなのでご容赦くださいな。

ちなみに座席は10列センターだったので通路上でとっても観やすかったです。結構中央寄りだったし、全体を見渡しやすくバランス良く見える席でした。なんか前方席はちょこちょこ空席があったのでこのご時世だから行けなかったのかな…?と邪推してしまいましたが、行きたかった人たくさんいるだろうからもったいないなぁ…なんて思っちゃいました。

今回はミスやハプニングもなく、無事に幕が開いて幕が閉じたので良かったです。もうさ、行きの駅から劇場に向かうまで灼熱の中来たから入場時に37.5度超えして呼び止められちゃって…。ちゃんと測ったら正常値だったので良かったですけど、体調も色々と不安になるし本当に焦りましたよ(笑)だからこうして今ブログを書けていることも奇跡だと思います。幕が開いて本当に良かった…。

カテコでは達郎さんがすっごくやりきったような表情をしていたのが印象的でしたし、岡村さんとは顔を見合わせて笑い合っていたし、とにかくあの場にいた全員が達郎さんを歓迎していたというか…大きな拍手で出迎えていました。素晴らしい公演でした、本当に。こんな素敵な公演を観に行くことができて良かったです。達郎さん、戻ってきてくれてありがとうございました!

NEXT>>キャストの感想です!

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