岡村さんの東京公演ラスト見届けてきました!
はじめに
更新が大変遅くなりましたが、この週最終日も観劇してきました!岡村美南さんのエイミー役デビューからかれこれ8回目の観劇になります。岡村美南さんが今回で10回目の出演となるため、半分以上観ていますね。ちょっと我ながら恐ろしいです。京都、全国といったら本気で50回以上観てしまうんじゃないかしら(笑)
さて、月曜日のキャス変で岡村美南さんが抜けて鳥原ゆきみさんが戻ってきました。予想外の早めのキャス変だったので驚いたと共に、配信3回もあるのに両方観れないの!?という戸惑いもあります。せっかく3回もやるんだからキャスト変えればいいのにー。たくさんの方にミナミーを観てもらえるとワクワクしていたので少しだけ歯痒さもありますが、でもゆきみさんもめっちゃ素敵なので多くの人が配信観てくれたらいいなと思います。
まあでも今回は悔いなく通えたと思っています。「いつ抜けるか分からない」っていう不安もありましたが、それ以上に「いつ公演中止になってしまうか分からない」という危機感のほうが大きくて、その不安が私を突き動かしました。だから毎日ビクビクしていたんです。でも劇場に行けばちゃんと幕が開いてくれて、無事に終演して…。なんとかデビューから東京公演最後の出演まで見届けることができてホッとしています。
本当はもっと観たかったし、配信日に出演してくれればより多くの人がミナミーを知ってくれたのに…という気持ちもありますが、何よりも健康に最後まで舞台出演してもらえたことが幸せです。私も最後まで見届けられて大満足でした!劇場でしか観れないレアキャストになってしまいましたな…。京都公演以降でたくさんの人に観てもらえることを願っています!
今回は小林唯くんファンの妹も観劇したいと突然言ってきたのでチケットを確保し、別席ではありますが妹と観劇です。
タングたん、今回もポーズが変わっていて可愛いでちゅね~~~。日替わりだなんて知らなかったので、これからはちゃんと毎回タングたんに会いに行こうと思います。
では、今回は東京公演の岡村美南さんのお芝居全体の総括も含めてレポしていきます。気付いたら20,000文字とかいう驚異の文字数を記録してしまったのですが、根気強くぜひ最後までご覧くださいませ!
総評
全体の感想です!
今期東京公演最初で最後の最前列センターでの観劇でした。自由劇場で2列センターに座るのってかなり久しぶりだったのでこんなに近かったのか…と驚きでいっぱいでしたし、表情をしっかり観られたのでいつも以上に解像度の高い観劇ができました。岡村さんラストデーにこんな堪能席座れただなんて、とても幸せだったんだなと今更ながら喜びを噛み締めております。カテコも岡村さん目の前だったので嬉しかったです。
そして今回もキャストの皆さんの熱演が光る公演で、どんどんお芝居がブラッシュアップされているのを感じました。セリフや仕草、間でのお芝居はもちろんだし、表情でのお芝居も本当に秀逸。そして画角的なものもあって、後ろから俳優さんたちに照明が当てられた瞬間は凄くキラキラと輝いていました。だから作品に凄く没頭しやすくて、涙腺にグッと来る瞬間も多かったです。特に2幕終盤のベンとタングが歌うRIGは画角的にいつも以上に綺麗でした。視界いっぱいに広がるステージと、余計なセットも小道具もなく、照明だけが2人を照らす空間。シンプルこそ一番美しい。そう感じた瞬間でした。
あとは席が近くてオペラグラスを使う機会が少なかったからその分視野が逆に広がって、今まで気付けなかったポイントに気付けたのも大きな収穫でした。2幕の「地上の星雲」は新演出から全キャストが登場するようになりましたが、それぞれが上下に捌けていくときにカトウが誰かに電話をしながら捌けていって、その直後にリジーが着信を受けて応答するっていう演出があったんです。ここで2人は連絡を取り合っていたんだと今更ながら初めて気付き、尊い!と大興奮してしまいました。ちゃんとそういうプロセスが描かれるようになったのか…と思うと、新演出のありがたみを享受できます。
あと、それで言うと「地上の星雲」でエイミーも1人でいるのがなんか意味ある気がします。まだご覧になっていない方のために補足しておくと、新演出ではこのナンバーで下手奥のほうにエイミーも「生きている光を構成する1人」として登場するようになりました。
ロジャー役のカイサーさんがこのシーンでは別の男性役で登場しているからそもそも物理的にロジャーとして登場できないっていうのもありますけど、このシーンの直前にエイミーは「他の人とも付き合ってみようと思って」とロジャーと一緒にいる未来をベンに告げています。だけどここでエイミーはロジャーと一緒にいないっていうのが、もしかしてこのときにはもうロジャーとの別れを考えていたのかなぁ…なんて。
このナンバーってベンがタングを直すために次の行き先を決める描写もあれば、カトウがリジーに連絡を取る描写もあり、他の人たちもそれぞれに「何かを決断する」ことが描かれています。歌詞にも「僕も返そう、両手で愛を、大事なものを守るため」とありますし、大事なものを守るために愛を捧げようとする人たちが集っているのかなーと思いました。
だから、エイミーも本当に大切なもの=ベンとの明るい未来や温かい家庭を築くことを選んだのかなと思ったわけです。ロジャー役の俳優さんがこのシーンで別の男性としてメインで歌うのも、もしかしたら間接的にロジャーにとって何かを決断する大きなきっかけが生まれた暗喩なのかもしれません。正直結論は出ませんし憶測でしか語れませんが、エイミーがこのシーンにいる意味って何かしらあってこその演出変更だと思いますし、自分なりに良いように解釈しておきます。
観るたびに新しい発見があって、その発見を活かすもなかったことにするも自分次第なので、今回の気付きを踏まえて自分なりに解釈を広げられたのは良かったです。やっぱり視野を広げることって大事ですね。ここ最近は岡村さんしか観ていなかったから、色んな部分に意識を向けられて充実した観劇ができました。
さて、今回の岡村さんのお話に戻ります。1幕でお芝居変えてきたなと思う部分もありつつ、2幕は初心に戻った部分もたくさんあって、この前の土曜日のマチソワでの変化はまだ模索中だったのかな~とも思います。公演を重ねていく中であらゆることに挑戦していきながら、自分的にどう演じていくのが一番エイミーらしいのか、しっくり来るのかを模索しているんだなぁって思うと、今後もっとお芝居が変わっていってさらに魅力的なエイミーになっていくであろう予感しかしません。
でも、やっぱり岡村さん自身がエイミーに寄り添いながらお芝居しているんだなというのはとても感じました。それこそ1幕冒頭でベンに離婚を告げるシーンでは目に涙を溜めて唇をわなわなと震わせながら必死に耐えているような表情をしていて、こんな悔し涙、昔の岡村さんなら絶対に見せなかったよなぁ…と。
2020年に行われた『ロボット・イン・ザ・ガーデン』のライブ配信の中で岡村さんは幕間のトークコーナーに出演されて作品の感想や魅力をお話しされていたのですが、「女性目線で、なんでベンは分かってくれないの?エイミー、分かる!と共感できる」と熱く語られていたんですよ。同じ女性として、ベンに想いが伝わらないことの悔しさや寂しさを、エイミーを演じたことでより一層共感できるようになってのあの表情だったのかなぁ…と思いました。
ただ演じるだけではできないような表情を、役に「共感」することでたくさんできるようになったのがこれまでの岡村さんとは違う点だと思います。等身大の女性として、演じながら溢れてくる感情をしっかりと表に出してあげる。年齢もきっと近いし、フィクションとはいえとてもリアルな女性像として描かれているキャラクターだし、これまで演じてきたどの役よりも一番寄り添ってお芝居できているんだろうなと感じました。
それで言うと山下さんもベンを演じながらベンの気持ちに寄り添ってお芝居しているからか、本当にしょっちゅう泣いていて、山下さんってこんなに泣く人だったのかと驚いてしまいました。同時に山下さんの人柄の魅力が存分にお芝居に反映されていて、唯一無二のベンになっています。山下さんも岡村さんもお芝居に一切無理がないので、2人の掛け合いのシーンは特にリアリティがあって良かったです。
まるで本当の夫婦の日常を覗いているような感覚でした。それくらい2人の息がピッタリだったし、何とも言葉で表現しにくいようなもどかしい関係性がとても絶妙なんです。
私、初めてこのペアを観たときに1幕の倦怠期っぷりが凄いみたいなことを書いたと思うんですが、改めて観てみるとそうではないなぁ…と。冷め切っているように感じたのは岡村さんの声のトーンが落ち着いているからでお互い淡々としたような話し方に聞こえたからだったのですが、そうじゃなくてお互いが相手のことをよーく分かっているからこそ、こういうやりとりになったんだなって考え方を少し改めました。
山下さんベンは、エイミーを笑顔にしてあげたい人なんだなっていうのが凄く伝わってきました。エイミーならこんなことを言えば笑ってくれるって思いながら色々発言しているように感じたんです。でもそれがだんだんとただの甘えになってきた印象。「洗濯もしとく?」とか「こんなにボロボロなのに?この状態で追い出せってよく言えるよね~」とか、全部エイミーだったらこんな反応してくれるだろうなって想像したうえでのおどけっぷりに思えました。
ミナミーがマジで面倒見が良くてお姉さんみたいな人だからこれまではそんなことを言ってもきっと笑って許してくれたり、「しょうがないわね」なんて言って甘やかしてくれたんだと思うんですよ。だけど、そういった考えはただの怠慢でどんどん前に進んでいくミナミーと乖離ができてしまうのは当然。
多分、ミナミーも山下さんベンが「怠けていてこんなことをしている」とは思っていないはずなんです。彼なりに自分を笑顔にしようとしてくれているっていうことは理解しているし心優しい人であることもちゃんと分かっている。もうどうしようもないとは思っていないし、そんな彼に期待もしているはずです。
だから「なら干すとこまでやってね。夜中に洗い直すのはうんざりよ」もイラっとしながら言うんじゃなくて、たしなめるように言っているのは彼なら分かってくれるっていう期待もあるからだと思いました。言い方に母性が感じられるのは岡村さん自身の声質だったり性格みたいなものが影響していると思いますが、山下さんベンのことが好きだからこその愛ある厳しさなんだろうなっていうのは凄く伝わってきます。
だけど、どれだけ言っても彼には伝わらない。「こうしてね」と言うのはそれをその通りにやってほしいのではなく、自分で行動する=前を向いて歩くことをしてほしいっていう願いを込めてだと思います。自分だけがどんどん前に進んでいってしまうことが許せなかった。彼を変えられないことが悔しかった。だから限界を迎えてしまったんだろうなぁ…と。ここまでの2人のやりとりがあるからこそ、ミナミーの言う「もういい…」は聞くたびに胸が締め付けられる思いでいっぱいになります。
この一言で雰囲気がガラッと変わりますからね。ミナミーは寂しさや悔しさを1人で乗り越えてきた人で、1人で生きることのつらさを経験しているからこそ、一緒に乗り越えていきたいと思っています。ベンとならそんな未来を思い描けると信じて一緒になったのに、そうなれなかった。そんな悔しさと悲しさと寂しさがこの一言にすべて詰まっているような気がしました。だからずっしりと心に響いてきます。
ちょうど今回表情が見える位置で観劇していたのでどんな表情しているのかなぁ…と観察していたのですが、先述したように「ふたりのことば」を歌い終えてベンに離婚を告げた直後の岡村さんが目に涙を浮かべ唇を噛み締めていました。彼のことが好きだし彼に伝わってほしいという気持ちを抱えたまま離婚を告げたけど、本心ではなかったからこそのこの表情なんだろうなぁ…って苦しくなりました。「こんなこと言いたくなかったのに」と後悔すらしているような。
この夫婦はお互いに好きなのがすっごく伝わってくるんですよ。だから離れることが余計に痛みを伴うし、離れたあとでもお互いにお互いを思いやる描写が凄く納得できるなと思いました。山下さんも岡村さんも、すっごく心が優しい人なんでしょうなぁ…。人を嫌いになるっていうお芝居ができないっていうわけじゃないけど、好きだった人を嫌いになることなんかできない優しさの塊のような2人だなって。だからお似合いだなって思いました。結局似たもの同士なんですよ。
それこそ2幕ラストのほうで「あなたのほうは?新しい出会いはなかった?」と聞くミナミーが片腕をひょいと前に出すようにして指差しとまではいかない動きでベンに尋ねるっていう仕草をするんですけど、その直前に「君のほうは、新しい人といるんだよね?」って山下さんベンも同じようにひょいと片腕を前に出すような仕草をするんです。もうそれ観た瞬間に「仕草ー!同じ―!夫婦ー!」って思っちゃって(笑)
もしかしたら2人で意図的に合わせてお芝居しているのかなぁ…とも思うのですが、こういうふとした仕草が同じっていうのがすっごく良いなと思って。ベンとエイミーは正反対だけど似たもの同士なんだなっていう説得力がとても増した瞬間でした。2人が同じ方向を向いて進んでいるんだなっていうのも凄く伝わってくるし、山下さんと岡村さんのお芝居の掛け合いが本当に細部にまで説得力を感じられて凄かったです。
山下さんベンのほうが子供っぽくて岡村さんエイミーのほうが姉さん女房な感じで、精神的な関係性の逆転はあるのだけど、でも観ていると「やっぱりベンにはエイミーしか、エイミーにはベンしかいないんだな」と思わされるのが凄い。それが1幕冒頭のお芝居から始まり、物語が進んでいく中で連絡を取り合い、過去の回想をたどりながら2幕ラストで元の鞘に収まるまでを見届けて、ちゃんと一貫しているんですよね、2人の関係性も相手に抱いている想いも。
山下さんベンは「エイミーを笑顔にしたい」、ミナミーは「ベンと一緒に前を向いて歩きたい」。それぞれの願いは違えど、ちゃんと最後には「お互い笑顔で一緒に前を向いて歩いていく」という1つのカタチになるのがなんか凄いんですよ…!語彙力がなくなるくらいに、上手く言葉で表現できないような絆=運命を感じさせる夫婦なんです。尊いとはこのこと!
なので今回も2幕ラストでは2人とも目に涙を浮かべながら相手への想いを告げていて、ぐずぐずになりながら「まあね」と声をハモらせるのもなんだかお似合いで可愛いなぁ…となりました。どこまでもお似合いだなと思います。本当にね、毎度書いているんですけど山下×岡村のチェンバーズ夫妻を組み合わせた方は天才ですわ。こんなにも最高の化学反応を見せるなんて想像もしていなかったので、あまりにも良すぎて語彙力消滅です。
そしていっつも観ながら「はぁ…好き!」となる瞬間があって、それが2幕ラストでエイミーも一緒に歌うRIGのリプライズ。ベンとエイミーが歌う「ママとパパも」「広がる未来これから」のパートの歌声です。このときの山下さんと岡村さんの歌声の優しさったらないんですよ。すっごく優しくて温かい歌声なんです、2人とも。まるでふんわりと包まれるような感覚になるくらい、めっちゃ声が優しくて温かい。その歌声を聴くだけで心がじんわりと温かくなるし、この家族の温かさを感じられてとても好きでした。
山下さんと岡村さんって実は結構声質が似ているっぽく、どちらもマイルドな歌声なんですよね。尖りがなくて凄く聴き心地が良くて優しく包んでくれる感じ。2人の歌声が合わさったときにより一層ふわっとした雰囲気が出て、唯一無二の美しい歌声に変わります。だからこういうところでも2人の相性の良さが出たなーと個人的に満足していますし、本当に良い組み合わせだったなと思っています。とっても優しくて温かい家族。タングもボニーもきっと幸せに暮らせるだろうなという明るい未来が容易に想像できるラストでした。
正直ね、山下岡村夫妻を語り出したら止まらなくなってしまうくらいに好きなポイントだらけなので、東京公演の総括としてはいったんこの辺にしたいと思います。この作品ってやはり初演がシングルキャストだったのも影響してオリキャスのイメージが相当強かったはずです。「ベンは田邊さん以外思いつかない」と私ですら思っていたくらいですから、セカンドとしてデビューすることも相当なプレッシャーがあったんじゃないかなと推測します。だけど、オリキャスのお芝居をなぞるでもなく、山下さんと岡村さんならではのお芝居をして田邊さんゆきみさんとは違ったチェンバーズ夫妻の関係性を築き上げたことが凄く素敵だなと感じました。
特に岡村さんにとっては本当に久しぶりの舞台出演でしたし、新役ということでたくさん考えて考えてお芝居に挑まれたんじゃないかな。山下さんと作り上げていくお芝居は本当に息がピッタリで魅力的でしたし、私は本当に大好きでした。だからこんな素敵なデビューを飾っていただけたことが嬉しくて仕方ありません。
今回が東京公演ラストではありましたが、2人とも進化が止まらなくて、どんどんブラッシュアップされていったので驚きました。今後京都公演や全国公演が控えていますし、これからもっともっと進化していくのかと思うと楽しみで仕方がありません。何はともあれ、とても素敵なセカンドキャストがデビューしたことは喜ばしいことですし、これからたくさんの人に愛されてほしいです。どうかこれからセカンドキャストをご覧になる方々、どうぞ温かく見守ってやってくださいませ。
いやーー、総評長くなっちゃってすみませんでした。今回公演の総評というより、東京公演のセカンド夫婦の総括になっちゃいましたね。あとちょっとだけお付き合いいただければ、と思うのですが、今回はカテコも結構長く続きましてタング締めが3回もありました。
前田さん&小原さんタングの場合、2回目のタング締めは志村けんさんの変なおじさんダンスです。山下さんが出てきたと思ったら、じーっと見つめながらタングに向かって手拍子していました(笑)そして3回目のタング締めではタングが両手を交互に上げるようなダンスをしていて、山下さんも一緒にダンスしていました。本当に可愛すぎです。
なんだかカテコでは山下さんにじーっと見つめられる瞬間があってドキッとしたんですけど、そういやパリアメ名古屋に通っていたときに岡村さん堪能席にしょっちゅう座っていたし、そこは実質カテコで山下さんが目の前になる席だったから、なんとなく私の顔に見覚えがあったりしたのかな?思い違いかな。
まあでもカテコがドンピシャに目の前に岡村さんっていう久々の体験をしたので、こんな近くで拝見できて嬉しかったです。正面で観る岡村さんも本当に可愛かったです。東京公演ラストにこんな最高の堪能席に座ったのが私ですみませんでした。
私の隣の席の方が途中席を立たれたり、ちょっと集中力がそがれることもあったのですが、ミスも特になく最高のコンディションの公演を観られたと思います。熱量の高いお芝居も観られましたし、心から大満足です。山下さん、岡村さん、本当にお疲れ様でした!
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