2019年5月5日マチネ 劇団四季『パリのアメリカ人』@横浜




パリのアメリカ人
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ゆうき
ゆうき

GW9日目もパリアメです!

日時:2019年5月5日マチネ公演
場所:KAAT神奈川芸術劇場<ホール>
座席:1階S席2列15番




はじめに

本日で14回目の観劇となったパリアメ。
観劇中に気付いてしまいましたが、ちょっとさすがに行きすぎだな…って(笑)
明日で15回目になるので一旦区切りを付けようかとも思っています。

が、多分無理なんだよなー。
ということでしっかり今回も岡村美南さんを堪能してきましたよ。

総評

全体の感想です。

キャスト:★★★★★
座席:★★★★★
全体:★★★★★

今回も皆さん変わらずのエネルギーでとても素敵でした。
ただ、そろそろ別のキャストで観ないと飽きが来てしまいそうな予感(笑)
そして今回改めて実感しましたが、岡村さんはもちろん、俵さんと秋本さんのお芝居が本当に好き。
こういう方がいるだけで作品全体が引き締まって魅力的になりますね!

KAATでは15番座るの初めてでしたけど、下手寄りなのでマイロ堪能席でした。
今まで何回か座ってきた12番、13番よりも見えるシーンもあれば見えないシーンもあったり。
まあその辺は仕方ないかなって感じでしたが、やっぱり1番のマイロ席は14番ですね。
あと15番って2幕終盤の、リズの楽屋にマイロが訪れるシーンの直前の衝立が並ぶところで照明が反射してピカッて眩しくなる席でした。
その一瞬が結構しんどいので、あれどうにかしてほしい(笑)

座席も良かったしキャストも良かったしで大満足です。
パリアメ観るたびに好きになるけど、マイロ推しとしてはしんどいので最後はなんか非常にしんどくなりました。
どうかマイロに真実の愛を…と願わずにいられない公演となりました、個人的に。

キャストの感想

気になったキャストの感想を書いています。

マイロ・ダヴェンポート:岡村美南

本日も岡村さんはなかなかに絶好調で、とても満足でございました。
絶好調って言いつつ、何を基準に絶好調と感じるかって上手く説明はできないですね。
なんかでもこうして通い続けて毎回観ていると、ああ今日は調子いいな悪いな…っていうのが感覚として分かるというか。
そんな感じで、今回の岡村さんも喉の調子とか色々良かった気がしました。
声が通りやすくて抑揚の付け方も感情の乗せ方も本当にナチュラル。
貫禄を感じさせるほどの説得力のあるお芝居は何度観ても素晴らしいとしか言いようがありません。
「気になさらないで」や「ナチスの席巻は許したみたいだけど」といった台詞の含みを持たせた言い方も結構好きで、いるいるこういう人って内心頷きながら観れるのが岡村さんのお芝居の魅力的なところだと思います。
そういうリアリティーさがありつつ、でもやっぱりどうしても色気がなくて(笑)
そんなところも改めて愛しいなと感じました。
Second Rhapsodyのピカソと対面シーンで絵を選ぶやつは日替わりで間違いなかったみたいです。
昨日は下の絵、本日は斜め右上の絵を選んでいました。
日替わりマイロちゃん素敵です。
その後のジェリーと一緒に下手に捌けるところでは、「凄いねあの人たち!」の酒井さんジェリーのオフマイクにもしっかりうんうんと頷いていて、ほ、包容力~~~!ってなりました。
場面転換してリズのバレエレッスンにやってきた岡村さんマイロが「おはよう」ってアダムにオフマイクで声かけるのも最近では結構大きな声で言うようになって。
その一言を聞くだけで、ほ、包容力~~~!(n回目)となりますし愛しさが込み上げます。
そして本日、上手でジェリーにタバコを渡すシーンで立ち上がったときに多分靴に衣装が引っ掛かったか何かあったんでしょうね。
立ち上がった岡村さんが右足を上げて何度かぴょんぴょんしていて。
ぴょんぴょんって表現するとジャンプしているみたいですけど、片足で軽くケンケンする感じです。
もしかして立ち上がった瞬間か座った瞬間に足痛めたのかな…とかなり心配しました。
でもその後普通に歩いていたので、多分衣装が絡んだだけかな…と思います。
下手寄りに座っていたので詳しい部分は観れませんでしたが、とりあえず一安心…。
いやマジで何気ないことでも凄く心配してしまいますから、本当に心臓とまるかと思いましたよ。
そして2幕のFidgety Feetで最後ジェリーに抱きかかえられてフィニッシュなのですが。
体勢の関係でスカートが捲れ上がりやすいんですけど、今回は結構大胆に捲れまして…。
綺麗なおみ足と太ももをガッツリ拝ませていただきました…ごちそうさまです(殴)
マイロに限った話じゃないけど、なかなか太ももまで見ることはできないですからね…(殴)
ありがとうございます!!!!!!!!!!!!!(殴)
そんなわけで2幕はほぼ切ないマイロですが、岡村さんの切ない表情もお芝居もやっぱり素敵。
なんであんな切ない恋の終幕を迎えて、なおリズの背中を押してあげられるの…。
マイロは天使なのか??
岡村さんが演じていらっしゃることももちろんですが、マイロ・ダヴェンポートという人物がより愛しさを増して、凄く好きなキャラクターになりました。
今回も本当に岡村さんのマイロはとても美しくて魅力的でした。

マダム・ボーレル:秋本みな子

秋本さんのお芝居も岡村さん同様にリアリティーとユーモアがあって大好きです。
間合いの取り方も台詞の言い方も絶妙なので、秋本さんのお芝居には笑いが生まれるのも納得。
厳しさの中に愛情がある、典型的なお母さんです。
凄く華奢で小柄な方ですが、お芝居のエネルギーは凄まじくてかっこいいな…と。
アンリのことを実は溺愛しているのも、世間体を気にしている臆病さも含め、秋本さんのマダム・ボーレルは何度観ても大好き。
なんか何十年後に岡村さんもこんな素敵な女優さんになってほしいなー、なんて思いました。

観劇の感想・考察

気になったポイントの感想などを書いています。

好意を伝えられなかった俵和也さんアダム

2幕の冒頭で、アンリの家でリズと再会するアダム。
「俺はとても愛してる……君のダンスを」と好意を伝えられず、それどころか「パーティーのメインに出す豚の丸焼きみたいじゃないか」とか「くたばれ!」とか失言ばかりしてしまい。
結局リズに好意を伝えるどころか失敗してしまうアダムが、リズが去ったあとに悔しがるんですね。
ちなみにここ、斎藤洋一郎さんはネクタイを口に入れて「あばばばば」みたいな感じで叫んで悔しがってます(笑)
俵さんは何パターンかあるみたいですが、よくやってるのはピアノの椅子に座って拳を打ち付けて「Oh,no…」って言うんですけど。
今日はリズを見送ったあとに持っていた楽譜を床に落として、盛大な溜め息をつきながら「Oh,no…」って言ってました。
それが新しいパターンだったので見た瞬間に思わず笑ってしまいましたね(笑)
俵さん、お芝居が凄くナチュラルでアダムに感情移入しやすいんですよね。
すっごく大好きな役者さんだなぁ…って、パリアメ観ていて思いました。

マイロにとっての愛とは

ジェリーに恋をするもその恋は叶わないマイロ。
今一度、マイロにとっての愛を色々と考えながら今回は観劇していました。
マイロのモデルになった人は両親の関係が冷めきっていて、本人は愛に飢えていたそうです。
それがマイロにも同じ設定として活かされているかは分かりませんが…。
ただ、マイロが「真実の愛」に飢えているのはきっと同じなんだと思いました。
彼女はジェリーを自分の部屋に招いたとき、ジェリーに「彼女がいるんだ」と言われて「1人だけ?」と返します。
この一言は別に他意があるわけではないと思うのですが、彼女なりのジョークかな…と。
「恋に落ちるつもりはないのよ」とそのあとすぐに言うので、遊びなら別に彼女が何人いようがいい人なのかもしれません。
ただ、2幕でアンリには「時々分からなくなるの。人に好かれているとしても、それは私が私だからか、私に何か期待しているからなのか」と本音を漏らします。
これって、これまでマイロがどのような恋愛をしてきたかを物語る一言だと思っていて。
マイロの言う言葉の通りに、マイロに好意を持って近付いてきた人たちは彼女ではなく彼女の財産や名声が目当てだったんだろうなと思います。
マイロがマイロだから愛してくれた人はきっといなくて。
ただ、彼女も「愛はお金じゃ買えない。まあ、私は買えると思うけど」と言っているので、自分の立ち位置はしっかり理解しているしそれを大いに利用しているのは間違いないですね。
でも、やっぱり誰かに本当の自分を見てもらいたいっていう気持ちはきっと持っていて。
ジェリーは自分のことに一生懸命で、マイロに頼ろうとかマイロを利用しようとか、そういう邪念がない男性だったこともあって彼女は大きく心を許したのかなと思います。
だからこそ、ジェリーに別れを告げられたときに「君には崇めるように愛してくれる男がふさわしいよ」と言われたのは凄く傷ついたんじゃないかなと思いました。
その一言に対し、マイロは「そうね…」とだけ返すんです。
やっぱり自分にはそういう人としか結ばれないのか、とか、本当の自分を見てくれる人はいないのか、とか…そういう失望もあったんじゃないかなと。
このときの岡村さんの表情って凄く複雑で、笑ってもいないし悲しんでもいない。
彼女にとって一番トラウマであろうことをズバリと言われてしまったことへのショックなのか。
あまりにもそれが残酷すぎて、それを考えたら今日の観劇では手放しにラストは歓迎できないな…と思いました。
結果としてマイロは欲しかった「芸術の世界での居場所」を手に入れました。
でも真実の愛は手に入れられず、リズを応援してジェリーを後押しする。
マイロにとっての愛って、多分登場人物の誰よりも複雑なものなのかなと思います。
本当の自分を見て愛してくれる人こそが、マイロにふさわしい人です。
彼女が「これが本当の自分だとは思ってないの!」と言っていたように、今の自分ではなく本当の自分でいられるような、そんな人に出会ってほしい。
色々と考え出すとまた鬱になりそうだったのでこの辺にしておきます。

まとめ

マイロについて色々考えてたらとてもしんどくなってしまった今回のパリアメ。
やっぱりご贔屓さまには幸せになってほしいので(語弊)、幸せな結末を迎えられる作品に出てほしいなぁ…。
早くマンマでドナやってくれないかなぁ…(小声)

そんなわけで、今回も下手最前でガッツリ拝んできたわけなんですけど。
今朝、妹と「毎回同じような席に同じ人が座ってたら気持ち悪いかな…」と話していて。
「ここまで来るとストーカーみたいなもんだよ」となって、それをカテコ直前で思い出して突然謎の鬱状態に見舞われました。
多分ですけど、岡村さんに顔の認識はされてるんですよね。
幕が開いたら毎回下手最前に私が座ってて、それがしかも自分のファンってなると気持ち悪いかなぁ…と。
別に入待ちとか出待ちは一切しないし、劇場の中で彼女に会うという、まあ舞台ファンとして当たり前の範疇ではあるんですけど。
でもやっぱり毎回同じような席にいてカテコでガッツリ手を振ってくるオタクって怖いかなぁ…と、自信をなくしてしまいました。
それによって、今日のカテコはあまり岡村さんのことガッツリ見ることできなくて…。
一応手も振ったし、向こうもこっちは見たし手も振ってもらえた(と思う)んですけど。
いやぁ、こんなことで悩んでどうすんのって感じですよね!
岡村さんを応援するのは変わりないですが、もう少し遠慮したほうがいいのかもしれない…とちょっと悩んでしまったので、少し頭を冷やそうかと思います。
と言いつつ、明日も観劇なので明日は明日で楽しんできます…!

なんだかんだ言いつつ、岡村美南さんのことが好きで好きでたまらないんです。

やっぱり彼女のお芝居観ると元気もらえるし、大好きだなって凄く実感します。
だから、こうして舞台に立つ彼女に拍手を送れることに感謝をしたいです。

明日はGW最終日!
しっかり楽しんできまーす!!

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