2019年5月4日マチネ 劇団四季『パリのアメリカ人』@横浜




パリのアメリカ人
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ゆうき
ゆうき

岡村美南さんはイイ女!

日時:2019年5月4日マチネ公演
場所:KAAT神奈川芸術劇場<ホール>
座席:1階S席2列13番




はじめに

今回から「はじめに」という項目を追加しました。
なんか前置きとして書きたいことがあれば、「まとめ」ではなくこちらに書いていきます。

GW8日目の本日も岡村美南さんに会いにパリアメへ。
今回で13回目の観劇となります。
横浜公演ではあと何回観ることになるんでしょうね~。

総評

全体の感想です。

キャスト:★★★★★
座席:★★★★★
全体:★★★★★

今回は誰一人ミスもなくという感じで、とても良かったです!
岡村美南さんも相変わらず素敵なお芝居をされていましたし、全体的に大満足。
そろそろ松島さんと近藤さんが観たいなぁ…という気持ちもありますけどね!
なんかでも、今日観ていてジェリーが凄く好きだなって感じました。
観るたびに色んな感情が押し寄せて、すっごく毎回楽しいです。

大好きな下手寄りの最前列でございます。
KAAT来てからは今回で3回目?の13番ですね~。
安定のマイロ堪能席で、カテコもほぼ目の前でしたし大満足。
やっぱりマイロを堪能するなら上手よりも下手です。

毎回同じことしか書いてませんけど、ブラッシュアップされた感じが凄い!
パリアメについての知識が日に日に増えていって、とても楽しいです。
東京公演のパリアメはあまり勧められるものではなかったですけど、今のパリアメなら誰にでも勧めたいくらい。
観れば観るほど味が出るし好きになる作品だなぁ、と改めて実感しました。

キャストの感想

気になったキャストの感想を書いています。

リズ・ダッサン:石橋杏実

この1ヶ月で酒井さんは見違えるほどにお芝居が上達していましたが、石橋さんも良くなっていました。
前は声を喉から張るような、無理しているような感じが正直否めませんでした。
(岡村さんみたいに声が通る人ではないのかもしれないけど)
でも、発声もだいぶ自然になったと思うし、声を張るにしても無理している感じがなくて。
ツンツンしたリズであることは変わりないんだけど、垣間見える優しい笑顔がたまらなく愛しいです。
あと、戻ってきてから変わった台詞の言い方があって。
2幕でジェリーに言う「あなたみたいな人、他にいないし…これからもずっと…大事に想うわ」っていう台詞。
今までは「他にいないし…これからもずっと」と一旦一呼吸置いて言ってたんですけど。
1日に観たときからは「他にいないしこれからもずっと…」ってブレスをする箇所が変わっていました。
大きい意味があるわけではないと思うんですけど、「大事に想うわ」の意味合いがかなり強くなったようにも感じました。
そういう部分も含め、全体的にブラッシュアップされていて凄く良かったです。

マイロ・ダヴェンポート:岡村美南

改めて思いましたけど、マイロって本当にイイ女ですね。
なんでこんなにイイ女なんだろうって実感しましたし、そんなイイ女を演じているのもイイ女なわけですよ。
岡村美南さん、本日は全体的に安定したお芝居をされていて素敵でした。
1日に観た、ジェリーとの初対面でジェリーを見送る聖母のような表情はいずこへ…。
本日は、久々にザングラーさんを捕まえようとする野獣ポリーと同じ表情をしていました。
そういう強い女性らしさも大好きだよ岡村さん!
あと、岡村さんの好きなポイントとして仕草は外せなくて。
マエストロにジェリーの舞台美術とアダムの音楽の採用を打診するシーン。
ここで、ジェリーに名乗るように手で招いて促すんですけど、この手の仕草が凄くナチュラルで。
いかにもアメリカ人がやりそうな感じの仕草で、細かいなぁ…って思いました。
演技をしているというより、本当に自然体のように見せるのが上手で素敵なんです、岡村さん。
WSSのときにも熱心にプエルトリコ人の手の仕草を研究されていましたが、今回もアメリカ人の研究色々したんじゃないかなって思ってます。
そして、やっぱり岡村美南さんは笑顔が本当に柔らかくて素敵。
眉を下げて笑う笑い方も、クシャっとした笑い方も、全部全部大好きです。
Shall We Dance?の笑顔も大好きですけど、個人的にはFidgery Feetのときの岡村さんの笑顔が大好きです。
この違いって何だろうって思いましたが、マイロがジェリーに恋する前と後なんですよね。
ジェリーを好きになって恋を知った彼女が、凄く幸せそうなんですよ。
そりゃこの笑顔に惹かれるわけだ…と納得しました。
もちろん全編通して、どの表情も大好きですけど、やっぱり岡村さんの笑顔は大好きです。
改めて、岡村美南さんに惚れ直しました。

ムッシュー・ボーレル:増田守人

増田さんのアンリパパも嫌いではないんですけど、やっぱり味方さんのが個人的には好みかなぁ…というのが正直なところではあります。
増田さんパパはかなり堅実なパパで、ユーモアには若干欠ける感じですかね。
味方さんが凄くチャーミングでユーモアのあるパパなので、ちょっと厳しい感じのパパだなという印象です。
もっとチャーミングなパパになってくれるといいなぁ…と思いました。
体格的な話をすれば、増田さんが迪さんアンリのパパなのはなんか納得かもです(笑)

観劇の感想・考察

気になったポイントの感想などを書いています。

オフマイクが増えた酒井さんジェリー

ここ数日、酒井さんがオフマイクが増えたと何度か書いていますが、今回は新たなオフマイクが…!
ピカソたちと別れてマイロに連れて行かれるようにして下手に捌けるシーン。
下手の舞台袖近くまで行って、酒井さんジェリーが岡村さんマイロに「凄いねあの人たち!」って興奮したように声かけていました。
ピカソたちに会えて嬉しくて舞い上がってる感じの酒井さんジェリーが凄く可愛かったです。
でも、このシーンでは岡村さん、ちょっと早歩きみたいな感じなのが舞台袖近くになると次のシーンの早着替えのために走り出しちゃうんですよ。
だからせっかく酒井さんジェリーが声かけてるのにそれに応えられないんです(笑)
それがあまりにも面白くて草生えました。

お一人様と自嘲するマイロの真意とは?

2幕のジェリーとアンリがリズをめぐって本気でぶつかり合うシーン。
リズに「行きましょう、あなた」って目の前でアンリを選ばれて、ジェリーが肩を落とすんですけど。
その一部始終を目撃していたマイロが、まるで自嘲するかのように言うんです。
「バーの閉店まで粘るお一人様ってどんな人なのかしらってずっと思ってたのよ。やっとわかった。なんと私」って。
ここで岡村さんはおどけるような表情(+アヒル口)で「なんと私」って言うんですよね。
ここのマイロはどうして突然こんなことを言うんだろうってずっと思ってたんです。
これを言い終えたあと、マイロはジェリーを見るんですね。
彼女なりの励ましだったのかもしれないし、「みじめなお一人様はここにもいるのよ」っていうアピールだったのかもしれないし。
どちらにしても、ジェリーを想っての彼女なりの優しさの言葉だったんじゃないかな…って思いました。
上手く伝わってない感じが凄く不器用でマイロらしいなって思いますけど(笑)
うん、やっぱりマイロはイイ女!!!

まとめ

毎日のように観てると、わざわざレポするようなことがほぼなくなっていきますね(笑)
日に日にあっさりとしたレポになっていってしまいすみません。

パリアメはマイロ堪能席が下手12~15番くらいだし、カテコも14番に立つのでコスパいいよなぁ…って思います。
今回もガッツリとカテコが目の前でしたし、カテコがかなり長引いたのもあってじっくり堪能できました。
当然ですがほぼ正面なので視界に入るし、手も振ってもらえるしで…。
まあカテコは塩対応な岡村美南さんですのであまりファンサとかはしないのですが(笑)
ファンに媚びない姿勢は好感持てるので、ずっとこうでいてほしいなって思います。
でも、やっぱり目の前でご贔屓さまを観れる幸せは人一倍ですね…!

そんなわけで、終演後外に出たらゲリラ豪雨でヒョウも降ってました。
なので雨宿りがてら、劇場外に出店していたホットドッグ屋さんでホットドッグを買いました。

さあ、これを見てパッと思いつくものがあればあなたは岡村美南さんファンです。


これね(笑)
岡村美南さんファンはホットドッグに「み♡」って描きがちです(笑)

そんなこんなで楽しく過ごしながら、本日も充実した岡村美南さん堪能デーを過ごしました。
ソワレも行きたかったけど、マチネだけにして正解だったかも。
凄く楽しい時間を過ごせて幸せでした!

また明日も岡村美南さんを堪能してきます!!

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