連休最終日もマンマです!
はじめに
3連休最終日もご縁があって無事に『マンマ・ミーア!』を観劇することができました。しかしながら、前回の公演で岡村美南さんドナと三平果歩ちゃんソフィの絡みがあまりにも可愛すぎて、みなぺーの可愛さの余韻に浸りすぎて全然眠れなくなりまして…寝不足の状態での観劇となりました(笑)
しかしやっぱりいざ観劇すると眠気なんて吹っ飛んじゃいますし、それどころか大興奮で一分一秒が楽しくて仕方ありませんでした。そして今回もみなぺーが可愛くて可愛くて……。もう今回もきっと眠れなくなるだろうな…って思います(笑)
そんなわけで、簡単にではありますが今回も感じたことやみなぺーちゃんの絡みなどをレポしていきますので、ぜひお付き合いください!
総評
全体的な感想を書いていきます。
今回の公演はキャスト的にも全体的にも凄く素敵だったのですが、なんか個人的に客席の雰囲気が凄く不思議でちょっと怖かったです(笑)怖いっていうのは別に張り詰めた雰囲気だとかそういうことではなくて、なんか変なところで拍手が起きたりして、ちょっと戸惑いました。2幕のアントラクトで手拍子が起きたり、OLSで拍手が起きたり…となかなか珍しいことが起きて、とても怖かったです(笑)
あとは開演に間に合わず、上演してから入ってくる方も結構いて集中力がそがれてしまったのももったいなかったです。それとモノを落とす音が至るところから聞こえてきて、本当に何なんだ…って感じでした。やはり客席の環境って観劇の満足度に比例しますからね。
しかし、それを超えるくらいのみなぺー絡みがあったので、もう本当に大満足です。月曜日ということでキャス変がありましたが特に抜ける人もいなかったですし、引き続きこのメンバーで観られることの安心感もあったので、今回は色んな意味で余裕を持って観劇できました。
個人的に超絶湧いたのが、スパトゥル2番の「あなたがいてくれる」で岡村美南さんドナが客席を指差ししながら歌うのですが、ちょうど私の席付近に目線が合う状態で、指差しの向きもちょうど私の延長線上で、完全に私に指差しをしてくれたことです!!!!!!(思い込みだと思っても言わないでください)
スパトゥルで岡村さんドナに指差されるのずっと夢だったんですよ…ついに叶いました。めちゃくちゃ嬉しくて、ああああってなりました。というオタクあるあるのレスもらった勘違いレポです(どうか温かく見守ってください)。
そして今回も大きなミスやハプニングもなく、カテコもがっつりと盛り上がれたので凄く素敵な公演になりました。やっぱり今期のマンマは最高に楽しい!岡村美南さんのいるマンマはかつてないほどに楽しいです!
キャストの感想
今回も時間の関係で岡村美南さんの感想を書いていきます!
ドナ・シェリダン:岡村美南
本当に観るたびにドナが染み込んでいて凄く魅力的になっています。もちろんまだまだ伸びしろの余地はあるけど、かなり完成形に近くなりつつあるんじゃないかな…って思います。結構割と岡村さんってデビュー間もない段階で完成形まで持っていく人なので、ドナも早い段階で行けちゃいそうだなって観ていて思いました。
もちろん、やはり年月の経過や人生経験という部分で今後数年演じていけばもっと良くなるであろう部分はたくさんありますけど、正直かなり今の岡村さんの完成形が見えてきています。なんでそう感じるんだろう…って言葉で上手く説明はできないけど、単純に岡村美南さんを数年間観続けてきた勘みたいなところですかね…。SlippingとThe Winnerは今後さらに化けるとは思いますけど。
デビュー初日ではかなり模索していた部分もあったけど、そこも着実に自分なりの正解を見つけていって凄くしっくり来るドナになっています。正直私としても、ここまで変わるか…と驚いているくらいドナが馴染んできているので観るたびに驚かされていました。
そして観ていく中で、岡村美南さんのドナはどんな人生を歩んできて、どんな経験をしてきて、どんなことを考えて、これから先どうなっていきたいんだろう…ってそういうことを考えられるようになっていきました。ようやく彼女の中にドナが染み込んできたことによって、彼女のお芝居から感じられることがたくさん増えてきて、ドナに対する解釈が日ごとに変わってきています。だからまだ今感じていることはきっと今後変わる可能性もあるんだろうなぁ…って思いました。
今回観ていて感じたのが、強かな一面よりも弱い部分が見えるようになって隙がかなり増えたドナになったということです。隙があるのは前からそうだったんですけど、今回は随分ドナの弱くて脆い人間的な部分がよりリアリティを持って露呈した印象がありました。
過去にできた大きな傷跡に蓋をするように、誰にも頼らず1人で一生懸命育児を頑張ってホテルを切り盛りして借金を返し続けて、自分のことはすべて後回しにして、そうしてカサブタを作っていって強く逞しくなっていったバックボーンがしっかりと見えるようになってきました。でも時々そのカサブタが取れそうになって、そのたびに蓋をして、強がる。強がるけどそのたびに傷付く。でも見えないふりをしてまた強がる。その繰り返し。こうやってカサブタを強化したために、岡村さんドナは本当に強くて逞しくてかっこいい女性になったのかなと思います。
そんな中で元カレたちが現れて古傷がうずいてカサブタが取れそうになって、また蓋をするんですけど、以前との違いはここで強がるだけではなくてそのカサブタを上からそっと撫でるように自ら触れていくようになるということでした。過去の思い出に浸るのではなく、自分の過去をまるで第三者視点で振り返るような…客観的なものを感じたんですよね。
Slippingでも同じように感じて、目の前の可愛い娘に語り掛けるというより、自分と娘の20年間を第三者視点で見ているかのように歌っていて、ソフィとの大切な思い出を一切形を変えずに残しておきたくて、だからドナ自身として思い出を振り返るんじゃなくて客観的に見つめるようにして、思い出をそのままにしておこうとするような印象を受けました。だからこの人は、「壊れること」や「変わること」が相当怖いんだと思います。自分がそうして傷ついてきたから。誰よりも強いのは、誰よりも弱いからだと、そう感じさせられた今回の観劇でした。
だけど、それでも母として1人でソフィを育て上げた自負もあるし、何だかんだで可愛くて仕方がなくて、Slippingの後半からは客観的にではなくドナ自身としてソフィと向き合うようになる。こうやってSlippingの前半と後半とで、ドナの向き合い方が変わっていくっていうのが岡村さんドナとしての在り方のように感じました。だから一気にソフィと対峙した瞬間に、すべてが自分の中に入り込んできて弱さが溢れて止まらなくなってしまうのかなと思います。観ていてこりゃ今後すげえSlippingになるわ…って思いましたし、日に日に母としての温かさと優しさが滲み出てくる岡村さんドナの歌声が凄く好きだと感じたし、本当に凄く心が動かされて心を掴まれました。素晴らしかったです。
こうやってどんどんドナになっていく岡村さんのお芝居を観られることが本当に嬉しくて、やっぱり目が離せなかったし、この人のことを好きでいて良かったと思えました。どうしても過去に観てきた人たちのお芝居や歌のイメージをなぞってしまって、自分の中で「あれ、違う…」となってしまうことがよくあるのですが、岡村さんの場合はそういった先入観をすべて取り払って新しいドナの形を提示してくれる。もちろんそれぞれのドナに好きな部分はありますけど、岡村さんのドナにもどんどん好きな部分が増えていって、どんどん惹き込まれていることを自覚しています。
ただかっこいいだけでなく、こう見えて実はこう…というような意外性や多面性を見せてくる彼女のドナが、今では凄く大好きです。今回の観劇でも、こうしてたくさん好きだなと思えるポイントを見つけられて凄く幸せでした。そして今回感じたことをまた上書きしていくように、彼女はさらに進化していくと思います。だから次のドナへのステップを見届けていけるのも今後の楽しみにしたいです!
観劇の感想・考察
今回も気になった点などを挙げていきます。
カテコのお辞儀のタイミングがバラバラに
カテコでプリンシパル、アンサンブルがそれぞれ1列になって手を繋いでお辞儀をするときにちょっとしたプチハプニングがありました(笑)
ちょうどセンターの岡村さんから上手側、高倉さん、ぺーちゃん…というメンバーたちがフライングでお辞儀しちゃって、「あっ…」みたいになってました。それでフライングしちゃった側の高倉さんと手を繋いでいた岡村さんの左手が下がった状態で、フライングしなかった下手側の秋本さんと手を繋いでいた岡村さんの右手が上がった状態で、そのちぐはぐ感もめちゃくちゃ可愛かったです(笑)
それで気が緩んじゃった岡村さんが、そのあとみんなが捌ける中1人だけ残ってお辞儀するときにいつもやってる「っしゃ!」みたいなガッツポーズ?の手の動きを忘れて普通にUターンしていて、それもまた可愛いなぁ…なんて思ったり。ハプニングといってもこういうほっこり系のハプニングは観ていて癒やされますね(笑)
岡村さんドナを愛しすぎな三平ちゃんソフィ
今回もみなぺーがヤバかったんですけど、せっかくなのでまずはカテコの流れでそこからレポしていきます。
1人ひとり出てくるカテコで、ぺーちゃんがお辞儀し終えたあとに岡村さんの元へやってくるんですけど、頭突きをしそうな勢いで岡村さんに飛びついて岡村さんが慌てて顔を引いたので多分ぶつかってはいないだろうけど、身長差的に頭突き食らうと岡村さんのあごに直撃するのでビックリしました(笑)で、先程のフライングのことで「間違えちゃった!」って岡村さんに報告するぺーちゃん。そしたら「間違えちゃったの?」って岡村さんに笑われつつ、両手でほっぺをぎゅーっと包まれてよしよしされてたのが可愛すぎました…。なんなん…。それで2度目の頭突きみたいのがあってまた交わしてた岡村さん(笑)ぺーちゃんがはしゃぎまくりなのもあるけど、この2人本当に可愛すぎて観るのがつらい…。可愛すぎる。
他には、冒頭の「どこで吹き込まれたんだか」。今回は初日にもやっていたお腹ぐりぐりでした。ぺーちゃんソフィがめっちゃ逃げようとするのにホールドしてぐりぐりを続ける岡村さんドナがなかなか強くて、可愛すぎる…。しかも毎回思うんだけど「どこで吹き込まれたんだか」の言い方も凄くさっぱりしつつふざけるような言い方で好きなんです。岡村さんドナは台詞の言い方がどれをとってもリアリティに溢れていて、その軽やかさゆえに近付きたくなるような不思議な魅力を放っています。実際こんなかっこよくて凛々しいママがいたら自慢できますよ。ぺーちゃんソフィがママのこと大好きになっちゃうのも凄く分かる(分かる)。
そしてスパトゥル!今回は前回、前々回でやっていた「あなたがいてくれる」のピストルで撃ち抜くやつはやっておらず、普通に指差しでした。むしろなぜ過去2回ピストルでソフィを撃ち抜いたの!あんなことされたらぺーちゃんソフィがあなたに夢中になっちゃうでしょ!いやもうなってるか!!!なってるよ!!手遅れだよ!!!!!責任取りなよママ!!!!!
で、めちゃくちゃに酔っぱらっているぺーちゃんソフィは、今回行進してくる岡村さんドナめがけて猛突進!そして思い切り抱き着きました。ぎゅーーーーーって効果音が出てもおかしくないくらい濃厚なハグで、岡村さんドナもめちゃくちゃビックリして困惑してて、でも離すことも拒否することもできずにされるがままなのが可愛すぎてもう吐血しそうでした…。
結構ここのスパトゥルでのハグって過去にも岡本さんソフィが麻美ちゃんドナに抱き着いてたのとか何度か観たことはあるんですけど、今回のみなぺー母娘のハグはとても濃厚だった(笑)マジでオタクを殺しにかかってるんですけど…ぺーちゃんソフィの愛が重すぎる…好き。
そんな感じで毎回みなぺーの収穫がありすぎて公式が最大手状態で非常に供給過多です…。枯渇することがなさすぎてヤバい…。みんな、みなぺー沼に落ちてくれ…。マジで可愛すぎて生きるのがつらい…。尊すぎて息ができなくなっちゃいそうです。みなぺー愛してる……。今回も素敵な絡みをありがとうございました(尊死)。
まとめ
今回の公演で、無事に岡村美南さんのドナデビュー週が終了となりました。7回の公演のうち4回観劇ではありましたが、本当に観れば観るほど今週デビューしたとは思えないくらい完成度が高まっていって、凄く説得力のあるオリジナリティに溢れたドナになっていきました。
前回のレポにも書きましたが、こうして岡村美南さんがドナとして覚醒していったのは、もちろんご自身の力もあるけど何よりも三平ちゃんソフィの存在が大きいと思います。ああやって岡村さんドナを愛してくれて、しっかりサポートしてくれて、だからこそあんな若い岡村さんドナが母になっているんだと感じました。出産後の松たか子さんがテレビで前言っていましたが、お母さんは子供から教わること・学ぶことがとても多いんだそうです。子供が自分を親にしてくれるって。
まさに今、岡村美南さんはそういう状態なんだと思います。それがたとえお芝居の中のお話だとしても。日に日にSlippingが良くなっていくのも、そういうことの表れだと思っています。
こうして周りの人たちの力があって、岡村美南さんがドナとして成長していく過程を観られるということがファンとしても非常に嬉しいです。どんどん岡村さんのドナが魅力的になっていって、いつか歴代最高のドナになるんじゃないか…なんて個人的には感じているくらいですし、本当にこれからが楽しみで仕方ありません。
改めて、無事にデビューできて本当に良かった。そしてそうやって模索していきながら彼女なりのドナの姿を見つけていけているみたいで、本当に良かったです。ひとまずは横浜公演の千秋楽まで無事に駆け抜けられるよう、しっかりこれからも見届けていきたいと思います。
終演後には8月10日まで開催のコラボメニュー巡りをしてきました。ランチメニューとかはもう終わっちゃってて、実際に回れたのはちょっとだけだったのですが、滑り込みで食べることができて良かったです。
みなとみらいのホテルにあるバーに行ってきたのですが、残念ながらプレートは終了してしまっていたのでコラボのカクテルを飲んできました。「エスコート」という名前のカクテルで、とてもさっぱりしていて美味しかったです。
横浜公演千秋楽まであと2週間!悔いのないよう、今後もたっぷり見届けていきます!!
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