2021年2月11日マチネ 劇団四季『マンマ・ミーア!』@京都




マンマ・ミーア!
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キャストの感想

キャストの感想を書いていきます。

ドナ・シェリダン:岡村美南

いやぁ、今回も私の贔屓はとても顔が良かったし可愛かったしかっこよかったし綺麗でした。歌も上手かった。お芝居も上手かった。ダンスもキレ抜群だった…。全部最高でした。ということで、今回もまた大好きな岡村美南さんのドナを観ることができて本当に幸せでございます。

~完~

………というのは冗談ですけど、マジで日に日に良くなってますねぇ。今回はマネマネ前あたりでいつも以上にやつれて疲れた感じが出たお芝居をされていて、凄く良いなと思いました。なんだろうな、声の調子だったりがいつもより低めだったり語尾に覇気がなかったり、ちょっとした声色や喋り方の変化ではあるんですけど、なんか日々忙しさに追われて疲弊しきっている女性らしさが出ていて良かったです。15年間一度も休むことなくホテルを経営し続けている40歳のシングルマザーらしさがより出たと思います。

加えて今回のマネマネも良かった良かった…。7日のレポでも書きましたけど、歌い出しの「大汗かきながら~」の低い声がちゃんと出るようになっていました。特に今回はここ最近でもかなり綺麗に出せていたんじゃないかな。低い声の出し方を意識してなのか、通常とは違う喉?の使い方でしっかり出せていました。だから音程もブレないし掠れることもないし、1音1音がちゃんと聴こえていたので感動です。ここに関しては歌い出しだから特に意識して練習したのかもしれませんね。逆にThe Winnerの低音部分はまだマネマネほど綺麗には出なかったりもするので、今後もまだまだ伸びしろはあるんだろうなって思います。

そして今回のマネマネの「いつか金持ちの男を捕まえて」は指で男を摘んで胸元にしまう仕草をしていたんですけど、しまい終えたら胸元をポンっと叩いていました。ただしまうだけじゃなくてチャックしちゃうのが抜かりなくて可愛いですね(笑)ちなみにここで胸元にしまう仕草をしていたときに三平果歩ちゃんソフィが思いっきり岡村さんドナの胸元を覗こうとしてました(笑)

また、DQではベッドに横たわってむくれてるときに相変わらずターニャをチラ見したりもしていたんですけど、なんとなーくだらんと伸ばした左足の先がリズムに合わせてなのか揺れてて可愛かったです。条件反射で体が動いちゃったりする感じとても可愛いですよね。岡村さんドナは本当に可愛い要素がてんこ盛りなので毎度その可愛さとギャップにやられてしまいます。

ちなみに今回はヴレヴのスカイとの絡みもしっかり観れたんですけど、ボクシングみたいに右手でグーパンチ、左手でグーパンチみたいのをしていました。凄く様になっていてかっこよかったんですけど、最後の最後はなぜかピースをして締めていました(笑)どゆことなの(笑)ここのスカイとのやりとりは本当に毎回訳分からんです。とりあえずボクサー・岡村美南の誕生を目撃できて幸せでした。

そんな可愛くてかっこいい1幕とは裏腹に、2幕の母親らしさはより強くなった気がします。話し方1つにしても凄く親っぽいなって思う言い方をしていたりしていて、お節介な感じとか説教じみた感じとかそういうのがかなり出るようになりました。感覚でやっていた部分がどんどん実感を持って演じられているような印象です。これもぺーちゃんソフィとの関係性の中で築けた感情をそのままドナのお芝居に落とし込んでいるからなんだろうなって思いました。お芝居に説得力が出てくるようになっていて、とても無理せずにドナを演じられているように感じます。

だからこそSlippingも日に日に母親らしさが出てくるようになったし、顔つきが変わりました。こんな表情、これまでどんな作品でもしてこなかったしできなかったよなぁ…って。前回の7日の公演を観ていても、ソフィの女優さんに対する向き合い方が横浜から大きく変わったのは凄く伝わりましたし、日々演じていく中でソフィをまるで自分の娘のように思えるようになっていったんだと思います。ただ寂しいとかただ悲しいとか表面的なものだけではなく、その奥のほう、具体的には20年間育ててきた娘と過ごした日々を想いながらこの些細な幸せが永遠のものではなくなることに気付いたがゆえの寂しさや悲しさというように、感情の中にソフィと過ごした20年間の深みが感じられるようになったんです。

泣く泣かないを指標とするにはあまりにも安直ですけど、今の岡村さんドナはSlippingで泣かない日がなくなりました。ドナを通してソフィに対する愛情が実感を持って芽生えたからこそ、寂しさや悲しさといった感情が心の底から湧き出るようになったからだと思います。今回はこのシーンを5列目ではあったもののオペラグラス使って観ていたんですけど、本当に凄く良い表情をしていました。

なんだろうなぁ、慈愛や包容力って元々岡村美南さんは持っていらっしゃった方なんですよ。『ノートルダムの鐘』でカジモドに対する優しさを見せる岡村さんエスメは慈愛に溢れていましたし、『ウィキッド』でグリンダの背中を押すときは包容力いっぱいでお姉さんらしく彼女と向き合っていましたし、そういう一面は元から持ち合わせているんです。でもドナはこれまでのそれとはまったく違くて…。うーん、なんだろうな分からん、上手く説明できません。「お姉さん」から「お母さん」になったんですよ、表情が。絶対に我が子には見せたくない弱さが垣間見える強さっていうのかな。寂しさを感じさせないように逞しくあろうとするその健気な表情が、慈愛や包容力とはまた違った母の温かさを感じさせました。

でもSlippingではソフィに対してここまで逞しくあろうとするくせに、The Winnerではサムに対してとことん弱さを見せるっていうのがまたグッと来ました。ここも岡村さんマジでいい表情してたんですよ…。なんか今回は語彙力皆無ですね私…上手く説明できません(笑)

とりあえず、寂しさを全面に出した表情をしていました。悲壮感とまで言うと言い過ぎだけど、哀れで惨めな自分を認めてすべてさらけ出した感じ。隠せなかったでしょうね、もう限界を迎えて。あらゆる感情が爆発したがゆえに、サムに対しても何一つ隠すことなくさらけ出して丸裸になって「今の私はどう?こんなに惨めなのよ?」と責めるかのように感情をぶつけていたような印象がありました。ここでドナがガウンを脱いでスリップ姿になる演出も、ただ着替えをするためだけじゃなくて、すべて(感情)をさらけ出す=覆っていたものを取り払うっていう意味合いを込めているのかなと思いました。要するに丸裸状態なんだと思います、ドナの心が。

剥き出しになった心が表面に出てきたからこそ、すべてが鋭いし強いし脆いんだなっていうのが凄く伝わってくるThe Winnerでした。7日に観たような闘う姿勢を見せる強さのThe Winnerとはまた別物になっていたと思います。表情も含め、めちゃくちゃ良かったです。

とりあえずそんな感じで1幕と2幕でお芝居の振れ幅がえぐいので私も感情がおかしくなりそうでした。本当にドナ・シェリダンという役を岡村美南さんが演じてくださって感謝しかありません。日に日に成長していくし深化していくしお芝居の引き出しがどんどん増えていっているので、凄く観ているのも楽しいです。合わせてカテコやライブではキラキラした笑顔を振りまいていて、天使かと思いました。今日遠目から観ていて思いましたけど、カテコのときお客さんを全方面しーっかり見ていらっしゃるなぁ…って。お客さんを大事にしてくれる姿勢が表に出るようになって、なんだか嬉しい反面以前の塩対応な岡村さんが懐かしくも感じちゃうし、とにもかくにも成長したなぁ…って謎の親心ですわ。

まあでも、冒頭にも書きましたけど今回も岡村美南さんのお芝居を観られて良かったです。遠征した甲斐があったなと思いました。正直毎回ちょっとした声色の変化だったり表情の変化だったりがあるくらいで基本のスタンスは変わらないんですけど、それでも公演ごとに岡村さんのドナって大きく感じ方が変わるんです。その変化を感じるのがすっごく楽しくて、気付いたらこうやって通っていました。あとはもうライブのキラキラした笑顔を観れることが何よりも嬉しくて…。

センターに立ってみんなの視線を浴びながら、みんなに指を差されながら歌って踊る岡村美南さんを観られるのなんてこの作品だけなんですよ…。だからめちゃくちゃ楽しいです。あー、贔屓輝いてるなぁって幸せな気持ちになれました。なので今回もマジで観に行って良かったです。岡村さんが舞台に立ち続けてくださる限り、私も通える範囲で通おうと思いました。とりあえず今回の岡村美南さんも本当に素晴らしかったです!最高!

ソフィ・シェリダン:三平果歩

7日の公演ではあまりにもコンディションが整っていない姿を観てしまったために心配な部分もあったのですが、今回は絶好調でいつも通りのぺーちゃんソフィが存在していました。もう本当に明るくて元気いっぱいではしゃぎすぎで、バイタリティに溢れすぎな20歳のソフィでした(笑)あの岡村さんドナからこんな子が生まれるもんかね…って思っちゃうくらい、ママ以上に元気な子です。でもそれが本当に愛しくて、ぺーちゃんソフィを観ているとすっごく愛しさが芽生えるんですよねぇ…。贔屓の娘だからかなぁ。

でも多分周りの大人たちも同じことをソフィに対して思っているわけですよね。長年の親友にこんな可愛い娘がいたら可愛くて仕方ないでしょうし、本当に愛嬌がありすぎて自分の子供みたいに可愛がりたくなる気持ちも分かります。ぺーちゃんソフィがみんなに愛される理由が凄く分かるんですよ。これが三平果歩ちゃんの力だなぁ…って思いました。

とにかく今回はぺーちゃんのコンディションが凄く良かったので、ぺーちゃんのお芝居も落ち着いてじっくり楽しむことができました。横浜、福岡からは大きくお芝居に変化はありませんでしたが、今回のThank You For The Musicでのダディーズとの向き合い方や雰囲気はやや異なっていたかもしれません。

なんというか、今回のThank You~はおふざけをしたり遊びを利かせたりすることよりも直球に核心に迫ろうとする印象を受けました。もちろん怪しまれないために遠回しにドナのことを聞いたりはしていましたけど、それでも本当のパパは誰なのか…それを早く知りたい気持ちが前に出ていて、言葉の発し方が結構鋭くなっていた気がします。でも多分本当に些細な変化。知りたいと思ったことがあれば考えるよりも先に体が動いちゃうタイプのソフィなんだと思います。戦略家なまりえちゃんソフィとは真逆の印象が今回より感じられた気がします。要するに、まりえちゃんは頭脳派ソフィでぺーちゃんは肉体派ソフィってことかな?

そんな一面が垣間見られたので、今回のぺーちゃんソフィは割と直球ストレートのボール投げるなぁ…ってビックリしました。でもその鋭さはどんどん時間が経つことで丸みを帯びていって、いつも通り明るくてニコニコなソフィに戻っていきました。今回のレイオールでは、宇都宮さんスカイが放った弓矢を両手でパッと挟んで取っていて、蘭姉ちゃんもビックリの身体能力の高さを披露(笑)でも実際ぺーちゃんは身体能力マジでクソ高いので弓矢を避けたりキャッチしたりはいとも簡単にやってのけそうです。

そしてレイオールでのお酒一気の際には、あまりにもはしゃぎすぎてお酒飲む前の段階から椅子から落ちそうになっていました(笑)その後もお酒一気し終えた勢いでまた椅子から落っこちそうになったし、落ち着きがなかったです。椅子から降りてもジャンプしまくったりバレエみたいな感じなジャンプ?をしていたりして、もう誰も手に負えない状態(笑)でもこれこそ三平果歩ちゃんソフィです!とにかく元気な姿を観ることができて嬉しくなっちゃいました。

後述するのでここでは割愛しますけどスパトゥルもやりたい放題でしたし、お酒飲んで酔っ払っている状態のぺーちゃんソフィはマジでやかましくて可愛いです。まりえちゃんソフィはめんどくさくなるけどぺーちゃんソフィはうるさくなる。どっちもどっちですね(笑)

で、結構シーンは飛ぶんですけど今回は改めてSlippingでのぺーちゃんソフィの居方が凄く好きだなぁと感じました。まりえちゃんソフィと一番大きく違うのってやっぱりSlippingなんですよね。両者とも観たことがある方なら分かると思うんですけど、マジで180度違います。ぺーちゃんソフィの、ママへの愛が凄く伝わってくる「バージンロードのエスコート、ママがしてくれる?」「誇りに思ってるわ、ママを」は聴くたびに胸がキュンとなります。どんなことがあってもママが大好きだよっていうぺーちゃんソフィならではのI LOVE YOU表現だと思いました。だからストレートに心に響いてきます。それを言われる岡村さんドナも嬉しいでしょうね。

ぺーちゃんソフィは本当にママ大好きっていうのが最初から最後まで凄く伝わってくるから、最上級のI LOVE YOUがここのシーンでで発せられるっていうのがまたたまらないんです。ぺーちゃんソフィの居方は物語で一貫していて、だからこそ真っ直ぐな印象を受けるし、愛しさも倍増するのかもしれません。嬉しそうな表情と溢れる明るさで言う「誇りに思ってるわ、ママを」は一切汚れがなくて真っ直ぐで、ぺーちゃんソフィの純粋さとママへの愛の大きさを感じさせました。今回、またこうして素敵なぺーちゃんソフィのI LOVE YOUを聴けてとても幸せでした。

なんだか今回はぺーちゃんソフィってどんな子だったっけっていうのを再認識するように観ていた部分がありました。だから懐かしさもたくさんあったし、改めて好きだと感じるポイントを見つけることもできて凄く嬉しかったです。何より、元気なぺーちゃんソフィを観られたことが本当に嬉しかったし、ホッとしました。改めて「おかえりなさい」と声をかけたいです。

どちらにしても今週の出演も多分元々は予定していなかったと思うんですけど、何はともあれ今マンマを観に行けば三平果歩ちゃんのソフィが観られるわけですよ。アナ雪が再延期にでもならない限りは千秋楽まではいてくれないと思うので、今こそチャンスです!三平果歩ちゃんソフィはマジで神キャスティングだと思っています。これまでのソフィの概念を覆してくれたソフィだと思っているので、きっと残り少ないであろう出演回もしっかり見届けていきたいです。とにかく今回もたくさんの笑顔と幸せをありがとうございました、ぺーちゃん!

ターニャ:高倉恵美/ロージー:増山美保

今回も相変わらずやかましかったし、またちょこちょこ小芝居を変えてきて不意打ちを食らいました。客席が凄く笑ってくれるのもあってか、増山さんロージーも高倉さんターニャも凄くノリノリだったのが分かりやすくて可愛かったです。やっぱり俳優さんってお客さんの反応を機敏に感じ取っているんだなぁ…って思いました。

まずはドナ部屋でのシーン。今回はコイントスで勝利した増山さんロージーがすかさずベッドへダイブ!からのふんぞり返るようにマウント取るポーズを久しぶりにしていました。京都初日以来やっていなかったので2週間ぶりに復活です。増山さんロージーはやっぱりこうやって勢いがあって小学生みたいなマウントの取り方してくるのが凄く似合うなって再認識しました(笑)

そしてエアベッドを空気を入れて膨らます高倉さんターニャに対して「吹くだけ。吸っちゃだめよ」と注意喚起をする増山さんロージー。しかし思いっきり吸った高倉さんターニャを見て、増山さんロージーが「吸った…」とオフマイクで呟いていました(笑)不意打ちのオフマイクに笑いましたし、増山さん本当に京都来てからオフマイク増えたので凄く面白みが増して大好きです。

また、ドナの元カレが3人いたことをまるで他人事のように騒ぎ立てるターニャとロージーのやりとり。ビル・オースティンのことを高らかに紹介していく増山さんロージーを見て、たまに高倉さんターニャがニヤニヤしながら「好きなの?」とか聞いたりすることがあるんですけど、今回はなぜかニヤニヤしながら右手を伸ばして増山さんロージーの胸?を持ち上げていました(笑)どういう意図があるのか分からんのですが、やかましいことには変わりなかったのでやっぱり面白かったです。

本当に増山さんロージーと高倉さんターニャのやかましさはエグいので、相手する岡村さんドナも大変だろうなーっていつも観ています(笑)そういうやりとりがまたマンマの魅力の1つでもありますし、マジでこの3人のバランスは絶妙だなーって思いました。

それでいて高倉さんターニャに関してはダズユアがマジでかっこいいし、今回はいつも以上にドスを利かせながら歌っていたのが痺れました。加えて弄んでいる感じも出していて、相手にする気はないのに相手にしてあげてるっていうターニャの時間潰しを楽しんでいる感じが伝わってきて面白かったです。やっぱり高倉さんターニャのダズユアは国宝級ですわ…。

そんな感じで今回もこの2人には笑わせられましたし痺れさせられました。振れ幅が凄いし何度観ても飽きないですねぇ…。また次回もきっとお芝居の雰囲気変えてくるんだろうなって思いますし、そんな2人の息ぴったりなやりとりを期待したいです!

観劇の感想

気になったポイントについて書いていきます。

京都でも大爆発!みなぺー母娘の可愛い絡み

7日も色々あって尊い絡みは観れましたが、今回はスパトゥルで三平果歩ちゃんソフィの本領発揮が観られました。やっぱりみなぺー母娘の絡みはめちゃ面白いです(笑)

ぺーちゃんソフィが美南ママの元に勢いよく駆け寄ると突然しゃがみ出して、スパトゥル衣装の足元のひらひらを捲り始めました。突然何事かと呆気に取られる岡村さんドナ。あ、もしかしてまたセクハラしてんのか?と思ったんですけど、今度は立ち上がってその場でぴょーんとジャンプしたんです。

要するに、「ママはどうしてこんなに大きいの?」っていうぺーちゃんソフィならではの岡村さんドナの高身長いじりでした(笑)足元のひらひらを捲ったのはブーツが厚底であることの確認であって、それを受けて「ママこんなに大きい!」っていうからかいを込めてなのか、岡村さんドナの背の高さくらいまで思いっきりジャンプしていたぺーちゃんソフィが本当に面白かったです。

そんなやりたい放題で手が負えないぺーちゃんソフィに向かって、相変わらず「座りなさい!」って困った顔しながら手を振り下ろす岡村さんドナですが、2番の「あなたはどこなのか~♪」のところで右足を上げてぺーちゃんソフィに厚底ブーツをアピールしていました(笑)あれだけ余裕ない顔しておいて、次のタイミングでは「ほらね」みたいにぺーちゃんソフィへのアンサーを送る美南ママが本当に愛しくて仕方ないです。この「あなたはどこなのか~♪」でソフィに向けて毎回違ったアンサーを送るのって、ぺーちゃんのときだけなのがまた不思議なんですけどね(笑)

だから、今回観ていてスパトゥルで三平果歩ちゃんソフィと絡んでいるときの岡村美南さんドナは凄く楽しそうだなぁ…って感じました。これ、前向きな言葉として受け取ってほしいです。別に若奈まりえちゃんソフィが相手だと楽しくしてないと言っているわけではありません。まりえちゃんソフィのことももちろん大好きなのは伝わってきますし、スパトゥルでのまりえちゃんソフィとの絡みはまりえちゃんソフィとの距離感を意識した立ち居振る舞いをしているんだろうなって。多分岡村さんなりにまりえちゃんとぺーちゃん、それぞれのソフィとの関係性を凄く大切にしているんだと思われます。だから誤解しないでくださいね。

まりえちゃんソフィとぺーちゃんソフィはどちらもタイプがまったく異なるので、ドナとの向き合い方も全然違っています。その中で生まれるドナとソフィの関係性や雰囲気は、私が観ている限りでは180度違うと言っても過言ではありません。だから、こんなスパトゥルの些細なやりとりでさえも岡村さんは意識的に変えているんじゃないかなーって思いました。

ぺーちゃんが演じるのは凄くママのこと大好きなソフィだから、ドナとの距離もすっごく近くて、だから美南ママがこんなに色々はっちゃけてくれる気がするんです。一方のまりえちゃんソフィはママを尊敬してはいるけど反面教師にしている部分もあるから、美南ママもあまり母親として胸を張れない自信のなさがどこか垣間見えるので…。こういった違いが、そのままスパトゥルの仕草にも反映されているのかなと私は感じました。

でもそういう違いも含めて、ドナとソフィの関係性を観ていくのはすっごく楽しいし面白いです。みなぺーのスパトゥルの絡みがえげつないのは横浜のときから変わらないですし、何なら福岡、京都と公演を重ねていって岡村さんとぺーちゃんの仲良し度はどんどん高まっているのがスパトゥルでの絡みからも伝わってきました。とにかくぺーちゃんが毎回色んなことしてくれるおかげで可愛い岡村さんの姿を観られるので感謝しかありません(笑)

途中話が脱線しましたが、今回もやっぱりみなぺーは最高だぜ!ってなりました。尊くて可愛い絡みをありがとうございました、ぺーちゃん…。ぜひ京都でももっとアクセル全開で美南ママのことを可愛がってやってくださいませ!期待しています!(*’ω’*)

まとめ

ということで本当に今回は京都に行くかとても悩んだんですけど、結果的に行って良かったと思えた観劇ができました。反省はしているけど後悔はしていません。今回も今回だけの貴重な思い出を作ることができて本当に幸せでした。

今期のマンマは京都公演にて大千秋楽を迎えます。それを考えると、じゃあ岡村美南さんのドナはあと何回観られるんだろう…とか、三平果歩ちゃんのソフィとは何回組むんだろう…とか、色んなカウントダウンが見えてきてしまうわけです。だからこそ、今を大切にしたいと思えました。今しか観られないマンマが京都劇場で毎日上演されているので、正直金銭面的につらくても通いたいし、絶対に報われるほどの思い出が得られるはずと信じています。

観劇を終えて京都駅に出てきたら、とても神々しかったので思わず撮影。こういう光景を見て、「あーやっぱり今日も京都に来て良かった」と素直に心から思えました。こんなご時世でなければ岡村さんもカンパニーの皆さんと一緒に観光やグルメを楽しんでいたんだろうなぁ…。早く平穏な日常が戻ってほしいです。

次回はまだ未定ですけど前予が成功すれば13日に観に行きます。もういっそ京都住めよ!って感じですね。岡村美南さんのためならお金と時間は一切惜しまないオタクなので、ぜひこれからも温かく見守ってくださいませ。

そんなわけで、今回も最後までお付き合いいただきありがとうございました!

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