2019年9月22日マチネ 劇団四季『ノートルダムの鐘』@京都

ノートルダムの鐘
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ゆうき
ゆうき

またまたやってきました京都!

日時:2019年9月22日マチネ公演
場所:京都劇場
座席:1階S席D列10番

はじめに

つい2日前に京都旅行を終えた私ですが、東京でのイベント参加を終えて再び京都にやってきました!
どうしても岡村美南さんに会いたくて、会いたくてたまらず22日のチケットも確保していたんです。

今回は台風が直撃する可能性もあったので京都に行けるかどうかも正直不安でしたが、結果全然台風が来ることもなく…。
そしてブログを書いている現在も京都は台風が来ていないっぽいです…。

まあ結果的に天気の心配は一切なく、無事に観劇をすることができました!
開演前にフォロワーさんとお会いしたりして色々お話しもしたりして…。
(フォロワーさんのカジベアちゃんと一緒に写真も撮らせてもらいました!)

大好きな岡村美南さんにまた会える幸せを噛み締めながら、しっかり観劇してきました!
今回は色々な発見もあったりして凄く感動したので、偏りはありますがレポしていきますー。
ぜひ最後までご覧くださいな!

総評

全体の感想です。

キャスト:★★★★★
座席:★★★★★
全体:★★★★★

今回は達郎さんカジモドでしたが、とにかく達郎さんが凄かったです…。
もちろんお目当ての岡村美南さんも素晴らしかったのですが、達郎さんにひたすら魅せられました。
プリンシパル、アンサンブル、クワイヤともに本当に素晴らしくて大興奮でした。
最高のキャストが揃ったノートルダム、とても熱量が高い公演でとても楽しかったです。

今回は初めて座った10番でしたが、個人的にかなり好きだったかもしれません。
下手寄りはやっぱりエスメの表情を堪能するには最高なんですけど、角度的に今まで観れなかったものが観れたりもして新たな発見がありました。
ただ、ちょっと周りの環境的にね…客席全体的に咳をする人が多かったですし、私の隣のおじさんがLINEの通知鳴らすしで、んーって思うところは正直ありました。
でも、それ以上に舞台が本当に素晴らしかったんです。
だからそんなのも気にならなくなるくらい、素晴らしい観劇ができました。

今回の観劇は本当にいつになく感動しすぎて、頭がおかしくなりそうでした。
来て良かったなぁ…って強く実感しましたし、ノートルダムという作品がさらに好きになれました。
観れば観るほど好きになる、深みを増す作品です。
こうしてまた京都にやってきて良かったなと心から思いました!

キャストの感想

気になったキャストの感想を書いていきます。

カジモド:飯田達郎

今回は達郎さんカジモドの凄さにただただ感動して涙がとまりませんでした。
まあ、これまで通り達郎さんカジモドなら安心して観れるだろうっていうのは思っていたのですが…。
思った以上に新たな発見が多すぎて、達郎さんカジモドの徹底した役作りにひたすら感動しまくる観劇となったのです。
達郎さんカジモド、本当に至るところで愛しさが込み上げるのですが、まずはその幼い子供のような可愛らしさ。
守ってあげたくなるような可愛らしい喋り方とか一生懸命頭で理解しようとしている感じとかが、たまらなく母性をくすぐられるんですよね。
最高に可愛いので、それは毎回観ながらキュンとしている部分です。
あと、フロローから教わったことでしょうけど、十字架を切る仕草も特徴的というか…。
食事のときはフロローと一緒にやっていますけど、それ以外のシーンでも達郎さんカジモドは十字架を切ることが多かったんです。
たとえば、2幕でフロローにエスメの居場所を聞かれたときに嘘をついたシーン。
嘘をついたあとに下手側の手すりに逃げるようにして移動する達郎さんカジモドは、フロローに見られないように十字架を切っていました。
あとはエスメが息を引き取ったあとに、フロローがやってきて、フロローが歌っているときにも十字架を切っていました。
神に祈りを捧げる意味でやっているんだと思うんですけど、これってフロローの教えがしっかりカジモドの中に染みついているってことなんだよな…って思ったら、それだけで心に来るものがあって。
そして、あとは「自制心を学ぶのは大事なことだ」という言葉も達郎さんカジモドは凄く大切にしている。
エスメが聖域にやってきて「高いところダメなの!」って言ったときに咄嗟に助けてあげるシーン。
エスメを助けたあと、達郎さんカジモドは自分の手を叩いていました。
咄嗟の行動だったとはいえ、自制心を保てなかったからこそエスメに触れて助けた手を「ダメ!」っていうように叩いていたのかなって。
こういう達郎さんカジモドの仕草って、フロローから学んだことばかりで。
なんか凄く、カジモドってフロローに育てられてきたんだなっていうのが実感できたんです。
ほかにも達郎さんカジモドを観ていてハッとさせられた瞬間はたくさんありました。
2幕の奇跡御殿で、エスメたちが旅立つ準備をしているのを階段の頂上から見つめているシーン。
ここ、いつも岡村さんばかり観ていたので達郎さんってただ歌っているだけなのかと正直思っていたんですよ…。
でも、今回観てみたら自分が歌っていないところではひたすらエスメを見つめて「エスメラルダ」って何度も名前を呼んでいて。
縋るように彼女に手を伸ばして、何度もエスメの名を呼び続けていたんです。
だけど岡村さんエスメはそんなカジモドの気持ちに気付くはずもなく、フィーバスと共にここを去ることを決意。
そうなってしまったのを見届けた達郎さんカジモドは、彼女に伸ばした手をまた叩いていました。
これも彼の「自制心を学ぶための行為」だったのかと思うと、凄くグッと来てしまって涙が込み上げました。
こんなにも達郎さんカジモドはエスメのことを愛しているんだって、それが形だけのものじゃないっていうのが伝わってきて凄く感動したんです。
あとは火炙りの刑に処されているエスメを助けようと手すりを乗り越えるシーン。
そこでもただ手すりを乗り越えるだけじゃなく、「エスメラルダ」と名前を呼びながら手すりを伝っていきました。
それからの「サンクチュアリー!聖域だー!」の叫びはもう圧巻ですよ…。
そして、エスメ最期のシーンでもエスメが死ぬって分かっているのか分かっていないのか、それすら分からないけどエスメを安心させようとしている優しさが垣間見えて。
エスメに「あなたも美しいわ」と言われたときに、達郎さんカジモドが左指で左頬の汚れ?を指していたような気がしたんだけどこれは気のせいかな…。
「でも僕は怪物だよ、醜いんだよ」っていうのを示しているようでそれもグッと来てしまいました。
ここのシーンも正直、お芝居が凄すぎて言葉が出ないというか…。
フロローへの「お前のせいだ」とかも、上手く言葉で説明ができないくらい弱々しいというか…。
フロローが赤いスカーフをエスメの亡骸に落としたとき、達郎さんカジモドはそのスカーフを見て凄く驚いた表情をしていて。
しばらくスカーフに触れて、それからエスメの両手に収めるようにそっと置いていました。
どのシーンにおいても、達郎さんカジモドのエスメに対する愛情が痛いほど伝わってきたんですよね。
本当にエスメを凄く凄く愛していたからこそ、フロローへの憎悪の感情も凄く大きくなっていて。
これまでのカジモドとしての喋り方と力強い喋り方とか混在した、とても迫力と鳥肌が立つような恐ろしさを感じさせるお芝居をしていたのが印象的でした。
そして、フロローに迫って「悪人は…罰を…受けるんだ!」って言うシーンの「悪人は」で身体を伸ばすところ、ポキッて音が聞こえたような気がしたんですよ。
もしかしたら幻聴かもしれないんですけど、本当に骨が折れたような音に聞こえてめちゃくちゃ衝撃を受けました。
達郎さんがどこまでもカジモドで、もう鳥肌の連続です。
フィーバスがやってきたときに「二人とも…死んでしまった」って言ったあとに何度も自分の頭を叩いていて、それも本当に観ていて苦しかったです。
最初から最後まで達郎さんはカジモドを全力で演じ切っていて、かなり感動しました。
でも驚いたのはそれで終わりではなくて…。
フィナーレ、もう達郎さん本人?に戻ってからでも驚いたことがありました。
「答えてほしい謎がある人間と怪物~」っていう歌詞のところ。
「怪物」という歌詞で、達郎さんがこれまでカジモドを演じていたときの左目だけ細めて顔面を歪めるような表情を一瞬やったんですよ。
普通に歌うことも出来ただろうに、ここで一瞬だけカジモドの表情を見せたっていうその徹底さにめちゃくちゃ衝撃を受けました。
この人はどこまでカジモドを愛してノートルダムという作品を愛しているんだろうっていうのが伝わってきて、もう涙がとまりませんでした。
2幕終盤は達郎さんカジモドが出てくるたびに涙を流しまくる大号泣おじさんになっていました、私…。
ついこの前だって達郎さん観ていたのに、こうして新たな発見がたくさんあったのは嬉しいし、自分がいかに岡村さん以外を観ていなかったのだろうっていうショックもあって。
色々な感情がありましたけど、とりあえず達郎さんの凄さにひたすら感動しまくった公演となりました。
Made of Stoneも相変わらず熱かったし、達郎さんカジモドの安定感は半端ないです。
こんなに素敵なカジモドにまたこのタイミングで出会えたような気がして、凄く楽しかったです。
今回こうやって達郎さんの素晴らしいお芝居を観ることができて、とても幸せでした。

エスメラルダ:岡村美南

今回も私のご贔屓さまは全力で顔が良すぎて私の大好きメーターが完凸してしまいました。
それにしても本当に2ヶ月演じ続けても全然疲れを感じさせない好調さで逆に驚いてしまいます。
今回も歌、お芝居、ダンスどれも安定していて素晴らしかったです、ええ。
そして恒例の包容力大放出セールを開催してくれたので、ひたすら素敵な岡村さんを観ることができました。
トプシーターヴィーでカジモドが王様に選ばれたところ。
騒ぐ群衆に嫌悪のような視線を向けていた岡村さんエスメが、達郎さんカジモドと目が合った瞬間に凄く優しい表情で笑いかけていて「ほ、包容力~~~!」ってなりました。
カジモドに優しい…本当に岡村さんエスメはカジモドにとにかく優しい…。
そしてTop of the Worldも達郎さんカジモドが相手ということで、包容力がいつもの3倍くらい増しで大爆発していました…。
下手寄りの席だったこともあって、ひたすらTOTWでの岡村さんの表情を堪能できて幸せでした。
ちなみに最前10番は「あなたのお友達、好きよ」って言うところの岡村さんが手前の手すりが邪魔で一切見えませんでした。
だけど歌が始まるとほぼ目の前だし、眼福…堪能…幸せ…。
達郎さんカジモドが手すりに乗って落ちかける演技をして本気で驚いているのを指さされて笑われたりしてて、そのときの岡村さんエスメの安心しきった屈託のない笑顔も最高 of 最高…。
この幸せ空間がたまらなく愛しかったです。
そして「二人でいる」もしっかり達郎さんカジモドの手の動きを完コピ。
一挙一動がすべて美しすぎて、愛に溢れすぎて、優しさがにじみすぎて限界オタクはもう胸が苦しくなってしまいました。
今回の岡村美南さん、本当にすべてが美しすぎて訳が分からなかったです(いつも)
あと変化があった点としては、God Helpを歌い終わったあとのシーンですね。
フィーバスとフレデリックが下りてきて後ろでやりとりしているとき。
フレデリックが立ち去ったときに視線だけ後ろにやった岡村さんエスメは、フィーバスが歩き出したところで短剣に手をやっていました。
今までは「煙の中に消えたのかと思った」という台詞を受けてから短剣を抜いていたんですけど。
いつもより警戒心が2倍くらい増しになっていて、逆にその隙の無さが聡明さや慎重さ、機敏さを強調しているようでした。
どこまでも隙がなさすぎて、本当に可哀想になってくるくらい逞しいです。
そしてラポンテのシーンは、キスシーンがちょうど岡村さんの表情が観やすくて最高でした。
フィーバスと対峙して距離を詰められる直前まで毅然とした態度なのに、突然キスをされた瞬間の目を開く感じとか身体がビクッとなる感じとか、隙を与えた瞬間の表情がたまりませんでした…。
本当にえっちですね…とても良き良き…。
2幕は相変わらずSomedayの美しさや弱さ、脆さが強調されていて良かったです。
まあ2幕に関しては今回達郎さんカジモドにやられすぎて達郎さんばかり観てしまった部分もあったんですけどね。
でも、やっぱり凄いなって感じるのはバスティーユのシーン。
佐久間さんが相手なのもあるんだけど、「あ、やっぱりエスメって少女なんだな」って感じさせる佇まいなんですよ。
「僕のことはどうだっていい。でも自分のためにそうするんだ」って佐久間さんフィーバスに説得されているときの岡村美南さんエスメ、マジで少女みたいなんです。
身長差ももちろんあるとは思うんだけど、まるで駄々をこねる子供のような感じ。
岡村さんにこんな感情というか印象?を抱くことってほぼなくて、まあ大人っぽい印象が強い人なのでここのシーンはマジで心をえぐられました。
しかも佐久間さんフィーバスが岡村さんエスメの肩に手をおいて、何度も揺すっていて。
その説得の仕方も個人的にかなりグッとくるポイントでした。
泣きそうな顔で佐久間さんフィーバスを見つめたあと、視線をさまよわせてから「絶対に嫌」って言い切る岡村さんエスメの表情が本当に少女なんです…。
もう私の語彙力で伝えきれるものじゃないので、ここはぜひ生で観て注目してほしい。
ここの岡村さんの佇まいと表情は必見です。
それから、あと個人的にグッと来たのはラストの旅立つシーン。
起き上がる姿から立ち上がる姿、そして歩き出す姿…すべてが美しすぎました。
毎回観ては感嘆の溜め息を漏らしてしまうくらいその美しさにやられますけど、やっぱり美しかった。
人が旅立つ瞬間の天に召される感じってこういう感じなんだろうなっていうのを体現しているようでした。
やっぱりどこまでも丁寧な岡村さんのお芝居が美しいと思ったし、凄いなって改めて感じました。
今回もこうして岡村美南さんの大好きなお芝居を観ることができて、とても嬉しかったです。
カテコではこちら見て手を振ってくれたし、もう感無量…。
達郎さんとのペアで観ることができて、幸せでした!

観劇の感想・考察

気になった箇所の感想などを書いていきます。

フロローはフロローなりにカジモドを守っていた件

今回、こうして達郎さんカジモドの中にフロローの教えが染み込んでいることを実感して、改めて感じたんですよね。
フロローはエスメラルダと出会って心を邪悪に染め上げてしまいましたけど、それまではカジモドをちゃんと守っていたなぁ…って。
やり方は卑劣だし「守っている」とは言い切れないものかもしれないけど、カジモドがあんな大きくなるまで隠していたし。
それは彼の醜さを知られて自分が非難されないように、っていうのもあるとは思うんだけど。
冒頭で赤子のカジモドを殺すに殺せなかったフロローを観てきて、育て上げなければ…という使命感ゆえにしっかり育てて守ってきたんだよな…ってそこまでの過程をついつい考えてしまいました。
でもそのおかげ?で達郎さんカジモドに関しては、外の世界に出てもフロローの教えを守って生きているし。
カジモドはフロローがいたからここまで成長できたんだなって、しみじみと感じました。
これも考えてみれば当然っちゃ当然なんだけどね、なんか凄く切ないなって…。
「カジモドにとって大聖堂は宇宙そのものだった」っていう台詞がありますけど、カジモドにとってフロローも宇宙そのものだったのかもしれないですね。
この二人の関係性を考えた上で観劇すると、また新たな感情が芽生えて泣きそうになります。
いやもう…ノートルダムの鐘、どこまでも奥が深すぎてヤバいです…。
誰一人幸せになれない結末が改めて心苦しいなと感じました。

まとめ

こんな感じで、今回はひたすら達郎さんのカジモドに衝撃を受ける観劇でした。
というか自分って本当に岡村美南さんのことしか観てなかったんだなっていう視野の狭さを実感しましたね(笑)

今回自分が見つけたものって今回だけのものではなく、いつもやっていることなのかもしれないですし…。
でもこうして視野を広げたことで新たな発見があって、観劇がより楽しくなって。
素敵な俳優さんに出会えたことももちろんですし、作品の奥深さをまた知るきっかけができたのはとても嬉しかったです。

岡村美南さん目当てで観劇しに来たはずだったしそれは間違いではないんですけど、気付いたら達郎さんのカジモドにひたすら感動しまくりな結果となっていました。
本当に達郎さんカジモド、ヤバいです…。

凄くいい観劇ができたなと実感しました。

そして終演後には、念願だった京都の「美南」という焼肉屋さんに行きました!

美南さんから「美南」のマチソワ実現です(笑)
まあ安いところなのでお肉の質は…っていうのがありましたけど、行くことができて嬉しかったです!
(ちなみに店名の由来は、店主さんの好きな女優さんの名前だったからだそう…)

今回も充実した楽しい観劇ができました!

いよいよ23日の観劇が本当の京都旅行最終日…楽しんできます!

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