2022年1月8日マチネ&ソワレ 劇団四季『ロボット・イン・ザ・ガーデン』




ロボット・イン・ザ・ガーデン
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ゆうき
ゆうき

2日目マチソワしてきました!

日時:2022年1月8日マチネ&公演
場所:自由劇場
座席:マチネS席1階9列9番、ソワレS席1階3列6番




はじめに

2日目もやってきました!輝かしいデビューを飾られたのでとても大満足でしたし余韻に浸りたい気持ちもあったのですが、やっぱり生で観ちゃうとあまりにも可愛すぎて「会いたい」のほうが勝ってしまいますな。いやー、エイミーはさすがにガチ恋すぎるわ。

10ヶ月も会えなかったからね…。会える今が本当に幸せすぎるので会いに行きますよ。時間とお金の許す限り。なんとかチケットも取れたのでギリギリです…。

でも東京公演短すぎるの本当にしんどい。せめて3ヶ月くらいはやってほしいんですけど。限られた時間の中でしか公演やれないので、とりあえず行けるときに行く!その精神で東京公演は通っていきたいと思います。

そういえばタングが通常のものになっていました。可愛い~!

ということで今回も早速レポしてまいりますのでどうぞ最後までお付き合いくださいませ!

総評

全体の感想です!

キャスト:★★★★★
座席:★★★★★
全体:★★★★★

まず先に書くと、ロボットのマチソワはアラサーの体にはなかなかしんどいですな…。3時間を2公演だから計6時間じっと座って観劇するのって結構肉体的に来ますね。とはいえソワレの1幕なんかは体感5分だったので体感はあっという間なんですよ。心だけ先走りしていて体が追い付いてないです。

まあそんなことはどうでもよくて、今回もひたすら可愛すぎるミナミーをマチソワともに堪能しまくりでした。2日目というのもあってデビュー初日よりも多少は緊張感もほぐれたのかなぁ…という感じはあって、初日の反省点を活かしながらお芝居していたのも見受けられたのでどんどんブラッシュアップされていく予兆はすでに見えています

同じくデビューしたての山下さんも初日よりさらに肩の力を抜いてお芝居していたような気がしましたし、デビューだなぁ…と感じさせるような初々しさはすでにありませんでした。なんかもうカンパニーに馴染んでいる感じするかも。もちろんオリキャスを観ると全然印象も雰囲気も変わるのでしょうけど、とにかく新生ロボットカンパニーが作り上げる物語が凄く凄く好きでたまりませんでした。

今回はマチソワともにちょこっとしたミスやハプニングもありましたが、全体的に滞りなく。特にソワレは笑いも結構起こっていたので盛り上がっていました。やっぱりタングが面白いんですよね。7日と合わせて3ペア制覇できて、それぞれ全然違うな~と面白く観ていたのですが、やっぱりオリキャスのタングは動きが全然違いました。アレンジの仕方もだし、タングの見せ方も回数を重ねているだけあるなと思います。だから、タングがどう動くかでもベンとの掛け合いの雰囲気が大きく変わってくるし、それによって作品全体の印象も大きく変わりました。

マチネのうぶちゃん&渡邊さんタングは前回公演から続いて演じているので、もう一番手慣れていましたね。だから何もかもがスムーズ。ベンとの掛け合いもテンポよく進んでいくので、2人の相棒感がより強まった気がします。

ソワレの長野さん&安田さんタングは、長野さんが前回公演では斎藤洋一郎さんとペアを組んでいて主に歌担当だったのが、今回からはメインで喋るほうに。他の2ペアに比べると結構人間的でちょっと大人びたタングだったので、ベンとは程良い距離感で、相棒というよりは友達?に近いのかな。少し不思議な関係性だなぁ…と思いながら観ていました。タングの詳しい感想に関しては後述していきます。

今回はマチネが9列センター、ソワレが最前列下手側サイドでした。まずマチネの9列センターは全体を観やすくて、その分俯瞰的に観ることができました。おかげで物語を追いやすくて、普段ちょっとスルーしながら聞いてしまうようなセリフもしっかり聴き逃さずにいられたのが良かったかな。前方席だとどうしても表情が気になってしまったり贔屓を目で追ってしまったりするから、気が逸れちゃうんですよね。だから今回はちゃんと作品そのものに集中できたのがとても良かったです。

演出変更により全体的に駆け足にはなったものの、さすがに観劇回数を重ねれば見慣れてくるものですしだんだんと違和感も薄れてくるものでした。ちゃんと物語を追いながら観ていれば、それなりにベンとタングの絆が強くなっていく過程も分かるものです。

でもやっぱり旧演出のほうが丁寧に物語を紡いでいるし、その分感情移入もしやすいと思います。そこまで大きく演出変更がされていないカトウとのシーンを観てもそこだけ抜き出して観れば感動は変わらないですが、物語全体を追いながら観てきたときに説得力が全然違いました。だから新演出はガッツリと集中しながら観ていても涙が込み上げる瞬間が少ないのかなーと。もちろん凄く素敵なお話なのは変わらないんですけどね。

馴染んできたからと言って受け入れられるわけではないので自分の中に旧演出が相当染み込んでいるのを実感しました。うん、これ毎回書いても仕方ないのだけど、やっぱりなぁ…ベンとタングに感情移入するには1幕があまりにも駆け足すぎるんだよなぁ。山下さんベンが田邊さんベンよりも葛藤しているように見えないのもあるのかもしれないけど。新演出のベンはフットワークが軽いというか決断が早い印象があるので、ほんとね…せめて旅に出かける決意をするベンのソロナンバーは復活してほしいです。

書き続けてもキリがないのでこの辺にして、ソワレの最前列サイドはとても近い距離で拝めたのでドキドキしまくりでした。ロボットでサイド座るのは今回が初めてだったのですが、自由劇場がステージ低めなのもあってか前に人が来ると奥のほうが見えないですな。面積のでかいタングが目の前に来ると後ろマジで見えない(笑)そして下手サイドはエイミーがよく下手に来るので堪能しやすいのですが、上手側のベンとやりとりをするからこちらに背中を向けることが多いので表情見えないんですよねーーーー。ショック!

やっぱりセンターが一番バランス良く見えますね。でも下手サイドであればカテコで岡村さんと目が合うし手も振ってもらえるしで幸せでした。カテコで捌けるときの通り道だから色んな俳優さんがこっち見てくれるのでドキドキしまくりでした。まあでも一度サイドからの眺めも体験してみたかったので座れて良かったです!

とはいえどの席であろうと目で追いかけてしまうのは岡村さんの姿なので(笑)改めて凄く素敵な作品に出演してくれたなぁ…と嬉しくなりました。山下さんベンとの組み合わせがマジで凄く良いのよ。山下さんだから岡村さんの魅力が存分に出ている印象あります。これが田邊さん相手だとどう変わるのか…興味はあるけど観るのはめっちゃ怖い(笑)あまりにも姉さん女房感強いから、なんとなく田邊さんとの組み合わせ、しっくり来る気がしないんだよな…。いつか観られるのかしらね。

そして山下×岡村は前回も書いたようにわんこ系年下夫×しっかり者の姉さん女房です。山下さんベンがミナミーにしっぽブンブン振ってるのが幻覚で見えてしまうくらいマジわんこ。そんな山下さんベンが可愛くて愛しくて仕方ないんだろうなぁ…っていうくらいミナミーが世話焼きなんですよな。自分が面倒見なきゃ、みたいな気持ちがあるんじゃないかな。離れていてもベンを吹っ切れずにいたのは好きだからだし、ベンを幸せにしてあげたいっていう気持ちがあったからだと思います。

山下×岡村チェンバーズ夫妻はお互いに誰かのために尽くせる人たちだなって感じました。凄く愛に溢れていて、お互いに相手を思いやる気持ちが強いのが素敵。離れ離れになって相手の存在がいかに自分にとって大切だったかを痛感して、最後はよりを戻すというプロセスにとても説得力がありました。ちょっとヤバいんですよね、山下×岡村チェンバーズ夫妻があまりにも好きすぎて沼です。

お互いにないものを持っている、というのあるけど、この2人はとても似ています。足りない部分を補えるし、自分が持っているものを相手にあげたいと考えている2人です。愛情に飢えていたミナミーを優しさで包んで笑顔にしてあげたい山下さんベン、自分を認められない山下さんベンを認めてあげて愛してあげたいミナミー。良き。良きなんですよ…。この2人なら絶対に幸せになれる。いやーーーー沼ですわ。やっばい。

もう総評ってなんだっけって感じなのでいったんこの辺にしときます。とにかく初日よりもグンと解像度が上がったマチソワでした。ミナミーが可愛すぎて意識そっちにほぼ持っていかれましたけど、それにしてもチェンバーズ夫妻が可愛すぎて無理。終始ニヤニヤが止まらなくてこんなにもマスクをしていて良かったと感じたことはありません。とても最高の時間を過ごせて幸せでした!

NEXT>>キャストの感想です!

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