2022年10月1日マチネ 劇団四季『ロボット・イン・ザ・ガーデン』@清水




ロボット・イン・ザ・ガーデン
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キャストの感想

キャストの感想です!

ベン:山下啓太

山下さんベン、かなり東京・京都公演の頃のワンコのような可愛らしさが戻って安心しました!北陸公演の大人びたベンは一体何だったんだ!?と思うくらいに、人懐っこくて可愛らしいベンになっていました。でも同時に北陸公演のときのような大人びた一面も併せ持つようになっていて、ハイブリッドなベンでしたよ(笑)

色々良いなと思うポイントがあったので、1幕から順に書いていきます!

冒頭の朝のシーンは、「洗濯もしとく?」ってちょっとおちょくるじゃないけどそんな感じの言い方で言ったら、「なら干すとこまでやってね」とミナミーに諭されたので急にむすくれちゃったのがなんだか子供みたいで可愛かったです。完全にミナミーに甘えてるわ。余計なことはしたくないというか、注意されるのは不本意なんですな(笑)

エイミーが仕事から帰ってきたときのタングを交えたシーン。タングが突いたことでテイクアウトしたコーヒーを床にぶちまけてしまい、カップを拾うついでにセーターの裾で床を拭いていたのが演技細かいなぁ…って思いました。

続いて「こんなボロボロなのに?」って言いながらタングが自分のボロボロな体を見るのを真似してへらへら笑う山下さんベンですが、ミナミーが「もういい…」って言って去っていくのを見て、「…エイミー?」って本当に不思議そうに名前を呼んでいたのが印象的でした。まさかそんな反応されるなんて思っていなかったのがすっごく伝わってくるようなトーンで、あぁ…これはエイミー苦労するわって思いました。今回の山下さんベンは完全にミナミーに甘えまくり。終始、エイミーならこういう反応をしてくれるだろうって期待してるんだもん。

そして、エイミーが家を出ていくってなったときに「前を向いて歩きたいから!」「あなただっていつかは動き出さなきゃ」って立て続けに言われて、もうそのことを痛いくらい実感している表情をしていました。分かってるんだよね、そのことは。ちょっと俯いて、否定できない自分に歯がゆさすら感じているような佇まいが観ていて切なかったです。そのうえで「あなたは何一つ成し遂げたことがない!何一つ!」ってトドメを刺されて完全にグサッと来ているのが伝わってきました。

かなり飛びますから、ガーデンパーティー。「僕はブライオニーと違って立派じゃない。なーんにも、できないっ!」って力むように言っていた山下さんベンが切なかったです。このときから、自分が無力だってことを痛感してるのよね…。自分がエイミーに元気づける言葉を与えているということにすら気付いていなくて、山下さんベンは自分の魅力に気付いていないんですよね。自分を過小評価しすぎていて、それどころか自分を責めてばかりで。だからこそ、1幕冒頭の佇まいにも説得力を感じました。

そして本当にミナミーに甘えてばっかりだったから、回想シーンを終えてミナミーに電話をするときの「甘えてばかりで…」という言葉には凄く説得力がありました。そしてこの電話シーンの、電話を切った直後の表情といい仕草といい、最高でした。通話を切ると同時に目を閉じてそのままフリーズしそうになって、そこから嗚咽を漏らしだしたのがすっごくリアルな泣き方で良かったです…。内に抑えた悲しみが一気に溢れて表に出てくるような泣き方でした。わんわん泣いちゃうのが子供みたいで可愛くて好きです。

またまた飛びますが、ボリンジャーから逃れてタングを叱るシーン。ここのお芝居は山下さんベンも日々変わりつつあって、今回は感情で強く訴えるというよりも、タングが罪を犯そうとすることがどれほど怖かったかを伝えていました。「僕はタングがボリンジャーに銃を向けたとき……怖かったよ…!」のこのセリフの言い方がね、一つずつしっかり音を紡ぐような言い方をしていて、同時に声が震えていてどれだけ怖かったのかを思い知らされて、演技力に震えました。今回の山下さんベンもマジで凄かった。

そしてラスト、ミナミーと再会するシーン。最初はカトリジのキューピットになったことをぴょんぴょん飛びながら嬉しそうに報告していてワンコっぷりが爆発していて可愛かったのですが、そのあと自分の想いを告げる瞬間は、「君が好きなんだ…」ってトーンを下げて誠実に真っ直ぐに告白したのが凄く良かったです。散々甘えて泣いていただらしない一面ばっかりが強調されていたから、ここでの締まったお芝居が逆に緩急ついて観る者の意識を引き込ませていて良かったです。

また、「君と、生きるために」のセリフも「君と」を強調して言っていたのが印象的でした。他の誰でもない、エイミーと一緒に生きていきたいっていう気持ちの強さがこの言葉から感じられました。旅を続けていく中でたくさんの人や生き物と出会って、命の大切さや生きることの大変さ、家族になることの尊さを痛感した山下さんベンは、旅を通して確実に一回り以上大きく成長したことがこれらの告白の言い方や佇まいから感じられて、説得力がヤバかったです。

なんだろうね、山下さんベンのお芝居の緩急がたまらなく好きでした。はしゃぐときははしゃぐ、締めるところはしっかり締める。子供っぽいどうしようもない部分も残しつつ、旅を通して大人に成長した山下さんベン。自分を愛することを大切にすることを学んだからこそ、誰かを大切にしたい愛したいという気持ちも強く芽生えたっていうベンの成長を強く感じられた今回のお芝居が最高でした。だからすっごく観ていて納得したというか、物語の説得力が凄かったです。

山下さんベン、観るたびにどんどんお芝居が変化していくから、その日その日のベンの人生を生きているのがめっちゃ素敵なんです。今回も熱かった…。そしてミナミーを全力で愛してくれた。凄く素敵なベンでした。久々にワンコな山下さんベンも観られたし、感無量です!

タング:前田更紗/小原てつを

金沢公演2日目以来のさらてつタング!正直ね、これまであまりこのペア得意ではなかったんです。だけど、今回のさらてつタングはすっごく良かったし、苦手意識がなくなってむしろ大好きになりました。クセがだいぶなくなってマイルドになったのもあるのかな。個人的にとても観やすかったです。

今回、行きの電車の中で原作シリーズの最新作を読んでいたんです。その中で「タングは乗り物が好き」ってうことが書かれていて、さらてつタングはとにかくドライブが楽しかったんだろうなぁ…っていうのが伝わってくるお芝居をしていたことを再認識させられました。さらてつタングの特徴は前田さんだけでなく小原さんも話すようになること。小原さんが初めて喋るのは「ドライブする?」のセリフだし、何度もブゥン!ブゥン!ってエンジン音を真似するようなこともします。そっか、ドライブそんなに楽しかったんだなぁっていうのを随所に感じさせるし、まさに原作に書かれていたタングと同じ!となって凄く感動しました。

あと、初めて気づいたことなんですけど、2幕ラストでベンとエイミーが互いの想いを告げ合ってるのをソファーの裏側から見て見ぬふりをするかのように、目を瞑って見てませーんって両手で顔を隠してたのがめっちゃ可愛すぎてキュンとなりました。いつもミナミーに気を取られてしまうからここのタングは全然観てなかったんだけど、もしかして全ペアこれやってるの…?さらてつタングだけ…?見て見ぬふりする仕草があまりにも可愛すぎて、破壊力ヤバかったです…。今回のさらてつタングはひたすら仕草が可愛すぎました。観客もみんなタングにメロメロなのが反応から伝わってきましたもん(笑)

そして、今回の席の関係か音響の関係か、2幕のタイトルナンバーでのサビの3人のハモリでは小原さんの爆音がちょっと抑えめになっていたので良かったです。私がこのペアちょっと苦手なのはこれも理由の1つだったのですが、今回はすっごく綺麗にバランス良くハモれていたのでめちゃ感動しました。いやねぇ、とっても良かったです…。マジで可愛かった。

あと前田さん、「アルミニニニウム!」って言うの上手くなりましたね(笑)東京公演のときはあまり上手に言えなくてかなり鋭い言い方してたけど、ゆったりと言えるようになっていました。安心です(笑)

克服できた意味でも魅力を再発見できたという意味でも、今回観に行って良かったです。さらてつタングの可愛さを実感したとともに原作との解釈一致の感動を味わえたので大収穫でした。カテコでもあんなにベンに甘えるようになって、もう私の母性をくすぐられまくりでした。やっと、ようやく好きになれて良かったです!

エイミー:岡村美南

ミナミーは今回も天使でしたな…。本当に些細なお芝居に変化があったりもして、エイミーがいかにベンを愛しているのかっていうのが今まで以上に伝わってきたような気がします。今回も色々気付きもあったので、1幕から順に書いていきます。

冒頭のアンディに対しての「おはよ♡」は言わなくなっちゃった!私これまで26回ミナミーを観てきましたが、言わなかったのは今回が初よ。言い忘れたのかな、それとももう言わないのかな…。あの猫なで声の「おはよ♡」が好きだったのでちょっと寂しかった(笑)

仕事から帰ってきてタングを家にあげているベンに色々言うシーンでは、ベンがタングに「この状態で追い出せって、よく言えるよねぇ」って言うとタングが首を下に向けて自分の状態を確認するんですけど、今回は珍しくミナミーも終始その様子を目で追っていました。それからタングの真似をするベンに目線を移して、その目線のやり方がなんだか珍しいな~って思ったのと同時に、「あ、見るんだ(笑)」ってなりました。いつもこんなガッツリ目で追ってなかった気がするけどな。思わず見ちゃうのが可愛かったです。

そして今回の山下さんベンが以前のようなへらへらしたベンに戻ったこともあって、ミナミーの必死の訴えが空振りする感じがより一層引き立って切なかったです。想いが通じないというより、真正面からぶつかってもスルッとかわされちゃうことの寂しさがね、もう目もうるうるで悔しそうな表情するミナミーからビシバシ伝わってきましたわ。寂しいよね…って同情したくなっちゃう。本当にお芝居にリアリティが出たね…。

ブライオニー宅のシーン。ポラリスがどうしても欲しいミナミー、「欲しい~」「高いでしょ?」「だよね~」ってブライオニーに値段聞いたりしてました(笑)「Free Free」ではまちまりさんブライオニーのお尻を叩いたらぷいっと体の向きを変えて、すんっ…て「私は知りませーん」とでもいうような顔をしていたのが可愛かった~~~!でもそんな知らんぷりするミナミーをまちまりさんブライが横から両手をホールドするように抱き締めたから、ミナミーも思わず破顔しちゃっていたのが可愛すぎました。こんなことするようになったんやなぁ…遊ぶようになったね、可愛いね。好きが溢れすぎました。

リジーの見学ツアー客。今回の設定はミナミーが代表して見学ツアーを予約したのか、後ろをついていた菅本さんと軽部さんがミナミーに頭ペコペコしていました。謎の力関係を感じたぞ…(笑)で、最初はニコニコるんるんで長手さんにアプローチしていって色々話しかけたりもしていたんですけど、なかなか案内してもらえないからって不機嫌になっていって口数も減って、なんなら長手さんをめっちゃ睨んでいて、すげえ治安が悪かったです(笑)いつになくここのシーンやりたい放題だったけども!?可愛すぎました。

そして1幕終盤のベンとの電話のシーン。今回の席はドンピシャに目の前だったのよね、眼福…。ミナミーの何か言いたげな絶妙な表情がたまらんです。で、凄く印象的だったのが「遅くなったけど離婚届送るわ」と一方的に告げて電話を切ろうとするときの仕草でした。耳からスマホを離して、画面を見つめていたんですけど、迷いを断ち切るかのように首を横に振って通話終了ボタンを押したのが凄く良かったです。未練が残ってるのが丸わかりなの。素直になれないんだよね、可愛すぎでした…。

秋葉原のスタッフ。なんかやけに目瞑って歌ってるな…?と思って最前ながらオペラグラスで観たんですけど、目瞑ってました(笑)眠いのか???寝不足なのか???もしかしてメアちゃんの近くでお仕事できるのが嬉しくて昨晩寝付けなかったのか???遠足楽しみで眠れない子供か???富山公演のときも大きなあくびしてたし、ここ最近は眠気が強いスタッフさん設定がお気に入りみたいですね。このシーンもやりたい放題でとっても可愛かったです。

ガーデンパーティーのシーンもGiftも天使でした。最高。その直後の現実に戻り、ベンと再び電話をするシーン。「私たち………これからも、友達でいられる?」のセリフのこの「間」が良かったです。あぁ、ミナミーはまだベンのこと好きなんだな、離婚は本意じゃないんだな…って。この間から伝わってきました。友達でいたいんじゃなくて、恋人でいたいし夫婦でいたいし家族になりたいんだよね…その気持ちはずっと今も持ち続けているんでしょ?それが凄く伝わってきました。今回はベンが空元気に笑ってもミナミーはそんなに笑えていなかったです。ベンへの想いを断ち切れずにいて、すっごく切ないミナミーでした。

そして2幕ラスト、家に戻ってくるシーン。散々ベンに対する想いが立ちきれない未練たらたらなミナミーだったから、好きが溢れちゃって泣いちゃうのがより説得力を持って感じられて可愛すぎました。あと、今更だけどツアー版仕様で離婚届がペライチのものになっていたから、わざわざ二つ折りのものを広げる手間がなくなって良かったね(笑)ミナミー、手先意外と不器用だから結構てこずってたもんね。

でさ、今回強く感じたのが女性は母になると強くなるなってことでした。いや、ミナミーは元から逞しいというか自立して生きてきた強さがあるからベンに対してもしっかりした姉さん女房っぷりを発揮していたけど、本当は凄く弱くて脆い女性で…。泣き虫で甘えたくて仕方ないような子供っぽい一面も実は持ち合わせてるんですよね。ベンと泣きながら抱き合うシーンとかはまさにそれの象徴。だけど、自分が妊娠してると分かったときにふと見せた逞しさというか強さというか、しっかりした佇まいが女性が母になることの凄さを感じさせました。ミナミーは間違いなく良いお母さんになるよ。

今回も、心臓の音が聞こえてきたときは目をそっと閉じながら涙が込み上げてきて両手で口元を押さえるようにして前かがみになって泣いていました。お芝居のリアリティよ…。なんかもうね、終始すっごく素敵でした。

富山公演を経たからなのか知らんけど、より伸び伸びとお芝居をしている印象がありました。遊ぶ部分は遊ぶようにもなったし、本人もかなり楽しくお芝居しているのが感じられて嬉しかったです。そんで素直に泣くこと増えたね…。昔は全然泣かない印象あったのにな。年齢もあるだろうけど、そういう役が増えたんですよね、単純に。こうした変化も観られるようになったことは、ずっと応援してきた私としても感慨深いものがあります。本当に素晴らしいお芝居でした。清水まで観に行った甲斐がありましたよ。大好きです…。最高の思い出をありがとうございました!

カトウ:渡辺吾郎

初めましての渡辺さんカトウ、ようやく会えました!1幕冒頭のセールスマンはかなり口角を上げて笑っていて非常に胡散臭さが出ていて良かったです。マッスルレンタカーのバイトは唯くんよりは真面目な感じというより、唯くんが自由にやりたい放題なんですよな(笑)

で、肝心のカトウです。今期はずーっと唯くんカトウしか観ていなかったので唯くんのお芝居が自分の中に刷り込まれていたんですが、渡辺さんカトウは萩原隆匡さんのカトウとも唯くんカトウとも全然違う雰囲気で新鮮でした。とにかく「静」で冷静なカトウ。感情に左右されることなく、論理的に物事を話すことができるまさに理系の優等生な印象でした。自分の想いを必死に訴えるというよりも相手に伝えるように、一つ一つ丁寧に言葉を紡いでいたのが良かったです。

唯くんカトウはかなり重苦しい雰囲気を醸して必死に訴えるようにベンにボリンジャーの話をしますが、渡辺さんカトウはひたすら自分が経験したことを冷静に、でも確実に相手に伝えることを第一に話していたのが印象的でした。あとはね、緩急のつけ方が最高…。だから話がすべて耳に入ってくるし、何を伝えたいのかが明瞭でした。この短いシーンでありながら、カトウがいかに優秀なのかを説得力を持って感じられたので、渡辺さんの演技力の高さとカトウのお芝居の解釈があまりにも最高で私は一瞬で好きになりました。

そして個人的に一番最高!って思ったのが、雨の秋葉原のシーン。リジーのことをベンに聞く渡辺さんカトウが、リジーが元気だったことにホッとするもアツアツな相手がいると知ったときにすぐムスッとした顔に変わったのが最高でした。これまでずっと真面目で優等生で冷静だった印象のカトウなので、ここで一気に嫉妬心が剥き出しになるのがめっちゃメリハリあって良かったです。「カイル!……ダックスフントの」の言い方も面白くて笑いが起こってました。萩原さんカトウの言い方にそっくりだったな、懐かしかった…。

で、その直後の「そうか!…ははは、…………そうか」の言い方がマジでパーフェクトすぎて1億点満点あげたい!最初の「そうか!」は笑いながら言うんじゃなくて驚きと納得ゆえの叫びみたいなもので、それから少しだけ笑って、笑いやんでから「…そうか」としみじみと嬉しそうに言っていたんです。もうこの緩急のつけ方と間合いよ…。あまりにも最高すぎて鳥肌立ちました。本当に良かった、マジで良かった。私が観てきた中でトップです。マジで最高でした。

あぁ、カトウはリジーのことを今でも想ってるんだな…ってこの一言でめっちゃ伝わってきました。いやね、今期デビューなんですよね。渡辺吾郎さんって申し訳ないんですけどこの作品で初めてお名前を知ったんですが、演技力高すぎよ…。カトウというキャラクターの解像度がグンと上がったし、とにかく渡辺さんカトウのお芝居の解釈が好きすぎました。なんで今まで観ていなかったの…ってくらい、良かったです。

歌声は太めで芯があって、男らしさもあって素敵でした。なんとなく声質的には山下さんよりも田邊さんのほうが合うんじゃないかなぁ…とは思ったけど、それでも歌も上手でしたし凄く良かったです。ただひたすらに良かったとしか言えないんですが、マジで渡辺さんカトウ最高でした。

あのボリンジャーが優秀だと言っていたのがとても理解できました。本当に優秀だし有能だし、色々と腑に落ちた部分がありました。いやー最後のチャンスだったと思うけど、観れて良かったなぁ。もっと観たかったです。最後の最後で素敵なカトウに出逢えました。素晴らしかったです!

まとめ

新幹線を使わないで鈍行列車で片道3時間半かけて来ましたけど、いやー疲れたね(笑)でも観に行って良かったと心から思えた公演だったので、3時間半かけてやって来た甲斐がありましたわ。これもチケットをお譲りくださった方がいたからこそなんですけど、本当に来れて良かった…。

そして何よりたった1公演とはいえ清水で公演ができて良かったです。結果的に観れなかった地元の人もたくさんいただろうけど、今回来れた人たちの温かい拍手はすっごくグッと来るものがありました。私は地元の人間ではありませんが、この場にいられたことも客席から見届けられたことも本当に幸せだなと感じました。

また、私にとっては29歳になって初めての観劇。29歳初の観劇を大好きな贔屓に捧げられて嬉しかったです。

21歳になりたてだった頃に岡村さんと出会って好きになって、29歳になった今も変わらず好きで応援を続けていられて幸せです。私の20代、ほとんどを岡村さんに捧げてますな(笑)最高の29歳の幕開けになりました。今回も素晴らしいお芝居でした。素敵な思い出をありがとう!

そんなわけで、今回も長々と書いちゃったけど最後まで読んでくださりありがとうございました!私自身も突発遠征でしたけど行けて大満足です!カンパニーの皆さん、最高のステージをありがとうございました!

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