2021年12月18日ソワレ 劇団四季『アンマスクド』@池袋




ALWコンサートアンマスクド
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ゆうき
ゆうき

ようやくMy初日です!

日時:2021年12月18日ソワレ公演
場所:東京建物Brillia HALL
座席:フロントS席1階E列24番




はじめに

お久しぶりです!そして大変遅くなりました…。ちょうどパソコンを修理に出していましたため、しばらくブログが書けずにいました。この1週間でたくさんのことがあって、良いこともあれば悲しいこともあり、本当に毎日忙しない日々を過ごしています。

さて、気付けば2ヶ月半ぶりの四季ちゃん観劇です。しかもブリリア~!

もうすでに1週間前の出来事として記憶がかなり薄れかけているのですが、なんとか記憶を遡って感じたことをしっかりとまとめていきたいと思います。ぜひ最後までご覧くださいませ!

総評

全体の感想です!

キャスト:★★★★★
座席:★★★★★
全体:★★★★★

タイトルにもありますように、アンドリュー・ロイド=ウェバーの珠玉のナンバーを集めた上質なコンサートでした。キャスト表に「アンドリュー・ロイド=ウェバー吹き替え 青羽剛」とあってどういうこと…?と思ったら、曲と曲の間にロイド=ウェバーが解説を入れてくれたり最近の自分のエピソードを話してくれたりしていました。本当に最初から最後までアンドリュー・ロイド=ウェバー要素満載です。

そして今回はいつものように「ソング&ダンス」と呼ばないのが納得できるほど、歌で魅せる演目でした。とにかく歌唱力の高さに驚きまくりな2時間半。キャストが発表されたときに四季ちゃんが本気出してきたな…とは思いましたけど、いざ聴いてみるとキャストの皆さんのレベルが次元をはるかに超えていて衝撃が半端じゃなかったです。

とにかく歌が上手い…。耳が幸せ。もちろん歌上手い人は四季にもたくさんいますし、歌で魅せられたことは何度もありますけど、この演目ほど歌を「歌」として聴くことができた瞬間はありません。ひたすら歌に集中できるおかげで、歌の持つ力の凄さを全身で感じられました。ちょっとね…これでこのチケット代はあまりにも安すぎます!

まあこの演目に選ばれただけあるなという実力者の集まりだったので、誰の歌を聴いても安心感しかなくて、安心感どころか高揚感と衝撃とでいっぱいになりました。聴いていてワクワクしてしまうほど、歌がマジで上手すぎる…。「歌が上手い」という感想をこのあと100回は言うと思います。

本役として聴いたことのあるキャスト×ナンバーもあれば、本役としてかつて歌われていたけど観ることができなかったキャスト×ナンバーもあり、そもそも本役として歌ったことがない貴重なキャスト×ナンバーもあって充実感が半端なかったです。豪華というか、贅沢!

だって冒頭から白瀬さんの「スーパースター」でソウルガールズがえばちゃん、志音ちゃん、愛咲さんですよ…。贅沢すぎて本当に訳が分かりませんでした。これは円盤化してほしいけど、ちゃんと劇場で歌声を浴びたいって思うほどに重厚な歌声でした。しょっぱなからそんなテンション上がりまくりなナンバーなので、そりゃもう一気に引き込まれてしまいますわ。演出もセトリも凄すぎるな。劇団四季が本気出したわ…。

今回は劇団四季で上演していない作品のナンバーも披露されていて、かつてホリプロが上演していた『サンセット大通り』などのナンバーも聴くことができました。これまであまり四季以外の舞台って皆さんほど観ていないので正直分からないナンバーもたくさんあったんです。だけど歌が上手いからずっと聴いていて楽しいし退屈しませんでした。知らないナンバーなのに引き込まれる。これが歌の力や…と。

そして歌で魅せると言いましたけど、ちゃんと1曲1曲に込められた思いとか意味とかをしっかり演出として反映させているのがまた良かったです。俳優さんたちもナンバーをただの歌として、ではなく、ミュージカルに使われるナンバーとして歌っていらっしゃったので、さすがの表現力でした。これも劇団四季がやるからこその醍醐味だったと思います。

『オペラ座の怪人』のナンバーではちゃんとファントム役の飯田洋輔さんが仮面をつけていたし、オタクにとっては嬉しい要素をしっかり押さえつつ、コンサート用にアレンジされていて、バランスが絶妙でした。

あと、男性陣もそうなんだけど女性陣の衣装がめっちゃくちゃオシャレ!誰一人被らなくて個性があって、ちゃんと俳優さんそれぞれの雰囲気を考えて作られたんだなぁ…っていうのが分かるくらいそれぞれの衣装がピッタリ似合っていました。なんかもう…上品なコンサートでしたよ、本当に。それしか言えない。

でね、そんな上品なコンサートでしたけど場所は魔のブリリアです。もう正直不安しかなかったし、私が今回観劇した席って事前に「一部見えづらい演出がある席です」みたいなことを書かれていたフロントS席と呼ばれるエリアだったんです。ブリリアって前方席であればあるほど音がこもるって聞いていたから大丈夫かなと思っていたんですけど、不安要素皆無…。始まった瞬間から全然音響のことなんて気にならないくらい、すっごくクリアに聴こえました。なんなら迫力も凄くて、終わってしばらく経ってから「あ、そういえば今日ブリリアだったじゃん!」と思ったくらいです。

これまであんなにもブリリアの音響が酷評されていただけに、劇団四季がここまでその壁を突破してしまったのが凄すぎて、それにも感動してしまいました(笑)なんでなんだろうね…?理由は分かりませんが、歌が主役の演目だったのでたっぷりと歌を堪能できて本当に幸せでした。座席的にも凄く観やすかったし、大大大満足です。

観終わったあとの興奮が凄かったので「何度でも観たい!」という気持ちになったんですけど、同時に余韻も凄くて…。この余韻を大事にしたいなとも思いました。次回のチケットは持っていないのでもしかするとこれがMy楽となってしまうかもしれないのですが、来年あたり1回は行きたいなぁ…。本当にかつてないほどに豪華すぎるコンサートだったので、自分の贔屓が出ていないのが悔しいくらい、この演目に贔屓が出ている人が羨ましいくらい、最高でした。観に行けて本当に良かったです!

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