2021年12月18日ソワレ 劇団四季『アンマスクド』@池袋




ALWコンサートアンマスクド
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キャストの感想

キャストの感想です!

笠松哲朗

安定の上手さでした。笠松くんの安定感とスコーンと真っ直ぐ伸びる爽やかな歌声は聴いていてとても気持ち良かったです。今回は歌で魅せるコンサートなので笠松くんの軽やかなダンスは封印かな…と思いきやそうではなくて、ミストナンバーではガッツリと踊っていたり、他でもところどころダンスを披露することがあったので「やっぱり笠松くんは凄いな!」と思わされました。

なんでこんなにも涼しい顔して高音を出せるのか不思議で仕方ないです。今回の男性陣は爽やかな好青年枠が笠松くんだと思うので、他のキャストとは違った個性をしっかり出せていて素敵でした。そしてやっぱりこの歌うまメンバーに選ばれるだけの実力が認められているということも嬉しいですね。笠松くんってあまりALW作品に出ているイメージがなかったので、色んなナンバーで笠松くんのパフォーマンスを堪能できて幸せでした!

山下泰明

山下さんってもしかしたら何かしらの作品で観たことあるかもしれないんだけど、しっかり認識して拝見するのは今回が初めてでした。その点では一番未知数のキャストでもあったんですが、そこまで期待値が高くなかっただけに期待をはるか超えてきた歌唱力に圧倒されまくりでした。とにかく歌が上手い!もうこのコンサートでは歌が上手いのが大前提ではあるけど、それにしても歌が上手い…!

1幕の「ゲッセマネの園」であの難易度最高レベルのジーザスのキーを歌い切ったのを観て、「これは凄い人が現れた…」と思いました。なんならあえて裏声使わずに歌っていたところもあった気がします。音域がとにかく広いし安定感が凄い!

シンバを演じられているのもあってか、声に芯が通っていて強かさを感じました。かっこいいのに儚くて美しい…凄く不思議な音色を持った声の俳優さんだなと思いました。とにかく凄く素敵な人に出会えた気がします。今後に注目!

飯田洋輔

お兄ちゃん久しぶり!1幕はほぼ鳴りを潜めていて「あれ…洋輔さん出てるよね…?」とすらなりました。持ち役だった『エビータ』のチェのナンバーも歌わないし、圧倒的な兄不足だったのですが、本領発揮は2幕。今年デビューしたばかりの『オペラ座の怪人』のナンバーをはじめ、あらゆるナンバーを披露していました。

中でも凄く印象に残っているのが『ラブ・ネバー・ダイ』の「君の歌をもう一度」。正直このナンバーは存じなかったのですが、お兄ちゃんの歌声にとにかく魅せられました。どういう文脈で歌われるナンバーなのかも分からないのですが、すっごく胸がキュッとなったんです。単なる歌の上手さだけじゃなくて、このナンバーを通して歌われるキャラクターの切なくて儚くて愛しい感情がブワッと歌声に乗ってこちらに響いてきました。正直この日一番の拍手が洋輔さんに贈られたくらい、本当に圧巻の歌声でした。

もちろんオペラ座のナンバーもすでに自分のものにしてしまっていたし、形は違えどまた兄ファントムに会えて嬉しかったです。そして洋輔さんと言えばおヒゲのイメージだったので、おヒゲがない洋輔さんは凄く新鮮でした。歌声もそうだけどやっぱり達郎さんに似ていますね(笑)

もったいぶって最後の最後でお兄ちゃんの魅力大爆発というセトリでしたが、本当にお兄ちゃんは凄かったです。こんなにも珠玉のナンバーたちを洋輔さんの歌声で聴くことができて最高でした!

飯田達郎

大活躍の達郎さん!やっぱり歌が上手いですわ…。洋輔さんもそうなんだけど、飯田兄弟は歌による感情表現が秀逸すぎます。達郎さんも歌い出した途端にそのナンバーが持つ世界観に、私たちをいざなってくれるんです。一気に引き込まれてしまいました。

もう1週間前となると聞き覚えのないナンバーはどういう曲調で誰が歌っていたか…っていうのが曖昧になるんですけど、達郎さんは確か『サンセット大通り』の「サンセット・ブルーバード」を歌っていた気がするんですよ。私が四季以外のALW作品で唯一観た演目なので聞き覚えがあったのですが、情熱的でちょっと皮肉的な歌い方をしていたのがとても印象的でした。どういう文脈で歌われるナンバーかはすっかり忘れてしまいましたが、魂をぶつけるような叫ぶような歌い方がたまらなかったです。

達郎さんは魂を込めて全身全霊で歌うのが好印象なんですよね。表現者だなぁ…と思わせてくれるパフォーマンスは達郎さんらしくて圧巻でした。その一方でふとしたときに見せるおちゃらけた姿も達郎さんらしくて、色んな達郎さんを満喫できて楽しかったです!

白瀬英典

安定の白瀬さん。先述もしましたけど、しょっぱなの「スーパースター」で痺れました。美声は相変わらずだし音域の広さも安定感も抜群だし、こんなにかっこいい白瀬さん観たことないってくらいかっこよかったです。このコンサートにおける白瀬さんの存在感は半端じゃなかったですよ。

まさかのスキンボナンバーも白瀬さんが歌っていて(歌っていたよね?)、「お前が歌うんかい!」という定番のツッコミを入れそうになってしまいましたけど、貴重な白瀬さんボイスで聴けたのは大満足でした。

あとはラストの『スクール・オブ・ロック』の「支配者に立ち向かえ」での白瀬さんもかっこよすぎてたまらなかったです。白瀬さんの歌声とロックって凄く相性が良いと思っています。というのも、今思い返せば『春のめざめ』に白瀬さん出ていたし、私が初めて白瀬さんを観たのも『春のめざめ』だったので、そりゃそうか~って感じでした。当時衝撃的でしたもの、なんだこの美声の人は!?と…。今回は特に白瀬さんの美声をたっぷりじっくり堪能できて嬉しかったです!

真瀬はるか

実は初めましての真瀬さんです!ずっとお噂には聞いていた方でしたけど、とっても歌が上手だし、美人でスタイルも良くて一瞬にして惚れてしまいました(笑)すでにALWコンを観劇していた茶柱健之助に「ゆうちゃんは真瀬さんを気に入ると思うよ」とまで言われていたので、どんな感じの人なんだろうって気になっていたんです。そしたらもう、私の好みドンピシャの方でした。

とにかくすっごく綺麗だなっていうのもあるしスタイルもやべえし…っていう時点で岡村美南さんっぽさ満載なんですけど、雰囲気とか歌の表現力とかもそこはかとなく岡村さんっぽさをまとっていました。真瀬さんは元宝塚の男役さんということで、たくましさや凛々しさも持ち合わせていたんですよ。同時に女性としての美しさや柔らかさも兼ね備えていて、向かうところ敵なし状態。

そして何よりも音域がすっごく広い!劇中でも2.5オクターブ?を歌える人だって紹介されていましたが、元男役さんの特徴でもある低音からオペラのような美しいソプラノ?まで難なく歌われていたのに驚きでした。しかも地声でもかなりのハイトーンを出されていて、ちょっと歌が上手すぎて訳分からん…。凄すぎました。私、歌が上手い人も好きだし美人も好きなので本当に好みドンピシャでした(笑)

もちろんそれだけじゃなくて歌の表現力も凄かったんですよ。ただ歌うのではなく役を通して歌っているかのような。曲の世界観を大事にしながら歌っているのが伝わってくるくらい、歌声と表情を観ながらその情景が浮かんでくるようでした。いやぁ…こんな素敵な方が四季に入られたんですね。赤飯炊かないとですね。とにかく、真瀬さんマジで凄かったです。とっても素敵な方に出会えて幸せでした~!これから応援していきます~!

吉田絢香

大好きな吉田さーん!吉田さんがキャスティングされたときにめっちゃくちゃ喜びました。元々『劇団四季FESTIVAL!』で吉田さんを好きになって、それからもちょこちょこですが舞台を拝見してはやっぱり吉田さん好きだなぁ…と実感するようなパフォーマンスに惚れ惚れしていました。

そんな彼女が満を持して!って感じです。こんなにも吉田絢香という俳優を堪能できた瞬間ってかつてなかったと思います。『エビータ』の「スーツケースを抱いて」でのミストレスのような儚い少女らしい歌声も披露すれば、『ラブ・ネバー・ダイ』の「愛は死なず」のオペラ?のような圧巻の歌声も披露していて、吉田さんの幅の凄さにひたすらひれ伏してしまいそうでした。こんなに華奢で小柄なのにどこからあんなパワフルな歌声が出てくるんでしょうな…!?

なかなか役につかずアンサンブルとして出演することが多かったですけど、無限大の可能性を秘めている俳優さんだとずっと思っていて、だからこんなにも大活躍している吉田さんを観られてマジで嬉しかったです。もっとたくさん色んな役をもらってほしい。このコンサートでさらなる吉田さんの魅力を目の当たりにしたような気がします。スリットの深い衣装も凄く色っぽくてドキドキしちゃいましたし、ダンスも抜群なので女性陣の中でもひときわ違った魅力を放っていて最高でした。こんなにたっぷり吉田さんを堪能できて本当に嬉しかったです!

平田愛咲

愛咲さんって『アラジン』のジャスミンくらいでしかしっかり役としては拝見できていないのですが、思った以上に歌唱力が高い方なんだ…というのを強く感じました。いやね、ジャスミンも凄く歌上手だなぁ…って思ったんだけど、あのときの倍以上の歌唱力を感じてしまいました。しかも安定感と音域の広さが抜群!さすが選ばれただけのことはありますな…。

愛咲さんも振れ幅が凄くて、JCSの「今宵安らかに」の聖母のような優しい歌声から『シンデレラ』の「バッド・シンデレラ」のような鋭さ全開でパンチの聴いた歌声まで披露されていて衝撃受けまくりでした。特に「バッド・シンデレラ」が圧巻!ロック調っていうのとは違うかもしれないけど、かっこよくてやや野蛮でやんちゃな男前な女性が歌うナンバーとして異彩を放っていました。ラストのハイトーンにもビックリしてしまい、愛咲さんってこんなに音域広いの!?と衝撃を受けてしまったほどです。

きっと凄く可愛らしい方なんだろうなぁ…って思うんですけど、今回の女性陣の中でも特にやんちゃで明るくて男前な雰囲気が漂っていて凄く元気いっぱいで個性に溢れていました。だから粒立っていたしショートカットも似合っていて可愛かったです。ジャスミンのときとはガラッと雰囲気が変わったので新鮮でした。多分一番ギャップにやられたかもしれない…。めっちゃくちゃ素敵でした。あれだけ歌えるならもっと色んな役で観てみたいと思わされました。今後がさらに楽しみです!

谷原志音

9月に惚れたばかりの女・リターンズ…。志音ちゃんの歌声をまたこういう形で堪能できて幸せすぎましたわ。歌が上手い…。歌が上手いし、自分の見せ方もよく分かっているし、完全に手玉に取られた感じですね。セルフプロデュース力が高いんですよ、志音ちゃんって。すっごく魅力的でたまりませんでした。

やっぱり特筆すべきは『エビータ』のナンバーたちなんですけど、志音ちゃんはエビータを演じるために生まれてきたんじゃないかと思うくらいエバのキャラクターがピッタリ合いますな。野心家としてのギラギラした目つきだったり大胆さだったりがしっかり歌声に乗っかるし、もちろん表情にも佇まいにも表れるし凄いです。「ブエノスアイレス」は何度聴いても痺れるし、本編、Bridge、ALWコンと各パターンの演出を観てきましたがどれもかっこよすぎる。「男はみんな私のために存在してるのよ」とでも言わんばかりの自信に溢れた表情がたまらなかったです。

その一方で「共にいてアルゼンチーナ」では聖母のような優しい歌声で魅了されました。あの演出もなかなか憎いですよね…。まるで観客たちも国民になった気分で高いところにいる志音ちゃんの歌声に聴き惚れて、まるで心が浄化されたような気持ちになりました。志音ちゃん、歳を重ねて落ち着きが出てきたのもあってかしっとりした役柄も凄く似合うようになったと思います。今回の衣装がスカートっていうのも解釈一致すぎて、めっちゃ好きでした…。やっぱり谷原志音ちゃんは凄い!そう思わせてくれる圧巻のパフォーマンスを観られて嬉しかったです!

江畑晶慧

マンマ以来のえばちゃんです!こんなにもガッツリえばちゃんの歌声を聴けたのすっごく久しぶりだったと思うので、めちゃくちゃ嬉しすぎました。そして髪の毛がショートなのも可愛いし衣装もえばちゃんらしくて凄く好き!見た目がもうえばちゃんの魅力を存分に引き出していたので好きの極みでした。

そしてパワフルなナンバーはやっぱりえばちゃんに…っていうのが信頼感100%ですよね。何だかんだでえばちゃんのことは2009年のエルファバデビュー直後から観てきているのですが、あの頃と変わらない、いやそれどころかパワフルさが増した歌声にはいつも痺れています。クセのある歌い方なんだけど、えばちゃんも歳を重ねたことが影響してなのか凄く落ち着きが出た気がするんですよ。良い意味でおしとやかになったというか、大人の女性になりました。それが歌声にも歌い方にも表れています。だからこその「メモリー」なんだなと。歳と経験を重ねた人にしか歌えないナンバーってあると思うんですが、今回えばちゃんに充てられたナンバーってどれもそんな感じで、歌声に説得力を感じられました。

個人的にめちゃくちゃ嬉しかったのが、『サンセット大通り』のノーマをえばちゃんが演じた、というかノーマのナンバーを歌ったことです。今回の女性陣で言うとキャリア的に一番長いのはおそらくえばちゃんかなと思うのですが、だからこそノーマのナンバーを歌うことに意味があるんですよね…。えばちゃん、何を歌うにしても説得力が凄い。一気に空気を変えてしまう力がありました。貫禄と存在感と表現力が超越していて、えばちゃんの実力の高さを強く感じました。やっぱり江畑晶慧は凄い…。改めて惚れ直してしまいましたわ!

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