観劇の感想
所感とか気付いた点とかメモ置き場です。
自分用メモ:ブロードウェイ旧演出版との変更点
冒頭でも書いたんですけど、結構あったので自分用メモとして残しておきます。
アグナルとイドゥーナの水死演出
旧演出版は海に揺られて水没していくといった演出はなく、確かアグナルとイドゥーナが後ろに下がっていったらそのまま持ち上げられて、死んじゃいました~完~みたいなすげえ雑な演出でした。でも新演出ではアグナルとイドゥーナが海に揺られ、嵐に巻き込まれ、船が沈没して2人が寄り添って亡くなっていく…という分かりやすい演出に。これは『アナと雪の女王2』の要素が取り入れられています。2をやったからこその演出変更点ですね。
アナの髪型
旧演出版はノースマウンテンにエルサを探しに出掛けるアナの髪型は両側から三つ編みを下げる、いわゆる「おさげ」でした。でも新演出では髪を下ろしており、これも『アナと雪の女王2』の要素が取り入れられています。旧のほうも好きだったけど、こっちも可愛くて好きでした。
新曲「I Can’t Lose You」が追加
冒頭にも書きましたけど、ノースマウンテンでエルサとアナが再会したシーンで歌われる姉妹のデュエット曲が新演出では追加されています。旧演出版ではこの曲の代わりに歌われていたのは「For the First Time in Forever(Reprise)」でした。映画と同じ感じの演出だったと思います。
より2人の愛の深さや苦悩が細かく描かれているのでとても分かりやすくなりましたし、アナがエルサに触れるどころか抱きしめる描写すら追加されています。凄く好きなナンバーでした。
「True Love」が削除
アナがハンスに裏切られ、部屋に1人残されたシーンで歌うソロナンバー「True Love」が新演出では削除となりました。ここは歌うことなくアナが普通に喋って、そのままオラフがやってくる…という凄くシンプルな演出になっています。
個人的には「True Love」がめちゃくちゃ好きだったのと、アナがおとぎ話のような夢を見ていたのに…と切なく歌う表情だったり歌詞だったりが本当に美しかったので、日本でも観たかったです。
ラストはステージが回らない
「フィナーレ」は旧演出版ではステージが回って、アナとエルサ以外?だったかな…のキャストがくるくる回っていました。これが新演出なのか、単にツアー版を取り入れているのかは分かりませんが、ラストはステージがくるくる回ることなく、アナとエルサを中心に全員が舞台後方から前方へと歩いてくる演出になっていました。新演出版のがシンプルですけど、これも普通に好きでした。
他にも色々ブロードウェイと変わった箇所あった気がするのですが、それはまた次回気付き次第書いていこうと思います。とりあえず日本版のアナ雪は全体的に演出が分かりやすくなったので、初見さんでも凄く楽しめるんじゃないかなー!とても面白さ倍増でした!
初日のカーテンコールレポ
開幕初日ではあるものの特別仕様というわけでも挨拶があるというわけでもなかったのですが、一応カテコレポを簡単にしていこうと思います。初日だから劇団四季あるあるのカテコ回数が10回超えとかになっていくのかな…なんて懸念していたのですが、なんと3回でした。
もちろん拍手は鳴り止まなかったんですけど、規制退場のアナウンスが二度にわたって流れ、強制終了っていう感じです。子役がいるからなのかキャストの体力のためなのかコロナ対策のためなのか、詳しい理由は分からないですけど、かなり早くに切り上げられました。
思えば先日の『キャッツ』大井町千穐楽も6回で強制終了だったので、劇団四季が全体的にそういう対策を取るようになったのかもしれませんね。『マンマ・ミーア!』京都公演千穐楽のカテコ14回という反省を活かして…(笑)
でもこの流れは凄く良いと思っています。カテコは別に長く続けるものではありませんし、そういう文化がこれを機に変わっていったらいいなーとも考えています。アナ雪に関しても今後上限3回くらいで収まるとありがたいです(笑)
で、それはいいとして日本オリジナルとしてカテコでオラフが法被?を着たんです。それがめちゃくちゃ可愛かったので、毎回なのかそれとも日替わりで何かしらやってくれるのか気になっています。ちょこちょこ日本オリジナルの文化を取り入れてくれるの良いなと思いました。
あとはカテコの雰囲気はこれで少し分かるんじゃないかなーと思うので、ブロードウェイのときの映像ですがもし気になる方がいましたら参考にしてみてください!アナとエルサが本当に仲良しでニヤニヤしてしまいます(*’ω’*)
遅くなりましたが、カテコで幕が閉じる寸前までちっちゃい子にデレデレのCaissieとPattiです。#FROZEN20200215M pic.twitter.com/kiWdR4M8ug
— ❄️ゆうき@観劇垢🌻 (@yunkyand) February 18, 2020
グッズ購入は事前のモバイルオーダーがオススメ
今回の『アナと雪の女王』から、新しくモバイルオーダーサービスが取り入れられました。要は事前にネットで購入するグッズを選んで決済をして、観劇当日に劇場でグッズを受け取るサービスです。
『アナと雪の女王』東京公演 グッズ売店およびモバイルオーダー【NOLETS(ノーレッツ)】のご案内 – https://t.co/8eQAZn1SHG
— 劇団四季 (@shiki_jp) June 22, 2021
初日ということもあってグッズは開演前も幕間も終焉後も長蛇の列で、並んでいるとお手洗いにすら行けないんじゃないか…ってくらいの混雑状況でした。その一方で私は今回モバイルオーダーにて事前注文をしていたので、当日劇場に入って1階ロビーの奥にある受付でQRコードをかざしたらすぐに受け取ることができました。
モバイルオーダー受け取りの人は並んでるとしても5人くらいなので、正直2~3分ですぐにグッズを受け取れてしまいます。めっちゃ楽です(笑)開幕してからしばらくはグッズ売り場も混雑しているでしょうし、観劇予定がある方は事前のモバイルオーダーをオススメします!これはマジで便利!
一応注意としては、観劇当日にモバイルオーダーを利用すると受け取り時間が終演後しか指定できないそうなので、開演前や幕間にグッズを受け取りたいという方は前日までに注文を済ませておきましょう!
まとめ
かなり長くなってしまいましたが、まずは最後までご覧いただきありがとうございました!とにかく大盛り上がりの素晴らしい日本公演初日でした。本当に良かった…。
いやもうこんなめちゃくちゃ凄い作品が日本で、しかも大好きな劇団四季によって上演されるんだな…と実感して本当に本当に感動しました。ブロードウェイももちろん素晴らしかったけど、やっぱり劇団四季の俳優さんによって演じられる『アナと雪の女王』は感動がひとしおでした。本当に凄かった…。
何度も書いたけど、本当に日本公演のアナ雪がこんなにブラッシュアップされて魅力的になっていることに驚きを隠せなかったです。ずっとずっと待ちわびていた嬉しさと楽しさゆえなのか、日本語だからなのか、一体何が理由かは分からないですけど、とにかくめっちゃくちゃ面白かったです。期待をはるかに超えるくらい凄まじい完成度でした!
そして幕間にも終演後にも涙を流している人がたくさんいて、この作品の持つ力の凄さを実感できた気がします。私もグッとくる瞬間が何回もあったので、本当に心に響きました。やっぱりねぇ、アナ雪は最高なんですよ!!!!!!!!!!
もうこれは間違いなく、末永く愛される作品になると思います。間違いないです。劇団四季の最高傑作がここに来てやってきました…!!!マジでみんな観てくれ!!!!!
そして劇団四季が誇る日本初演のオリジナル・エルサ女王陛下。
劇団四季が誇る日本初演のオリジナル・アナ王女。
この姉妹に盛大な拍手です!本当に素晴らしかったです。もう映画からそのまま飛び出してきたような、ピッタリなお芝居でした。素晴らしかった…。もうそれしか言えないです。エルアナ尊い…。姉妹の真実の愛は本物でした。素晴らしかった!
いやもう…あまりにも良すぎて早速次のチケットを血眼になって探しております(笑)多分これは100回以上観てしまうかもしれないですね。めっちゃくちゃ作品として好きすぎる。あーーー破産だよ!!!やべえ作品が始まっちゃったよ!!!!
…はい、根っからのアナ雪オタクなもんで、これからしばらくは『アナと雪の女王』を観劇することが多いかと思いますが、ぜひ今後もお付き合いいただけたら嬉しいです。きっとね、いつか岡村美南さんもエルサ役デビューするかもしれないからね…!彼女が帰ってくるまでの間は、たっぷりとアナ雪沼に浸っていたいと思います。
そしてこれから観劇する人たちにも、劇団四季のオタクたちにも、それ以外の人たちにも、長く長く愛される作品になっていくことを願っています。どうかどうか、多くの人に愛される作品となりますように!
ディズニー最新ミュージカル『アナと雪の女王』、日本初演ついに開幕!#劇団四季アナ雪https://t.co/jsJL9PgYgO
— 劇団四季 (@shiki_jp) June 24, 2021
ということで、本当に長くなってしまいましたがありがとうございました!
そして改めて、『アナと雪の女王』日本公演開幕おめでとうございます!
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