2021年10月2日ソワレ 劇団四季『アナと雪の女王』




アナと雪の女王
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ゆうき
ゆうき

母と一緒に観劇してきました!

日時:2021年10月2日ソワレ公演
場所:四季劇場[春]
座席:S席1階8列27番




はじめに

2週間ぶりのアナ雪です!今回は7日に誕生日を迎える母の誕生日プレゼントとして、一緒に観劇してきました。私にとって初めての親孝行となる観劇プレゼントです。なので凄くこの日をドキドキしながら待ちわびていました。

キャストもどうなるかな~っていつも以上にドキドキしていましたが、安定の開幕キャスト!久しぶりに小林英恵さんのオラフも戻ってきたので、メイン5人が開幕キャストで揃ったアナ雪はマジで3ヶ月ぶりとかかもしれません。でも、初見の母にはこの開幕キャストで観てもらいたい気持ちもあったので良かったです。

本当は初めての親孝行として、岡村美南さんが出演している舞台に連れて行ってあげたいなぁ…と思っていたのですがなかなかタイミングが合わず。彼女が戻ってきたら、いつかはリベンジしたいと思います。

ということで今回もしっかりと楽しんできましたので、ぜひ最後までご覧ください!

総評

全体の感想です!

キャスト:★★★★★
座席:★★★★★
全体:★★★★★

キャストの皆さんのブラッシュアップ具合が凄すぎてめちゃくちゃ深みのあるお芝居を堪能できました!つい2週間前に観たばかりだというのに、岡本さんもぺーちゃんも杉浦さんもさらに進化していてビックリ。久々に戻ってきた小林さんオラフも懐かしさと共に新鮮さも感じられて、全体的に開幕キャストの成長が感じられた公演で楽しかったです。

今回は観ていて気になる…となる箇所もほとんどなくて、出来もかなり良かったんじゃないでしょうか。連投しているキャストさんも中にはいますけど、コンディションもかなり良かったように思えます。とにかくハイテンションな人たちばかりだったので、俳優さんたちが楽しく演じているのがこちらにまで伝わってきて、より楽しく観ることができました。

ちょうど開幕から3ヶ月近くが経って、俳優の皆さんもお芝居がだんだん馴染んできたのかなぁ…と思います。だから凄く柔軟になってきたし、ご自身のお芝居を客観視しながら変化をつけているんだろうなーっていうのも伝わってきました。特に顕著だったのがハンス役の杉浦さん。2週間前に観たときよりもさらにダークサイドのお芝居に磨きがかかっていて、どんどん良くなっているのが感じられて良かったです。

おかげで、単体のお芝居はもちろんなのですが俳優さん同士の掛け合いはさらに魅力が増してとても深みのあるものになっていました。1幕のパーティーでのアナとエルサが口論になるシーンは特に良くて、ぺーちゃんアナがより身勝手に、そしてそれに伴ってどんどん追い込まれた岡本さんエルサがヒステリックになったので、掛け合いがすっごくリアルでした。あー、お芝居してんなぁ…って以前は感じた部分もありましたけど、今回はちゃんとエルサとアナが本心からそういうことを口走ってしまったように感じられました。要するに、キャラクターとの一体感が増したんだと思います。

多分本当に些細な部分なのかもしれないけど、こうしたキャラクターとの一体感、そして掛け合いをする俳優さん同士の熱量と呼吸がピッタリ合わないと生まれないリアリティがしっかり感じられたのが今回の観劇でした。だからめっちゃくちゃ楽しかった!すっごくアナ雪を観てるっていう実感があって最高に楽しかったです。

あと、今回の子役ちゃんもとっても素敵でした。ヤングエルサは開幕キャストの鈴木麗衣ちゃん、ヤングアナは桑原広佳ちゃん。麗衣ちゃんは相変わらず安定したお芝居と歌で、とっても落ち着きがあって岡本さんになんとなーく雰囲気も似ていて、子供から大人への成長も違和感がありませんでした。

そしておそらく初めてとなった桑原広佳ちゃんですが、めっちゃくちゃ元気いっぱいでアナらしさ全開!「おねがーい!」の言い方も開幕当初の山口りりのちゃんみたいな感じで、他のヤングアナの子役ちゃんとは違ってかなり活発でおちゃらけた印象でした。それがもうぺーちゃんアナそっくり!すっごく可愛らしいし面白いし柔軟にお芝居できていて、とっても良かったです。なので今回の子役ちゃんペアも最高!質の良い子役ちゃんがたくさんいて、作品にもかなり良い影響を与えているのを感じられました。

また、今回は8列センターで、近すぎず遠すぎずの位置だったのも幸いしたのかもしれません。近すぎて全体を俯瞰で観れない…ということもなく、遠すぎてオペラグラスを使わないと表情が見えない…ということもなかったので、全体を見渡しつつ表情もしっかり観られた距離だったのが余計にアナ雪という作品の世界観を楽しめた要因だったのかなーとも思いました。

なんだか今回は近くに座高が高い人たちがめっちゃ多かったのですが、私よりも前には座高が高い人はいなかったので視界も良好で安心…。アナ雪は空間を大きく使った演出があまりないので、前に座高が高い人来てしまうと悲惨なんですよね。そういう意味でも今回はとても見渡しやすい位置で良かったです。音響はそこまで迫力あるというわけでもありませんでしたが、別に悪くもなかったから可もなく不可もなし。

あとはお客さんの反応も良かったので所々笑いが起こって、コミカルなシーンも盛り上がっていて良かったです。母も隣でケラケラと笑っていたので楽しんでくれたみたい(笑)周辺にマナーの悪い人もいなかったし、客席の質も良くて本当に心が安らぎました…。

そんな感じで、今回は俳優さんのコンディションも良ければ客席の環境も良くて本当に最高の観劇ができました。アナ雪、本当にちょうどお芝居がブラッシュアップされていってる時期で面白さが倍増しているのですっごく楽しかったです。これは何回でも観たいな~と思える完成度でした。

そして3ヶ月でこれだけの進化なので、今後さらにどんどん良くなっていくんだろうなーと思うと期待しかありません。ちょうどこの日、新パンフが出たのですが今のところ新キャストは追加されておらず、しばらくは現状のキャストで回していくみたいですね。今後どんなキャストが増えていくのかも楽しみにしたいです!

とにかく今後に期待が持てる観劇ができたのが今回の一番の収穫でした。本当にプリンシパルのキャストの皆さんのブラッシュアップが凄まじい…。ちょうど今が脂がのってきて美味しい時期なんだろうなぁ…とも思うので、ぜひ今のアナ雪を観てみてほしいです。特に開幕キャストの安定感と深化は凄まじいので、ぜひぜひこのチャンスをお見逃しなく!

そして私にとって母への親孝行となる観劇でもあったので、とても素敵な公演を観られて安心しました。母も凄く楽しんでくれたみたいで、隣でよく笑っていたので、連れていって良かったな~と思えました。次はいつか岡村美南さんがエルサデビューしたときにでも…。本当に素晴らしい公演を観劇できて大満足です!キャストの皆さん、ありがとうございました!

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